[886] ご購読いただければ幸いです 2005-01-03 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

純子さま、いらっしゃいま〜せ。
早々のご挨拶、いたみいります。

『性の用語集』、今、わかっていることは盛り込んだつもりです。
それでも至らない点は多々あると思いますが、ご購読いただければ幸いです。

今年もよろしくお願いいたします。


[885] 新年あけましておめでとう 2005-01-03 (Mon)

お名前 = 純子
email = junecat@ezweb.ne.jp

三橋順子さま、新年あけましておめでとうございます。
いつもきれいな年賀状をいただいているのに、まともな返事もできなくてごめんなさい。
せめて、年賀状代わりに、こうして書き込みをしています。

昨年はいろいろとあって、トランス関連のイベントもなかなか出られませんでしたが、本年はちょっとは出て行く機会を増やそうかなとも思っています。
本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

『性の用語集』、三橋さんがお書きになっていらっしゃるんですか? しかも、井上章一先生編となれば、これは買わねば。
今年恒例の本の買い初め式はこれで決まりかな。
あっ、でも針間先生の『私たちの仲間―結合双生児と多様な身体の未来』も候補に上がっている。どっちか先に見つけたほうを購入すると思う。

では、今年もご活躍を期待しております。


[884] 謹賀新年 2005-01-01 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

明けましておめでとうございます。

今年も、昨年同様、よろしくお付き合いくださりませ。

トップ頁から年賀画像に入れるようになっております。
ご笑覧ください。

思いがけない雪の元旦、真っ赤な実がなった南天の枝に白い雪が積もり、朝日を浴びていました。
「ああ、良いお正月だなぁ」と思いました。

でも、故郷の積雪は16cm、元旦早々の雪掻きで、腰が少し痛いです。
(せめてもの親孝行だから仕方がないのですけど)


[883] 年末のご挨拶 2004-12-30 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

やっと、仕事納めです。

今年を象徴する字は「災」だそうです。
度重なる台風、新潟の地震、ほんとうに災害の多い1年だったな、と思っていたら、最後にダメをおすような大災害・・・。

若い頃、ちょっと地震学&地震史を勉強した私ですが、ほんとうに信じられないような大地震&大津波でした。
少なくとも記録が残っている過去に、あんな大規模な大地震&大津波はインド洋では起っていません。
過去、同規模なものは、アラスカとかアリューシャン列島で起っていますが、あんまり人が住んでいない地域なので大災害にはなりませんでした。

世界が多難であったにもかかわらず、私にとっては、平穏な一年でした。
昨年、瀕死の大病をした父も、一応日常生活ができる程度に回復し、80歳を迎えることができました。
私自身、肩が痛い、腰が痛いと言いつつも、1度も病院にも行かず、寝込みもせず1年を過ごせたのですから、良しとすべきでしょう。

相変わらず「貧乏暇無し」の状態ですが、編著の「報告書」1冊、共著1冊、論文1本など、そこそこ仕事もできた1年だったかなと思います。

こうして充実した1年を送れましたのも、いろいろお世話いただき、お付き合いくださったいた方々のお陰だと、心から感謝しております。

来年も、どうかよろしくお願いいたします。
それでは、よいお歳を。


[882] 『SFマガジン』2005年2月号 2004-12-30 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

『SFマガジン』2005年2月号(早川書房)「谷甲州特集」の作品論の一つとして「エリコ −トランスジェンダーの視点から−」を執筆しました。
見開き1枚の短いエッセーですけども、武器・軍事好きとMTFトランスジェンダーの関係と、性転換娼婦エリコの成長物語としての読み方など、思うところを述べました。

SFファンだった少年時代の憧れの雑誌に執筆できて、うれしかったです。
よろしかったら、ご覧になってください。


[881] 「おかま」の語源 2004-12-27 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

鳩子さん、いらっしゃいま〜せ。

早速のお買い上げ、ご感想ありがとうございます。
言葉の語源と意味の変遷、という共通テーマがあるので、現象的なこと(社会史的なこと)は細かく書けないという制約はありましたけど、現在、わかっている基本的なことは、できるだけ盛り込んだつもりです。

でも特に「おかま」の語源は難しかったです。
「おかまを掘る」については、竈(かまど)を土を半球形に盛り上げて固めた(その形がお尻に似てる)後、炊き口と釜を据える穴を「掘る」のだという説があるのですが、資料的に確認が取れず、ああいう曖昧な書き方になりました。

竈の祭祀など、いろいろ複雑に絡む問題はあると思いますが、案外、簡単な形態類似論が、真相なのかなとも思います。

それと、Logありがとうございました。
お蔭様で、9割方復元ができました。
心から御礼申し上げます。


[880] 『性の用語集』、読みました 2004-12-24 (Fri)

お名前 = 鳩子
email =wit_hat@yahoo.co.jp

『性の用語集』(講談社現代新書)のなかの順子さん担当のところをぜんぶ読みました。

限られた文字数の中でぎっしり詰まった内容で、それでいてわかりやすく、しかも順子さんでもまだわからない2、3の点が指摘されてあったり、もっと詳しく知りたい人へのヒントのような示唆もあって、何度も読み返したくなると思います。
円熟した文章というのでしょうか。

「おかま」の語源説については従来となえられた説がいくつも紹介されて、中には苦笑してしまうものもありましたが、やはり「釜」が有力とのこと、順子説ではさらに釜から「かまど」へ言及されようとしていました。
古い鍋なら「割れ鍋に閉じ蓋」というくらいで蓋は鍋の中に収まるものが多かったですが、ご飯を炊いた釜の蓋は、大きくて上からどっかりと載せるものでした。
かまどは、正面の下部の穴へ薪を挿入して使用するものですが、でも女体になぞらえた解説が多いみたいですね。
火をおこすという観点から、火きり臼に火きり杵を挿しこんで摩擦運動によって幼い火の神が誕生したという古い神話が色濃く残っているためなのでしょうか。
「おかまを掘る」という言い方もあったと思いますが、どういう意味なのでしょう。耳に耳掻きを挿入して耳垢を清掃するときも「耳を掘る」と言うと思いますが、そういう意味だとすると「おかま」の示す意味が定着してから「おかまを掘る」と言ったのかもしれませんが……。

弥生時代の竪穴式住居では、中央にかまどの穴が掘ってあって、あの窪みを作るだけなら難しい作業ではないと思いますが、窪みのさらに下には何か呪的な物は埋まっていないのでしょうか? 
呪的な物とは、たとえば陽物のようなものですよね。かまどの窪みが発掘された時点で、もうそれ以上は掘らないのかしら、……などとつまらぬことも空想してしまいます。

http://hatopia.hp.infoseek.co.jp/


[879] 講談社現代新書 『性の用語集』 2004-12-24 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

井上章一&関西性欲研究会『性の用語集』(講談社現代新書1762 2004年12月 860円税別 ISBN4--06-149762-6)が刊行されました。

「性」に関する51の用語について、語源と用法の歴史的変遷を追跡した論説集(読む辞典)です。

私は共同執筆者の一人として、「おかま」「女装」「ニューハーフ」「Mr.レディ、Miss.ダンディ」「パンパン」「ゲイボーイ、シスターボーイ、ブルーボーイ」「レンコン」の7項目を担当しています。

内容の多彩さ、ユニークさ、そして考察の丹念さは、執筆者一同、類書にないものと自負しています。
私も、現在持っている知識を注ぎ込みました。

ぜひ、お求めいただけたらと思います。


[878] システム・トラブル 2004-12-24 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

この1週間ほど「ゲストルーム」の機能がアクセス不能になっておりました。
実は、12月17日にシステム・トラブルが生じまして、「伝言板」の機能がマヒし、かつ6月20日以降の書き込みが消失してしまうという事態になりました。

皆さんからいただいた書き込みは、保存してある投稿メールから復元できましたが、私のお返事と書き込みは、かなりの部分、復元不能になってしまいました(シクシク)。

ということで、下の方にスクロールすると、かなり悲惨な状況になっております。

できるだけ早く、旧状に近い形で復元したいと思いますので、しばらくお待ちください。


[877] 28万アクセス御礼  2004-12-18(Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今日12月18日、お蔭様をもちまして、28万アクセスに到達いたしました。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月 2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月 4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)
10月6日 200000アクセス(57日)
12月5日 210000アクセス(60日)
2004年
1月28日 220000アクセス(54日)
3月23日 230000アクセス(55日)
5月 3日 240000アクセス(41日)← 過去最高ペース
6月26日 250000アクセス(54日)
8月23日 260000アクセス(58日)
10月17日 270000アクセス(55日)
12月18日 280000アクセス(62日)

少しペースがダウンしてしまいました。
更新が、あいかわらず遅々としているので、
仕方がないのかもしれませんが、
昨年も同じ時期(10〜12月)にペースダウンしています。
なにか季節的な要因があるのかも??

たとえ少数でも読んでくださる方がおられる限り、細く長くマイペースで続けたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。



[876] ありがとうございました 2004-11-24(Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

(レス復元中)


[875] なぜあんなに勤勉? 2004-11-23(Tue)

お名前 = 鳩子
email = wit_hat@yahoo.co.jp

順子さん こんばんは♪
「思い出写真館」のセクシーショットなどじっくり拝見させていただきました(*^.^;)

「セクシュアルサイエンス」のインタビューをじっくり読ませていただきました。
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/2004-2/ss0402-4.htm
いろいろ考えさせられることがぎっしり詰まっていました。

そのうちの一つ、女装等について日本はかなり寛容な社会で、台湾や韓国が違うのは儒教のせいという話。
日本には儒教は根づかなかったという話はは、今はもう常識なのでしょう。

明治以来、西洋に追いつけ追い越せで経済大国になれたのは日本人に儒教的勤勉さがあったからという見方(西洋のプロティスタンティズムが資本主義を支えたという話のアテハメ)がありましたが、それは間違いということになると思います。

日本人はなぜあんなに勤勉になれるんでしょう。わたしは怠け者なので、想像もつかないです。

http://http://hatopia.hp.infoseek.co.jp/


[874] 新春・トークライブのご案内 2004-11-17(Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

渋谷知美のセクシュアリティ・トーク in JASE

(第4回) ゲスト 三橋 順子(性社会史研究者)
テーマ「トランスジェンダーの現在・過去・未来」

国際日本文化研究センターの研究会や「関西性慾研究会」などで、ご一緒している渋谷知美さん(社会学者。東京女学館大学国際教養学部非常勤講師。文春新書『日本の童貞』の著者)のトークライブに、ゲスト出演することになりました。
新春の夜の一時、知的で楽しい、そして少しセクシーなトークをお楽しみいただけたらと思います。

【日 時】2005年1月20日(木)19:00〜
    
【会 場】文京区小石川2−3−23 春日尚学ビルB1
      (財) 日本性教育協会
         アクセス&地図はこちら。
http://www.jase.or.jp/info/info.html

【参加費】1,000円(受付でお支払いください)

【申込方法】
「第4回希望」、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、専門分野、職業を
 記入して、Eメール、FAX、ハガキで下記へお送りください。
 折り返し参加票が送られてきます。

112-0002 東京都文京区小石川2−3−23 春日尚学ビルB1
      (財)日本性教育協会トーク・セッション係

Eメール:info@jase.or.jp  
FAX:03-5800-0478
電話:03-6801-9307 


[873] 公開シンポジウムのご案内 2004-11-17(Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

拝 啓

日に日に秋が深まり行く今日このごろ、皆様にはご健勝にてお過ごしのことと存じます。
さて、私ども中央大学社会科学研究所「セクシュアリティの歴史と現在」研究チームは、3年間にわたり、多様なセクシュアリティを調査・研究して活動まいりました。
その最終年度にあたり、日本のマイナー・セクシュアリティをめぐる研究の現状を把握し、今後の研究の基盤を作ることを目的として、下記のようなシンポジウムを催すことにいたしました。
年末のあわただしい時期ではありますが、大勢の方々にご参会いただきたく、ご案内申し上げます。

2004年11月17日

----------------------------------------------------------

「日本におけるセクシュアル・マイノリティ・スタディーズ」

【日 時】2004年12月23日(木・祝)13時〜17時30分
【会 場】中央大学市ヶ谷キャンパス 2号館4階 2401教室
【主 催】中央大学社会科学研究所「セクシュアリティの歴史と現在」研究チーム

【スケジュール】

13:00〜13:20 矢島正見 (中央大学教授)
「シンポジウム開催にあたって」

第1部 研究報告
13:20〜13:50 Mark McLelland(オーストラリア研究機構ポストドクター研究員)
「英米語圏における日本の男性同性愛研究について」
13:50〜14:20 金田智之(東京都立大学大学院 社会科学研究科)
「ゲイ・スタディーズの現状と課題」
(休憩 20分)

14:40〜15:10 杉浦郁子(中央大学文学部兼任講師)
「レズビアン・スタディーズの現状と課題」
15:10〜15:40 三橋順子(中央大学社会科学研究所客員研究員)
「トランスジェンダー・スタディーズの現状と課題」
(休憩 20分)

第2部 ディスカッション
16:00〜17:30 Mark McLelland、金田智之、杉浦郁子、三橋順子(司会)
「日本におけるセクシュアル・マイノリティ・スタディーズの現状と課題」

【問い合わせ先】
webhitoshi@ybb.ne.jp(石田 仁)
junko-m@sb3.so-net.ne.jp(三橋順子)


[872] ありがとうございます 2004-11-5(Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

リンク、ありがとうございます。
こちらからも近日中にリンクさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。


[871] リンクをさせて頂きました 2004-11-4(Thu)

お名前 = トランスジェンダージャパン
email = admin@transgender.jp

順子さん、お世話になっております。
トランスジェンダーへの理解を深める活動をされている順子さんのページを、当サイトからリンクをさせて頂きました。

もしも不都合・不適切な点がございましたら、メールを頂ければ幸いです。



[870] なかなかできることでは・・・ 2004-10-29(Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

(レス復元中)


[869] 16歳の子の性同一性問題 2004-10-29(Fri)

お名前 = 野乃花  奈々
email = nonohananana@zpost.plala.or.jp

以前、お話した16歳の子の性同一性問題で、その子と私の間でメールの交流が続いていました。
私は人生の基礎、生活の基盤作りを優先するよう説得したのですが、なかなか受け入れがたいようです。
いろんな情報を吸収しているみたいです。
私の方で北海道の教育委員会へ青少年の性同一性問題への相談窓口を問い合わせてみました。
誠に丁重に調べてくれ返信してもらいました。
それに、ご両親と相談のうえ行動するよう私のコメントをいれ当事者の子へ転送いたしました。
なかなか難しい問題ですが、無責任な助言だけは避けたいと思います。
この子とは今後もメールが続くと思います。
そういう事は私たちの義務かも知れません。
先達たちのご苦労、ご活動が有り、私たちがまがいなりにもお日様の下を歩くことが出来る事に改めて感謝いたします。


[868] 台湾「跨性別」紀行(特別編)  2004-10-19 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

台湾「跨性別」紀行(特別編)「旧『春鳳楼茶館』・旧娼館地区(帰綏街)見学記」をアップしました。

これで、やっと完結。
旅行から約10ヵ月、書き始めから4ヵ月もかかってしまいました。
でも、これで、台湾の何先生はじめ、お世話になった方々に、ほんの少しだけ恩返しができた感じです。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld3_4_5.htm


[867] 公開シンポジウム「性同一性障害特例法とクィア」  2004-10-18 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

私も出席するシンポジウムのご案内です。
とくに関西方面の方、お出掛けをお待ちしています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
公開シンポジウム「性同一性障害特例法とクィア」のお知らせ

本年7月に施行された、「性同一性障害特例法」は、法律上の性別変更を認めるものとして、それを望む当事者にとっては一定の意義があるものといえます。
しかし、その要件は非常に厳格であるだけでなく、性別・性の多様性を疾患と位置づけ、その固有の文化に配慮することなく多数派に組み込む政策に批判があります。
そこで、今回は「クィア」の視点から本特例法を読み解き、性別・性の多様性をもつ人の固有の文化を尊重するような方法論を探りたいと思います。GID系のイベントではまず聞くことのできない議論にご期待ください。

○ 主 催: ユニオンステーション
  http://genderforum.hp.infoseek.co.jp/

○ パネリスト:田中 玲、土屋ゆき、筒井真樹子、土肥いつき、三橋順子
○ 司 会:  有井いずみ

○ 開催日: 2004年11月21日(日)14時〜17時
○ 開催場所:山西福祉会館(大阪・東梅田 堂山東側突き当たり)
○ 参加費  当日1500円
      マグネット満6祭(前日20日開催)との共通前売券 5000円
     (当シンポジウム単体の前売券は発売しません)

○ 前売入場券取扱:
・ 郵便振替口座 ユニオンステーション 14480−412313713
(申込締切11月7日。券は振替用紙記載住所へ郵送致します) 
・ エキセントリックバー・マグネット http://www.nagnet.cx/ 店頭

○ 当イベントは、関西クィアウィーク・QWEEKに協賛しています。
   http://qweek.hp.infoseek.co.jp/      

○問い合わせ:ユニオンステーション genderforum@infoseek.jp
   090-6736-9092 (当日のみ)

○ 注意事項 :
※ 報道関係者が来場する可能性がありますのでご了承ください。
※ 会場では責任者の指示に従ってください。指示に従って頂けない場合は、退場して頂くことがあります。


[866] 27万アクセス御礼  2004-10-18 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今日10月17日、お蔭様をもちまして、27万アクセスに到達したようです。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月 2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月 4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)
10月6日 200000アクセス(57日)
12月5日 210000アクセス(60日)
2004年
1月28日 220000アクセス(54日)
3月23日 230000アクセス(55日)
5月 3日 240000アクセス(41日)← 過去最高ペース
6月26日 250000アクセス(54日)
8月23日 260000アクセス(58日)
10月17日 270000アクセス(55日)

今回も、取りたててペースに変化はありませんでした。
この半年ほどとても安定しています。

更新の方は、あいかわらず遅々としていますが、いろいろ書かなければならない原稿もあり、持病の状況(良くなったり悪くなったり)からしても、現状では、このくらいの更新スピードが限度かなと思います。

たとえ少数でも読んでくださる方がおられる限り、細く長く続けたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。


[865] 「風俗資料館」館長 高倉一さんの訃報  2004-10-16 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「風俗資料館」館長 高倉一さんが、9月21日、お亡くなりになりました。
心からの哀悼の意をささげます。

高倉さんは、1960年に創刊された性風俗の総合雑誌『風俗奇譚』の発行人兼編集長として、雑誌を通じて1960〜1970年代の多様な性風俗の紹介に尽力され、SM、ゲイ、女装などの各コミュニティの形成と発展に大きな役割を果たされました。

また、性風俗関係の文献(雑誌)を収集した専門図書館「風俗資料館」を神楽坂に設置し、関係文献の保存と閲覧の便をはかられました。

私は、1999年、女装関係の文献収集のため「風俗資料館」を初めて訪れました。
黒い大型ファイルに雑然と詰め込まれた女装関係の資料を前に、私が首を捻っていた時、白髪の小柄な老紳士が「ずいぶん熱心ですね」と声をかけてきました。それが高倉館長でした。
さっそく「このファイルの出所について差し支えない範囲で教えていただけませんか」とお願いしました。館長さんは「これは富貴クラブという女装の会の会長さん(西塔哲=鎌田意好)のものですよ」と教えてくださいました。

何度目かの訪問の時には、会長室に招き入れてくださって、30分ほど富貴クラブや西塔会長のお話をうかがうことができました。
また、机の引出しから、『風俗奇譚』に掲載された「富貴クラブ」の女装者の写真を1枚出して「お役にたつのなら、お持ちください」と手渡してくださいました。

その時の、高倉さんの温顔を思い浮かべながら、心からご冥福をお祈りいたします。


[864] 活きている現場を見ること  2004-10-15(Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

亜紀さん、いらっしゃいま〜せ。
こちらこそ、先日はお世話になりました。

やっぱり活きている現場を見ることによって、視野が広がり、空理空論ではない、柔軟で寛容性に飛んだ認識が形成できるのだと思います。
私が、新宿のお店の世界で得た一番の財産は、そうした多彩な社会体験でした。

他人の相談に応じることは、とてもたいへんなことです。
私もある女性専用サイトで、人生相談コーナーを担当してつくづく思いました。
込み入った、難しい相談に適切なアドバイスができない時など、自分の人間としての蓄積の少なさ、器の小ささを痛感してしまい、こちらが落ち込んでしまうこともあります。

でも、明確なアドバイスじゃなくても、話を聞いてあげること、励ましてあげること、いくつかの選択肢を示してあげることで、十分に人の役にたつことができると思うのです。
たいへんでしょうけど、がんばってください。

また、そのうちにお会いしましょう。


[863] 先日はお世話になりました 2004-10-15(Fri)

お名前 = 亜紀
email = aki@transgender.jp

順子さん、先日は某店でお世話になりました。
トランスジェンダージャパンの管理人をしています亜紀です。
順子さんのお話は本当に駆け出しの私にとってとても勉強になりました。

私は、昨年末まで女装のお店なるものに出入りしたことがなかった(あえてしなかった)のですが、一度いってみて想像がはずれ、深いものだと感じ、それ以来、GIDとかNH、女装など壁など無いのだと感じました。
自分の視野の狭さにあきれました。

今はTGJPなる、こころをテーマとしたサイトを運営していますが、中学生からの投稿もあります。
管理人としてどう返答してよいものか悩むことが多く、私自身はあまり返信できていません(汗)

自ら女装・NH・GIDの方々と多く接することのできる現職を通じ、自己を高めていきたいと考えています。

順子さんの益々のご活躍を祈念するとともに、先日のお礼としてカキコさせていただきました。


[862] 「ぬるい」かもしれませんが・・・  2004-10-10(Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

つっちーさん、いらっしゃいま〜せ。

東京に戻ってらしたそうで、これからはお会いする機会も増えそうな気がします。

「よのなか」科、いらしてください。
何分、中学生相手なので過激な話はできないので、
つっちーさんには、ちょっと「ぬるい」かもしれませんが。


[861] よのなか科 2004-10-10(Sun)

お名前 = つっちー
email = onilez@hotmail.com

よのなか科ですか。
うれしい事に引越し後だし、家の近くだし。
早起きしてチャリ飛ばして勉強しに行きます。
やっぱり、東京に住むということのアドバンテージを感じますワ。
楽しみです。


[860] 杉並区立和田中学校 「よのなか」科 ご案内 2004-09-26 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「よのなか」科については、トップ頁にお知らせがありますが、
改めて、ここにも書いておきます。

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杉並区立和田中学校 [よのなか]科

昨年、テレビ朝日の夕方のニュースで報道されました
和田中(藤原和博校長)の[よのなか]科のゲスト講師、
今年もさせていただくことになりました。

日時:2004年10月27日(水)9時45分〜(1コマ)
テーマ:「ニューハーフの存在を通して“差異”と“差別”を考える」

見学並びに取材をご希望の方がいらっしゃいましたら、
下記のサイトをご覧ください。
http://www.yononaka.net/coverage/index.html



[859] モガ・シンポジウム 2004-09-26 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

9月25日(土)
青山の東京ウィメンズプラザで開催された国際シンポジウム「アジアのモダンガールと〈世界〉」を聴講しに行きました。
アメリカのワシントン大学(シアトル)の「世界のモダンガール研究会」と、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター「東アジアにおける植民地近代とモダンガール研究会」の共同企画で、バックラッシュ(反フェミニズム)が横行するこの時代に、こうしたテーマで国際シンポが開催されたこと自体は、とてもすばらしいことだと思いました。

ただ、内容的にはいくつか疑問もありました。

まず、ワシントン大学の研究報告。
(1)「モダンガール」の出現を世界各地でほぼ同時多発的に(1920〜30年代)起こる現象として把握したのは画期的だけど、欧米、中国、インド、南アフリカを視野(フィールド)に入れながら、肝心の日本の実態研究が抜けているのはなぜなのでしょうか?

(2) 「モダンガール」現象を、化粧品など工業製品の世界的普及(具体的にはアメリカ企業の広告戦略)を指標に捉えたため、「モダンガール」現象がアメリカ中心に世界に広まった現象であるかのように認識されてしまい、「モダンガール」のモード(ファッション)の中心だったフランス(パリ)の存在が見えなくなってしまったこと。これってアメリカ文化中心史観ではないでしょうか?

次に、日本の研究会の報告。
(1) 植民地(台湾・朝鮮)を視野に入れた対比は新鮮でした。とりわけ、台湾の「モダンガール」における3つの衣服の意味、和服(日本への従属の象徴)、中国服(日本支配への抵抗象徴)、洋服(政治性の無い服)という洪郁如さんの分析は、とてもクリアーでした。それに対して朝鮮の「モダンガール」の服装意識があまり見えてきませんでした。

(2) 1920〜30年代の日本において、洋装=解放され覚醒した近代的(モダン)女性の表象、和装=旧態依然の従属的前近代的女性の表象という図式、一面ではそうであるにしても、あまりに固定的、図式的、一方的ではないでしょうか?
フェミニズムは、和服を男性への従属の象徴、女性の行動の自由を奪い隷属化する衣服とみなしてきた「伝統」があるので、その延長上の固定観念なのでしょうが、早い話、和装の近代的意識をもつ女性「和装のモダンガール」は有り得ないのでしょうか? 近代的意識と日本女性としての矜持は両立しないのでしょうか?
逆に考えれば、覚醒された意識の象徴としてではなくただ流行ファッションとして洋装していた女性もたくさんいたのでは?

(3) それに関連して「モダンガール」の行動と意識、とりわけセクシュアリティに関する分析が少なかったことが残念でした。「モダンガール」のセクシュアリティが、当時の倫理観を大きく超越(逸脱)していたことは、同時代の世評に表れているものの、その実証的研究がもう少し必要なのでは。
「モダンガール」が「エロ・グロ・ナンセンス」の世相にどのように捉えられ、男性社会で消費されていった過程を精査しないと、評価が一方的になるような気がしました。

(4) 拘束的で活動度の低い和装から、自由で活動的な洋装という対比、前者から後者への移行は必然という言説が繰り返されていましたが、ほんとうにそうなのでしょうか? その場合の和装とは何をイメージしているのか?
日本の女性たちは、その和装でずっと様々な労働をしてきたわけで、その衣服がそんなに活動度が低いとは思えないのです。逆に、あのヒラヒラ丈の長い洋服にハイヒールというモガファッションがそんなに活動度が高いとも思えません。女性の衣服がほんとうに高い活動性を獲得したのは戦中期におけるズボン型衣服(もんぺ)の普及ではなったのでしょうか?。
和装の衰退、洋装の普及は、一般社会レベルでは、戦争期と戦後の混乱期を経た1950年代の現象だったことを軽視してはいけないと思います。

全体として「表象」としての位置づけと分析がほとんどで、時間が決定的に足りなかったこともあり、「実態」研究がまだまだ不足してる感は否めませんでした。
それは、これからの作業なのでしょうけど。

その点、最後にコメントされた牟田和恵さんの「モダンガールの多様性、多層性」という視角は、とても重要だと思いました。

私的には、モダンガールのイメージは次の3つになります。
@ 上流階級・中産階級の上の出身でキリスト教系の高等教育を受け、留学体験などを通じて、生活全般にわたる洋風化を達成している女性(家の外でも内でも洋装)。
A ある程度、裕福で、洋装ファッションに注ぎ込むだけの資金があり(出所は親や「男」)、都市の最先端流行ファッション、生活スタイルとしての「モガ」を演じ、セクシュアリティの自由を享受していた女性。
B バスガイド、タイピストなど、仕事のユニフォームとして洋装していた職業女性(家では、ほとんど和装)。

少なくともこんな感じには分けられそうな気がします。これらを全部「モダンガール」として一括して論じるのは、あまりに乱暴すぎるように思います。当時の論調に洋服を着ていれば「モダンガール」という論調があったのは確かですが。

また「モダンガール」に対応する「モダンボーイ」という概念が存在するのは「日本だけ」(W大の研究者のコメント)というあたりに、ひとつの分析視角があるように思いました。

私のイメージとしては、1920〜1930年代の「モダンガール」現象は、1990年代の「コギャル」現象に類似したところがあるように思います。
それは、都市の消費文化の中で起こり、旧来のファッションからの超越(逸脱)であり、従来の倫理観を破る奔放なセクシュアリティ(意識と行動)をともない、故に一部の男性にとって「好ましい存在」として消費されていった(援助交際)という点で。
それは、少女たちが解放された現象の一つであるものの、あまりに過大評価するのも社会の実態から乖離したものになりかねないと思うのです(多くの同時代少女がコギャルではなかったのと同様に、多くの同時代女性もモダンガールではありませんでした)。

それはともかく、とてもおもしろく刺激的なシンポジウムだったことは間違い有りません。
私の専門分野との絡みでも、モダンガール現象+ミニタリズムの台頭=1935年頃からの男装ブームという図式、ある程度の確からしさで意識することができました。

それにしても、モダンガールを論じるシンポジウムに、敢えて和装(1930年代風)で出席するのは、つくづく辛いものがありました(意地でやってるんですけどね)


[858] 性別違和感に悩む少年がいたら・・・ 2004-9-24(Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

野乃花奈々さん、いらっしゃいま〜せ。
ふ〜ん、そんなことがあったのですか・・・。

おっしゃる通り、現状ではそうした少年の相談に応じる体制はほとんどできていません。

性同一性障害に限らず、性の問題に対して十分な専門的知識と理解のある、相談員(ソーシャルワーカー)がいる自治体は、ほんの少数です。
私も現場でがんばっていらっしゃる方に、お会いした機会がありますが、人員、予算、研修の機会などの面で、とてもキツイ状況にあり、それが改善される見込みは、あまりないのが実情です。

一方、性別違和感に悩む少年がいたら、即、性同一性障害と決め付けて、専門病院を紹介して、治療プログラムに乗せてしまう、というやり方も、私にはちょっと疑問です。

重要なことは、正確な情報を提供するということだと思います。
そこらへんのことは、以前、大学のカウンセラーの方の研修会で講演したことがあります。

要旨だけですが、ご参考までに。
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld1_3_2002-08.htm-


[857] 性同一性障害と思われる少年 2004-9-24(Fri)

お名前 = 野乃花 奈々
email = nonohananana@zpost.plala.or.jp

出会い系サイトの相談用掲示板に16才の少年が性同一性障害と思われる書き込みをしているのを見、私自身の少年期を思い浮かべました。
この少年も12才位から悩んでいたみたいです。
こういう子が全国に相当数いると思います。
誰にも話すことができず一人苦しんでいる事と思います。
全国の区、市、町、村の教育委員会に、青少年の性同一性障害に対しての専門的知識と理解のある、ソーシャルワーカー制度を導入すべきではないでしょうか。
皆様はどう思われるでしょうか。


[856] 台湾「跨性別」紀行 2004-09-20 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨年12月の台湾旅行のレポート「台湾跨性別紀行」、やっと最終日までの分をアップしました。

でもまだ完了ではなく、「特別編」を書かなくちゃなのですが・・・。

よろしかったら、ご覧になってください。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld3_4.htm


[855] 虎井さん、おめでとうございます。  2004-09-10 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「女から男へ、性別変更認められる 作家虎井まさ衛さん」
http://www.asahi.com/national/update/0910/025.html

虎井さん、大願成就、おめでとうございます。

思えば、初めてお会いしたのは、アマチュア女装交際誌『くいーん』69号(1991年12月号)のTSTV座談会「相互理解で明るい未来を」でした。

以来13年、TSとTVの相互理解はいまだに難しく、また「GID特例法」問題では、立場上、ご不快なことも申し上げましたが、長年の知人として、『FTM日本』の最初期からの読者のひとりとして、心からお慶びを申し上げます。


[854] たいへん残念でした  2004-09-05 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

野乃花 奈々さん、いらっしゃいま〜せ。

それはたいへん残念でした。
結果的に、待ち合わせ相手には、その後1時間も待たされたので、「びびあん」でもっとゆっくりしていけばよかったです。

びびママにお会いするの、ほんとうに久しぶりでした。
夜の新宿に遊びに出る機会も少なくなっているのですが、今度はあまり間を置かずにうかがおうと思っています。

皆さんに、よろしくお伝えくださいませ。


[853] わずか数分違いですれ違い 2004-9-4(Sat)

お名前 = 野乃花  奈々
email = nonohananana@zpost.plala.or.jp

今年になって二、三度メールを出しています奈々ですが、昨日びびあんへお越しとの事、わずか数分違いですれ違いになってしまいました。
手作りのチョコレートケーキと、大根薄切り炒め味噌はさみを持参したのですがご賞味いただけず残念です。
びびママのお話では2年ぶりとの事、喜んでおられました。
近々手作りぶどう酒の味未会もあるとの事、ママ、真由美、常連客一同、次回金曜日のご来店をお待ち申し上げます。


[852] 祝開店・歌舞伎町「F」  2004-09-04 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨夜(9月3日)歌舞伎町花園神社裏通り(ゴールデン街エリアの外れ)に
開店した「F」というお店に行ってきました。

ママのよしみさんは、「ジュネ」での知人で、私よりちょっと年配の方ですが、気さくな方です。

お店は、大きなロの字形のボックス席とカウンター席、収容力18名程度の中箱で、ママのサポートに女性、カウンター内のボーイがイケメンの男性さん、フロアーに女装のホステスさんを3人ほど配するという、ちょっと変わった構成でした。

カラオケの音響設備がすばらしく、とても唄いやすいお店です。
女装者や女装者好きの男性だけでなく、一般の男性・女性も十分楽しめるお店だと思いました。

いただいた名刺のデータを記しておきます。

店名:F(エフ)
住所:160-0021 新宿区歌舞伎町1丁目1−5 ドゥ・ベルフィーユB1
電話:03−3207−3932
営業時間:21時〜05時
ママ:よしみ さん


[851] ありがとうございました  2004-09-01 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

Erinaさん、ご参加ありがとうございました。
楽しんでいただけたようで、主催者としてうれしいです。

来年のお花見、屋形舟、ご都合がつきましたら、またよろしくお願いいたします。


[850] ありがとうございました 2004-8-29(Sun)

お名前 = Erina
email = erinasan@radiantstar.org

屋形船に参加させて頂きありがとうございました。
綺麗な夜景を見ながら、たくさんの美味しいお料理を食べる楽しい一時でした。
今日帰って体重を測りましたら2kgも増えていて明日から絶食です。
どうぞ、これからも宜しくお願いします。
では、また.

http://www.radiantstar.org/erina/


[849] 屋形舟ツアー御礼 2004-08-29 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

台風接近で心配されたお天気の悪化もそれほどではなく、「行く夏を惜しむ屋形舟ツアー」、乗船者36名で、賑やかに華やかに楽しく挙行することができました。

昨夜の東京湾上は、浴衣では肌寒いくらいの気温でしたが、行く夏を惜しみ、秋の訪れを感じるには、ちょうど良い風情だったかと思います。

曇天で月が隠れて、その分、海が暗く、お台場のビル群の灯りや、海上に浮かぶ屋形舟の提灯がとてもきれいでした。

秋を感じさせる風に吹かれながら、あの景色を眺めていると、東京という街も、まだまだ捨てたものではないなぁ、と思います。

そして、生きてることの充実感を感じました。

もう8年間(1回、荒天で中止になってるので7回)も、この行事を主宰していると、屋形舟が終わらないと、夏が終わらないという感覚になっています。

今年も皆さんのお陰で、無事に行く夏を送り、秋を迎えることができそうです。

ご参加いただいた皆様、とりわけ遠路はるばる、ドイツ、北海道、大阪、名古屋からお出掛けの方々、心から御礼申し上げます。

また、来年のお花見、屋形舟への、ご参加をお待ちしています。


[848] 26万アクセス御礼  2004-08-23 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今日8月23日、お蔭様をもちまして、26万アクセスに到達したようです。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月 2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月 4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)
10月6日 200000アクセス(57日)
12月5日 210000アクセス(60日)
2004年
1月28日 220000アクセス(54日)
3月23日 230000アクセス(55日)
5月 3日 240000アクセス(41日)← 過去最高ペース
6月26日 250000アクセス(54日)
8月23日 260000アクセス(58日)

微妙にペースダウンです。
現状では、このくらいの更新スピードが限度かなと思います。
細く長く続けられるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

取りあえずは、台湾「跨性別」紀行を、早く完結しないと...。


[847] はるな愛 ショー 行ってきました 2004-08-12 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

知人のニューハーフタレント はるな愛ちゃんが、東京プリンスホテルの「サマー・ビュッフェ&エンタテイメントショー」に出演するので、行ってきました。

今日の私は、華やかな場ということで、赤と黒と白が大胆で複雑な模様を構成する「メテユンデ」の浴衣に、黒のラメ地に赤と緑で蘭を織り出した夏帯、帯揚は白と樺色、帯締は珊瑚色という、ちょっと派手な出で立ち。

18時過ぎに地下鉄日比谷線神谷町駅で下車、ところが、道を間違えて遠回りしてしまい、汗タラタラで会場に到着したのは、ビュッフェがオープンする
18時30分ちょうど。

会場の鳳凰の間は、200席くらいの大広間。ちょうど真ん中辺の席に案内される。テーブルに椅子が3人分。
1つは、私に声をかけてくれた、愛ちゃんの後援者H氏(某美容形成外科チェーンの経営者)のはずだけど、もう1人分は誰?

いずれにしても、まだいらしていない様子。待っていても仕方がないので、さっそく食べ物を確保。
お料理は、さすがに都心の一流ホテルだけのことはあり、どれもなかなかのお味でしたけども、いくら欲張っても、会費分(10000円)を食べるのは無理。

暇なので食べながら周囲を観察。
愛ちゃんのファンらしき女性のグループ、夏休みで田舎から出てきてホテルに滞在中の家族連れ、もしくは初老のご夫婦などなど。
歳の離れたカップルは、女性のファッションからして、銀座か六本木のホステスさんとお客さんか? ショーがお開きになるのは21時前なので、同伴出勤にはちょうどよい頃合いなのかもしれません。

そろそろ食べ納めと、お蕎麦を取りに行って戻ってきたら、向かいの席に40歳くらいの初対面の男性。ご挨拶して名刺を交換。H氏のチェーンの広告を担当している会社の社長さん。

開演(19時45分)の直前になって、ようやくH氏が到着して一安心。
会場は200席の9割方が埋る盛況。

愛ちゃんのショー、オープニングは、4月4日発売のニューシングル「Enjoy」。銀のスパンコールのロングドレスがきれい。
2曲目はそれを脱いでセクシーな黒のシースルーファッションに。

オープニング・トークの後、ゲストの日出郎さんが持ち歌の「日出郎サンバ」を唄いながら登場。その間、愛ちゃんは、銀のミニドレスに着替え。
一番女っぽいニューハーフの愛ちゃんと、とても男っぽいニューハーフの日出郎さんの対比が絶妙。

続いて、愛ちゃん得意のものまねコーナー。
日出郎さんと交互に唄う形式だけど、正直言ってものまねの技量が違いすぎ。
十八番(おはこ)の松田聖子と松浦あやは、以前、目の前でたっぷり聞かせてもらったので、驚きはしなかったけど、意外に声質が合ってて聞けたのは、八代亜紀と美空ひばり。

中休みに「少年時代」のギターソロに合わせて、愛ちゃんの子供〜少年時代のスライドを映写。
なんか、結婚式のお色直しタイムみたい。

後半のスタートは、黒のロングドレス姿で客席サイドから登場。
ミニドレス姿もキュートだけど、こういうシックな姿もすてき。
愛ちゃんもそれだけ大人になったということでしょう。

ラストは、ブルーのミニドレスに着替えて、唄い踊りの熱演。
1時間があっという間でした。

敢えて苦言を呈せば、やっぱり「これが はるな愛」というヒット曲がないのが痛いと思いました。
歌と容姿はもちろん、ダンスもトークも、ニューハーフタレントのトップであるだけじゃなく、女性タレントとしても水準以上のものがあるのに、小器用な印象を与えてしまう感じが残念。

トランスジェンダー(性別越境)タレントは、大御所の美輪明宏さん、カルーセル麻紀さんが60歳代、ピーターさんも50歳代で、その後に大きなギャップがあるのが現状。
日本人がトランスジェンダー芸能が大好きなのは、歌舞伎や宝塚歌劇は言うまでもなく、はとバス「夜の東京観光」でニューハーフ・ショーを組み込んだコースが絶大な人気を持っていることからも、間違いないところ。

愛ちゃんには、ぜひ頑張ってもらって、トランスジェンダー芸能の伝統を受け継いで欲しいと思いながら、「芸無し」の私は帰路につきました。


[846] はるな愛 ショー  2004-08-05 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

ちょっと宣伝です。

私の知人のニューハーフタレントの はるな愛さんが、
東京プリンスホテルの「サマー・ビュッフェ&エンタテイメントショー」に出演します。

【日時】8月11日(水)18:30〜 ブッフェ、19:45〜 ショー
【場所】東京プリンスホテル 鳳凰の間
    (港区芝公園3−3−1 03ー3435ー8686
【チケット代金】10000円

愛ちゃんのショーは、ともかく楽しめるので、私は、見に行く予定です。
詳しい情報、ならびにチケット予約は下記へどうぞ。

http://www.princehotels.co.jp/info1/summer_buffe2004/tokyo/index.html


[845] 論文「性転換の社会史(1) 」  2004-07-25 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

私の論文「性転換の社会史(1) −「性転換」概念の形成とその実態、1950−60年を中心に−」が掲載された『中央大学社会科学研究所年報』8号(2003年度)が刊行されました。

この論文は、1950、60年代に報道された「性転換」の事例を集成.分析することにより、日本における「性転換」概念の形成とその実態を歴史的に解明することを目的としたものです。

日本最初の性転換手術は1951年に行われ、1953年に報道されました。その後、1970年までに約30例が報道され、その過程で、インターセックスを除外した形での「性転換」概念が形成されていきます。
報道の傾向は、興味本位ではありますが好意的であり、性転換者のショービジネス世界などへの社会的進出も徐々に進んでいきました。
とりわけ1960年代後半は、開放的で享楽的な世相を背景に、性転換者や性別越境者に関する記事が急増し、“性転換ブーム”的状況が生じました。

今回の論文では、「ブルーボーイ」事件以前、つまりGID関係者がよく言うところの「暗黒時代」以前の、「性転換」をめぐる状況をかなり明らかにできたと思っています。

また、特筆事項として、1951年に日本最初の「性転換手術」受けた方は、術後に戸籍の続柄(性別)も男性から女性に変更していたことが、はじめて確認できました。
これによって、性転換にともなう戸籍の性別変更の確実な事例が、約25年ほど遡ることになりました。

購入ご希望の方は、中央大学出版部までお問い合わせください。
定価1050円(送料別)です。
http://www2.tamacc.chuo-u.ac.jp/up/

また、もし私の論文だけを読みたい方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡ください。
抜刷を差し上げます(先着10名様 郵送もしくは手渡し)。


[844] 頑張ってくださ〜い  2004-07-20 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

柿内絵里さん、いらっしゃいま〜せ。
その節は、お世話になりました。

暑い中、たいへんでしょうけど、論文集のまとめ頑張ってください。
楽しみにしています。


[843] お久しぶりです  2004-07-20 (Tue)

Date: お名前 = 柿内絵里
email = h03040ek@edogawa-u.ac.jp

お久しぶりです。江戸川大学二年の柿内絵里です。
ただいま学生たちは懸命に論文集作りに追われております。
なにぶん学期末で他の教科のレポートもわんさと出ているのでなかなか前に進みません(笑)

しかし、今週の金曜に演習実習という授業の中での発表会がありますので、それに間に合うよう、他のレポートとも折り合いをつけたりしてなんとか完成させたいと思います。
せっかく三橋さんに遠いところお出でいただき、さらに長時間のお話をしていただいたのに無下にはできません!
頑張ります!!(笑)


[842] 「台湾跨性別紀行」  2004-07-14 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨年12月の台湾旅行のレポート「台湾跨性別紀行」、やっとアップしました(まだ半分だけですけど)。

半年以上も、かかってしまった....(反省)
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld3_4.htm


[841] 久しぶりの講演会(江戸川大学)  2004-07-05 (Mon)

Date: 名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

とても蒸し暑い中、藍色の夏大島に白地に水色の流水紋の夏帯という出で立ちで、千葉県流山市(交通的には柏市が近い)にある江戸川大学まで、行ってきました。

社会学の平山満紀先生のお招きで、講義(公開講演会)を1コマ(90分)、ゼミで学生さんのインタビュー実習のお相手を1コマ(90分+おまけ30分)、その前後に平山先生とお話(30分+60分)...。
え〜と、何時間、話し続けたのでしょう?(答:300分=5時間)

片道2時間近くということもあって、さすがに疲れましたけど、社会問題に前向きな姿勢で取り組んでいる学生さんたちに接することができて、充実した一日でした。


[840] 25万アクセス御礼  2004-06-27 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

九州の方に遊びに行ってて留守にしておりました昨日6月26日に、お蔭様をもちまして、25万アクセスに到達したようです。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月 2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月 4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)
10月6日 200000アクセス(57日)
12月5日 210000アクセス(60日)
2004年
1月28日 220000アクセス(54日)
3月23日 230000アクセス(55日)
5月 3日 240000アクセス(41日)← 過去最高ペース
6月26日 250000アクセス(54日)

やっぱり前回のペースはちょっと異常だったようで、いつものペースに、戻りました。
このところ、いろいろな事情で更新がはかどっていませんが、今後ともよろしくお願いいたします。


[839] 恒例・屋形舟ツアーご案内 2004-06-22 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

いつのまにか6月も残り少なくなり、梅雨明けが待ち遠しい季節になりました。
ちょっと気が早いようにも思いますが、屋形舟ツアーのご案内です。

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行く夏を惜しむ 屋形船ツアー ご案内

毎年、ご好評をいただいておりますUSA(うさぎファンクラブ)&CFL(クラブ フェイクレディ)合同企画「行く夏を惜しむ屋形舟ツアー」、今年は8月28日(土)に実施することとなりましたので、ご案内申し上げます。

涼やかな東京湾の海風に吹かれ、おいしいお酒とお料理をいただき、お江戸情緒たっぷりに、行く夏を惜しむ楽しいイベントです。

皆様のご参加を、心からお待ちしています。

【 日 時 】 2004年8月28日(土曜)
【集合時間】 18時15分(時間厳守)
【集合場所】 JR総武線浅草橋駅 都営浅草線乗り換え口(東口)前
【 船 宿 】 柳橋「井筒屋」
【 出 船 】 19時00分(隅田川より東京湾へ)
【帰着予定】 21時頃
【参 加 費】 12000円
【お 料 理】 天麩羅(穴子・海老・夏野菜など)、お刺身、御飯、お味噌汁

お舟の上で飲みたい方、食べたい方、お江戸情調を味わいたい方、ちょっと怪しいフェイクレディのお嬢さん・お姐さん、純女の着物大好きお嬢さん・お姐さん、そして一般の方も歓迎です。

参加ご希望の方は、三橋までメールでご連絡ください。


[838] ご挨拶いたみいります 2004-06-20 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

わざわざのご挨拶いたみいります。
こちらこそ、思いがけない成り行きで、立ち寄れて幸いでした。

指折り数えれば、ほんとうに長いお付き合いで・・・。
お互いいろいろな状況は変っても、あの晩のように生身でお話できるのですから、幸いということでしょうね。

久しぶりに、花園神社方面から花園街を抜けて、あのあたりもずいぶん変ったことを実感しました。
お店が代替わりしただけでなく、雰囲気が明るくなりましたね。
当然、お客さんの層も変るわけで、それに応じた営業をしていくのは、たいへんだとは思いますが、身体に気を付けて頑張ってください。

私も老躯をなだめながら、ときどきは様子を見に行きますので。


[837] 昨晩は・・・ 2004-06-20 (Sun)

お名前 = ターニャ
email = tanja_takami@yahoo.co.jp

昨晩はお運び頂いて有難うございました。
意外な日に意外な方の御来訪、望外の喜びでした。
近況等、貴重なお話を伺えて何より。

振り返ってみれば、知遇を得ましてから、
もうそんなに経っているんですねぇ‥。(;^_^A
私自身は殆ど変わっていない様な気が‥。
それって、成長してないって事なのカモ。

ともあれ、今の従来型女装店舗を取り巻く環境は、
甚だ厳しいものがあると思います。
それを織り込んだ上でのリニューアルですし、
何とか頑張ってやっていきたいと考えております。
今後とも宜しくお付き合い下さいます様。

あ、ウチのHPも画像BBSを設置致しました。
良かったら、順子さんの美麗なお着物姿の写真などアップして頂ければ幸甚です。
それでは、また。

http://www.takami-bar.com/


[836] 屋形船ツアー ご案内 2004-06-13 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

いつのまにか梅雨に入り、夏が待ち遠しい季節になりました。
ちょっと気が早いようにも思いますが、屋形舟ツアーのご案内です。

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行く夏を惜しむ 屋形船ツアー ご案内

毎年、ご好評をいただいておりますUSA(うさぎファンクラブ)&CFL(クラブ フェイクレディ)合同企画「行く夏を惜しむ屋形舟ツアー」、今年は8月28日(土)に実施することとなりましたので、ご案内申し上げます。

涼やかな東京湾の海風に吹かれ、おいしいお酒とお料理をいただき、お江戸情緒たっぷりに、行く夏を惜しむ楽しいイベントです。

皆様のご参加を、心からお待ちしています。

【 日 時 】 2004年8月28日(土曜)
【集合時間】 18時15分(時間厳守)
【集合場所】 JR総武線浅草橋駅 都営浅草線乗り換え口(東口)前
【 船 宿 】 柳橋「井筒屋」
【 出 船 】 19時00分(隅田川より東京湾へ)
【帰着予定】 21時頃
【参 加 費】 12000円
【お 料 理】 天麩羅(穴子・海老・夏野菜など)、お刺身、御飯、お味噌汁

お舟の上で飲みたい方、食べたい方、お江戸情調を味わいたい方、ちょっと怪しいフェイクレディのお嬢さん・お姐さん、純女の着物大好きお嬢さん・お姐さん、そして一般の方も歓迎です。

参加ご希望の方は、三橋までメールでご連絡ください。


[835] ご感想ありがとうございます 2004-06-03 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

鳩子さん、お買い上げ並びにご感想、ありがとうございました。

『トランスジェンダリズム宣言』収録の「日本トランスジェンダー略史」は、自分ではかなり力を入れて書いたつもりなのですが、一部で評判が悪く、落ち込んでいただけに、肯定的なご感想をいただけて、とてもうれしかったです。

本の性格上、細かい論述はできませんでしたが、現在、いろいろな機会を捉えて、より詳細な調査・叙述をまとめるよう、努力しています。


[834] 『トランスジェンダリズム宣言』の感想 2004-05-31 (Mon)

お名前 = 鳩子
email = wit_hat@yahoo.co.jp

こんにちは。
やっと『トランスジェンダリズム宣言』を買うことができました。^^ゞ
順子さんの「日本トランスジェンダー史」第2章(戦後編)は、非常にわかりやすかったです。

特に一時期にエリザベス会館のお世話になったわたしとしては、戦後の流れの中でのあの会館の位置づけも理解できて良かったです。
なぜあそこが「外出禁止」や「競技女装」なのかもよくわかりました。
わたしとしては以前から個人的に外出はしてましたし、「女装コンテスト」には最初から全く興味がありませんでしたので、よく見えなかった部分でした。
地方の「QUEEN」愛読者だった多くの人にとっても、Queenが休刊になった今、あの雑誌の歴史的な意味を確認できる良い著作だと思います。

それと、TS,TVの用語については、以前ネット検索で小辞典風の説明をいくつも探して、自分なりに考えてみたことがあるのですが、よくわからないでいたのです。ところがこの本には用語の使われ始めのいきさつが書いてあったので、わかりやすかったです。
何故「TV」を自称する人がいるのだろうというのが、ずっとわたしの素朴な疑問でした。
Queenで使われ始めたということなんですね。
順子さんが誌上で虎井さんと対談されたときも、「TV代表」としてだったのは奇妙な感じも受けましたが、雑誌の影響力は強いものだったようですね。
(とりあえず2章についてでした。)


http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/4242/


[833] 墨田区立緑図書館の企画展示 2004-05-27 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

5月25日(火)、墨田区立緑図書館に行って企画展示を見てきました。

展示は1〜3階の小コーナーを利用したもので、1階が「墨田の各種地図資料展」、2階が「玉ノ井戦後特飲街資料」、3階が「永井荷風と玉ノ井」となっていました。

「墨田の各種地図資料展」は墨田区に関係する地図や復元図の展示で、関連のものは二つほどありました。ひとつは、昭和27年(1952)3月の「鳩の街」の住宅図で、特殊飲食店には記号が付されているので、各店の屋号や特飲店が狭い範囲に密集していたことがわかります。もうひとつは、昭和28年(1953)の寺島町7丁目(玉ノ井特飲街)の住宅地図の複写で、特飲街の範囲が赤線で囲われていました。ただし、これらの地図資料にはまったく説明が付されてなく、予備知識がない限り特飲街関連の地図とは気が付かないようになっていました。

「玉ノ井戦後特飲街資料」は、生活史研究家の日谷恒明氏の収集資料で、展示ケースの中央に『週刊新潮』2004年5月27日号の「フォトアウトサイダー」の頁で紹介されている昭和24年10月の玉ノ井駅の復興を祝って踊る地元の子供たちの写真が展示されています。櫓には「玉ノ井カフヱー組合」と大書されています。他には昭和25年2月の特飲店の営業許可申請書、東京都から与えられた営業許可書、カフェーの建築見取り図、カフヱー「三楽」の外観写真(2枚)、同店で働いていた女給さんの写真(4枚)などでした。

営業許可書は、長さ40cmほどの紙製で木枠に入れて懸けられていたようです。中央に「許(〇囲い)飲食營業(軽飲食店)」、右側に「墨田第五七號」、左側に「東京都(公印)」と書かれ、さらに下部に横書きで「LIGHT RESTAURANT」と英文標記されています。説明では昭和23年頃の様式だそうです。

建築見取り図は、1階がホール、2階に3部屋という特飲店の典型的な間取りで、2階の部屋は中央が3畳、両端に4畳半(おそらく女給さんの部屋)という構造でした。

女給さんの写真(4枚)は、昭和28年頃の撮影で、いずれの正月用の晴れ着姿です。当時の習慣として、暮れの内に撮影して、正月に来店した馴染み客へのプレゼントにしたそうです。私の関心から付け加えると、着物は銘仙かお召のように見えます。

「永井荷風と玉ノ井」は、『墨東奇譚』関連の書籍が並べてあるだけでしたが、一つだけ注目すべきものがありました。それは「玉乃井保険組合」発行、「警視廰衛生部医務課御調」の「集団接客婦ニ関スル調査表」というB4版の冊子で、昭和10年6月段階での玉乃井と亀戸の銘酒屋(私娼街)の調査報告書です(墨田区緑図書館所蔵、整理番号S39)。

それによると、玉乃井の銘酒屋は477軒、女性は913人で1軒平均1.9人(警察のお達しの「1軒につき2人」という制限の通り)、その出身は6割近くが農業となっています。主人と女性の収入配分は、主人6:女性4、もしくは、主人が1割を食費に引いた後で主人6:女性4などが一般的だったようです。女性の1カ月の稼ぎ高は、最高で600円、最低で80円、平均180円。6:4で配分すると、女性の手取りは平均72円となります。ちなみに昭和12年の公務員の初任給が月75円、日雇い労働者の賃金が日1円43銭です。

公立の施設で戦後の特飲街の資料が展示されることはきわめて稀なことで、その点は評価できると思いますが、一方で説明・解説は明らかに不足で、一般の来観者の興味や理解を引こうという姿勢はあまりないように見え、その点が残念でした。


[832] 24万アクセス御礼 2004-05-05 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

連休で留守にしておりました5月3日に、お蔭様をもちまして、24万アクセスに到達したようです。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月 2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月 4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)
10月6日 200000アクセス(57日)
12月5日 210000アクセス(60日)
2004年
1月28日 220000アクセス(54日)
3月23日 230000アクセス(55日)
5月 3日 240000アクセス(41日)← 過去最高ペース

なぜか過去最高ぺースです。
実は、4月中旬くらいから、日アクセス数がやけに多くなり、不思議に思っていました。
この1ヵ月ほどは、裏サイト(着物)の更新ばかりしていて、こちらはほとんどなにも手入れをしてないのに・・・。

まあ、大勢の方が見てくださるのは、良いことなので、あまり悩まないことにしましょう。

ということで、今後もよろしくお付き合いくださいませ。


[831] 礼子さん、いらっしゃいま〜せ 2004-05-05 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

安曇野 礼子さん、いらっしゃいま〜せ。

連休中、いろいろあって、留守にすることが多く、掲載が遅くなって失礼いたしました。

>経歴がなんか・・・
経歴とか記すの好きではないのですが、このサイトは取材依頼などの窓口を兼ねていますので、仕方なく掲載しています。

>時に自分がわからなくなるのですが
別のそれでよろしいのではないでしょうか。
私も自分が何なのかと言われると、正直言って、既存の言葉(概念)はすべてしっくりきません。
突き詰めれば、「私は私」としか言いようがありませんし、それでいいと思ってます。

>中央大で教えられているのですか
今年度の中央大学での身分は、社会科学研究所の客員研究員で、講義はしていません。

>CFLで旅行にいくのっていいな。
私がいろいろ多忙で、現在、私が主催する旅行はしていません。
いろいろご要望はあるのですが・・・。
申し訳ありません。

それと、今、仲間で温泉旅行をしても、あまり濃くない、ごく普通のおばちゃんの旅行になるような気がします。


[830] はじめまして 2004-05-05 (Wed)

お名前 = 安曇野 礼子
email = salud28@yahoo.co.jp

順子様、はじめまして。
お名前はよく存じております。
わたしは女装者の礼子です。

あなたのようなインテリの有名な女装家のHPに書き込みをするのは、ちょっと勇気がいりました。

なんといっても経歴がなんか貫禄って感じです。
わたしはTGかTVかCDかあるいは女装趣味か。。。
時に自分がわからなくなるのですが、でも男であることに多少ストレスがあるのでやはりTVと自認しています。
男である時にその自分を愛せないのですね。。。
肉体的に精神的に,性の対象は女であり男です。両方です。
まあ理屈はおいといて女装して楽しいのです。
これが偽らざる本音です。確かです。

順子さんは中央大で教えられているのですか。
わたし中央卒です。かなり昔の話ですが。。

CFLで旅行にいくのっていいな。
一度そういう温泉旅行で濃い女装してみたいです。

ではまた。


[829] Setuna I さん、いらっしゃいま〜せ。 2004-05-05 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

Setuna Imawano さん、いらっしゃいま〜せ。

連休中、いろいろあって、留守にすることが多く、お返事、遅くなって失礼いたしました。

サイト、拝見いたしました。
「詩情あふれる・・・」という感じで、すてきだなぁ、と思いました。
私のサイトのがさつな雰囲気が恥ずかしいです。

「女装昔話」、いろいろ調べなくてはならないので、なかなか分量は書けませんが、コツコツ書き継いでいこうと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。


[828] 吹く風も....鮮やかに..... 2004-04-30 (Fri)

お名前 = Setuna Imawano
email = Setuna1001@hotmail.com

吹く風も....鮮やかに.....
鼻を....くすぐる季節....散策のおり....
ながく....たのしい....みちくさを....
たのしませて....いただきました.....

女装昔話....興味深く.....
きもの大好き.....
Genreは.....ちがうのでせうけれど........
My favoriteの...."カネコ系"に......
似た....Nuanceを.....感じたり.........

Web散策の....地図に....
追記させて....いただきました.....
おやすみなさいませ.....<(_ _)>
   
かしこ

http://setuna.jp/Another_planet/Index.htm


[827] わぁ〜〜ぁ! 2004-04-26 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

わぁ〜〜ぁ! 由貴さん、ご無沙汰しておりま〜す。
覚えていてくださって、とてもうれしいです。

私もしっかり覚えています。
もう15年近く前になるでしょうか。
お元気で、かつお幸せにお過ごしの様子、何よりです。

お会いした時の由貴さんの印象は、失礼を承知で申せば、「こんなに自然にオバさんに見える女装の人がいるんだ!」という感じで、駆け出しの女装者だった私にとって、「目からウロコ」のインパクトを与えてくださった方でした。

あの頃「オバさん」という言葉に拒絶反応をもっていた私も、すっかり「オバさん」の外観になりました。
これからも、怪しい女装の「オバちゃん」として、世の中で自分のできることをしていこうと思っています。

また、いつかどこかで、お会いできる日があることを願ってます。

PS.「かなまら祭」、2000年に行って以来、ご無沙汰です。
若宮八幡の宮司さんが亡くなったのは、たしかその年だったように記憶しています。
私たちに理解がある方だったので、ほんとうに残念でした。


[826] 鮮明に覚えています 2004-04-26 (Mon)

お名前 = 由貴
email = arigatouyuupietarnana@yahoo.co.jp

私は今でも鮮明に覚えています。
大昔、新宿「カトレア」という喫茶店でお会いしたのが最初で最後でした。何回か文通もさせて頂きました。

たくさんのご本や講演会、TV番組にご出演なさっていますものね。
ご出世というのもおかしいのですが、八面六臂の大活躍、陰ながら応援させていただいています。

私は十年ほど前から女装を卒業してオバサンとしてパートをやりながらほそぼそと暮らしています。
主人と共に残された人生をより充実感の持った女春を謳歌したいと思っています。

先日は友人と久しぶりに『かなまら祭』に行ってきました。
悲しいことに宮司さんも2〜3年前に他界なさったとか寂しい限りです。

順子さんのこれからのより一層の御飛躍をお祈りいたしております。


[825] 祝着至極に存じます 2004-04-26 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

これはこれは、真樹大姉様、ご無沙汰しております。
ますますお元気に諸国行脚のご様子、祝着至極に存じます。

>上野といえば慶応四年の桜もひとしおでございましたが・・・。

そうでしたね。あの年の桜は、数ヶ月後に上野のお山を染めた彰義隊士の血を予感させるように、やけに赤味の濃い色でございました。
それにしても薩長軍総攻撃の前夜の5月14日の夕方、「ちょっと食料を調達してまいります」と、寛永寺の大奥御女中詰所を抜け出したまま行方知れずになった大姉様のお姿を、後日、新政府に仕える女官の中に見つけたときは、たいそう驚きました。
あれほど「公方様に最後までご奉公を・・・」とおっしゃっていたのに・・・。

>そうそう、もうすぐ5月22日。
>お舘様も東勝寺にはお参りなさいますね。

えっ? なぜ、後醍醐の帝のお側に仕えておりました私が、北条一門族滅の地に参らねばならないのでしょうか?
それは、北条得宗家に仕えた大姉さまにお任せしますわ。

>鉢形城跡で少し遅れての満開の八重桜が楽しめました

こちらは、後北条家ゆかりのお城ですね。
落城の時、城内にいた大勢の御女中たちが、荒川の淵に身を投げたのに、なぜか女中頭の大姉様だけはご無事で・・・。
散っていった者たちの菩提を弔うためにも、巡礼行脚をお続けくださいませ。


[824] みゃう〜(=^・^=) 2004-04-26 (Mon)

お名前 = アビシニアンの館
email = taiganoyoake_55@yahoo.co.jp

お館様には今年も花見の祝宴を無事終えられ祝着に存じます。
上野といえば慶応四年の桜もひとしおでございましたが・・・。

お舘様が上野で花見の宴の日、私は手の者と鎌倉へ行っておりました。
材木座の光明寺、大町や比企ヶ谷、扇ヶ谷いずれも満開で見事なものでした。
桜が終わっても鎌倉の花の季節はまだまだ続きます。
これなど観光の手助けになりまする。
http://www.kamakuratoday.com/

そうそう、もうすぐ5月22日。
お舘様も東勝寺にはお参りなさいますね。

先週は奥武蔵まで出かけておりました。寄居では鉢形城跡で少し遅れての満開の八重桜が楽しめました。
陽気も良くなってまいりますので、お館様も札所巡りなどされてはいががでしょうか?

何やらメールボックスのトラブルとか。
これは“二叉尾の猫”のタタリでしょうか。
http://www.jomon.ne.jp/~iccan/genju/touyou/nekomata.htm

二重三重のバックアップをお勧めします。

5月1日には小石川の伝通院で“伝通院寄席”が開かれまする。
公方様ゆかりの伝通院へ着物でお出ましになるというのもよろしいと思います。
http://www02.so-net.ne.jp/~utasuke/kai/denzuin.html


[823] 由紀美さん、いらっしゃいま〜せ 2004-04-26 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

由紀美さん、いらっしゃいま〜せ。

ご連絡メール、お待ちしています。
うまくスケジュールが合えば良いのですが・・・。


[822] お久しぶりです。 2004-04-26 (Mon)

お名前 = 一枚田由紀美
email = yu_kimi@mail.goo.ne.jp

お久しぶりのカキコです。

今年こそは順子様にお会いできそうです。

日付は未定ですが詳細が決まり次第メールを致します。
もう少しお待ちを!!

その時に昨年京都で体験をいたしました舞妓由紀美奴の写真を持って行きますので見て下さい。

昨年メールをしました写真とは雲泥の差です。

それでは!!


[821] 勝負になりません 2004-04-22 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

鳩子さん、いらっしゃいま〜せ。

>その反面『トランスジェンダー宣言』のような本は気軽に注文できない個人的環境

う〜ん、むずかしいですね。
『トランスジェンダー宣言』はぜんぜん怪しくない本なのですけど。

>10年以上前は「ホモ」と違って「女装者」はインテリが多いみたいな空気もあったような気がしますが、

それは、女装業界内部で、自己弁護的にそう言ってただけだと思います(笑)。

>現在はゲイの人のほうが社会的にも立派な仕事をしている人が多いのではないでしょうか。

もともと、ゲイは、女装に比べて数10倍〜100倍の人数ですから、それだけ人的資源に恵まれているわけです。
しかも、そこに顕在化(カミングアウト)の率の差が影響するわけで・・・。

はっきり言って、トランス系の人で、社会的に十分に認知された活動をしているのは、美輪明宏さん(芸術家)、カルーセル麻紀さん(タレント)、ピーターさん(俳優)、藤野千夜さん(小説家)、虎井まさ衛さん(GID作家)、上川あやさん(世田谷区議)くらいで、質量ともに、ゲイ世界に比べたら勝負になりません。

学問の世界でも、ゲイやレズビアンの研究者は、最近、若手中心にかなり顕在化してきましたけど、トランス系はほとんどいませんからね。


[820] こんにちは 2004-04-20 (Tue)

お名前 = 鳩子
email = wit_hat@yahoo.co.jp

こんにちは。
1か月ぶりの投稿でしょうか ^^;

最近は新刊本でも「日本の古本屋」サイトにあれば、注文後1日か2日で届くので便利になったなあと思うのですが、その反面『トランスジェンダー宣言』のような本は気軽に注文できない個人的環境にあるものですから、入手に時間がかかっています。

3か月前に大書店に赴いたときには『男色の民俗学』という本を買ってみました。
よくできた資料集だと思うのですが、フェミニズム・コーナーではなく民俗学のコーナーに置いてありましたので、見落とす人も多いかもしれません。また「男色」という言葉に違和感を感じるようになってしまった人も増えているのでしょう。

10年以上前は「ホモ」と違って「女装者」はインテリが多いみたいな空気もあったような気がしますが、現在はゲイの人のほうが社会的にも立派な仕事をしている人が多いのではないでしょうか。
もっとも「女装」は公然活動ではないという理由もありますけど……。
公然のものでないがゆえに、ネットでも表に出るのはオフ会の話題ばかり……。
一般社会の誤解のもとにならないかというジレンマも感じてしまいます。

向精神性の植物の歴史も興味深い話題ですよね……

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/4242/


[819] つっちーさん、いらっしゃいま〜せ 2004-04-12 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

こちらこそ、ご無沙汰しております。
私は、ど〜も「晴れ『女』」らしく、今シーズン、桜を見に行った6日全部、とても良いお日和でした。

薬理のことは、不案内ですが、きっと日本の古代〜中世にも、向精神性の植物は利用されていたのではないかと思います。

>姐さんに長め女持ちの煙管を持ってみて欲しい
昨秋、九州の別府のあやしい旅館で、花魁変身をした時、唯一心残りだったのが、小道具に煙管と煙草盆がなかったことでした。
せっかくだから揃えて欲しい旨、要望してきましたけど、ほんとうに吉原の花魁が使ったような、粋な細工の煙管&煙草盆はけっこう良いお値段になっているようです。
でも、煙草盆はともかく、長煙管は欲しいなぁ。

まあ、私は煙草をまったく吸わないので、どっちにしろ格好だけなのですけど、いつか、そんな写真を撮ってみたいと思ってます。


[818] ご無沙汰しております 2004-04-12 (Mon)

お名前 = 土屋 ゆき(つっちー)
email = onilez@hotmail.com

ご無沙汰しております。
そちらの花見は盛況だったようですね。

ワタシは先週に上京したにもかかわらず雨にたたられ、
「妖怪アメフラシ」呼ばわりされました。

最近、精神と医療という側面から、広い意味での向精神薬物を調べています。
リーガルドラッグの煙草も向精神性があるわけです。
薬理作用から脱線して、日本の歴史をさかのぼると、これまた粋な世界が広がってました。

ただ今、煙管と煙草盆のお勉強中なのですが、
当然、アンティーク市や着物大好きなサイトを渉猟すると、
順子姐さんのリンクが張ってあったりする。

うーん、姐さんに長め女持ちの煙管を持ってみて欲しい。
ワタシより似合うことは間違いないです。

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Sirius/1083/home.html


[817] ご連絡とお願い 2004-03-30 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

メールボックスに大きなトラブルが発生し、今までいただいたメールが消失してしまいました(泣)。

ホームページをお持ちの方や、今まで掲示板に書き込みしてくださった方は、そこからメールアドレスを復原できますが、そうでない方は、こちらからご連絡ができなくなってしまいました。

もし、心当たりのある方は、改めてメールをいただければ幸いです。
お手数ですがよろしくお願いいたします。


[816] 「大お花見」御礼 2004-03-28 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「大お花見」ご参加の皆様、お疲れ様でした。
絶好のお花見日和に恵まれ、今年も「女装者の聖地」上野のお山の桜の花の下で、楽しい時間を過ごすことができました。

参加者は、確認した範囲で48名、文字どおりの「大お花見」でした。

14時間前から、場所取りをしてくださった、しんさん、ほんとうにありがとうございました。


[815] 明日は、お花見! 2004-03-26 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

明日は、お花見!

この数日の寒さで、お花は満開までにはいきませんが、お天気もよく絶好のお花見日和になりそうです。

すでに、特殊場所取り部隊は、上野のお山に潜入しています。
私は、明日のために「筑前煮」を作ってます。

【日時】 2004年3月27日(土)17時〜(2時間程度)

【場所】 上野公園(噴水広場斜め奥)
予定では、下記(リンク先)地図の赤丸のあたりに陣取る予定です。
http://www.din.or.jp/~k_asami/ohanami.htm

【会費】 実費清算(例年実績3000円 飲み物・食べ物持ち寄りの方は優待いたします)


[814] 23万アクセス御礼 2004-03-24 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

お蔭様をもちまして、昨日(3月23日)23万アクセスに到達いたしました。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)← 過去最高ペース
10月6日 200000アクセス(57日)
12月5日 210000アクセス(60日)
2004年
1月28日 220000アクセス(54日)
3月23日 230000アクセス(55日)

ほとんどまったく変わりないペースで、相変わらずのまったり進行です。
いつものことながら、反応はちっともないけど、けっこう大勢の方が見ててくださる、という不思議な状況が続いています。

昨12月の台湾出張のレポートをまだまとめていないのに、いつの間にか「お花見」の季節・・・(嘆息)。

ということで、気長にお付き合いくださいませ。


[813] 応援ありがとうございます。 2004-03-21 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

鳩子さん、いらっしゃいま〜せ。

応援ありがとうございます。
ご期待にそえるよう、地道に書き継いでいこうと思います。

>1つは、なぜ障害者と呼ばれなきゃならないの? という点。
この点は、私が常に力説していることです。
確かに「障害」という形の方が、医療や社会的ケアを受けやすしというのは確かですが、それに依存してしまうことのマイナスがあまりに軽視されていると思います。

>もう1つは、古代の芸能者の末裔ともいうべきプロの人たちや、
>芸能から別れた和歌、その和歌についての学者が最高の学者だった、
>その末裔?というべき知的TGたちの将来が見えないという点。

そもそも、近代以前にトランスジェンダーの芸能者がいたこと、現代のニューハーフはそうした人たちの流れを汲んでいることなど、医者や法学者、あるいはGID運動に関わる人たちは、知らないですし、知ろうともしません。
ですから、当然、そうした視点は出てこないわけです。

>『TG宣言』という本はまだ買っていませんが……
ぜひ読んでいただけたら幸いです。
概略ですが、古代から現代までの日本のトランスジェンダーの歴史を叙述してありますので。



[812] 今後も期待しています 2004-03-20 (Sat)

お名前 = 鳩子
email = wit_hat@yahoo.co.jp

先日はレスやら色々ありがとうございます。
「女装昔話」には今後も期待しています。

私は昨年まで10年近く外出や写真撮影など、
本当にプライベートなことしかしてこなかったのですが、
こちらのサイトは本当に勉強になります。

GIDという言葉について、以前ある解説を読んだときより、
最近は皆さん意味を狭めて使っていらっしゃるような気がしてたのですが、
「フェイクレディのひとりごと」No.40の「TG宣言」を読んで、
その理由がわかりました。
流れの中心に医学や法制度の問題があったのですね。

ご指摘の2つの問題点は、その通りと思います。

1つは、なぜ障害者と呼ばれなきゃならないの? という点。
もう1つは、古代の芸能者の末裔ともいうべきプロの人たちや、
芸能から別れた和歌、その和歌についての学者が最高の学者だった、
その末裔?というべき知的TGたちの将来が見えないという点。
だったと思います。

『TG宣言』という本はまだ買っていませんが……


http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/4242/


[811] 「お母さん・・・」 2004-03-18 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

久しぶりの取材対応で、16時に新宿へ。
なんと山の手線に冷房が入ってた。

大勢の人が行き交う南口広場で写真撮影。
後で考えると、すごく恥ずかしい状況なのだけど、その時は、ものすごい強風で、裾がはだけないようにすることに気を取られていたせいか、あまり感じなかった。

「談話室滝沢」で、女性記者さん二人を相手になんだかんだ3時間もしゃべり、ヘロヘロに疲れる。
地元の行き付けの居酒屋Iで、飲み食いしながら、常連のお客さん相手におしゃべりして、やっとくつろいだ気分になる。

新宿に行く前のこと。
地元の駅前でYahooBBの拡販員の兄ちゃんが、私が通過すいたとき、「お母さん、どうですか?」と声をかけた。
すぐ後ろに誰か「お母さん」がいるのかと思った。
でも誰もいない。
どうも私のことらしい。
「お姐さん」とは、しょっちゅう言われる。
「奥さん」と言われたこともある。
でも「お母さん」は初めてで、かなりショック・・・。
でも、その拡販員の兄ちゃんは20歳前後。
だったら、私が産んだ息子でもおかしくない・・・。
(違う意味でおかしいけど)
つくづく、我が身の加齢を実感。


[810] やっぱり、本物は・・・ 2004-03-10 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

ちょっと書きそびれましたが・・・。

先週の土曜日、「日本顔学会」の春のシンポジウムに出席してきました。
http://www.hc.t.u-tokyo.ac.jp/jface/

懇親会でゲストでいらしてた女優の蜷川有紀さんとお話してきました。
舞台中心であまりテレビには出ない方ですが、演技派の女優さんとして評価の高い方です。

スレンダーなボディに小さなお顔、でもメリハリのある顔立ちで、いかにも「女優!」って感じのオーラがあって、とても素敵でした。

でも、中身は「けっこう男が入ってる?」って感じで・・・。
そのせいか、まったくの初対面なのに話が合って、楽しかったです。

男性的な要素を兼ね備えている女性の方が、上手に女を演じられるという説にぴったりの方だなぁ、と思いました。

蜷川有紀さんのサイト「oyuki-bo world site」
http://www.oyukibo.com/


[809] ご感想ありがとうございます 2004-03-10 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

いつきさん、ご無沙汰しています。
『sexual science』の座談会の感想ありがとうございます。

自分としてはあまりに不出来な座談会なので、自分のサイトでは案内を出しませんでした。
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.html
それくらいがっかりしたと言うのが本音です。

伏見さんの見解が、ゲイの人たちの多数派の考えとは限らないとはいえ、
認識の差、危機感の相違を改めて痛感しました。

一言で言えば、ゲイの人たちは、現状を変えようと積極的に動かなければならないほど困ってはいない、正確に言えば、困っている人は少ないということでしょう。
さらに言えば、なにか困ったことが生じて社会運動をしなければならないような状況になっても、ゲイだけのパワーで十分やれるということです。

良く言えば、多数派(性的マイノリティの中での)の自信、悪く言えば奢りを感じました。
その点で、少数派であるレズビアンやトランス系とは、状況認識が違うのだと思います。

現在、「レズビアン&ゲイ(L&G)」という名称で行われている、パレードや映画祭の枠組みに、トランスを加えて「L&G&Tという形にできないだろうか?」という提案をしようと思ったら、機先を制せられる形で、Tを加える必然性も必要性はない旨のことを言われてしまいました。

ゲイとトランスがきれいに分れてしまっている状況についても、私は、大阪や北海道の状況を踏まえて「あまりにも距離ができすぎている」懸念を表明しましたが、伏見さんはそうした分化を都市的「洗練」と捉えられて、意見がかみ合いませんでした。

DP法については、ゲイとレズビアンの間にかなりの意識差があることがよくわかりました。
多数派であるゲイがDP法を望まない以上、レズビアンやトランスがどう動いても実現は難しいだろう、と思いました。

お尋ねの経済格差問題ですが、話には出ませんでした。
と言うか、あまりにも噛み合わない議論に疲れて果ててしまって、そこまで話をもっていく気になりませんでした。

ただ、個人的には、1月にお会いしたときにお話したように、ゲイとレズビアン、あるいはMTFとFTMの関係を考える上では、経済格差を含む社会的性差を根本的な要素として考えなければいけないと思っています。


[808] sexual scienceの座談会 2004-03-10 (Wed)

お名前 = いつき
email = ituki@po.sakura.ne.jp

sexual scienceの座談会、読ませていただきました。

う〜ん、論議がかみあっていないというかなんというか。
やはり、お互いの間の情報交換不足なのかなぁという気がしました。
というか、それぞれの当事者(という言い方はあまり好きではありませんが)が、いま、なにを切実な課題としているかというのが、理解しあっていないということでしょうか。

「特例法」のこともそうですが、DP法についても、レズビアンとゲイの間であれほど違うかというふうに思いました。
わたしの知っているゲイの人たちは、DP法というよりは、どちらかというと「シングル単位」という感じなんですね。
でも、レズビアンの人たちはやはりDP法という感じです。

その根底にあるのは、経済格差じゃないかなぁと直感的に思うのです。
経済格差についていえば、LGBとTの間にも同様のことが言えるのではないかと思います。

今回の座談会では、経済格差のことは表には出てこなかったと思うのですが、論議はされましたでしょうか?

http://members.at.infoseek.co.jp/ituki_k/index_2.html


[807] 「大お花見」ご案内 2004-03-06 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

USA(うさぎファンクラブ)&CFL(クラブ フェイクレディ)合同企画「大お花見」、今年も下記のように企画いたしましたので、ご案内いたします。

桜の開花は、3月に入っての寒さでやや遅れるものの、平年よりかなり早い21日ころと予想されています。
したがいまして、27日は、ほぼ満開頃合い、絶好のお花見となるかもしれません。
大勢の皆さんのご参加をお待ちしております。

【日時】 2004年3月27日(土)17時〜(2時間程度)

【場所】 上野公園(噴水広場斜め奥)
予定では、下記(リンク先)地図の赤丸のあたりに陣取る予定です。
http://www.din.or.jp/~k_asami/ohanami.htm

【会費】 実費清算(例年実績3000円 飲み物・食べ物持ち寄りの方は優待いたします)

PS.基本的には、新宿のちょっと妖しいフェイクレディのお姐さん、そのお友達の怪しいお兄さんのたちのお花見ですが、一般の方も大歓迎です。

参加ご希望の方は、三橋までメールでご連絡ください。


[806] 鳩子さん、いらっしゃいま〜せ 2004-03-06 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

鳩子さん、いらっしゃいま〜せ。

「女装昔話」の感想ありがとうございます。
私のサイト全体に言えることですが、更新してもほとんど反応がないのが毎度のことなので、とてもうれしかったです。

「お乙」の話は、近代的な法律のもつ残酷な一面をよく表していると思います。
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld3_3_19.htm

本来、個人的なものであるジェンダーやセクシュアリティの問題に、国家システムが過剰に介入することの危険性ということで、現代にも通じるものがあると思い、紹介しました。

先ほど、そちらのサイトにうかがって、鳩子さんの筆名を知り、とても懐かしく思いました。
お元気でなによりです。

これを機会に、よろしくお願いいたします。


[805] 初めて書き込みいたします 2004-03-06 (Sat)

お名前 = 鳩子
email = wit_hat@yahoo.co.jp


初めて書き込みいたします。鳩子と申します。

昨年春、私のホームページを始めたころ、
こちらのサイトをけっこう念入りに拝見したおぼえがあります。
以前から頼もしく思い尊敬の念さえもっていた
順子さんのサイトでしたから(^.^)

最近あるBBSで順子さんのお名前をお見かけし、
こちらへ来ましたら、日本女装昔話の項目が増えていました。

明治の初めの戸籍法によって不幸な仕打ちをうけた「お乙」さんのお話。
まるでキリシタンの踏み絵のような残酷な事件でしたが、
ふと思うと、江戸時代までは周囲が女と認めれば女でいられたという
事実に気づかされます。

お乙さんの場合は戸籍法によって事件となって
明るみに出たわけですが、多くの人たちは、
自然に女性として生涯を終えていったのでしょう。

「近代」っていったい何だったんでしょうね。

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/4242/


[804] 「大お花見」の日程 2004-02-27 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

静香姐さん、いらっしゃいま〜せ。

「違う日にして」と申されましても、こちらもいろいろスケジュールがありまして・・・、お心に添えないこともあると思いますので、その際は、お許しくださいませ。

で、今年の「大お花見」ですが、現在のところ、3月27日(土)もしくは4月4日(土)のいずれか、上野公園で開催を予定しております。

CFL専属の「お天気祈祷士」によれば、「3月27日が吉」とのことなので、そちらが有力ですが、最終決定までもうしばらくお待ちください。


[803] 今年のお花見はいつ? 2004-02-27 (Fri)

名前 = 久保島靜香
email = siz.k@jcom.home.ne.jp

今年のお花見はいつ?。
ゴールデン街の「さーや」は4月4日で、新宿御苑です。
違う日にして。


[802] お篭り状態から脱出 2004-02-25 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

ご無沙汰しております。

論文の〆切に追われて、ずっとお篭り状態でした。
最終期限の前日の今日、郵送して、やっと「後は野となれ、山となれ」の気楽な状態になれました。

結局、1月末からの1ヵ月間で、「戦後日本トランススジェンダー社会史研究会」の「報告書」に「手記」を40枚と「考察」を40枚、中央大学の社会科学研の年報の論文が70枚、計150枚書いたことになります。

その他に、『ニューハーフ倶楽部』に連載コラム2本+写真ページ1本を書いて、「Sexual Science」の超長い座談会の校正もしましたから、「よく壊れなかったなぁ」と自分でも思います。

ほんの束の間の休息ですけども、明日は(もう今日だ)、着物友達と久しぶりに遊んできます。



[801] こちらこそお久しぶりです 2004-02-12 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

由紀美さん、こちらこそお久しぶりです。

「二幸荘」は、ごく気楽に行ける旅館です。
ぜひ一度いらっしゃってみてください。


[800] お久しぶりです。 2004-02-12 (Thu)

お名前 = 一枚田由紀美
email = yu_kimi@mail.goo.ne.jp

メールアドレスを変えました。
また東京に行くときは連絡をします。

二幸荘での花魁姿とてもお美しいです。
私も一度行きたいと考えている場所です。

お会いした時は色々と教えて下さい。


[799] 視覚障害と性別違和 2004-02-12 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

NOVAさん、Sexual Science のインタビュー記事の感想ありがとうございました。

グラディエーション(スペクトル)を重視する私は、1997年頃から分類することの意味より包括して考える方が有効性が高いと考え、全部「トランスジェンダー」という概念で包括しましょう、と主張しているのですけど、ごく少数の方を除きほとんど誰も耳を貸してくれないわけでして・・・(笑)。

他者といっしょの概念でくくられたくない、区別化したいという感覚、わからないわけではありませんが、あまりにそれが強いのも、どうかと思います。

「GIDは視覚の障害」ということ、確かに視覚が大きく影響する問題だと思いますが、視覚障害(全盲)の方が性別違和感をもたないかというと、そうでもないような気がします。
聴覚障害の方に比べれば、少ないのは確かかもしれませんが。

視覚障害と性別に関しては、以前、日本社会学会のシンポジウムで、静岡県立大学の石川准先生とご一緒したことがあります。
その時、目のご不自由な先生にどうやって私のことを理解していただくか、かなり悩みました。
実際には、心配するほどのことはなく、声のトーン、握手したときの触感、そして香りで「女性」という判断を下していただけたようです。

視覚障害と性別違和の問題、ちょっと簡単には、いきません。
機会をみて、じっくり考えてみたいと思います。


[798] Sexual Scienceの感想 2004-02-10 (Tue)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

Medical Tribune の Sexual Scienceの2月版拝見しました。

最初の海外女装が台湾だったので、懐かしいこともいくつか思い出しました。
その頃と比べて、ジェンダーの社会的理解は変わってきているのでしょう。

お話の中で、ニューハーフ、TG、GIDなどの自認の分類は難しい問題だと思いました。
性自認にグラディエーションがあるという中に、分類を持って来るのは所詮無理があるのでしょう。

自分の外見が女性的なことを利用して、美人局のバイトしている人がいたり、犯罪の言い訳にGIDを主張したり、一元的にグラディエーションを語れない場面もあり、万の人がいれば万の分類ができそうな、そんな認識なんでしょう。

そして、他人と同じくくり方をされたくない、自己主張の強い個の集団なので、私達は同類呼ばわりされたくないと思ってしまうのかもしれません。

GIDは視覚の障害の一つなので、聴覚障害者にはGIDがいても、視覚障害者にはGIDはいないのではありませんか。
私はGID<視覚障害の話を誰かまとめて欲しいと思っています。
三橋さんのテーマの一つになりませんか。


http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[797] お会いできて幸いでした 2004-02-04 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

高杉めぐみさん、こちらこそ、お疲れ様でした。

直前まで体調を崩していたので、テンションが低くてごめんなさい。
まあ、そのせいで、まったりお話できたのかもしれませんが。

「贋作淑女」、寄ってくださったそううで、ありがとうございました。

それから、「台湾の国際シンポ見聞録インタビュー」も読んでくださり、感謝です。
医療と法律だけでは、問題解決にならないことは、GID当事者だってわかってると思うのですけどね。
なぜ、社会科学的なアプローチを軽視するのか・・・。

まあ、私は私の流儀でやるしかないと思っています。

これからもよろしくお付き合いくださいませ。




[796] 先日は・・・ 2004-02-04 (Wed)

お名前 = 高杉めぐみ
email = megumi_takasugi@yahoo.co.jp

先日は御忙しい中、長時間御お付き合いいただきありがとうございました。
日曜は短時間でしたが、大阪の「贋作淑女」に寄り、洋子ママともお会いできました。
「順子ねーさんに会いたいな〜〜」と言っておられましたよ。

「台湾の国際シンポ見聞録インタビュー」、日本の現状を海外から見ると日本の特殊性が良く見えるのでしょうね。
私もGIDのみが突出してる状況には違和感を覚えてたので、うなずきながら読ませていただきました。
医療面のみがクローズアップされ、社会科学面が遅れてるのは良くなく、車の両輪として機能することが必要な気がします。


http://megu99.finito-web.com/index.html


[795] 『Sexual Science』2004年2月号 2004-01-30 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

オンラインマガジン『Sexual Science』2004年2月号に、

「性同一性障害の突出は『世界標準』からも特異?
 −「女装家」三橋順子さん,台湾の国際シンポ見聞録インタビュー」

という、ロング・インタビューが掲載されました。

http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.html

昨12月、台湾国立中央大学性/別研究室の何教授に呼んでいただいた台湾出張の見聞を話したものです。
かなり長いですが、読んでいただけたら幸いです。


[794] 22万アクセス御礼 2004-01-30 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

この数日、風邪で寝込んでいる内に、お蔭様をもちまして、22万アクセスに到達いたしました。到達日は、1月28日と思われます。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)← 過去最高ペース
10月6日 200000アクセス(57日)
12月5日 210000アクセス(60日)
2004年
1月28日 220000アクセス(54日)

ちょっとだけペースが戻りました。いつものことながら原因は不明です。
昨12月の台湾出張のレポートをまとめなければいけないと思いつつ、年度末が迫り、報告書や論文の執筆に追いまくられている状況で、なかなか手が廻りません。

ということで、更新がはかどりませんが、気長にお付き合いくださいませ。


[793] 寒中お見舞い申し上げます 2004-01-23 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「暖冬なんて言ったのは誰だ!」と言いたくなるような寒い日が続いています。

私は、寒さと原稿執筆に追われてすっかり冬眠状態です。

昨年の11月の九州旅行の写真日記、先行公開しました「花魁変身」を組み込む形で、ようやく全編をアップしましたので、よろしかったらご覧ください。



http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/1/6-031122-1.htm


[792] 土地柄・・・ 2004-01-20 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

高杉めぐみさん、いらっしゃいま〜せ。

広島・・・、やっぱり土地柄というものがあるのでしょうか?
もうだいぶ以前の話になるんですが、私がママ役をやってた模擬店「フェイクレディ」のチーママ役をやってくれた友人が、故郷に帰ることになり、その時「姐さん、広島あたりでそういう場所とかないでしょうかね?」と尋ねられたことがあります。
その時、ちょっと調べてみたのですけど、無い・・・。

同じくらいの人口規模の仙台と比べると、その差が際立ちますね。
もっとも仙台には小谷理美さんという核になる人がいるからなのですけど。
めぐみさんのサイトには、ぜひ広島、いえ中国地方のトランス系の中核になって欲しいです。

年齢の話は・・・。昔は、ほんとうに一回り(12歳)サバを読んでて、新宿の店でもけっこうそれで通ってたんですけどね。
でも、1967年生まれはずなのに、「東京オリンピックの開会式の日って、ほんとすごくお天気が良かったんですよね」とか話してました。

それが、2000年4月に『週刊現代』に取り上げてもらった時に、私は未(ひつじ)歳としか言ってないのになぜか正確な年齢が出てしまって、お客さんに「嘘つき!」とずいぶん怒られました。

月末の件は、メール出します。


[791] 羊さんでしたよね 2004-01-18 (Sun)

お名前 = 高杉めぐみ
email = megumi_takasugi@yahoo.co.jp

順子さんレス有難うございます。またHPにきていただいて、書き込みまで頂いて有難うございました。

どこかに書いてたんですが、私のカウンターは写真と掲示板を除いて途中のページから入ってもカウントするようにしてるのと、同一人が続けて入ってもカウントしてしますのでカウンターが早く回ってしまいます。

本当は同一人のカウントを1日に一回にしたいのですが、お金をかけてない無料カウンターを使用してるので、そこまでの機能がないものを使ってます。(笑)
たぶんアクセス解析から考えると半分から1/3程度が妥当だと思います。

順子さんが言われてるように広島はトランス系の動きは活発ではありませんね。またしっかりとネットでの活動をされてる方も数人じゃないかと思います。
またリアルで行くお店もあまりなく、私の主な活動は新宿方面です。最近は大阪方面にも顔を出し始めた所です。
広島では、女装しての買い物が主な活動でしたが、最近は、普通のショットバーに行ったりや昼間に綺麗な場所での写真撮影なんかをしています。

年の方の話は、そうそう「7歳から」女装はじめました。(爆)
真面目な話ではある資料を見た範囲では同じ年だと思います。
羊さんでしたよね。(笑)

今月末には東京に行き新宿で遊ぶ予定にしてます。
私の方こそ一度お会いしたいと思います。
もしお会いできるようでしたらメールを頂けたら幸いです。
 

http://megu99.finito-web.com/index.html


[790] 静香姐さん、いらっしゃいま〜せ 2004-01-13 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

静香姐さん、いらっしゃいま〜せ。
あらためて今年もよろしくお願いいたします。

私は、三が日は家族サービスで、1月4日始動でしたので、姐さんの芸者姿、拝見できなくて残念でした(叱ったりしませんよ)。

香代さんの着物姿も見たかったなぁ。彼女、華やかな雰囲気のある人だから、よく似合ったでしょうね。

「鳩の目」、残念でした。
解説しろというお達しなので知ってることを記しますが、稲穂と鳩は、芸者さんのお正月の髪飾りで、小さな白鳩の目は入ってません。鳩の目は、好ましい人(旦那)に書き入れてもらうのが習わしになっています。

姐さん、これでいいですか?



[789] 高杉めぐみさん、いらっしゃいま〜せ 2004-01-13 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

高杉めぐみさん、いらっしゃいま〜せ。

>矢島教授の研究室にいる大学生さんの卒業論文のための
>インタービューに協力したのですが、

それは、ありがとうございました。
私は学部生の卒論まで把握してないのですけども、今度、矢島教授に会った時に、様子をうかがっておきます。

今日、そちらのサイトを拝見しました。
30万アクセスというのはすごいですね。正直言って驚きました。
充実した内容とお人柄がそれを支えているのでしょう。

あと、広島という土地柄(というか、中国地方全体)、私には、今まであまりトランス系の動きが活発でなかったような印象があります。
そうした地方でのご活躍、とてもすばらしいことだと思います。

私と同じ歳というお話ですが、そうすると今年37歳ですね。それで「女装をし始めたの30年」ということは、7歳の時から・・・? あれ・・・・?

新宿にもときどきお出掛けとのこと、お会いできる機会があれば、幸いに思います。
これからもよろしくお願いいたします。


[788] はじめまして 2004-01-12 (Mon)

お名前 = 高杉めぐみ
email = megumi_takasugi@yahoo.co.jp

はじめまして、高杉めぐみというアマチュア女装をしてるものです。
年齢は三橋様と同年齢で広島に住んでいます。女装をし始めたの30年ぐらい前からですが、結婚をはさんで10年くらいまったくやめていた時期があるので通算は20年ぐらいです。

去年ちょっとしたきっかけから矢島教授の研究室にいる大学生さんの卒業論文のためのインタービューに協力したのですが、そのとき研究室でどんな研究をしてるか聞き、論文を3冊ほど見せてもらいました。

富貴クラブなんかについて書いてあるものでした。そのころの事はまだ自分が女装する前だったのであまり知らなかったので興味深くよまさせてもらいました。

3年前くらいから東京に出張に行く機会がふえて新宿でよく遊んでます。今まで女装する機会が少なく抑えられていたものが噴出したのかもしれません。またちょくちょくこのHPによらさせていただきます。

http://megu99.finito-web.com/index.html


[787] 鳩の目 2004-01-12 (Mon)

お名前 = 久保島静香
email = siz.k@jcom.home.ne.jp

お正月に日本髪の芸者姿をしないと順子さんに叱られるので、3日に、グッピーの加代さんに和服の着付けをしてあげてから芸者姿であそんできました。

こってり水化粧をして抹茶色の付け下げに緋のしごき、博多帯に潰島田、悲しいことに稲穂の鳩にはまだ目が入っていません。

昨年末閉店したはずの丸源の店が三が日だけやっていると聞いたので行ってみるとやっていました。その店に小額ですが出資もし、友の会代表代行でもある私が知らないで、よその会の人から聞くなんておかしな話です。

『粧』『東郷健の店』と回って帰りました。加代さんは彼氏と初詣したり食事したり、あちこちで和服姿を誉められたり、楽しい夜を過ごしたようですが、私はとうとう鳩の目も入れてもらえず、ただ飲みまくるだけでした。

来年、誰か鳩の目を入れてくれない?。

鳩の目については、誰か解説してあげてください。


[786] 花魁年賀状騒動 2004-01-07 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今、ちょっと必要があって、Googleで「花魁、変身」をキーワードに検索をかけたら、一番上に私のサイトが出てきて、あせりました。

例の別府「二幸荘」での花魁変身写真、実は、スナップショットではなくカメラマン相手の本気の撮影は、2年ぶりだったのです。
その割には、まずまずの出来だったので、うれしくて、調子に乗って年賀状にしてしまいました(下記の2パターン)。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/1/6-031122-03.htm
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/1/6-031122-04.htm

年賀状の写真には「新吉原 のり槙楼 太巻花魁」という名札を添えて、それを読めば、フェイク(ジョーク)だということがわかるようにしました。

ところが・・・・、
あるご家庭(男性の知人の)で、元日、年賀状を仕分けしていた奥様が、旦那さん宛てに怪しげな賀状が来ているのに気づき、

「あなた、なんで吉原の女の人から年賀状が来るの!」

とかなり本気で旦那を問い詰め、危うく元旦早々から夫婦喧嘩になりそうだった、という報告(苦情)が来ています。

私としては、現代の吉原には花魁なんかいないから(泡姫はいますが)、本気にされるとは思っていなかったのですけど、他にもご迷惑をおかけした方
がいらっしゃいましたら、この場で、お詫び申し上げます。


[785] お正月の「ジュネ」と言えば・・・ 2004-01-03 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

静香姐さん、年末のお忙しい時に書き込みありがとうございました。

「ジュネ」ではほんとうにお世話になりました。
お正月の「ジュネ」と言えば、姐さんの日本髪姿、とりわけ鳩と稲穂の髪飾りを思い出します。

>ホステスごっこが楽しくて
私もそうでした。
ただ、そう思う女装者がほとんどいなくなってしまったのですから、「ジュネ」の終焉も時の流れなのかなと思います。

>来年「ジュネ」に代わる店が出来る計画
はい。計画はいろいろ聞いています。
ただ、私の気持ちとしては「ジュネ」に代わる店はないと思っています。
「ジュネ」から育った方が、新しい気持ちと新しいコンセプトでお店を始めれば、私にできる応援はしたいと思っています。

また、お会いできる時を楽しみにしています。


[784] 迎 春 2004-01-01 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

明けましておめでとうございます。

昨年中はいろいろとお世話になりました。
本年もよろしくお付き合いくださいませ。

暖かい年末・年始でした。
幸い風邪も引かず新しい年を迎えられました。
早々に新年のご挨拶をいただきました皆様、ありがとうございます。

あまり変わり映えのしないサイトですが、今年もご贔屓にお願いいたします。


[783] ジュネ存在を知ったのは・・・ 2004-01-01 (Thu)

お名前 = 久保島静香
email = siz.k@jcom.home.ne.jp

東京の「ジュネ」の存在を知ったのは大阪でした。
中山麻衣子さんも「ジュネ」の存在を大阪で知っています。
富貴クラブを経て「ジュネ」の会員になったのは20年ぐらい前でしょうか。
ホステスごっこが楽しくて5番街に夢中で通ったものです。

来年「ジュネ」に代わる店が出来る計画があります。
ジュネ部屋も健在ですのでヨロシク。



[782] 年末のご挨拶 2003-12-28 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

いよいよ今年も押しつまってまいりました。

なんだかんだと「貧乏暇無し」状態で落ち着かず、加えて5〜8月はGID特例法問題に振り回され、気が付いてみたら、たいした成果も出せない1年になってしまいました。

1月に「戦後日本〈トランスジェンダー〉社会史研究会」の仕事として、女装世界の大先輩に語っていただいた『美島弥生のライフヒストリー』を出せたこと。

4月から、国際日本文化研究センター(京都)の共同研究員ということにしていただき、明治〜昭和初期の異性装関係の新聞資料を大量に収集できたこと(現在、整理を終えて論文執筆準備中)。

5月に米沢泉美さんたちと『 トランスジェンダリズム宣言−性別の自己決定権と多様な性の肯定−』を出して、初めて日本古代から現代までのトランスジェンダーの歩みを通史的に叙述した「日本トランスジェンダー略史」を掲載できたこと。

9月に(奥付け上は6月になってる)『中央大学社会科学研究所年報』に「現代日本のトランスジェンダー世界 −東京新宿の女装コミュニティを中心に−」と題して、私がお世話になった新宿TGコミュニティのフィールドワークをまとめることができたこと。

12月に、台湾国立中央大学性/別研究室の招請で、初めて海外に出て国際シンポジウムに参加する機会を得て、いろいろ見聞を広めることができたこと。

この5つが、今年の成果と言えば成果だと思います。

他にも、群馬県尾島町教育委員会、ニッポン放送、日本顔学会、メデイカルトリビューン社(セクシュアル・サイエンス)、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター、情況出版社、埼玉県新座市東北コミュニティセンター、杉並区立和田中学校「よのなか科」、テレビ朝日、北斗出版(ニューハーフ倶楽部)、関西性慾研究会など、発言と活動の機会を与えてくださった方々に心から御礼申し上げます。

一方、年末になって生まれ故郷とも言える女装雑誌『くいーん』の廃刊、「女」修行をさせてもらった新宿の女装スナック「ジュネ」の閉店が続き、ひとつの時代の終わりをひしひしと感じた一年でもありました。

でも、2月〜4月に瀕死の大病をした父親と一緒に年を越すことができそうで、欲を言わなければ、まずまず上々吉の一年だったと思います。

来年も無理をせずマイペースで、活動していきたいと思っています。

今年、お世話になった皆様、引き続き仲良くしてくださった友人たち、新たに知遇を得ました方々、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

それでは、よいお歳を。


[781] 由美さん、ありがとうございました。 2003-12-27 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

由美さん、いらっしゃいま〜せ。
「ジュネ」の思い出話、ありがとうございました。

撤収作業で物が散らかった店内を去る時に、「なにか記念になる物を」と思って、お手伝いホステス時代の私が接客の合間におしぼりを詰めた古びたおしぼり籠を手に取りました。でも、思い出の方が大きすぎて、どんな物でもそれを象徴するのは無理なような気がして、けっきょく何も持ってきませんでした。

「ジュネ」は私にとって、「女」修行の場であり、男性観察、社会勉強の場でした。そして、「女」としての遅い青春時代を過ごさせてもらった店でした。

2003年の年末に創業25年の老舗の女装スナック「ジュネ」の閉店と、創刊22年の女装専門誌『くいーん』の廃刊という出来事が、ほぼ同時に起こったことは、偶然ではないと思います。

今の若い人たちは、性同一性障害というアイデンティをもち、女装という概念を厳しく拒絶するようなりました。

先輩たちや私たちが「自分の望みの性で(時限的ではあっても)過ごせる場所」として、偏見と差別の中でがんばって作り上げてきた「女装」という世界は、もう必要がなくなってきたのかもしれません。
そう思うと、たまらない寂しさを感じます。

『くいーん』や「ジュネ」に育ててもらった女装者として、せめて「女装」という世界が存在したことを書き留め、後世に伝えることが、私の責務だと思っています。


[780] 私の母校は「ジュネ」 2003-12-27 (Sat)

お名前 = 札幌の由美
email = kurisu@kmail.plala.or.jp

「ジュネ」閉店したのですね。
今年は、1月に「和」のママが逝かれ、
12月には「ジュネ」が閉店。

「ジュネ」に初めていった時は、二代目ママだった。
あれから、何年になるのか。。。

思い出は、ゴールデン街の「ジュネ」の方が多い。
大晦日はほとんど「ジュネ」で過ごし、花園神社に初詣してた。

「女装」という言葉は、若い世代から嫌がられる。なんか淋しい。
でも、私の母校は、女装スナック「ジュネ」です。

『クィーン』も廃刊ですね。



[779] 「ジュネ」の閉店 2003-12-26 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

クリスマスの夜、新宿女装世界の老舗「ジュネ」の灯が静かに消えました。
1978年10月の開店以来、25年2ヵ月でした。

「ジュネ」が新宿女装世界の発展・拡大に果たした役割は、言葉ではいえないくらい大きなものがあり、その閉店は、ひとつの時代の終焉を告げるものだと思います。

私にとっては、1993年10月に初めて花園5番街の旧「ジュネ」を訪れてから、ちょうど10年。
1994年5月に区役所通りの店舗に移転した後は、縁あって客分として草鞋を脱ぐことになり、1996〜1998年の約3年間、お手伝いホステスとして、女装者として一番華やかな時代を過ごさせていただきました。

たまたま最後の日に立ち会うことができ、スタッフの方から「はい、ジュネ最後のおしぼり」を手渡され時には、感慨無量でした。

薫ママはじめ今までお世話になったスタッフの皆さんに、心から御礼申し上げます。

ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。


[778] 台湾シンポジウムの写真 2003-12-23 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

主催者が、私のサイトの表層から持っていった写真で、「いったい、いつの写真だ!」と叱られそうな古い写真で恥ずかしいです。

シンポジウムと公開座談会の様子は下記でご覧になれます。

http://sex.ncu.edu.tw/conference/slim/slim5/5th_SLIM-photo.HTM
http://sex.ncu.edu.tw/conference/slim/slim5/5th_SLIM-20031214booktalk.HTM


[777] これも見つけました 2003-12-23 (Tue)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

たびたび済みません。これも見つけました。
つつじをバックに、綺麗ですね。

http://sex.ncu.edu.tw/conference/slim/slim5/5th_SLIM.HTM


[776] 花魁変身写真公開 2003-12-21 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

花魁変身写真、やっと全面公開しました。
トップ頁の特設アイコンからも飛べますが、下記をクリックしてください。

ご感想などいただけましたら、うれしいです。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/1/6-031122.htm


[775] 台湾旅行の行程表 2003-12-21 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

台湾旅行の行程表がやっとできました。
ぜんぜん下調べなしで、案内されるままに動き回っていたので、自分がどこで何をしたのか、ちゃんと認識できてなく(とくに所在地)、後から調べるのにけっこう手間がかかってしまいました。

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台湾国立中央大学 性/別研究室招請 台北旅行
(2003年12月12日〜16日)

◇ 12日(金)
18:30........成田国際空港発(NW21)
22:00........中正国際空港着
中歴(Chungli)へ
(宿泊)......City Inn Chungli

◇ 13日(土)
9:30〜17:00..台湾国立中央大学 性/別研究室主催
..........................第五回『性/別政治』ミニ国際学術シンポジウム「跨性別世紀」
台北へ移動
(夕食)......「北平稲香村」(和平東路一段)北京料理
21:00〜......「巧愛クラブ」(ゲイショップ「晶晶芸廊」2階 羅斯福路)
(宿泊) .....福華国際文教会館(新生南路三段)

◇ 14日(日)
(昼食)......「鼎泰豊」(忠孝東路四段) 小龍包の名店
13:00〜..... 散策(永康街)
14:00〜16:00 誠品書店敦南店ロビー(敦化南路一段)
.........................Leslie Feinberg 『藍調石牆T』出版記念座談会&サイン会.
(夕食).......「国賓大飯店 川菜館」(中山北路二段)四川料理
19:00〜22:00 「彩虹霞光晩会」 TG Twilight Party(BON lesbian pub 博愛路)
..........................台湾初のTransgender パーティ
(宿泊)......福華国際文教会館(新生南路三段)

◇ 15日(月)
12:00〜 .....故宮博物院(至善路二段)
14:30〜 .....「春夫人四物醋工坊」(旧:春鳳楼茶館)(帰綏街)
(昼食)........同上
........................旧娼館地域(帰綏街)
16:00〜 .....支援運動事務所 ビデオ参観
18:00〜 .....中正記念堂(中山南路) 蒋介石記念堂がある広場
19:00〜 .....龍山寺(広州街) 台北の庶民信仰を集める古刹
19:30〜......華西街観光夜市
(夕食).......「台南担仔麺」 海鮮料理
中歴に移動
(宿泊).......City Inn Chungli

◇ 16日(火)
..9:10.......中正国際空港発(NW22)
13:00.......成田国際空港着

------------------------------------------------------

こうしてみるとつくづく充実した旅行だったと思います。
性/別研究室の先生方に改めて感謝です。


[774] いろいろありがとうございます。 2003-12-21 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

makikoさん、いろいろありがとうございます。

>アメリカでも品切れで、
あっ、そうなんですか。日本語訳は順調にいけば2005年夏くらいに出版される予定です。

>ちなみに、こんなものを見つけました。
ありがとうございました。下の方におまけで私の名前も出てましたね。

>ファインバーグの初期の宣言文を抄訳しています
ご存知とは思いますが、ファインバーグの文章の邦訳としては、『ユリイカ』1998年2月号(青土社)に「『女同士の連帯』:それを現実に」が掲載されています。
原題は「Sisterhood:Make It Real!」で、出典は『Transgender Warriors』のようです。

私が参加した座談会「ヒジュラに学べ!−トランス世界の倫理と論理−」が同誌に掲載されている関係で、私はファインバーグの存在と思想の一端を知りました。

日本のトランス世界は、良い意味でも悪い意味でも、世界標準からして特異だと思います。
その理由のひとつは、日本のトランス社会の有り様も日本の伝統文化(性別認識)の影響下にあり歴史的所産であること、もうひとつは、近年におけるGID概念の誤った受容にあると思います。

そこら辺を、きちんと跡付けるのは、必要な仕事だと思います。前者は私自身の仕事だと思っていますが、後者に関してはmakikoさんに期待します。


[773] 返事に困りました 2003-12-20 (Sat)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

>『Stone Butch Blues』です。

残念ながら私は未読です。
アメリカでも品切れで、アマゾンマーケットプレースで恐ろしい値段がついていたので。
来年再刊されるみたいですが。

ちなみに、こんなものを見つけました。
http://www.gsrat.org/act/act.htm
なお、Windows Updateで中国語繁体字サポートを導入する必要があります。

それから、私のHPで、ファインバーグの初期の宣言文を抄訳しています。
よろしければご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/mtforum/ar002.htm

>日本は世界の動向から孤立しているんだなぁ」という思いを深くしました。

先月、マレーシアのMtFTSで、セックスワーカーのサポートやっている人と交流する機会があったのですが、私が「日本の主流GIDの活動家は『自分たちはニューハーフとは違う』と言い続けてきた」、と話すと、"Too narrow"を連発されました。
私も性労働には疎い方ですけど、TGと性労働の分野に真面目に取り組んでいる人が、トマトさんくらいしか思い浮かばないのはなんとも。。

逆に、タイのクリニックの一部で、日本のガイドラインに乗っているか、かなりうるさく聞かれるようになっているなど、日本の医療化がアジア圏に悪い影響を及ぼしている感じもします。

もっとも、日本の女装スナックのような業態で、なぜセックスしないのか?、と聞かれた時は返事に困りました。

>当事者がGIDという概念を積極的にアイデンティティとするのは理解できない

障害という程には、障害を持つ人の運動の蓄積に、まともに向き合っている形跡もあまりない。
TSの場合は医療が関わるので、狭義のジェンダー論だけで処理するのには限界を感じているので、最近そっち方面も勉強しているのですけど、これまであまりにも我々が不勉強であったゆえに、行政の側の価値観に振り回されているように思います。

先日のTFNの集会では、障害学専門の柴田啓文氏が講演するなど、変化の気配はあるとは思いますが。


http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[772] makiko さん、いらっしゃいま〜せ 2003-12-19 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

makiko さん、いらっしゃいま〜せ。

Feinbergの翻訳出版は『Transgender Warriors』ではなく、『Stone Butch Blues』です。
中国語版では『藍調石牆T』という書名です。

ちなみに、Warriors の方は『跨性別戰士』という書名で既に訳されています。

まったくおっしゃる通りで、今回、台湾を訪れて「日本は世界の動向から孤立しているんだなぁ」という思いを深くしました。
というか、世界の動向にほとんど意識が向いていないと言っていいでしょう。

シンポジウムの席上で「日本は既存のトランスジェンダーコミュニティが存在したのに、なぜGIDという医学概念が社会認識として主流化してしまったのか?」という質問がありました。

また個人的なコメントとして「アメリカでは、GIDという概念は医学論文はともかく、当事者は使わない。当事者がGIDという概念を積極的にアイデンティティとするのは理解できない。なぜトランスジェンダーではいけないのか?」という意見もありました。

共になんとも耳が痛い質問でした。

「井の中の蛙」的な状況から少しでも脱するためにも、これからのmakiko さんのお仕事に期待しています。


[771] お帰りなさいませ 2003-12-19 (Fri)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

順子さま お帰りなさいませ。

続きを楽しみにしています。

Feinbergの翻訳出版記念パーティですか。すばらしいですね。
台湾で翻訳されたのは Warriorsですか?

日本では、Feinbergはおろか、海外文献が全くといっていいほど翻訳されていません。
何でも海外というわけではありませんが、少しでも動向にアクセスできていたなら、今のような情況はなかったかもしれません。

というと、オマエがやれよ、とお叱りを受けそうですが、Feinbergではありませんが、某基本文献の翻訳を、もしかしたら出せるかもしれません。
ただ、値段はかなり高くなりそうです。

http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[770] ただいま〜ぁ 2003-12-17 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日、台湾より帰国しました。

13日(土)の台湾国立中央大学での「跨性別(トランスジェンダー)世紀」シンポジウムと、14日(日)に台北市で一番大きな書店のロビーで行われたアメリカのトランスジェンダー作家 Leslie Feinberg 氏の著作翻訳出版記念イベントに参加してきました。

この2つの公式日程に参加したほか、13日夜に台北唯一のゲイエリア(小さな路地にグッズショップと書店と喫茶店の3軒が固まっている)を訪問、14日夜には台北市内のレズビアンバーを会場にした台湾初のトランスジェンダー・パーティ、15日午後には、台北のダウンタウンにあるセックスワーカーの自助・支援グループ事務所と旧妓楼を訪問するなど、息つく間も無いハードスケジュールでした。

それだけに収穫の多い旅行でした。
詳しくは、いずれまた。


[769] 明後日から台湾に出張 2003-12-10 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

明後日(12日 金曜)から16日(火曜)まで4泊5日の日程で台湾へ出張です。

台北市の西の中歴(土編がつく歴)市にある台湾国立中央大学の招待で「第5回『性/別政治』ミニ国際シンポジウム『跨性別世紀』」(Fifth International Super-Slim Conference on Politics of Gender/Sexuality“The Age of Transgender”)という学会その他に出席してきます。

ちなみに、メインゲストは、アメリカのトランスジェンダー作家 Leslie Feinberg 氏です。
私のことは「日本著名女裝家跨性別學者三橋順子」なんて紹介されてて照れくさいです。

http://sex.ncu.edu.tw/

私にとって初めての国際学会出席、初めての着物で海外で、けっこうプレッシャーがかかってます。

今日、着物その他一切合切を仮荷造りしましたが、何か抜け落ちてないか、心配です。
しかも、台湾は亜熱帯ですから、今の日本の気候に合わせた用意ではだめで、長襦袢も着物も単衣を引っ張り出して準備しました。

ところが・・・。
国際天気予報を見ると、水曜・木曜と最高気温26度だった台北は、私が到着する金曜日以降、急に気温が下がり、滞在中の最高気温は18〜21度(最低気温は16度)の予報。

これでは単衣だとちょっと涼しいかも・・・。

ということで、急遽、準備していた単3枚を1つにして、代わりに胴抜きと薄手の袷を入れて、気温対応ができるようにしました。
それにともなって帯も変更ということで、すっかりドタバタしてしまいました。

着物を決める前に、天気予報を見ればよかった。
(yahoo の天気予報の ワールド版なんて、今まで見たことなかったもん)


ということで、留守中、いただいたメールのアップその他の作業ができませんので、よろしくご了解ください。


[768] 21万アクセス御礼 2003-12-06 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

お蔭様をもちまして、12月5日に、21万アクセスに到達いたしました。

ちなみに、2時間ほど前にアクセスしたら、209999で危うく自分で切り番を踏んでしまうところでした。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)← 過去最高ペース
10月6日 200000アクセス(57日)
12月5日 210000アクセス(60日)

一時の異常なペースから落ち着いたまったりペースに戻っています。
相変わらず「貧乏暇無し」で、更新がはかどりませんが、気長にお付き合いくださいませ。


[767] みんな読めよ〜 2003-12-05 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「着物大好き」の伝言板にいただいた書き込みですが、こちらにも転載させていただきます。

--------------------------------
お名前 = めめ
email = meme@vanilla.freemail.ne.jp

今日、実家に行ってあの日の朝日新聞をもらってきました。多摩だから無理かな?と思いましたが、ちゃんと載っていました。

「『三橋さんは自分にはない強いものを持っている。大げさな言い方だが感動した』と生徒たちも感想を述べている。保護者の評判も上々だ。中学生にふさわしくないなどと、中学生をなめてはいけない。彼らはもう半分大人なのだ、とこの授業をするたびに気が付かされる」
と最後に書いてあり、私も嬉しくなりました。

頭の固い区の文教委員会の区議団の方たちはこれを読んでるかしら?と思いました。
みんな読めよ〜と。


[766] 杉並校長日記 2003-12-02 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

以下は、2003年11月29日の『朝日新聞』東京版に掲載された、杉並区立和田中学校校長藤原和博さんの「杉並校長日記」です。
私がゲスト講師としてお手伝いした授業のことが書かれています。

都内在住以外の方は、ご覧になれなかったようなので、転載させていただきました。
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[杉並校長日記]
 

少数者差別する心理自ら考える授業

 「よのなか」科名物「差異と差別の違いを考える授業」が和田中で行われた。
 
 女装家の三橋順子さんを登場させて、「マイノリティー」(少数者)という言葉の意味や、どんなときに「差異」が「差別」にいたるのかを生徒たちに考えさせるものだ。
 
 三橋さんは男性だが、日頃は女装し、社会的には女性として生きている。体を加工することを一切していないしニューハーフではないが、男性として生きることに違和感を感じている人だ。
 
 この授業はもともと足立区立第11中学校で初めて実践し『世界でいちばん受けたい授業(2)』(小学館)にも収録したもの。
 
 私が都内初の民間出身の中学校長として就任する直前に、都議会と区議会の双方でやり玉に挙げられた授業だった。
 
 一言でいえば「女装家やニューハーフを教室に登場させるのは、発達段階にある中学生には早すぎるのでは」という批判が一部の議員からあがったのだ。そこで、実際に授業がどのように進行し中学生がどんな反応をするのか、自分の目で確かめてもらおうと、杉並区の文教委員会の区議団に見学に来てもらった。
 
 授業は大雑把に言って三つのパートに分かれている。
 
 まず、簡単な10問のチェックリストを使って、自分のキャラクターのなかにある男らしさと女らしさを得点化する。「やさしい」とか「気が利く」などは教室の生徒たちには女らしさを連想させるものだとされたが、男子生徒の中には、自分は大いに「やさしく」「気が利く」と答える者もいた。
 
 もちろん反対に、男らしさを象徴するとされた言葉が多く当てはまる女子生徒もいる。この発見が、三橋さんというちょっと異質な存在と生徒とをつなぐ懸け橋になる。
 
 次に、生徒たちに、自分自身が「マイノリティー」になってしまった体験を思い出させる。小さいころ、デブとかヤセとかノッポとかチビとか、からかわれた経験はないか。そうした身体的特徴などでイジメられたことはないか。
 
 最後に、三橋さん自身が女装して生きると決めてからのマイノリティー体験を語り、「差異」と「差別」の本質に迫る。
 
 校長の私は、「人間社会にはときに、マジョリティー(多数者)との差異をあげつらってマイノリティーを差別し、攻撃を仕掛け、それによって多数者側の組織を安定させようとすることがある。それは、多数者側に何らかの不安があり、それを差別という手段でごまかしたいから。学校や教室でもそういうことが起こる可能性がある」という話をして締めることにしている。
 
 「マイノリティーになってしまう機会はたくさんあるけど、自分は自分らしく生きていこうと思う」「私は勇気がなくてマイノリティーにはなれないかも」「三橋さんは自分にはない強いものを持っている。大げさな言い方だが感動した」と生徒たちも感想を述べている。保護者の評判も上々だ。
 
 中学生にふさわしくないなどと、中学生をなめてはいけない。彼らはもう半分大人なのだ、とこの授業をするたびに気が付かされる。
 
 (区立和田中学校校長 藤原和博)

 

http://mytown.asahi.com/tokyo/news02.asp?c=5&kiji=578


[765] つっちーさん、いらっしゃいま〜せ 2003-11-27 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

つっちーさん、いらっしゃいま〜せ。
どこの女装バーに行かれたのかはわかりませんが、情況はどこも同じだと思います。
2〜3年ほど前から、新人さん、とくに若い20代の人が急激に少なくなりました。
原因はもちろん「アレ」です。

こうした流出現象は、アマチュア女装系だけでなくプロのニューハーフ業界でもおこっています。

案外世間知らずなママたちが、「アレ」のせいだと気が付いて危機感を感じた時には、すでに事態はかなり深刻になっていたわけで、いまさら有効な対処ができるかどうか、私としては悲観的にならざるを得ません。

私が『情況』のリレーエッセーに、ああいう内容を書かなければいられなかった危機感、つっちーさんには理解していただけるかなと思います。


[764] ちょっと気になる話 2003-11-27 (Thu)

お名前 = 土屋ゆき
email = onilez@hotmail.com

こんにちは。
市井に生きる一レズビアン土屋です。

ちょっと気になる話があるんで、
順子姐さんの掲示板に上がりこませてもらいます。

昨晩、久しぶりに「女装バー」に遊びに行ったのですが
そこのママいわく、
「ココ一年、とんと新人が出なくなった」と。
これって、「アレ」ですよね。
そこのママもかなり危機感を持ってるようでした。
部外者のワタシも、なんか嫌な違和感を感じずにいられませんでした。
もはや、ヒトゴトではないな、と。


[763] 2泊3日の九州旅行 2003-11-24 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

仙台の小谷理美さんたち仲間3人と2泊3日の九州旅行に行ってきました。

22日(土)は、8時30分の飛行機で福岡空港へ。そこからレンタカーで柳川へ。お昼ご飯は「ひつまぶし」の名店本吉屋。その後、お舟に乗って水郷の風情をたっぷり楽しみました。ちょっと寒かったけども空は抜けるような青空で、ゆったり流れる堀割の水そのままにのんびりした時の流れに身を委ね、とても幸せな気分でした。

その後は、大分自動車道で九州を横断して一路、泉都別府へ。18時30分に、今回の旅行のメイン、変身お宿で有名な「二幸荘」に到着。夕食の後、21時前からいよいよ本化粧、着付、撮影会となりました。結果(写真)は、後日のお楽しみということで・・・。でも、重い鬘と衣装を身につけてポーズを取っている内に、内腿の筋肉がメキメキときしみだし、日ごろの不摂生による筋力の衰ろえを痛感しました。

23日(日)は、別府地獄巡り(白池地獄、海地獄、血の池地獄、竜巻地獄)を楽しんだ後、やまなみハイウェーで湯布院へ。途中、快晴の空にそびえる由布岳が見事でした。昼食は「亀の井別荘」の「湯の岳庵」でお弁当。あちこちで噴煙が上がる九重高原をひた走って黒川温泉へ。お宿は、渦中の「アイレディース黒川温泉ホテル」。露天風呂(貸し切りと混浴)をはしごして、心地よい眠りにつきました。

24日(月)は、阿蘇山外輪山の「大観峰」で雄大な火山地形を満喫して、阿蘇スカイラインから菊池谷ルートで、九州自動車道に乗り、15時に福岡空港に戻って来ました。

温泉、風景、食事、そして変身と盛りだくさんの旅行でしたが、3日間とも絶好のお天気に恵まれ、車の機動性を生かして効率良い旅行を楽しむことができました。

ご一緒してくださった3人の皆さん、ありがとうございました。


[762] 感想ありがとうございました 2003-11-21 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

秋野さん、いらっしゃいま〜せ。
感想ありがとうございました。

性同一性障害という医療概念の普及とそれによる性別越境者の囲い込みは、
一部の性別違和感に苦しむ人たちを救ったことはまちがいないものの、秋野さん、私、あるいはニューハーフの人たちなど、それぞれ立場の違いはあっても、医療という枠組みに入らない性別越境者にとって共通の、深刻な情況をつくりだしつつあると思います。

もしも、性同一性障害の治療過程という形でしか異性装が許されないような情況、「障害(病)」という形でしか性別越境者の存在が許されないような社会通念が形成されたら、私たちは存在を許されなくなってしまうからです。

「GID特例法」をめぐる言説を分析していて、それが杞憂とは言えない方向に向かいはじめいるような気がしたことが、今回のエッセーの執筆動機でした。

秋野さんが、私と共通する危機感を抱いてることを知って、うれしく思いました。


[761] 認識はかなり近い様です 2003-11-21 (Fri)

お名前 = 秋野 雅美
email = aaj95410@pop01.odn.ne.jp

↓のカキコミにあった「情況」(12月号)の「性別を越えていきることは「病」なのか?」を拝読させていただきました。

順子様と私では、「どういう女装を目指すのか?」ということではかなり違いますが、「性同一性障害」に対する認識はかなり近い様です。

私達は「かわいそうな病気の人」なのではなく、趣味として、または職業として誇りをもって異性装を行なっているものです。
私は同じ異性装の人が「性同一性障害者」として「かわいそうな病気の人」の側に組み込まれつつある現状は看過するべきではないと思います。
このままでは、「性別越境者」は病者としてしか社会に受け入れられなくなってしまうからです。

こういう風潮に対抗するためには、理論面では「性同一性障害」という概念、もしくは日本の精神医学のイデオロギー性を批判するとともに、実践面では「個性派」の人達の自立的な運動が必要なのではないかと思います。

http://www1.odn.ne.jp/~aaj95410/


[760] 久しぶりの楽しい夜 2003-11-20 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨夜は、杉並区立和田中学校「よのなか科」の取材番組(テレビ朝日)の打上げ会ということで、藤原和博校長、テレ朝の後藤はなディレクター、共立美容外科の原田卓季さん他というメンバーで、三軒茶屋にあるニューハーフタレントのはるな愛さんのお店に行ってきました。

愛さんとは、2年前に足立区立11中学校の「よのなか科」の学芸発表会のゲスト同士というご縁で知り合ったのですが、今回の和田中「よのなか科」の私の授業にも特別ゲストで来てくださって、それなら打上げ会は愛さんの店で、ということになったのです。

お店は、三軒茶屋のきわめて庶民的な飲み屋横丁の路地にあり、看板もほんの小さくしか出ていません。「こんなところに・・・・」という感じです。
中に入るとL字型のカウンターで椅子席8つ、使い勝手の良さそうなコンパクトな作り。でも、後でわかったことですが、カウンターの下にはストロボ照明などいろいろな仕掛けが・・・。

けっして広くないカウンターの中を舞台に見立てて、愛ちゃんが次々に演じるパフォーマンスは、かって大阪のシューパブ「冗談パブ」にで、アイドル系ニューハーフとして人気No1を誇り、タレント転身でさらに磨きをかけたプロの業。

ほんとうにそっくりな臨場感のある松浦あやと松田聖子のライブ・コンサートを、連続で、しかもかぶりつき状態で見せてもらい、さらに愛ちゃん10歳のテレビ出演や北海道のホテルでのディナーショーなど、貴重なビデオも見せてもらって、長年の「春菜愛ファン」の私としては、もう楽しさでお腹一杯の状態でした。

プロ、つまりお金を払う価値があるタレントの業(彼女の場合は、また特別に業が有る人なのですが)というものを間近に見せてもらい納得したと同時に、自分の無芸をつくづく思い知らされました。

ともかく、久しぶりに楽しい夜でした。

愛さんのお店、「隠れ家」なので、店名とか場所とか、公開できないのが残念です。


[759] 久しぶりのお肌チェック 2003-11-20 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨夕、某打ち上げ会に出掛けた途中、渋谷東横店の花王ソフィーナのブースに立ち寄りました。
リキッドファンデーションの補充と来年の手帳(実はこれが主目的)をもらいに行ったのですが、ちょっと時間に余裕があったので、久しぶりにお肌チェックをしてもらいました。

結果は・・・。
肌の弾力性、メラニン因子、血色度、活動レベルは、38歳の女性の平均値。
ケラチン状態(深層水分量)とUV影響因子は、38歳の女性の平均よりちょっと上。
セラミド(肌のきめ)と表面水分量は、38歳の女性の平均よりかなり上。
ただし、皮脂量は38歳の女性の平均よりちょっと下。

つまり、皮脂さえ足りてれば満点だったのに・・・。
う〜ん、なんでなんだろう? 顔の洗いすぎかな? 洗顔の後、化粧水だけで乳液はあまりつけないからなぁ、ということでちょっと反省でした。

まあ、肌のきめは30代前半で十分行けるということなので、自己満足しましょう。

ここまで読んでくださった方、「38歳の女性」という比較対象は「なんなんだ?」と思われるでしょう。
それはご想像にお任せします。


[758] 『情況』12月号のリレーエッセー 2003-11-19 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日発売の『情況』12月号(情況出版)に、リレー連載「逆風に立つ」の第3回として、
「性別を越えて生きることは『病』なのか?」を執筆しました。

内容は、性別を越えて生きている人たちを、いつ、なぜ、世間が「かわいそうな病気の人たち」という哀れみの視線で見るようになってしまったのか?
性別を越えて生きることが「病」という形でしか許されない社会が、はたして健全な社会か?
ということを論じたものです。

6頁ほどの短い文章ですが、書店や図書館で探して(←マイナーな雑誌なのであまり置いてないと思う)読んでいただけたら幸いです。


[757] 新座市女性セミナーで 2003-11-16 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

14日の金曜日、新座市の女性セミナーでの第2回目の講演をしてきました。今回は「性の多様性と人権A −戸籍と差別の再生産−」と題して、「GID特例法」の問題点を指摘し、それと密接にかかわる性同一性障害という概念のジェンダー論の視点から見た問題性をお話してきました。

講演の後の昼食会で、新座の市議会議員さんをはじめとして、それぞれの地域でフェミニズム的立場でいろいろな活動をされている方たちと意見が交換できて、とても有意義でした。

お世話になった皆さん、ありがとうございました。


[756] 昨夜の「スーパーJチャンネル」 2003-11-12 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「よのなか科」の主唱者 藤原和博杉並区立和田中学校長を主人公に取り上げた昨夜の「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)の特集、見てくださった方、ありがとうございました。

ニュース枠内の特集としてはかなり長い編成(12分くらい)だったので、その分、とても丁寧な作り方だった気がします。

テレビ番組の常として、取材された全体の何十分の一の内容しか放送されていないのですが、それでも今回は長巻だったせいで、いつもよりはずっとマシでした。
私の授業の場面も思っていたより多く映ってて、うれしいと同時にちょっと恥ずかしかったです。

担当の女性記者(後藤花さん)が、きちんとした取材をする理解度の高い方なので、安心して見ていられました。
しかも、杉並区議さんの一人がとても「おいしい」コメントをしてくれたので、生徒の感性の柔軟さと一部の大人の頭の硬さがとても対照的に表現される形になりました。

実は、藤原和博校長を、東京都初の民間人中学校長として任用するにあたっては、かなり激しい反対運動があり、その反対理由の第1が「藤原氏はニューハーフを教壇に立たせるような過剰に性的な授業を行う危険な人物だ」ということでした。
杉並区議会の文教委員会の議員が私の授業を総出で視察に来て、ああいうコメント(あれでも一番まともなコメントだったらしい)を残していったのは、そんないきさつがあったからです。
(詳しくは、こちらをご覧ください↓)
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/2003-7/ss0307-4.htm

今回の授業、ニューハーフタレントの はるな愛さんが来てくれて、中学校時代に「女男」といじめられた体験を語ってくれてことで、『世界で一番うけたい授業』(小学館)の内容よりさらにバージョンアップすることができました。
その反応は、テレビで放映された生徒の怖いくらい真剣なまなざしがすべてを語っていると思います。

あと、最後の小宮悦子さんの好意的なコメント、うれしかったです(近い世代の同県人ということもあって昔からファンなので)。


[755] 明日のテレビ朝日「スーパーJチャンネル」 2003-11-10 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

明日(11月11日)のテレビ朝日系列の夕方のニュース枠「スーパーJチャンネル」(16:55〜19:00)で、杉並区立和田中学「よのなか科」の様子が放送されます。
私が担当した授業も紹介される予定ですので、ご覧になっていただければ幸いです。

時間帯は、17時15分〜30分くらいの間の予定ですが、前に入るニュースによって若干のズレが生じるかもしれません。

基本的には関東圏の放送枠ですが、テレビ朝日系列の地方局でも放送されるところが多いようですが、
ただ、残念なことに関西圏だけは別の番組が入ってるようです。


[754] トランスジェンダーと加齢 2003-11-08 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日は、新座市の女性セミナーでの第1回目の講演でした。
13〜14人くらいの小人数のセミナーでまったりした雰囲気だったのと、
セミナーのテーマが「わたしを探そう わたしを語ろう」だったので、普段の講演ではあまり語らない、自分のライフヒストリーをかなりしゃべりました。
しゃべっていて、いくつかあった自分の転機が再確認できて有益でした。

質問もなかなか鋭いものがあり、特にMTFトランスジェンダーと加齢の問題は、今まで質問されたことがなかったテーマで考えさせられました。

具体的に言うと「女装する方には、いつまでも若い女性のイメージを自分のものとして保持しようとする傾向があると思うが、加齢による容姿の衰ろえ避けらえない。そこらへんのバランスをどう考えるのか?」というような内容でした。

周囲を見ていても確かにそういう傾向はあります。私も数年前までは一回りサバを読んで、それなりのファッションをしてましたから。

でも、加齢による容姿の衰え(老い)は、努力によって遅らすことはできても誰もが不可避な問題です。いつまでも若い女性のイメージに固着していては、現実とのギャップが広がり、かえってそのギャップに苦しむことになりかねません。

素直に老いることも大事だと思うし、あるいは年齢を加えた容姿に自分なりの価値を見出していくことが必要なのではないかと思いました。

すっかり「おばちゃん化」している自分への言い訳かもしれませんが。


[753] 埼玉県新座市で講演の予定 2003-10-31 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

埼玉県新座市で下記のような講演をします。
もし、お近くの方で聴講ご希望の方がいらっしゃいましたら、可能かどうか、会場の新座市東北コミュニティセンターに問い合わせて見てください。

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女性セミナー2003「ゆれ動く現代家族−わたしを探そう わたしを語ろう−」

【講 師】三橋 順子(中央大学社会科学研究所客員研究員)

【テーマ】
第1回「性の多様性と人権@ −性別を越えて生きる−」
第2回「性の多様性と人権A −戸籍と差別の再生産−」

【日 時】
第1回 2003年11月7日(金)10:00〜12:00
第2回 2003年11月14日(金)10:00〜12:00

【会 場】埼玉県新座市東北コミュニティセンター
新座市東北2丁目28番5号 東武東上線志木駅 南口
TEL 048−474−2577

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[752] 「日本女装昔話」の更新 2003-10-30 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

トップ頁でもお知らせしていますが、久しぶりに「日本女装昔話」を更新しました。

第14回 警視総監を殴った男娼「おきよ」
第15回 女装芸者の活躍(その1)
第16回 女装芸者の活躍(その2)
第17回 和製ブルーボーイ、銀座ローズ
第18回 明治時代の有名女装者、荒木繁子
第19回 錦絵新聞に描かれた明治の女装妻

上記のようなラインナップで、『ニューハーフ倶楽部』の連載1年半分の成果です。
読んでいただけたら幸いです。

また、関連して何かご存知の情報がありましたら、メールでご教示をいただけるとうれしいです(特に、女装芸者について)。


[751] 和田中「よのなか科」報告 2003-10-29 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今日は朝から、杉並区立和田中学校[よのなか]科で、「差異と差別を考える」のゲスト講師をしてきました。
http://www.yononaka.net/

20数名の生徒に対して大人の見学者が60人くらいもいて、普通だったらそれだけでビビっちゃうと思うのですが、和田中の生徒は、そのくらいでは負けないくらいしっかりしてました。

授業は、いつものパターン(『世界でいちばん受けたい授業2』参照)でやりましたが、ニューハーフ・タレントのはるな愛さんの飛び入りで、より充実した内容になりました。
生徒の反応、手応えがあったので、私としては満足してます。
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld1_9_1.htm

何が心配なのか大勢様ご参観くださった、杉並区議会文教委員会の議員の方々、中には授業中に居眠りされてた方もいましたが、わざわざありがとうございました。

今日の授業、テレビ朝日の夕方のニュース枠「スーパーJチャンネル」の取材が入ってますが、放送日は未定とのことです。ちょっと後になるかも。
放送日、わかり次第、掲示板でお知らせします。

ちなみに、今日の私の出で立ちは、海老茶の地に更紗模様の着物に銀砂の帯、帯揚は茜、帯締は芥子色でした。


[750] 杉並区立和田中[よのなか]科 ご案内 2003-10-26 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今週の水曜日、10月29日の9時半から、杉並区立和田中学校[よのなか]科で、「差異と差別を考える」の授業をします。

取材・見学ご希望の方は、下記を熟読の上、お出掛けください。
http://www.yononaka.net/coverage.html

以下は、藤原和博校長先生の紹介文です。
---------------------------------
次回10月29日(水:9時半頃から)はいよいよ女装家の三橋順子さんの登場で[よのなか]科名物『差異と差別を考える』(かつてNHKやフジテレビでも放映)です。

前回(15回目)以降から、[よのなか]科は一気に深い世界に入っています。すべて“現代社会の根底にある最も解決が難しい諸問題”を中学生が大人とともに考えるという趣向。もちろん、唯一の答えなど、あろうはずがありません。

9時半までには図書室にお出でください。

今回は、杉並区議会から文教委員会の議員団が視察に来られます。
歓迎! お目付け役ご一行様。
---------------------------------

ふ〜ん、私の担当コマって「[よのなか]科名物」だったんだぁ。
それに、1年中、いろいろな著名ゲストを招いてる[よのなか]科なのに、何で私のときだけ、杉並区議会文教委員会のご視察が入るのでしょう。
そこらへん、私としては、逆にとても興味深いです(区議さんたちにインタビューしてみようかな)。


[749] 静香姐さん、いらっしゃいま〜せ 2003-10-19 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

静香姐さん、わざわざのお運びありがとうございます。
いよいよEメール&インターネットの世界にアクセスとのこと、何よりです。
きっと新しい世界が大きく広がることと思います。
ウチのサイトのリンク集などもご利用いただければ幸いに思います。


[748] インターネット練習中 2003-10-19 (Sun)

お名前 = 久保島静香
email = siz.k.@jcom.home.ne.jp

「濡れ菊舞台」おかげさまで残部も数部になりました。
10月の連休にパソコンが入り、今練習中です。
アドレスは表記の通りです。よろしくお願いします。


[747] 『中央大学社会科学研究所年報』7号(2002年度) 2003-10-17 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

私の論文「現代日本のトランスジェンダー世界 −東京新宿の女装コミュニティを中心に−」が掲載された『中央大学社会科学研究所年報』7号(2002年度)がやっと刊行されました(ほんとうは6月末に出るはずだった)。

現代日本のトランスジェンダー世界を概観した後、その中でも今まで「知られざる世界」だった新宿の女装コミュニティの実像を詳細に記述し、そこに観察される性別認識や性愛行動のあり方を分析したもので、この世界を対象とした最初のフィールドワークです。

また同誌には、谷口洋幸氏の「性同一性障害の性別訂正と国際人権法 -ヨーロッパ人権裁判所グッドウィン判決の意味するもの -」も収録されています。

購入ご希望の方は、中央大学出版部までお問い合わせください。
定価1000円(税別)です。
http://www2.tamacc.chuo-u.ac.jp/up/

また、もし私の論文だけを読みたい方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡ください。
抜刷を差し上げます(先着7名様 郵送もしくは手渡し)。


[746] わざわざのご挨拶、いたみいります 2003-10-12 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「おや?季節外れの雷が・・・」と思ったら、真樹大姉さまのご来訪でしたか。わざわざのご挨拶、いたみいります。

実は、昨夜、新宿の某所で「そう言えば、真樹さん、姿を見せないねぇ」「お歳もお歳だから、もしかして・・・」なんてお噂を、申し上げておりました。早速の訪れ、もしや間者猫でも放たれていたのでしょうか。

そうですか、メリケン国の謀略で、くしゃみの病にお悩みだったとは・・・。くしゃみの度に、せっかく捕獲した子猫が驚いて逃げてしまうのでは、悔しさに七転八倒されるお気持ち、よくわかります。

銀座松屋そばの「チャンドラボース」ビル、所在だけは存じておりました。あの頃、真樹大姉さまはボース氏の秘書をされていて、私はメイドをしておりましたよね。ボース氏がチキンカレーを召し上がるのをお給仕したことを懐かしく思い出します。

私は、さいわい空気の良い碑文谷の里に隠棲しておりますので、小病はしても大病はしない、心静かな暮らしを送っております。

大姉さまも、くれぐれもご自愛くださいませ。


[745] ゴロゴロゴロ・・・ 2003-10-12 (Sun)

お名前 = Maki Fujimura
email = taiganoyoake_55@yahoo.co.jp

お屋形様には20アクセスを達成し、ますますご健勝の事とお喜び申し上げます。
8月末以来、先月末に至るまでメリケンより渡来の毒草「ブタクサ」による毒花粉の猛威が日本列島を覆っておりましたが、お屋形様には影響を免れたようですね。私は七転八倒状態でした。
この毒はかの国の王”藪”とやらが流行らせているのでありましょうか。

先日所用で銀座へ参りますと、松屋のすぐ近所に「チャンドラボース」ビルという建物を見つけました。懐かしい名前でございます。お屋形様は藤原機関に属してボース氏とは親しかったと聞いておりますが、運命のあの日はボース氏の一便後の輸送機で助かったという、幸運も長命の秘訣かと思います。

運命の日といえば、慶応四年のあの日、輪王寺宮をお守りして、上野の戦いのドサクサに江戸を脱出、会津・仙台と転戦しつつ宮の即位(東部皇帝と称す)やら、蔵人への出仕など大変な日々の始めでしたが、お屋形様はどこやらに姿を消してしまい、根津にお隠れになっていたとは初耳でございました。

なお、この連休中でしたか木場では”角乗り”が披露されるらしいですね。秋本番ともなり、観光シーズンでございます。川越の祭りも来週ですし、楽しみが尽きません。

アビニシアンの館


[744] 20万アクセス到達御礼 2003-10-07 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

お蔭様をもちまして、当サイトは20万アクセスに到達いたしました。

この数日、体調を崩して寝込んでいたので、確実ではありませんが、到達日時はたぶん昨6日(月)〜7日(火)にかけてだと思います。

どなたか、切り番、もしくは近い数字を確認された方は、ご連絡いただけると幸いです。
切り番ゲットの方には、何かプレゼントをと考えておりますので。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)← 過去最高ペース
10月6日 200000アクセス(57日)

この半年のほどのハイペースに比べれば、ペースダウンしていますが、まあ、やっと落ち着いたという感じでしょうか。

それにしても、4年4ヵ月で20万アクセス。更新ペースの遅い、しかもあまりおもしろくない内容のサイトに、これだけ大勢の方がアクセスしてくださったこと、ほんとうにうれしく思います。

これからも、たとえ世の中の大きな流れに逆らうことになっても、自分なりの筋を通し、世の中の片隅で自分のできる仕事を地道に積み上げていこうと思っています。
よろしくお見守りくださいますよう、お願いいたします。


[743] 屋形舟ツアーの写真 2003-10-05 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

ちょっと体調を崩して1日半ほど寝込んでおりました。
季節の変わり目、皆さんもお気をつけくださいませ。

遅まきながら、8月の屋形舟ツアーの写真を、別館の「きもの写真日記」にアップしました。
ストーリーの作り様がなかったので、工夫なくただ並べただけですが、参加してくださった方の多様な?「美しさ」をお楽しみください。



http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/1/6-030823.htm


[742] もうすぐ20万アクセス 2003-10-02 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

何事もなければ、週明けの6日(月)か7日(火)あたりに、めでたく20万アクセスに到達しそうな状況です。

いつもの1万切り番ではなく10万切り番ですから、何かプレゼントをと思っているのですが・・・・。

屋形舟ご招待(来年8月。12000円相当)だと、あまりに遠くて気が抜けるし、お花見ご招待(来年3月末)の方がまだ近いけど、もともと参加自由のイベントだから、ご招待というほどのものでもないし・・・、困っています。

順子オリジナル写真絵葉書(6枚セット)なんて誰も欲しがらないだろうし、何かよい知恵はないものでしょうか。


[741] きっと、これだ・・・ 2003-09-30 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

[ 時事通信社 ] 2003年09月30日(火)  18時21分

路線バスが衝突、4人軽傷=ワゴン車と出合い頭に−東京

30日午後4時10分ごろ、東京都目黒区中央町の交差点で、東急バスの路線バスとワゴン車が出合い頭に衝突。バスの乗客の男性1人、女性3人が軽傷を負った。目黒署はどちらかが信号を無視した可能性があるとみて、運転手らから事情を聴いている

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まあ、大事件じゃなくて、よかったです。


[740] ヘリコプターが・・・ 2003-09-30 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

現在17時10分くらいですけど、
ウチ(目黒区中央町)のあたりの上空を、
3〜4機くらいのヘリコプターが10分くらい前から低空旋廻し続けています。
すごくうるさいし、道行く人も空を見上げてます。
何かあったのでせうか?(あたしは何もしてないぞ)