私が女装の基礎を教わった「エリザベス会館」時代のスタジオ撮り写真を中心に構成しました。 当時は、今よりもっともっと貧しかったので、高価なブランド品などにはまったく縁が無く、安いファッションアイテムを見つけてきては、それを自分なりのイメージでいろいろ工夫しながらコーディネートしてました。 自分がなりたい女性のイメージを模索しながら、モデル教本を読んでポーズの勉強をしたり、著名な写真家の写真集を眺めてはヒントを得るなど、地道な努力を重ねていた時代でした。
(1994年2月) 珍しいチャイナドレス姿。花柳界の節分の行事「お化け」(普段と違うパターンの衣装を着る)を「エリザベス会館」でもやっていて、その時のものです。
(1994年7月) 紺地に白抜き桔梗柄の浴衣。「エリザベス会館」を去る1ヵ月前の写真です。