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2003年7月12日(土) 深川ミニオフ

えてみたら、この半間、父親の看病に始まって、ずっと忙しくて、のんびり
遊ぶ気持ちの余裕があまりありませんでした。
でも、やっと忙しさから少し抜けられそうな感じになり、久しぶりにきもの仲間の姐さんたちと、深川界隈で遊んできました。
 
今日のメンバーは、こちらもワーカーホリック状態が少し一段落したYUKO姐さん、約1年ぶりのお会いする小紋姐さん、そして、4月に関西のお姐さまたちが上京した時に銀座で会ったあかねさん(その時の会話でYUKOさんの旧友であることが判明)をお誘いしました。
 
11時半、地下鉄半蔵門線の水天宮駅に集合。前夜、3時半帰宅のあたしは、まだ身体が半分寝てます。お昼は、水天宮脇のうどん屋「古都里」で冷たい稲庭うどんをいただきました。おいしかったのですけど、酒飲みの姐さんにお付き合いしてビールを1杯飲んだのが悪く、また身体が眠ってしまいました。
 
「ここまで来たら水天宮さんにお参りしなくちゃね」と寄ってみたら、なんと延々長蛇の大行列。掲示をみたら「七月戌の日」(縁日)でした。水天宮さんとのご縁(安産祈願&御礼)は四人とも(ん?)済んでいるので失礼して、地下鉄で一駅隣の清澄白河駅へ。それにしても、地下鉄だと大川を渡らず潜っちゃうので、川向こうの深川に来た気がしませんね。
清澄庭園にて
左からYUKOさん、順子、あかねさん
雨が降らない内にと、清澄庭園へ向かいました。元禄期の大富豪紀伊国屋文左衛門の屋敷跡という伝説があるこの庭園は、明治の政商岩崎弥太郎が別宅として造営した池泉回遊式の大庭園です。三菱財閥の富裕を物語る全国(世界?)各地から集められた名石・奇石がそこここに置かれていましたが、何より広々として水面が涼しげで気持ちよかったです。
 
池の周囲を散策している間に、ちょっと日本語があやしい女性(たぶん外国の方)に、気に入られてしまい、4人それぞれに何度も撮影されてしまいました。なんだかフラフラしていたあたしも、カメラを向けられて、やっと身体が覚めてきました。
江東区立江戸深川資料館にて
江東区立江戸深川資料館にて
YUKOさんとあかねさん
小紋さんと順子
喫茶店でお茶と午後のおしゃべりをした後、「江東区立江戸深川資料館」へ。館内には、江戸時代後期の深川の街並みが一区画が精密に復元されていています。八百屋、米屋、舟宿、それに長唄のお師匠さんの家とかが、まるで映画のセット以上の精緻さで造られていて、しかも内部に上がって写真撮影OKということで、4人とも写真を取りまくりではしゃいでしまいました。
(その成果は、別篇「
お江戸深川のあやしい女たち」をお楽しみに)
左から順子、あかねさん、小紋さん、YUKOさん
なんか、すごく楽しんで充実した気分で深川を後にして、地下鉄で三越前駅まで戻って、日本橋通りの喫茶店で夕方のお茶をしながら、おしゃべりに花を咲かせて、18時過ぎに解散となりました。

心配した雨も降らず、ほんとうに楽しい夏の一日でした。
おしまい...