|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
皆さん、女装ライフはいかがですか? 前回は、女装は遊び、仕事にしないで楽しみましょう、というお話をしました。今回は、女装と身体のお話です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2年ほど前のことだったと思います。新宿の女装スナックでママにこんなことを尋ねられました。「お化粧とかぜんぜんしたこと無いって言うのに、女性ホルモンをやってるっていうお客さんがみえたのよ。いったいどういうことなの?」「ふ〜ん、身体を女性化すれば、それで女になれると思ってる人たちなのかもね」あたしは、そう答えましたけど、昔気質のママが驚くのも無理はありません。10年くらい前までは、身体の女性化はプロ(ニューハーフ)がすることで、アマチュアの女装者が手を出すものではなかったからです。そこにはかなりはっきりとした線引きがありました。たまにはアマチュアなのに、髪を伸ばしておっぱいを大きくしてる女装者もいましたけど、「あんたも馬鹿ねぇ、会社に居ずらくなっても知らないわよ」という感じで、必ずしも好意的に見られてたわけではありません。薬や手術で手を加えてない男の身体で、どこまで女を装えるか、そして、その気になればしっかり男の姿に戻れること、それがアマチュア女装者のポリシーでありプライドだったのです。 そんな古風な概念を吹き飛ばしてしまったのが、1997〜98年ころからの性同一性障害問題の浮上でした。なにしろ今まで後ろめたさが付きまとっていた「身体を女性化したい」という願望に、医学が「性同一性障害」という形でお墨付きを与えてくれるようになったのですから、これほど心強いことはありません。今まで女装世界の中に居ながら、落ち着きの悪かった身体女性化願望の強い人たちが、続々と性同一性 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
障害という新しいカテゴリーに移っていきました。 ところが、実際の性同一性障害の治療の段取りは、なかなか大変です。身体を女性化するためのホルモン療法や手術療法(性転換手術)を受けるためには、最低でも1年以上の精神療法(カウンセリング)を継続しなけれならず、すぐに女性的な身体が手に入るというわけにはいかないのです。 そこで福音になったのが、性同一性障害問題の浮上とほぼ時を同じくしたインターネットによる情報革命でした。それまでは、どこの病院に行ったら女性ホルモン投与を受けられるか、どこの病院でいくらぐらいで性転換手術をしてもらえるか、といった情報は、プロのニューハーフ世界の中で秘匿されて、アマチュア女装者の元には届かなかったのです。ところが、インターネットを使うことによって、女性ホルモン剤が簡単に個人輸入できるようになり、また性転換手術をしてくれる海外(タイなど)の病院の情報も得られるようになりました。さらに、匿名の掲示板などで国内の秘密情報も流出し始めました。 こうして今では特別のコネクションがなくても、おっぱいを膨らましたかったら、インターネットで個人輸入代行業者に依頼すれば10日後には女性ホルモンが手にできるし、豊胸手術をしたかったらネットでちょっと検索すればいくらでも病院は見つかるし
ところで、女装者にとって身体とは何なのでしょうか。「女性化した身体」を自分で眺めて自己満足を得たい方は別にして、客観的な視点ということで考えてみましょう。たしかにあまりゴツい毛むくじゃらな身体は女装者としては不適当でしょう。だからと言って身体を女性化することが魅力的な女装者に直結するかと言うとそうではありません。なぜなら人間は裸体で社会生活を送っているわけではなく、衣服をまとっているからです。 つまり身体は衣服によって隠蔽され、外観のイメージは衣服によって操作可能なのです。具体的に言えば、あたしのような「胸ぺったん」でも、大きめのパットと寄せ上
そして全てに共通する基礎は肌です。肌を健全に美しく保つことは女装の根本です。あたしの場合、幸いなことに、張り・きめ・色など肌の諸要素は、実年齢より10歳若い女性の平均値をやや上回ります。同世代の女性に「きれいなお肌ねぇ。どんなお手入れをしてるの?」と、よく聞かれますけど、特別なお手入れをしてるわけではありません。日焼けをしないで、きちんと洗顔して、その後、化粧水と乳液(冬場はクリーム)を塗るだけです。使ってるのは「植物物語」シリーズやニベアのハンドクリームで高価なものではありません。ただ小まめに丁寧に気を使ってるだけです。 もし、身体に手を加えるなら、最初にすべきは脱毛でしょう。顔・手・脚は、身体が露出する部分だけに脱毛はきわめて効果的ですし、肌のコンディションを良くすることにつながります。脱毛もレーザー脱毛の普及でずいぶん楽になりました。以前、行われていた電気針脱毛にくらべて、痛みも手間も効率も格段に改善されています。通
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
→女装情報データベースへ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|