[739] (広告)バドミントン@国際交流 2003-09-27 (Sat)

お名前 = 原田
email =

初めまして♪
バドミントン@国際交流の原田と申します。広告で失礼します。

このサークルは、ニューハーフの方も来られているバドミントンサークルです。

もし宜しければ気軽に汗をかいてリフレッシュしませんか?

http://bad80.hp.infoseek.co.jp/

----------------------------
(順子記)
この掲示板は、面識のない方からの広告投稿は、原則として掲載しないのですけど、まじめな会のようですし、なんとなくおもしろいので、例外的に載せました。

eメール欄が空白なのは、ウィルス避けのためだそうで、サイトに連絡方法(複数)が詳しく記されています。
興味のある方は、そちらをご覧ください。

ちなみに、私、高校の時、1ヵ月だけバドミントン愛好会にいたことがあります。
ちゃんとしたラケットも持ってたし(今でも実家の物置を探すとあるかもしれない)、プラスティックじゃない水鳥の羽根のシャトルを打ってました。
たまたまスケート愛好会が創立されて、そちらに誘われたので辞めましたけど、バドミントン好きです。
今はもう、バドミントンのようなハードな運動ができる身体じゃないですけど。


[738] ワークショップのご案内 2003-09-25 (Thu)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

「性同一性障害特例法を考える」

本年7月に、突如成立した「性同一性障害特例法」は、要件を満たす当事者にとって福音となる反面、ジェンダーの問題やその他の性的少数者の抱える問題を改めて浮き彫りにしました。
この特例法の問題点について、多角的に検証してみたいと思います。

担当:筒井真樹子(『トランスジェンダリズム宣言』(社会批評社)共著者)
主催:ジェンダーワークショップ
共催:婚姻・血縁を越えた関係に関する政策提言研究会
日時:2003年10月5日(日) 14:00〜17:00
場所:QWRC(大阪市北区)
http://www.qwrc.org/
会費:500円

参加人数把握のためなるべく予約をお願いします。
予約・お問い合わせは、筒井まで(mtforum@hotmail.com)


http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[737] リンクを貼っておきました 2003-09-24 (Wed)

お名前 = Henri de Charpentier
email = chambre@mail.goo.ne.jp

こんばんは、伯爵ですぅm(__)m
先週土曜日には、京都の性慾学会でお世話になりました。

こちらのサイトからリンクを貼っておきましたので、ご確認お願いします。
クイア系(ア〜サ行)のコーナーと、2003年9月の日記です。

いきなりようやくの秋がやってまいりましたね。
お風邪など召されませぬよう。今後ともよろしくお願い申し上げます。

http://cvnweb.bai.ne.jp/~comte


[736] 『Sexual Science』10月号の座談会 2003-09-08 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

オンラインマガジン『Sexual Science』10月号に、私も出席した座談会
「『性別変更法』の成立と今後の展望(下)−当事者運動のあり方を考える−」
が掲載されました。

これで完結ですので、前半(9月号掲載)と合わせて読んでいただけたら幸いです。

http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.html


[735] 「思い出写真館」第2弾 2003-09-02 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今日の午後から夜にかけて、アクセスしにくかったようです。
たぶんサーバーの事情だと思いますが、申しわけ有りませんでした。

「思い出写真館」第2弾「お出掛け編 T(1992〜1994年)」をアップしました。
大昔の外出写真です。笑ってやってください。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld1_10-03-1992.htm


[734] 失礼いたしました。 2003-09-02 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

つっちーさん、リンクの件、お知らせし忘れてごめんなさい。

>しかも、「研究者個人」で
だって「TG個人」に入れるわけにはいかないし・・・(笑)。

そちらもいろいろたいへんなようですが、まあ、お互い焦らず気長にがんばりましょう。
これからも、よろしくお願いいたします。


[733] リンクがかかっていることを・・・ 2003-09-02 (Tue)

お名前 = 土屋ゆき
email = onilez@geocities.co.jp

昨日、友人に三橋さんのサイトからリンクがかかっていることを知らされました。
しかも、「研究者個人」で。

なんとなく順子姐さんの期待を感じつつ、ちょっと怖いような。(笑)
(ハンパなことをすると、岩下志麻ばりに「ハッキリせいやぁ!」とか言われそーなカンジで。)

できるだけ、視野を広く持ちつつ、前へ前へと進んでいきたい所存です。
まだ、私事でバタついているので、ちょっと先になるかもしれませんが、こちらからもリンクをかけさせていただきます。

これからも、立場は違えど、協力できるところを見出してゆきたいと思っています。

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Sirius/1083/home.html


[732] 『Sexual Science』9月号の座談会 2003-08-25 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

オンラインマガジン『Sexual Science』9月号に、私も出席した座談会
「『性別変更法』の成立と今後の展望(上)−当事者運動のあり方を考える−」が掲載されました。

http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.html

かなり長い座談会で、今月の掲載は前半だけですが、読んでいただけたら幸いです。


[731] 屋形舟ツアー御礼 2003-08-24 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨夜の屋形舟ツアー、お蔭様で今年一番の夏らしいお天気にも恵まれ、参加者32名で、楽しい舟遊びを満喫してきました。

参加してくださった皆様に心から感謝しております。

特に、遠路はるばるご参会くださった、新潟の山本由美子さん、りえさん、塩井さん(男性)、大阪の大塚寧々さん、岩手の彩花みず穂さん、群馬の結似さん、ありがとうございました。

来年もまたよろしくお願いいたします。

ちなみに、全体の着物着用率は、14/32(約44%)でした。
内訳は以下の通りです。

男性 2/3(67%)
純女 5/12(42%)
女装 7/17(41%)


[730] インパクション137号 2003-08-23 (Sat)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

風流な舟遊びの話題の中に、暑苦しい話で申し訳ございませんが(^_^;)。。。

このたび、いわゆる「性同一性障害特例法」につきまして、ささやかですが文章を書かせて頂きました。
ご関心をお持ちの方はお読み頂ければ幸いです。

「消し去られたジェンダーの視点・性同一性障害特例法をめぐって」
『インパクション』137号(インパクト出版会)
http://www.jca.apc.org/~impact/
(8月22日現在更新されていません)

この文章は、私の個人ホームページに掲載されている『性同一性障害特例法について』とは別の視点から、新たに書き下ろしたものです。
なお、インパクション137号には、三橋さんや私も共著者に加わっている、米沢泉美編『トランスジェンダリズム宣言』(社会批評社)の書評(田中玲さんによる)も掲載されております。書評及び原著の方も併せてよろしくお願いします。

http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[729] 屋形舟ツアーご予約名簿(最終) 2003-08-19 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

8月23日(土曜)屋形船ツアーの参加申し込み、本日をもちまして締切らせていただきます。

もし、私の携帯電話の番号をご存知の方で「どうしても参加したい」という方がいらっしゃいましたら、三橋までお電話ください。
21日(木)夕方までなら、なんとか大丈夫だと思います。

それでは、ご予約いただいた皆様、くれぐれも集合時間に遅れませぬようお願いいたします。

幸い、予報によれば、土曜日は夏が戻ってくる気配です。
お江戸情緒をご一緒に満喫できますこと、楽しみにしております。

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2003年 屋形舟ツアー ご予約名簿
(2003.8.19現在 CFL取り扱い分のみ)

1.南 麻衣子さま
2.(お連れさま)
3.(お連れさま)
4.彩花(あやはな)みず穂さま
5.結似(ゆに)さま
6.山本 由美子さま
7.りえさま(純女)
8.大塚 寧々さま
9.AKIMOTOさま
10. YUKOさま(純女)
11. 茜 さま(純女)
12. めめ さま(純女)
13. ぺんぎんさま(純女)
14. 塩井 さま(純男)
15. みさと さま
16. きもの ひろさま1
17. きもの ひろさま2
18. きもの ひろさま3
19. きもの ひろさま4
20. 三橋 順子


[728] ただいま〜ぁ 2003-08-17 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

13日から16日まで、旧盆で田舎に帰ってました。
で、3泊4日ずっと雨・・・。

毎年同じ時期に帰ってますが、こんなことは初めてです。
それに東京より230mばかり地面が高いこともあって、「涼しい」を通り越して「肌寒い」のです。夜は床暖房を入れてました。

気象庁は「冷夏になるかも」なんて言ってるようですが、これが「異常気象」じゃなくて何が「異常気象」でしょうか!

当然のことながら、稲は青立ち、お米は大凶作でしょう。
とくに「やませ」(冷たい東北の風)が吹き続けた東北地方の太平洋岸とか、山際の地域では。
江戸時代なら大飢饉、明治〜昭和初期でも、娘を身売りさせる算段をしなければなりません。

どう考えても、人間の過剰な営みが地球環境を狂わせているとしか思えません。
地球規模の気象は、一朝一夕にどうなるものではありませんが、そろそろ本気で対策をしないと、子供たちの時代には、とんでもないことになるように思います。

元地学部天文班兼気象班員の感想でした。


[727] 屋形船ツアーご予約状況(8/11) 2003-08-11 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

屋形船ツアーのご予約状況は、現在のところ下記のようになっております。
まだまだ余席がたっぷり有りますので、3つ下の「ご案内」をご覧の上、お申し込みいただければ幸いです。

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2003年 屋形舟ツアー ご予約名簿
(2003.8.11現在 CFL取り扱い分のみ)

1.南 麻衣子さま
2.(お連れさま)
3.彩花(あやはな)みず穂さま
4.結似(ゆに)さま
5.山本 由美子さま
6.りえさま(純女 山本さまお連れ)
7.塩井さま(山本さまお連れ)
8.大塚 寧々さま
9.AKIMOTOさま
10.YUKOさま(純女)
11. 茜 さま(純女)
12. めめ さま(純女)
13. ぺんぎんさま(純女)
14.三橋 順子


[726] 19万アクセス到達御礼 2003-08-10 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

ご無沙汰しております。
3泊4日の京都出張から帰ってきたら、19万アクセスに到達いたしました。
いつものことながら、皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)
5月4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)
8月10日 190000アクセス(43日)← 過去最高ペース

7月初めに、某MR先生のテレビ出演の余波と思われる異常なアクセス数の増加があった影響で、過去最高ペースを大幅に更新しました。

相変わらず「貧乏暇無し」状態に加えて、今月は帰省や家族サービス旅行などで、不在がちになりますが、なんとか時間を作って少しずつでも更新していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。


[725] 屋形船ツアーご予約状況 2003-07-28 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

屋形船ツアーのご予約状況は、現在のところ下記のようになっております。
まだまだ余席がたっぷり有りますので、一つ下の「ご案内」をご覧の上、お申し込みいただければ幸いです。

--------------------------------
2003年 屋形舟ツアー ご予約名簿
(2003.7.28現在 CFL取り扱い分のみ)

1.南 麻衣子さま
2.(お連れさま)
3.彩花(あやはな)みず穂さま
4.結似(ゆに)さま
5.山本 由美子さま
6.りえさま(純女)
7.大塚 寧々さま
8.AKIMOTOさま
9.久保島 静香さま
10.三橋 順子


[723] 屋形船ツアー ご案内(再掲) 2003-07-28 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

行く夏を惜しむ 屋形船ツアー ご案内

毎年、ご好評をいただいておりますUSA(うさぎファンクラブ)&CFL(クラブ フェイクレディ)合同企画「行く夏を惜しむ屋形舟ツアー」、今年は8月23日(土)に実施することとなりましたので、ご案内申し上げます。

涼やかな東京湾の海風に吹かれ、おいしいお酒とお料理をいただき、お江戸情緒たっぷりに、行く夏を惜しむ楽しいイベントです。

皆様のご参加を、心からお待ちしています。

【 日 時 】 2003年8月23日(土曜)
【集合時間】 18時15分(時間厳守)
【集合場所】 JR総武線浅草橋駅 都営浅草線乗り換え口(東口)前
【 船 宿 】 柳橋「井筒屋」(予定)
【 出 船 】 19時00分(隅田川より東京湾へ)
【帰着予定】 21時頃
【参 加 費】 12600円(税込み)
【お 料 理】 天麩羅(穴子・海老・夏野菜など)、お刺身、御飯、お味噌汁

飲みたい方、食べたい方、お江戸情調を味わいたい方、ちょっと怪しいフェイクレディのお姐さん、純女の着物大好きお嬢さん、そして一般の方も歓迎です。

参加ご希望の方は、三橋までメールでご連絡ください。


[722] 異性装で芝居に挑戦! 2003-07-24 (Thu)

お名前 = 風のうしろのケンちゃん
email = kaze21@mx1.ttcn.ne.jp

おもしろい企画(?)だと思いますのでご紹介です。
そもそも「親と子の体験学習」として企画されたのですが、フタを開けてみたらそんな参加親子がいな〜い!...
ってなわけで実は方向変えなんですが、楽しいかも?という訳で、
ご興味のある方はぜひ下記サイトをご参照の上どうかご参加下さい。

「異性装で芝居に挑戦!」(募集20名程)
http://www.tiny.jp/~kazenoushiro/index/online-shibai/online-shibai-new.htm

夏休み、温泉場で楽しい3泊4日を過ごします。
テーマは「自己表現」で、
マジで本物の芸と歌舞音曲を学び発表もします!
合間、清流での水遊びも予定していますので、水着もご持参下さい!
どうぞよろしくお願いします!
お邪魔しました...。

http://www.tiny.jp/~kazenoushiro/


[721] おばちゃんの夕べ 2003-07-16 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

夕方、薄緑色の笹の模様の綿紅梅の浴衣(竺仙)に白地に錆朱の横縞の帯という格好で、碑文谷の住宅街をトコトコ徒歩10数分歩いて、馴染みのリサイクルきもの屋さん「ひろ」(徒歩15分)にお直しを取りにいきました。

オーナーやスタッフとおしゃべりして、コーヒーとケーキをご馳走になったその帰り道、学芸大学駅東口商店街にある行き付けの居酒屋「一善」に寄って、カウンターで常連客のオジさまたち5〜6人と、ママの手料理を肴に生ビールを飲み、ワイワイおしゃべりしながら、野球のオールスター戦(第2戦)を、ほとんど最初から最後まで見てました。

この半年間、なんだかんだでずっと慌ただしかったので、久しぶりにとてもリラックスした気分でした。




[720] 『世界』掲載の長谷川清美さんの文章 2003-07-09 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

現在発売中の『世界』2003年8月号(岩波書店)に、ノンフィクションライターの長谷川清美さんが「抹消される多様性・あいまいさ−戦争への序曲−」という国家や社会による「らしさ」の強要の危険性を指摘した文章を書かれています。

題材になっているものの内、「性別変更法案」の問題性やジェンダーフリー・バックラッシュの状況については、私に取材していただきました。

鮮明な問題意識(危機感)に基づく文章ですので、ぜひお読みいただきたいと思います。


[719] 伏見憲明『変態(クィア)入門』 2003-07-08 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

新刊本のご紹介です。

伏見憲明『変態(クィア)入門』がちくま文庫から出版されました(筑摩書房 2003年7月 740円+税 ISBN4-480-03839-6)。

1996年1月に出版され、日本のクィア・レボリューションの先鞭をつけた対談集『クィア・パラダイス−性の迷宮へようこそ−』(翔泳社)から、9本の対談を抜粋収録し、同書未収の対談1本を加えて再構成したものです。

志木令子.......ネイディブ・レズビアン
嶋田啓子.......トランスジェンダー?オーバージェンダー
虎井まさ衛....FTMTS +バイセクシュアル
麻姑仙女.......MTFTS+レズビアン
ハッシー.......インターセックス
花田実..........障害者のゲイ
川本恵理子....レズビアンマザー
柿沼瑛子.......おこげ?やおい? ゲイ文学翻訳家
松沢呉一.......ヘテロセクシュアル・ペニス研究家

というラインナップで、90年代のクィア・シーンを彩った懐かしいお名前が並んでいます。

加えて『imago』1996年2月号(青土社)に掲載された伏見憲明さんと私の対談(三橋順子....女装家 パートタイムTG)が新たに収録されました。

私にとっては「女装家」としての活動の出発点になった思い出深い対談であり、こうした形で再び世に出ることはうれしいと同時に、この7年間の変化の激しさを感じます。そのあたりは、かなり長文の「付記」を添えて解説しました。

現在は当たり前になりつつある「性の多様性」を提起した、クィア・レボリューションの原点を確認できるこの本が、文庫ということで、とてもお手軽な価格でお求めいただけるのは、うれしいことです。
大勢の方に読んでいただければと思います。

なお、おまけとして、嶋田啓子嬢の衝撃的なヌード写真2葉と、私の和洋装両方の写真が、堂々の各1頁使いの大版で載っています。


[717] ちょっとご紹介 2003-07-08 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

二つばかりご紹介します。どちらも遅れ馳せなのですが・・・。

(1) 松尾紀子の生きる力をグングン伸ばす「こんな教育!!発見記」
第7回 「中学校で大胆授業 よのなか科」

フジテレビホームページの中にあるアナウンサーさんの個人ページです。
松尾紀子アナウンサーは、昨年10月末の品川女子学院・中等部での私の授業を取材し、FNNスピークで紹介してくださった方です。
その時、サイトがあるとうかがったのですが、なかなか見つけられず、最近になってやっと見つけることができました。授業風景の写真があります。

http://www.fujitv.co.jp/ana/kyoiku/index2.html


(2)石井達朗「ダンスとセクシュアリティ」
いろいろお世話になってる石井達朗先生(慶応義塾大学教授:演劇論・舞踏論)が、新宿書房ホームページに執筆されたコラムです。
新宿書房刊行の石井先生の著書『異装のセクシュアリティ(新版)』のことに関わって私のことが出てきます。ちょっと引用しますと・・・。

>あでやかな女装で出現し、驚くほど論理的に「女装」の背景を語れる
>三橋さんは、おそらく世界の女装家のなかでも稀有な人だろう

きゃ〜〜ぁ、先生、うれしいけど、誉めすぎです。

http://www.shinjuku-shobo.co.jp/top8.html


[716] コメントのコメントへのコメント 2003-07-08 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

makikoさん、コメントのコメントありがとうございました。
それにさらにコメントするのも変なのですが・・・

その1
>GIDの認定を受けずに戸籍も変更しない人は、
>逆に社会から排斥される可能性があると思います。

今後、性別変更特例法がさまざまな形で拡大解釈されて、GIDの認定を受けなかったり、GIDであっても戸籍を変更しない人たちへの差別の根拠に利用されることになるだろうと思います。
私に不可解でありショックだったのは、性別変更特例法を推進した人たちが、こうした差別の再生産について、とても鈍感であるということです。

その2
私の実感では、日本のフェミニストは、トランス世界の実態を知らなすぎます。知識が無いからきわめて単純に、性同一性障害者=かわいそうな人たち=人権保護の推進という形でしか理解してません。自分たちにはかかわらない問題なのです
何先生の講義は、そうした主流派フェミニストの思想に厳しい批判を突きつけています。

その3
>今回の特例法に内在するホモフォビア

私は、秋に出る論文で、新宿の女装世界がホモフォビアをひとつの基盤に成り立っている世界であることを論じましたが、それ以上に、GIDの人たちは内面化したホモフォビアに対して無自覚です。
おっしゃる通り、レズビアン/ゲイの側も「性マイノリティ=ゲイ・レズビアン・『性同一性障害』」言ってきたのですから、相互無知は同様なのですが。

>対立点が明らかになった方が、むしろ健全なのではないかと思います。

私もそう思います。今回のことで口先だけの連帯の危険性を痛感しただろうつっちーさんあたりに、頑張ってほしいです。

その4
GIDと古い頭のフェミニズムは、身体本質主義で共通しています。
その一方で、トランスジェンダーは身体を重視せず。過大にジェンダー本質主義です(この点も、次の論文に書きました)。

おっしゃるとおり、ジェンダー化された身体という視点で、TG概念を再構築する必要があると思います。

ともかく、単純な男女二元論への回収では、何も新しいものは出てこないということは確かでしょう。


[715] 感想をいくつか 2003-07-06 (Sun)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

私なりの感想をいくつか

>>その1
>保護的な傾向の強い政策
というの、日本でも急速に拡大している「女性専用**」がありますよね。
#まじ、これについて書いておいてよかったと思います。
GIDの認定を受けずに戸籍も変更しない人は、逆に社会から排斥される可能性があると思います。
認定されたGID患者だけを保護する、という考え。まさに、S戸さんのネタでしかなかった「トランス公安委員会」が現実化する、ということです。

>>その2
アメリカのフェミニストとTGの関係は、ご存じJ・レイモンドの、TSは男性優位の医学界が造り上げた人造女性、という攻撃をいまだに引きずっているわけですが(この本自体は私はよい本だと思いますが)、日本のフェミニストは逆に物分かりが良すぎる。私も「あ、性同一性障害の方ですね。クリニック通って、大変ですね」とか言われたことがあるわけですが、彼女らはそういう言い方をすることによって、自らの女性アイデンティティを揺らされなくて済むわけですね。ある意味。

>>その3
>日本においては、L-G-BとT(TG)の連帯は必ずしも順調に進んでいない。
うーん、上川区議選なんかもそうですが、今までLGBの人が、わけもわからず(Tでなく)GIDを支援してきた、という感じがしますが。そのツケが、今回の特例法に内在するホモフォビアに対する拒否反応という形で出てきたわけで。
「性マイノリティ=ゲイ・レズビアン・『性同一性障害』」なんて、今までよく抜け抜けと書いて来られた、と思います。
対立点が明らかになった方が、むしろ健全なのではないかと思います。

>>その4
>身体/アイデンティティとの矛盾と違和感
日本のGID当事者は、非常に本質主義的で、脳の性分化なんかを非常に簡単に信じてしまうわけですが、ご存じのように、今のフェミニズムは、身体の性も社会的に構築されたジェンダーである、ということを前提にしているわけですよね。
ところが、セックスとジェンダーを分ける、ちょっと前のジェンダー概念を前提にしている、プリンス由来のTG概念には、身体が出てきません。ある意味当然ではありますが。
ここから野宮亜紀氏のように、フェミニズムは身体の問題を扱えないのでTG(というよりGID)の問題はフェミニズムでは語れない、と切り捨てるのでなく、ジェンダーの視点から見た身体論、というところから、TG概念を再構築する必要があるのではないか、というのが今の私の関心です。

#ただ、これをやると、『トランスジェンダリズム宣言』は、早くも批判の対象になるのですが(^_^;)



http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[714] Josephne Ho 先生の講義の感想 2003-07-05 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

Josephne Ho 教授のお話は、台湾におけるトランスジェンダーに対するフィールドワークと、TGが置かれている状況に対する深い共感に支えられていて、私としては「我が意を得る」思いが多々ありました。

残念なことに日本では、何先生ほどのトランスジェンダーに対する深い洞察と理解をもつジェンダー/セクシュアリティ研究者はいません。

何先生のポリテカルを重視する考え方に学ばなければいけないと痛感したとともに、何先生という良き理解者と共闘できる台湾のトランスジェンダーがうらやましくなりました。

何先生が講義の中で、米沢泉美編著『トランスジェンダリズム宣言』に言及され、「この本に書かれている日本の運動や三橋先生の活動は、台湾のトランスジェンダーにとっても大きな刺激と良き指針になるだろう」という評価をいただいたことも、とてもうれしかったです。

また、5回の講座の1回とはいえ、トランスジェンダーについて、これだけポリティカルでハイレベルな講義が行われたのは、おそらく日本では初めての事ではないかと思います。

そのような場にコメンテーターとして呼んでいただいたこと、たいへん光栄に思うとともに、このような場を作ってくださったお茶の水女子大学ジェンダー研究センターの先生方と関係者の皆さんに、心からの感謝をささげます。


[713] Josephine Ho教授の講義(その4) 2003-07-05 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

【終わりに】 −トランスジェンダーの社会的役割−

(Josephne Ho 教授 のお話)
トランスジェンダーによる自分を振り返るという作業は、常に身体/アイデンティティとの矛盾と違和感という経験の集積によって調整される。そしてその結果として、現存のジェンダーのカテゴリーをコンスタントに”trans”gress(逸脱)/”trans”form(変容)させる試みとなる。

自分の身体だけでなく、ジェンダー・アイデンティティを再形成しようとしている主体にとって、アイデンティティ理論とジェンダー理論はすべからくトランスジェンダーを支え、エンパワリングな言説を提供するべきである。ジェンダーの境界をより強固にしたり、ジェンダーの面でのマイノリティを作ったり、普通でないジェンダーの行動を色眼鏡でみたり、ということをしてはならない。つまり、トランスジェンダーは身体/アイデンティティを再構築するだけでなく、私たちのジェンダーを再構築するのである。(これはフェミニズムの主要な論点の一つであるのは確かなのだから。)


(三橋順子のコメント) 
日本においてもようやく『トランスジェンダリズム宣言』(米沢泉美編著 社会批評社 2003年5月)という書名の本が刊行される状況になってきた。

トランスジェンダーの試みが、自らの身体/アイデンティティを再構築するだけでなく、女性のジェンダーを再構築する可能性があるという何先生のご指摘は、トランスジェンダーが近代以来の伝統的な男女二項対立構造の問題点を浮かび上がらせる触媒と成り得るという私の考えと通じるものがあり、近未来のトランスジェンダーの社会的役割を考える上で、きわめて重要かつ示唆的であると思う。


[712] Josephine Ho教授の講義(その3) 2003-07-05 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

【第3の論点】 −セクシュアルマイノリティ相互間の問題−

(Josephne Ho 教授 のお話)
フェミニストのジェンダーイデオロギーに影響された台湾のレズビアンたちは、1990年代初めから、T(Tomboy butch=男役)と Po(婆、femme=女役)というジェンダー役割をめぐる不平等を批判しはじめた。その結果、“Bu-fen”(不分=T-Poというジェンダーの区別を拒絶するレズビアン)が、レズビアンのあるべき姿になった。トランスジェンダーの男役(FTMのことか? 三橋註)は、内面化された家父長制の影響を悔い改め、解消しなければならなくなった。

性的指向や性的アイデンティティにおける正当性が高まると、ゲイ・コミュニティもまた彼らのジェンダーイメージについて考えるようになった。2000年9月に台北市の最新の映画館、ワーナービレッジで開催された第1回ゲイ・フェスティバル(台北市政府による資金援助がなされた)は、ドラッグ・クイーンの参加によって大いに盛り上がった。メディアは、劇的で見栄えがするものに飛びつき、ドラッグ・クイーンが前面に押し出された。しかし、その後、ネットの掲示板で泥仕合が始まった。ゲイの印象を悪くした、またメディアを独占したということでクイーンは厳しく批判された 。ドラッグ・クイーンに対する批判には前段階があり、それは「女々しいゲイ」(CCゲイというあだ名がされる)のジェンダーパフォーマンスをめぐる激しい論戦だった。

(三橋順子のコメント) 
ゲイ&レズビアンとTGの関係で重要なのは、ゲイ世界の男性優位(マッチョ)主義が「女々しいゲイ」(「おねえ」や女装のゲイ)、あるいはMTFTG、さらには身体的に女性であるレズビアンに対し抑圧的に作用している点ある。このことが、同じセクシュアル・マイノリティであるはずのL-G-B-Tの連帯を困難にしている。また、ゲイ&レズビアンに根強い生得的な身体の性(Sex)を基準にした性別認識観もTGとの相互理解を妨げる一因になっている。日本においては、L-G-BとT(TG)の連帯は必ずしも順調に進んでいない。

TGにおいても内面化されたジェンダー意識、FTMTGに見られる家父長的男性優位意識や女性に対するセクシュアルハラスメント的な言動、MTFTGにしばしば見られる男性への過剰な依存意識(例えば、6月30日に放送されたNTVのドキュメンタリー番組に登場した著名なMTFTGは、新宿駅のコンコースで初体面の男性ディレクターにいきなり腕を絡め、もたれるように歩くシーンがあった)、克服する必要があるだろう。

性別の越境は、男女の社会的地位に差異がある状態では、男←→女という水平方向の移動だけではなく、垂直方向の要素(社会的上昇 or 下降)を含みむことになる。それに関連してMTFとFTMとでは、社会の受容姿勢に差が生じる可能性がある。トランスジェンダーの当事者がその点にもっと留意すれば、フェミニズムとの接点が必ず見出せるはずである。



[711] Josephine Ho教授の講義(その2) 2003-07-05 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

【第2の論点】 −ヘイトクライムに対するフェミニストの姿勢−

(Josephne Ho 教授 のお話)
フェミニストによるジェンダーポリティクスは、MTF(男性から女性)のトランスジェンダーに厳しい社会的文脈を生み出し、同時にフェミニストのジェンダー教育は、トランスジェンダーがうけるジェンダー暴力について目をつぶってきた。このジェンダー暴力は女性が受けてきたのと同種のものであるのに。

2000年4月20日におきた女っぽい少年(葉永誌)殺害事件でも、それがジェンダー暴力の結果であったにもかかわらず、殺されたのは男の子で、女の子ではなかったから、フェミニストは抗議の声をあげなかった。ジェンダーがはっきり二分されている台湾の教育システムのなかに置かれている、トランスジェンダーの子供たちの極めて困難な状況と苦痛にフェミニストたちは無関心である。

2003年5月7日、台湾の有名なトランスセクシュアルである林國華の自殺遺体がホテルで見つかった。性転換手術から5年経っていた。自殺の理由は、彼女が手術のための医学的な承認を求めながら、心理学鑑定をパスできなかったことにある。医師らは、彼女がきれいではないので“女性として”仕事を見つけたり、“女性として”愛されるのが難しいのではないかという理由で彼女を不合格にした。このようなあからさまなジェンダーのステレオタイプや女性に対する偏見について、主流のフェミニストは何も言わなかった。フェミニストたちは“本当の”女性を守るので手一杯だったからだ。

台湾のフェミニストの主流派は、トランスジェンダーがもっと生きやすいようなジェンダーシステムの再構築をしようとしなかった。

(三橋順子のコメント) 
MTFTGに対するヘイトクライムが、女性性への嫌悪(misogyny)に由来していることは重要である。日本の学校でも男っぽい女の子よりも、女っぽい男の子の方がはるかに生きにくいのが実情であり、女っぽい男の子は女の子よりも劣位に置かれ、犠牲にされやすい。

女性に対する性暴力は犯罪として厳しく指弾されても、女性的な男性に対する性暴力は自ら招いた結果(自業自得)として片付けられてしまいがちである。

日本ではMTFTGに対するヘイトクライムが、大きく報道されるような形では起こってないので(隠蔽された事例は多々あるが)、フェミニストがヘイトクライムの犠牲になったMTFTGに対してどのような姿勢をとるか明らかではない。また、日本のフェミニストたちは、一部の例外を除き(例えば、河野貴代美先生のフェミニスト・カウンセラーのグループなど)MTFTGの存在をあまり認識せず無関心であったために、幸いにも?現在に至るまでフェミニストとTGの間に顕著な対立は生じていない。


[710] Josephine Ho教授の講義(その1) 2003-07-05 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨夜(2003年7月4日)お茶の水女子大学ジェンダー研究センター 第13回 夜間セミナー「東アジアにおけるジェンダー/セクシュアリティ理論と政治の諸課題」(Josephine Ho 台湾中央大学教授)の最終講義(第5回)「アイデンティティと身体化 −トランスジェンダーを構築する」が行われ、私がコメンテーターを務めました。その主な論点をご報告します。

なお、何(Ho)先生のお話は、同研究センターの秋林こずえさんの翻訳文により、三橋が自らの興味に基づいて4つの論点に要約したものです。
この講義全体の報告書は、近い将来、御茶の水書房から出版されるそうです。

【第1の論点】 −台湾のトランスジェンダー事情−

(Josephne Ho 教授 のお話)
1988年に最初の性転換手術が承認されたことにより、台湾のトランスジェンダーの表象ははっきりと二分された。一つは、性同一性障害(GID)あるいは性別違和感という形で医学的な解決法を求める人々で、長期間にわたる心理学的鑑定、また家族の中での話し合いを経て、最終的に性転換手術を受けることになる。病気と診断される代わりに、正当性を得ることができる。

もう一つは、医学的な方法をとらない、またはとれない人々で、この人たちは医学的にお墨付きはもらえない。このような人々の存在は、メディアで垣間見ることができます。それは異性装者(クロスドレッサー、CD)のパーフォーマンスや、アングラの異性装のセックスワーカーたちであったり、またもっと不幸なケースでは、のぞき、窃盗、身分詐称などの触法行為を通報され「変質者」の犯罪者としてつかまった場合である。

自身のジェンダーに関しての違和感を医学的に診断されて、トランスセクシュアルとして認定されるという庇護のもとに正当性を得る人々と比べると、“理解可能な範囲でのジェンダー” からは外れてしまった人々は、不当に尋問されたり、手荒な扱いをされたりすることがままあり、汚名を着せられたりそれによってジェンダーの枠にはめこめようとされる。

最近強まってきたジェンダー間の平等、ジェンダーに対する意識は、2種類のジェンダーとその権力関係をより強固にした。主流の女性NGOは、男性のさまざまな性暴力・性犯罪を告発する形でジェンダー間の平等と女性の安全のために保護的な傾向の強い政策を要求した。その結果、ショービジネスでもなく病気とも診断されていない男性の異性装家(訳注:女装者)は、女性用トイレやスパに出入りする社会的害悪、変質者とみなされ、厳しく監視されるようになった。ジェンダーの型が緩まってきたように見える社会的文脈に反対し、ジェンダーを二極化する戦略が取られたことで、トランスジェンダーの人々の制限の多い生活がさらに危ういものになっていった 。

(三橋順子のコメント)
性転換手術(SRS)の承認によってトランスジェンダー(TG)が性同一性障害者とそれ以外に人たちにはっきり二分されてしまい、性同一性障害(GID)者が正当性と一定の社会的庇護を得る一方で、それ以外のTGがより困難な状況に追い込まれているという台湾の状況は、今まさに日本で進行している現象に外ならない。SRSの公認が台湾に比べて日本は約10年遅れたために、同一の現象が時間差をもって現れていると考えられる。したがって、台湾のTGの分析は、日本のTGの将来にとってたいへん参考になるだろう。

GIDという概念の拡大化は、男女二極的なジェンダーの形が緩まっているのではなく、むしろ、「理解不可能なジェンダーの形」を、男女二極的な「理解可能な形」に回収するという側面をもつことに十分注意すべきだと思う。それは、医師がGID者を診断する際に、きわめてステレオタイプ的なジェンダー規範を適用している現状を知れば明らかなのである(例えば、MTFTGの場合、短めのスカートを履いて行けば、中年男性である医師が「すっかり、女らしくなったね」とほめてくれるとか)。


[709] リニューアル、おめでとうございます 2003-07-05 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

makikoさん、いらっしゃいま〜せ。
サイトのリニューアル、おめでとうございます。
「法案」に関する長文の評論も読ませていただきました。

リンクの件ですが、大改修を加えるべく現在作業中です。
新リンクの中には、すでに入れて有りますので、もうしばらくお待ちください。


[708] ホームページのリニューアル 2003-07-05 (Sat)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

こちらは生意気な妹分の真樹子でございます。
つい先日関西のビアン系サークルで「真樹子」という人に会ったりもしましたが(^_^;)、

私の方のホームページのリニューアルが出来ました。
もしよろしければお立ち寄り下さい。
リンクもしていただけると嬉しいです。

http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[707] お返事 2003-07-04 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

(ありゃあ、困っちゃったなぁ。ちょっと昔の写真をアップしたら、昔の知り合いが出てきちゃったわぁ。昔って言ってもすごく昔の人で、時空を超越しちゃってる人だから、お返事がむずかしいのよね・・・)

真樹大姉さま、こちらこそご無沙汰しております。この2年ほど、新宿の街でもお姿を拝見いたしませず、治承・寿永の兵乱も応仁・文明の大乱も巧みに立ち回って生き延びた大姉様とは申せ、人ならぬ妖怪変化の類にも寿命があると申しますれば、もしやお隠れあそばされたかと、たいへん案じておりました。

相変らずお元気でごハッテンの様子、何よりでございます。

上野のお山の戦争では、ずいぶんお世話になりました。「よろしいですか、われら大奥に仕えた者たち、彰義隊の方々のお手伝いをして、公方様に最後の忠勤を励まねばなりませぬ」とおっしゃった大姉様が、官軍の総攻撃の前の夜、何時の間にかお姿を消してしまい、お陰で残された私たち「徳川娘子隊」は、薩長の田舎侍に囚われ、慰みものにされた上、最後は根津の遊廓に身をおとすはめに・・・(シクシク)。あの時のご恩は生涯忘れませぬ。

サイトの賑やかしに昔の写真を並べてみましたが、中にはいくつか大姉様に撮影していただいたものもございます(一番最初の写真など)。その折にはたいへんお世話になりました。ですが、上野彦馬先生の写場で大姉様に撮っていただいたダゲレオタイプは、秘蔵品ですので公開はいたしません。あれを世に出しますと日本写真史を書き換えなければなりませんので。

ところで、私の手の者の報告によりますれば、隅田川沿いのブルーシートのお家に一つに「アビシニアンの館」と大書してあったとか・・・。
川風は涼しいものの、あの手のお家はご老体にはよろしくないと聞いております。

ますます暑さに向かう折、くれぐれもご自愛くださいませ。


[706] 恋しいお館様 2003-07-04 (Fri)

お名前 = 真樹
email = taiganoyoake_55@yahoo.co.jp

お館様、久々に懐かしい写真を拝見しました。
色々の事が思い起こされます。
ディートリッヒもかくやという写真もあったように記憶しております。
今後は上野の山でご活躍の頃の似せ絵や、上野彦馬写場でのホトラガヒーも公開されますと一層楽しみが増えます。

ウキウキする雨の季節を向かえ、入谷の朝顔市も間近になって来ました。
今年はお館様の浴衣はどのようなものでありましょうか?
期待しております。

先日あるお姉さまと知り合いまして、谷中界隈を散策しましたが、有名な「ふくふく猫」の近くに新しいギャラリーがオープンしました。「猫町」といいます。
萩原朔太郎の詩を思い出させる名前ですね。さすがは猫の町谷中です。

総合猫アートギャラリー猫町
(猫サブレもあるよ)
http://www.necomachi.com/

一方、三浦坂の「ねんねこや」には看板猫の新之助の姿が見えませんでした。
あるいはお隠れになったのかも(T.T)

この時は朝倉彫塑館やインドティーのダージリンなども回りましたが、ホントに素敵なお姉様と一緒で幸せな時を過ごしました。
いずれお館様にもお引き合わせしたいと思います。
何しろ長脛彦にゆかりの方なので話題も合うと思います。

アビシニアンの館 主人


[705] 異常なアクセス数の増加 2003-07-02 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

6月30日の夕方から7月1日の夕方の間に、アクセス数が急増しました。
この間のアクセス約700件、ここは一日平均アクセス190〜200件ですから、平常の3.5倍の異常値です。

翌7月1日夕方から2日夕方までのアクセス数も270件で、平均値をかなり上回ってます。

いったい何があったのでしょう?
私自身にはまったく思い当たる事がなく、考えられる原因は、30日の21時から放送された日本テレビの「スーパーテレビ 男ときどき女 高校教師24年間の秘密」しかありません。

この番組は、超著名な女装者でGIDを自称する方を主人公にしたドキュメンタリーです。ご当人のサイトのアクセス数が急増するのは当然ですが、なぜウチまで・・・・?

波及効果と考えるには、あまりにすごいアクセス数で、ちょっと不気味です。


[704] 若い頃の写真 2003-06-29 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「思い出写真館」に、今から9〜13年前の若い頃の写真を、まとめてアップしました。

私が、ソバージュヘアーでボディコン・ワンピースなどを着てた頃の写真です。

私の着物姿しか知らない新しい知人・友人の方は、「へぇ〜、順子にもこんな時代もあったんだね」とおもしろがっていただければ幸いです。

古い知人・友人の方は、過ぎ去った若き日々を懐かしがっていただければと思います。

反響があると、更新の励みになるので、ご感想などお寄せいただけるとうれしいです。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld1_10.htm


[703] 18万アクセス御礼 2003-06-29 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

6月28日の夜、18万アクセスに到達いたしました。
いつものことながら、皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)← 過去最高ペース
5月4日 170000アクセス(50日)
6月28日 180000アクセス(56日−5日=51日)

6月初めに諸般の事情で、5日ほどアクセス不能になりましたので、その影響を考慮すると、ほぼ最近の平均的なペースです。

相変わらず「貧乏暇無し」状態ですが、なんとか時間を作ってご期待に添えるように更新していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。


[702] 『Sexual Science』7月号 2003-06-26 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

オンラインマガジン『Sexual Science』7月号に、
「ジェンダーフリーバッシングと『性別訂正法案』議論に思う−女装家・三橋順子さんに聞く−」
という、ロング・インタビューが掲載されました。

http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.html

かなり長いですが、読んでいただけたら幸いです。


[701] 情報ありがとうございます 2003-06-26 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

Myleneさん、情報ありがとうございます。

「Johnny」という番組、なんとなく記憶があるような・・・。

光岡さん、とても美しく聡明な方という印象があります。
もっと活躍してほしいですね。


[700] 光岡優さんの情報 2003-06-26 (Thu)

お名前 = Mylene
email = mylene@mens-skirt.jp

光岡優さんについて書いてありましたが、光岡さんは、何年も前にやっていた「Johnny」という番組に出ていました、なお、「Johnny」は、名古屋では、半分位しか放送されずに打切られました。

それ以降にやっていた「完全人体張本」という番組でも、性同一性障害を取り上げていましたが、それも、途中で打切られました。


[699] 情報ありがとうございました 2003-06-24 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

酒井由実さん、いらっしゃいま〜せ。
花井優子さんに関する情報ありがとうございました。
ちょっと整理して、下記のように掲載させていただきました。

これによると、1979年9月から放送開始の「探偵物語」(主演:松田優作)に準レギュラーに抜擢され、その後も、1980年にかけて刑事ドラマに脇役で出演していたようですね。

「探偵物語」の配役が「花山チーコ」という「オカマ」役でありことなどからして、1978年に週刊誌で話題になった花井優子さんその人であることは、確実だと思います。

その後は、テレビ界から姿を消してしまったようですが・・・。

今日、いろいろ検索してみて、花井優子さんは、その後、光岡優さんと改名されたことが判明しました(目太盛泡介さんのサイトに記述されてました)。

http://metamo21.hp.infoseek.co.jp/db/name.html

光岡さんと言えば、性転換女性(元男性)でありながら、銀座のクラブで長らくホステスを続け、1990年代になって上岡龍太郎企画のニューハーフ番組などに出演され、和服のよく似合う美貌の方です。

酒井さんの情報がきっかけで、花井優子さんが「女優」さんとしては成功しなかったものの、水商売の世界で十分に名を揚げたことがわかりました。

私の調査不足を恥じるとともに、なんとなくうれしい気分になりました。




[698] 新劇「女優」花井優子さんの情報 2003-06-24 (Tue)

お名前 = 酒井由実
email = sakaiyumi@mail.goo.ne.jp

ホームページ、大変勉強になります。
ところで、すでにお知らせした方もあるかもしれませんが、

日本女装昔話 番外編
【第4回】新劇女優を目指した男性 花井優子の挑戦 (1978年)
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld3_3_bangai_04.htm
に紹介されました花井優子さん、googleで検索してみたところ、下のページ他に、お名前がありました。
ご紹介のあった花井優子さんかどうかの確認もしてありませんが、何かのお役に立てばと思い、お知らせ致します。

☆ 「探偵物語」(1979年9月〜1980年4月 放送)出演者
オカマのチー子。口が堅く一図な性格で、少し工藤に気がある。猥褻物陳列罪で逮捕される事もある。
http://kobe.cool.ne.jp/yusaku89/tanteisyutsuen.htm

☆「特捜最前線」ゲスト出演者リスト
第157回 ドレスメーカー女学院強盗事件!(1980年4月9日 放送)
http://www.tcp-ip.or.jp/~goshii/t02_data/1970/1977_04_toku/1977_04_toku_17_gcast.htm

☆ 「警視-K」放映リスト
第5話「まぼろしのニューヨーク」(1980年11月4日放送)
http://members.jcom.home.ne.jp/kzogi/keishik.htm

大変多忙で、無愛想な書きこみになってしまい、恐縮です。
陰ながら、ご活躍をお祈りしております。


[697] 緊急トークイベント「異議あり?性別変更法」 2003-06-23 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

緊急トークイベント「異議あり?性別変更法」 開催のご案内

今国会途中で突然浮上し、審議なしでの可決が見込まれる性別変更法案。「性同一性障害」の人の戸籍の性別変更を認めるという、一見画期的に見えるこの法律の問題点を徹底的に検証します。

皆様のご参加をお待ちしています。

【出演】
よねざわいずみ(「トランスジェンダリズム宣言」編著者)、
佐藤文明(戸籍問題研究家)
つっちー(レズビアンアクティビスト)
三橋順子(女装家)


【日時】
2003年7月11日(金)19:30〜22:45(開場18:30)

【場所】
歌舞伎町 ロフトプラスワン(03-3205-6864)
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2(新宿コマ劇右横)

【料金】
基本的に「飲み屋」さんなのでチャージ(600円)+オーダー分のみ


[696] 情報ありがとうございました。 2003-06-20 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

NOVAさん、いつも医療系の情報ありがとうございます。

なるほど、医師主導の臨床試験が認められたことで、データが蓄積されて、健康保険の対象になるための準備が進むということですね。
当事者にとっては、ひとつの朗報でしょう。

ただ、私的には、逆に、今までは臨床試験の国内データ無しで、異性ホルモンを投与する治療が行われていたことに、驚きを覚えます。
普通の投薬治療では考えられないことですよね。


[695] 医師主導の臨床試験解禁 2003-06-20 (Fri)

お名前 = NOVA(光瀬かつみ)
email = nova21@excite.co.jp

6月12日付の官報で、医師主導の臨床試験が認められるようになりました。
条件はいろいろありますが、私たちにとっても可能性を含んだものです。

というのは、ホルモン療法は今まで健康保険の対象外でした。
それは、当事者を対象とした公の試験成績が無かったからです。
日本人に、異性ホルモンを投与した場合、どの用量で、どのような効果があり、どのような副作用があるか、は、調べられていません。

これまでは、製薬企業しか臨床試験を行うことができませんでしたから、GIDのホルモン療法などという売上に直結しない臨床試験は行わないのが当然でした。

今度は、医師が主導でできるのですから、GIDの臨床経験がある医師が中心になって、GIDホルモン療法の保険適応追加のための臨床試験が可能になります。期待したいですね。



http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[694] 屋形舟ツアー、ご案内 2003-06-11 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

まだ、梅雨入り前なのに、このご案内はあまりにも早い気がしますが、お江戸の姐さん方は、なにしろ気が早いので・・・。

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行く夏を惜しむ 屋形船ツアー ご案内

毎年、ご好評をいただいておりますUSA(うさぎファンクラブ)&CFL(クラブ フェイクレディ)合同企画「行く夏を惜しむ屋形舟ツアー」、今年は8月23日(土)に実施することとなりましたので、ご案内申し上げます。

涼やかな東京湾の海風に吹かれ、おいしいお酒とお料理をいただき、お江戸情緒たっぷりに、行く夏を惜しむ楽しいイベントです。

皆様のご参加を、心からお待ちしています。

【 日 時 】 2003年8月23日(土曜)
【集合時間】 18時15分(時間厳守)
【集合場所】 JR総武線浅草橋駅 都営浅草線乗り換え口(東口)前
【 船 宿 】 柳橋「井筒屋」(予定)
【 出 船 】 19時00分(隅田川より東京湾へ)
【帰着予定】 21時頃
【参 加 費】 12600円(税込み)
【お 料 理】 天麩羅(穴子・海老・夏野菜など)、お刺身、御飯、お味噌汁

飲みたい方、食べたい方、お江戸情調を味わいたい方、ちょっと怪しいフェイクレディのお姐さん、純女の着物大好きお嬢さん、そして一般の方も歓迎です。

参加ご希望の方は、三橋までメールでご連絡ください。


[693] 麗さん、いらっしゃいま〜せ 2003-06-08 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

星空 麗さん、いらっしゃいま〜せ。
3日にメールを受信していながら、アクセス不能の影響で掲示が遅くなり失礼いたしました。

私は、性別越境のあり方は、いろいろなスタイルがあって良いと思っています。

私には私のスタイルが、麗さんには麗さんのスタイルがあるように、個々多様であって良いと思います。

それを、こうでなければいけない、例えば、完全女装でなけれないけない、フルタイムでなければいけない、パスしていなければいけない、外観の性別と性器の形は一致していないといけない、のような縛りをかけるのは、きらいだし、間違いだと思っています。

要は、自分が生きたい性別で、自分がありたい外観にできるだけ近づけるように、しかも周囲との摩擦をできるだけ少なくするように、個々の人が努力していけば、それで良いのではないでしょうか。


[692] ご活躍ぶり、遠くから拝見しています 2003-06-08 (Sun)

お名前 = 星空 麗
email = shri@mub.biglobe.ne.jp

三橋先生のご活躍ぶりは、遠くから拝見しています。
私こと麗は、女装の観点で、化粧をすることは、トランスするに際して、重要なこととおもいますが、あえて、素顔勝負で、日常を送っています。

トランスヴェスタイトとしてのわたしですが、性違和感をもつわたしにとって、異性装を男性問題の観点から、女装行為を精神的な面から、なぜそうするか、「癒やし」「ゆらぎ」でカテゴライズしないで考えています。

自由な服装に賛成ですが、ジェンダーにかかる場合、ジェンダーチェックにひっかからない女装を考えて実践しています。「性の多様性」の観点から、いかがなものでしょうか。


[691] アクセス不能のお詫び 2003-06-06 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

月曜日から本日まで、アクセス不能の状態が続いておりました。

原因は、プロバイダーとの間に当サイトの内容に関して見解の相違が生じ、その対応に手間取ったためです。

この間に、アクセスを試みてくださった方々には、ご心配とご迷惑をおかけしました。心からお詫び申し上げます。

なんとか正常化できましたので、今度ともよろしくお願いいたします。


[690] 誰かと思ったら・・・ 2003-05-31 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

あれ? ロシア人に知り合い、いないはずだけどな。
ロシアってシベリアに抑留されて帰れなかった叔父さんの仇だしさ。

誰かと思ったら、新宿花園8番街のターニャさんか。
あなたは、ロシア革命の時、日本に逃げてきた白系だから、仲良くしてもいいんだけどね。

ふ〜ん、着物モデルね。
プラチナブロンドのロシア娘に似合う日本の着物なんてあるのかなぁ。
ずいぶん、酔狂な衣裳屋さんだね。

まあ、美人は、コーディネート次第で、なに着ても様になるものだから、大丈夫よ。
頑張ってね。


[689] ターニャの近況報告 2003-05-28 (Wed)

お名前 = ターニャ
email = info@takami-bar.com

ターニャと名乗ってもピンとこないかな? 暫く前までは高美と言う名でした。
先日は有難うございました。色々と楽しいお話が出来て良かったと思います。

ところで、近況報告なんですが、ひょんなところから、さるレンタル衣装屋さんのHPの着物モデルにと言うお話があり、条件さえ折り合えばお受けする運びになる可能性が大です。

そこの社長さんは、若い世代の人にも、もっと和服を着る機会を――、との願いを持っておられ、着物に造詣の深い順子さんには是非御紹介したい方です。
興味がおありでしたら、今度URLを御報せ致しますね。
 それでは尚一層の御活躍を。
また御遊びにいらして下さい。

http://www.takami-bar.com/


[688] ただいま〜ぁ(日文研の印象) 2003-05-26 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

昨夜、3泊4日の京都滞在から戻ってきました。
4日間とも雨も降らず、極端な寒暖もなく、お天気に恵まれた充実した日々でした。

京都西山大江山山腹に所在する国際日本文化研究センター、やっぱり遠かったです。阪急桂駅からバスに揺られること35分、満席だった乗員も2人減り1人降りでどんどん少なくなり、ニュータウンの人家が減り、造成されたものの家が立たなかった区画が目立つようになった頃には数人に・・・。結局、終点一つ前の桂坂小学校前で下りたのは私一人で、誰か日文研に行く人が乗ってるだろうから、その後を付いて行けば・・・というもくろみは見事に外れました。

仕方がないので、事前にもらっていた案内図を取り出し、トコトコ歩いて行くと、大草原と化した造成予定地のかなたに、ちょっと不思議な形のオレンジ系の屋根の建物群が見えてきました。
南ヨーロッパの人里離れた修道院を目指して、裾を持ち上げながら坂道を登る着物おばちゃん・・・。
これが日文研と私の出会いの最初の印象でした。

実際に、円柱を巡らした回廊に抱かれた中庭や、円形ドームの図書館、その頂上にはめ込まれたステンドグラスなど、修道院建築を意識して建てられたデザインは無機質な建築がほとんどな日本の大学・研究機関のイメージと大きく異なり、来訪する欧米の研究者や留学生の目にも十分耐えられると思います。

肝心の蔵書ですが、やはり新しい研究機関の常として古い書籍・雑誌の収蔵が弱いという感じはありました。その点、伝統がある大学の図書館にかなわないのは仕方がないのかもしれません。それと日本文化という看板を掲げながら、内容にかなり偏りがあるように思いました。例えば、「きもの」関係の書籍では、私の蔵書の方が勝っているくらいで、もし、日本の伝統的な服飾文化の研究を志す外国の研究者が訪れても館の蔵書ではまったく対応できないでしょう。

それはともかく、蔵書のほとんどが開架されていて自由に閲覧させれくれるのは図書館の使い勝手として最高だし、かつコピーにしてもコンピューターデータベースのプリントアウトにしても全部無料という待遇(共同研究員)は、ありがたくて涙が出そうでした。

一番近いコンビニまで徒歩15分(帰途は上り坂)という世離れした環境は、篭もって勉強するには絶好の環境で、今回は京都市内のホテルから通いましたが、いつか長期滞在(宿泊)して修道女気分を味わってみようかなと思いました。

(追記)なんて、自分中心の印象記を書きましたが、たぶんとても驚いたのは、大柄で怪しげな着物おばちゃんと接触した日文研の職員の方や、廊下ですれ違った教官や研究員の方だろうと思います。
お騒がせして(驚かせて)申し訳ありませんでした。


[687] 性同一性障害法案のネック 2003-05-25 (Sun)

お名前 = TN
email = transnews@lycos.jp

性同一性障害法案のネック(東京 2003/05/23朝刊)

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20030523/mng_____tokuho__000.shtml

素晴らしい記事です。この記事を書かれた田原記者に拍手。

当事者も、そうでない人も必読です。

http://www.egroups.co.jp/group/transnews-mail


[686] 明日から京都 2003-05-22 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

明日から日曜日まで3泊の予定で京都に行ってきます。

木曜・金曜と国際日本文化研究センターの図書館見学会&勉強会、土曜は京大会館での関西性慾研究会、日曜だけは仕事じゃなく関西の着物お姐さまたちに遊んでいただく予定です

考えてみれば、姐ちゃんで3泊の旅行はほんとうに久しぶりで(5年ぶり?)、その頃は洋装、今回は和装ということで、支度がたいへんでした。

しかも、季節的に気温が不安定で(着物の場合、袷か単か微妙な時期なのです)、悩んだ末に、着物2つ、長襦袢1つ、帯1つを宅急便で送りました。
まあ、これなら何とかなるでしょう。

明日は、5時起きの予定なのに、眠れない・・・・。


[685] う〜ん、行きたいなぁ 2003-05-21 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

makikoさん、ご案内ありがとうございます。
う〜ん、行きたいなぁ。
スケジュール的には日帰りならなんとかなるのだけど・・・。
でも、明日からの京都出張(3泊)で、活動資金が尽きてるし、ちょっと無理かも・・・。


[684] 『トランスジェンダリズム宣言』出版記念パーティ(関西) 2003-05-21 (Wed)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

関西地区のイベントのお知らせです。

6/1(日)『トランスジェンダリズム宣言』出版記念パーティ

【ゲスト】米沢泉美 いつき 阿倍まりあ 他

今話題の『トランスジェンダリズム宣言』(社会批評社)の編著者と語り合う、気楽なカフェパーティです。本の内容の他、編集段階での裏話、激動(?)のトランス業界やジェンダー・セクシュアリティについておしゃべりしながら、楽しいひとときを過ごせたらと思います。

【場所】QWRC (大阪市北区中崎西1-1-7 トーカンマンション東梅田408 谷町線中崎町すぐ 各線梅田都島通天六方面徒歩10分)
【料金】500円(同書持参・当日購入の方は無料)
【時間】14:00〜17:00(途中入退場自由)

http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[683] 性の違和感に宗教的アプローチは? 2003-05-13 (Tue)

お名前 = 西洋子
email = sibatani@mva.biglobe.ne.jp

着物は楽な普段着。というコンセプトではamiさんと似てるかな。
ただ、それでいける純綿さんと、そうでない、違いは重くあるけどね。
文化遺産にしないためにも、もっと楽に着ようよ。

話は変わるけど、私、時に、お遍路したりして、白衣も着るんだけど、(パナなんとかという白衣とは全くちがうよ)、着物の白衣、これもなくなったよね。

と、とりとめもない、カキコしましたが、

今、性に違和感を感じてる方(私もそうですが)、医学的、心理学的カウンセリングはあるのですが、宗教的アプローチされてる方はおられますでしょうか。もしあれば教えていただきたいのですが。



[682] 洋子さん、いらっしゃいま〜せ 2003-05-12 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

西洋子さん、はじめまして。
う〜ん、お家で普段から着物ですかぁ(感嘆)。
そういう生活スタイルって、昭和30年代くらいまでで、40年代に入ると急速に廃れたので(一部の気骨のある明治女・男の生き残りを除いて)、現在では、着物暮らしのためのアイテムを探すのに苦労しますよね。

ご存知かもしれませんが、普段着の着物(木綿系)をコンセプトにするサイトとして、「太物屋 染色工房 勝部」(Kosodeさんのサイト)があります。ご覧になってみてはいかがでしょうか。

http://homepage2.nifty.com/KATUBE/index2.htm

着物趣味の世界はともかく、職場でのカミングアウトは、適当にしといた方がよろしいかと思います。
私の友人たちを見てても「なんか怪しい」(もしくは「どう見ても怪しい」)と思われていても、はっきり言わないでシラを切ってる人の方が、穏便にいく場合が多いようです。



[681] 着物大好き 2003-05-10 (Sat)

お名前 = 西洋子
email = sibatani@mva.biglobe.ne.jp

洋子です。はじめまして。
パソコン苦手の年寄りでデビュー遅れたけど、家では常にふだん着物、--寝巻きは浴衣、普段着は化繊、ウール、綿等々--、着物大好き人間です。
近くの店ではカミングアウトして、行ってます。
問題は保守的な職場だけ。
これだけは、飯の種なので、なかなかうまくいきません。
関西ではそれなりに、昔は有名だったんですが、今は、普通の世界に入ってしまって、女名前で着物着付免状を取ったりしてます。


[680] こちらこそありがとうございました 2003-05-07 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

makikoさん、いらっしゃいま〜せ。

「いずみちゃんナイト」はご一緒できず残念でした。
『トランスジェンダリズム』のmakikoさんの二つの論考、とても参考になりました。アメリカにおけるトランスジェンダリズムの成立と展開をしっかり押さえた研究は、日本語では初めてでしょう。
今後、いろいろな機会に引用させていただくことになると思います。ありがとうございました。

ところで、医学的囲い込みの問題についてはほぼ同感です。改訂ガイドラインの内容、今回の本に収録されてる岡山大学の中島先生のインタビュー、あるいは、「いずみちゃんナイト」で杏野先生の言説などからして、医学側の意識にかなり変化が出てきたことは間違い有りませんし、その方向性は今後強まっていくと思います。

それに対して、GID当事者の意識の硬直化は相変わらずで・・・。
当日もパスに対する考え方が問題になりましたが、性別二元制への依存や身体(性器)至上主義にとらわれた思考は、相変わらず強いようです。

ただ、当事者の思考の柔軟化は、当事者が現実の社会の中で克服すべき問題であって、おそらく私たちが何を言っても聞き入れてはくれないと思います。
それよりも、医学側の思考の柔軟化がいっそう進むように働きかけることが大切なのではないかと思っています。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。


[679] 改めて浮き彫りになったこと 2003-05-07 (Wed)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

「いずみちゃんナイト」の方は行けずに申し訳ありませんでした。

今回の企画に参加するに当たり、改めて三橋さんの作品を読ませて頂いたこともあり、多くのことを学ばせて頂いたと思っております。

さて、医学的囲い込みについてですが、医療の側の問題にも増して、当事者の側の意識の持ち方が、改めて浮き彫りになったと思います。
すなわち、どうも一部の当事者の医療や性別二元制への過度の依存というのがあって、医療関係者がトランスジェンダー的なものへ配慮を見せているにも拘わらず、「性同一性障害」当事者が極めて保守的な形で社会に受け入れられようとしているのでないかと。

そうすると、本当にこれからはやれ医療がやれ政治がというのでなく、一人一人が自分の頭で考えていくことが重要だと、改めて思いました。

アメリカでもまだ数の上では原理主義的なTSの方が多いのかもしれませんが、今回紹介できなかった点も含めまして、私も何らかの形で発表を継続していきたいと思います。

http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[678] お茶の水女子大学ジェンダー研・夜間セミナーのご案内 2003-05-06 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

5月28日から5回の予定で「お茶の水女子大学ジェンダー研究センター(IGS)主催 第13回夜間セミナー」が開講されます。

今回は、ジョセフィン・ホー客員教授(台湾国立中央大学英語学部教授、同大学セクシュアリティ研究センターコーディネーター)を講師に「東アジアにおけるジェンダー/セクシュアリティ理論と政治」というテーマです。

なぜか、たいへん光栄なことに、その第5回(7月4日)「アイデンティティと身体化―トランスジェンダーを構築する−」のコメンテーターを私が務めることになりました。

私の出番は、まだまだ先ですが、夜間セミナーの参加申し込みが5月20日までとなっていますので、ご案内いたします。

プログラムは下記のようになっています。

◎ 第1回(5月28日 水曜 18時30分〜20時30分)
「ポルノグラフィと女性の性的主体性」
コメンテーター:根村直美(日本大学)

◎ 第2回(6月4日 水曜)
「セックスワークにおけるセルフエンパワーメントと職業的行為遂行性」
コメンテーター:水島希(UNIDOS、SWASH)

◎ 第3回(6月18日 水曜)
「スパイス・ガールズから援助交際へ」
コメンテーター:田崎英明(大学非常勤教員)

◎ 第4回(6月27日 金曜)
「反人身売買から社会的規律へ」
コメンテーター:竹村和子(お茶の水大学)

◎ 第5回(7月4日 金曜)
「アイデンティティと身体化―トランスジェンダーを構築する−」
コメンテーター:三橋順子(中央大学)

詳しい内容、並びに参加申し込みは、下記のサイトをご覧ください。

http://www.igs.ocha.ac.jp/indexJ.html


[677] 「いずみちゃんナイト12(第3部)」御礼 2003-05-06 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

4日夜の新宿歌舞伎町ロフトプラスワンのトークライブ「いずみちゃんナイト12(第3部)」にお出掛けくださった皆さん、ありがとうございました。

まあまあ退屈しないトークを提供できたのではないかと思っています。お蔭様で『トランスジェンダリズム宣言』もかなり売れたようですし。

1月の京都での公開座談会に始まり、本の原稿の執筆、そして今回の発刊イベントと続いた半年間は、この数年、学術研究に引き篭もっていた私には、久しぶりにトランスジェンダリズムの生の潮流(運動)を肌で感じた高揚感がありました。

仲間に加えてくださったいずみさんには、心から御礼申し上げます。

その一方で、私のような過去の人間には、運動の世界は心身ともにキツイなと実感しました。
言いたいことは『トランスジェンダリズム宣言』の座談会でしゃべりました。あそこでしゃべったことと、歴史編で書いたことは、性同一性障害という形で医学的な囲い込みが進行するトランスジェンダー世界に対するオールドタイムな女装者である私の「遺言」です。

性同一性障害という医学的囲い込みに対するトランスジェンダリズムの抵抗運動は、元気な若い人たちに任せて、私は学術研究の世界に戻ることにします。


[676] お買い上げありがとうございます 2003-05-06 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

Myleneさん、『トランスジェンダリズム宣言』お買い上げありがとうございました。

性別越境のあり方は、その当事者の考え方や置かれている環境によって、いろいろな形があって当然だと思います。
どのような形ならOKで、どのような形は駄目と決められるものでもありません。
どんな形の人も、自分らしく生きられる世の中になっていけばいいな、と思います。


[675] 「トランスジェンダリズム宣言」買いました 2003-05-05 (Mon)

お名前 = Mylene
email = mylene@mens-skirt.jp

「トランスジェンダリズム宣言」の本を買いました。
ジェンダーの問題を踏まえて人間社会を考える為に読む必要が有ると思います。
ところで、3日の朝日新聞に、上川あやさんが載っていますが、戸籍上の性別が男性である事に不自由しているとの事です。一方で、仁乃唯さんの様に、戸籍上の性別は変えたくないという人も居ます。世の中色々ですね。


[674] 17万アクセス到達御礼 2003-05-05 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨5月4日の夜、17万アクセスに到達いたしました。
いつものことながら、皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)
3月15日 160000アクセス(47日)← 過去最高ペース
5月4日 170000アクセス(50日)

多忙であまり更新できなかったにもかかわらず、ほぼペースを維持しています。なんとか時間を作ってご期待に添えるように更新していきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。



[673] ご案内ありがとうございます 2003-05-04 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

ななさん、ご案内ありがとうございます。

寡聞にしてこのお店のことは知りませんでした。
(最近、巷の状況には疎いもので)
サイトのぞいてきましたが、なかなかしっかりした構想のようです。

横浜は、日本第2の大都市であるにもかかわらず、
長らく女装文化不毛の地でした。
今度はうまく根づくといいなと思います。


[672] 女装&撮影専門サロン 2003-05-04 (Sun)

お名前 = なな
email = nana@newhalf.com

横浜に「アルテミス」っていうのができたみたいですが、
女装&撮影専門サロンといううたい文句で、
オーナーは純女のよう。

オープンしたてだけれど、行ってみたことがある人いますか?
どんな感じだったか教えて。

「アルテミス」
http://www.arutemisu.com/


[671] 『トランスジェンダリズム宣言』目次 2003-04-28 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

『トランスジェンダリズム宣言』の主要な目次です。

------------------------------------------------

まえがき(米沢泉美)
第一章 トランスジェンダー概論(米沢泉美)
 
第二章 トランスジェンダーの直面する問題
◎社会問題(いつき)
◎パブリックスペースと性別(筒井真樹子)
◎制度的性別(米沢泉美)
◎医療問題(いつき)
◎メディアとトランスジェンダー(米沢泉美)
★コラム セックスワークとトランスジェンダーの関係(畑野とまと)
★コラム トランスジェンダー当事者と家族をとりまく問題(いつき)
 
第三章 トランスジェンダーの歴史と思想
◎日本トランスジェンダー略史(その1)―古代から近代まで(三橋順子)
 ●古代〜中世社会における「神性」
 ●近世社会における展開
 ●近代社会における抑圧
◎日本トランスジェンダー略史(その2)―戦後の新展開(三橋順子)
 ●1940年代後半〜50年代
 ●1960年代〜70年代
 ●1980年代
 ●1990年代前半
◎日本トランスジェンダー略史(その3)―1990年代後半〜現在(三橋順子)
 ●トランスジェンダリズムへの潮流
 ●性同一性障害をめぐる諸問題
 ●トランスジェンダーの社会進出と未来
◎ヴァージニア・プリンスとトランスジェンダー(筒井真樹子)
◎アメリカのトランスジェンダー・アイデンティティ(筒井真樹子)
★コラム TGブランチ発足から「約束事」へ(森田MILK)
★コラム MIX! ABOUT! THROUGH THE NIGHT!
     ―玖伊屋紹介 (阿倍まりあ)
 
第四章 トランスジェンダーが生きやすい社会をめざして
◎トランスジェンダリズムとは(米沢泉美)
◎性別に自己決定権を(米沢泉美)
◎制度的性別をめぐって(米沢泉美)
◎医療をめぐって(いつき)
◎おわりに―性別の多様性を(米沢泉美)
★コラム 戸籍性別の変更が認められる可能性はあるのか(佐藤文明)
★インタビュー 医療はトランスジェンダーにどうかかわるか(中島豊璽)
 
第五章 トークバトル「トランスジェンダリズム宣言」
●出席者 三橋順子/米沢泉美/いつき/司会・筒井真樹子
 
◆トランスジェンダー用語集(米沢泉美)
 


[670] 『トランスジェンダリズム宣言』刊行 2003-04-28 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

米澤泉美編著『トランスジェンダリズム宣言』(社会批評社 2200円+税)が刊行されました。
副題に「性別の自己決定権と多様な性の肯定」とうたっている通り、トランスジェンダーをめぐる現状と諸問題を鋭く指摘し、社会的性別(ジェンダー)の選択の自由を主張し、トランスジェンダー(性別越境者)としての自らの有り様を肯定的に認識しようという内容です。

私は、第3章「トランスジェンダーの歴史と思想」の第1〜3節を執筆し、かつ座談会で大いに語っています。

下記のアドレスで目次をご覧いただければわかる通り、メチャクチャ濃い内容の本です。

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/55-7.htm

ご希望の方には、先着20名様に限り、定価2200円+税のところを、郵送料込み2000円でお分けいたしますので、メールでお申し込みください。


[669] 「たかみ」のサイトのご紹介 2003-04-27 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

私の長年の友人である村田高美さんが経営する新宿歌舞伎町花園八番街のHyper Trans Bar「たかみ」のサイトがオープンしましたので、ご紹介します。

ブルーを基調にした、なかなかおしゃれな出来栄えです。
妖しいイメージ空間をたっぷりお楽しみください。

http://www.takami-bar.com/


[668] 投稿フォームが見つからない方へ 2003-04-21 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

この掲示板の投稿フォームが見つからないというお話を数人の方からうかがいました。
どうも、サーバー移転の関係で動作に不具合が有ったようです。

もし、投稿フォームに行くアイコンが見つからない場合は、恐れ入りますが、下記のアドレスから入り直してみてください。
よろしくお願いいたします。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/jw2_5.htm


[667] 男性がスカートを履くこと 2003-04-17 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

Myleneさん、ご案内ありがとうございました。

かなり以前ですが、「メンズリブ東京」の集会で「メンズ・スカート」がテーマになったことがありました。

その時は、「私は、男としてスカートをはいているという感覚がまったくないのだなぁ」ということを実感しただけで、お話にあまりついていけませんでした。

ただ、私も、男性のファッションの幅が広がるのは、素朴に良いことだと思います。
その一方で、男性がスカートを履くことに何か大きな意味を持たせることには疑問を感じます。

そう言えば、もう15年前以上、男がスカートを履く=男性解放という図式を唱えた方がいましたが、あの主張は、どこに行ってしまったのでしょう?




[666] スカートをはく事についての講演会 2003-04-17 (Thu)

お名前 = Mylene
email = mylene@mens-skrit.jp

4月20日、13:30〜16:30、岐阜市の日光コミュニティセンターで、男性がスカートをはく事についての講演会が有ります。私が、司会のアシスタントをやります。

彼らがスカートを穿くのは、女性になりたいからではなく、スカートが好きだからです、「スカートは女性のもの」という枠を超えて、自分に合ったボトムを選ぶ事が大切だと思います。

講演する人のホームページ

http://yusayusa.hp.infoseek.co.jp/


[665] Logが一部消失→不完全復旧 2003-04-09 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

サーバー移転にともなうトラブルで、3月19日以降のLogが消失してしまいました。

頂戴した書き込みは、メールをもとに復旧しましたが、私のRESや書き込みが一部復元不能になってしまいました。

「あれ?」と思われた方は、そういう事情ですので、よろしくご了解くださいませ。


[664] “ぱてぃおマーベラス”のスタート 2003-04-09 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

仙台の小谷理美さんからのご案内です。
----------------------------------------
このたび、マーベラスは移転することになりました。
今までののお店での営業は、3月7日と8日でラストになりました。

これまで2年7ヶ月にわたりスナックとしてやってきましたが、そのスタイルに終止符を打ち、3月21日からは仙台駅から徒歩5分ほどの場所で、みなさんに安心してくつろいでもらえるような、パティオ(広場)として新たにスタートします!(マンション形式のルームとなります)。

その名も“ぱてぃおマーベラス”。
いままでは、どのようなお客様にもフリーでご利用いただいていましたが、今後はTV(女装・男装)・TS・TGの方、ビアンの方およびジェンダーフリーにご理解のある方のご利用に限定させていただきます。

つきましては、あたらしい住所は個別にご案内させていただきますので、以前にご来店いただいた方はお名前(ニックネーム)を、新規の方はご自分のタイプ(例・女装してみたい、ジェンダーについて悩んでいる等)を、メールでお知らせください。

これまでのご愛顧に感謝いたしますとともに、今後の新生”ぱてぃおマーベラス”にいっそうのお引き立てをいただきますようお願い申し上げます。

【新名称】ぱてぃおマーベラス
【内 容】ジェンダーフリーのプチパーティー
【開催日】毎週金曜日・土曜日 20時〜25時
     ※その月の第4土曜日は、戸籍上女性の方のみのパーティーとなります(原則として男性・女装の方は参加できません)

【メール送信先】ts_marvellous@yahoo.co.jp
【ぱてぃお専用電話】090−9740−4424(ぱてぃお開催中のみ通じます)
【マーベラスHP】http://sendai.cool.ne.jp/marvellous/


[663] 京都のお花見写真 2003-04-09 (Wed)

お名前 = 山本 由美子
email = muro84@eagle.ocn.ne.jp

順子さんの京都円山のお花見のUP「着物大好き」のHPで見ました。
黄八丈とても素敵よ。
ほかの女性達の着物姿も素晴らしく皆さんは着物通ですね。
またいつかお会いしたいわ!(*^。^*)


[662] 女性ホルモンに関する臨床試験の医学論文 2003-04-09 (Wed)

お名前 = NOVA(光瀬かつみ)
email = nova21@excite.co.jp

お花見では、大変楽しい時間をご一緒することができました。
本当にありがとうございます。
今年の屋形舟にも、参加したいと思っています。

さて、私のもう一つのHPの更新をしました。
http://nova3.hp.infoseek.co.jp/
更新内容は、WHIと呼ばれる女性ホルモンに関する臨床試験の医学論文の要旨を翻訳を追加したことです(本文の翻訳はこれからです)。

この論文は、本来なら5月に刊行されるものですが、重要性を考慮して3月下旬からインターネットで先行公開されているものです。ご参考まで。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[661] 普通の人たちが居ることの重要性 2003-04-09 (Wed)

お名前 = 結似
email = corset@attglobal.net

予告も無く参加したお花見でしたが、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
で、またまた考えさせられる事となりまして・・・

最初、どう見ても普通の男の人と思しき方が何人か居ることを不思議に思ったのですが、

当事者に理解のある(まあ、好みであるという場合もありますが)、
普通の人たちが居ることの重要性。
当事者の居場所があれば充分というわけではない、と、気が付きました。

特に「叔父様」のような個性(あの憎めなさは人徳のような気もしますが) と牽引力のある人が居ないと大勢のイベントは成立しにくいんじゃないかな、と。

なんとなくそんな風に思いました。

当事者の数だけ主義主張があって不思議ではなく、それは是非ではありませんものね。

これから群馬で活動していくにあたり(どこまでできるかは不安ですが) とても良い経験をしたように思います。

これからも突然、湧いて出るかもしれませんが、その節は、お手柔らかに。



[660] お花見楽しかったです。 2003-04-09 (Wed)

お名前 = 早紀

三橋さん、こんばんは。掲示板はじめて書きます。
上野でのお花見は初参加でどんな方たちが来るのかちょっと不安でしたが、とても楽しかったです。

三橋さん、NOVAさん、うさぎちゃん、パンダさん、老爺さん、結似さん、リカさん、RORIOさん、それに叔父様(前日から場所取りご苦労様です)、ほかのみなさま方、ありがとうございました。

サスケさんはお話に聞くだけでお会いすることかないませんでしたが、なにやら気配がしたのでいっしょにおられたかもしれませんね。屋形舟にも来られるのでしょうか?

3次会の「ミスティ」は有名なお店なのでぜひとも行きたかったのですが、女子高生には門限があるので(笑)、いや、翌日仕事があったのでお暇いたしました。またの機会によろしくお願いします。

では、また書きに来ますね。



[659] お花見・・・イイな〜 2003-04-09 (Wed)

お名前 = 北野洋子
email = youyoukiss@yahoo.co.jp

お姉ちゃん!お久しぶりです〜
お花見・・・イイな〜
こちらは、まだ咲いてません!
桜っていつも大阪より、東京のほうが早いですね〜
なんでだろ〜〜???ね

また遊びにきま〜す!・・・って
私みたいな脳天気娘は浮いちゃうかな?

http://osaka.cool.ne.jp/kitanoyouko/


[658] 「大お花見」御礼 2003-04-09 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne

USA&CFL合同「大お花見」、この数日の暖かさで5分咲きになった上野公園の桜の大木の下で、30数名の参加者を得て、今年も楽しい時間をすごすことができました。

とりわけ、前夜から場所確保にご尽力いただいた叔父様たちには、心から感謝しています。

あいにく今年は、昼間〜夕方、銀座の泰明小学校で行われた教育セミナーに出席してから、お花見に駆けつけるというハードなスケジュールで、何も準備ができませんでしたが、桜の花の下で和やかな時を過ごし「やっぱり仲間はいいなぁ」と思いました。

サスケさんも、花の梢でニコニコお酒を飲んでたみたいですし・・・。

ほんとうにありがとうございました。
次回イベントは、8月23日(土)、毎夏恒例の屋形舟ツアーとなります。


[657] 「大お花見」ご案内 2003-03-15 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

USA&CFL合同「大お花見」

ご案内が遅くなりましたが、今年も下記のように「大お花見」を企画しております。

今年は、久しぶりに「女装者の聖地」上野公園での開催となります。
桜の開花は、3月に入っての寒さで平年よりやや遅めのようで、29日にはまだ5分咲き程度と予想されますが、「花より団子」「花よりお酒」「花より美女」と思われる方は、ぜひお立ち寄りください。

【日時】 2003年3月29日(土)17時〜(2時間程度)
【場所】 上野公園(噴水広場斜め奥)
予定では、下記(リンク先)地図の赤丸のあたりに陣取る予定です。
【会費】 実費清算(昨年度実績3000円 飲み物・食べ物持ち寄りの方は優待いたします)

http://www.din.or.jp/~k_asami/ohanami.htm


[656] 16万アクセス到達御礼 2003-03-15 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

本日3月15日、16万アクセスに到達いたしました。
いつものことながら、皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)
12月5日 140000アクセス(54日)
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)← 過去最高ペース
3月15日 160000アクセス(47日)← 過去最高ペース

またまた過去最高ペースで、とうとう1万アクセスに要した日数が50日を切りました。
2月は、日本顔学界のシンポジウムに出演した程度で、比較的おとなしくしていたのですが・・・。
おまけに身内の事情(父親の重病→入院→大手術)で思うように更新のための時間が取れなかったにもかかわらず、今まで以上にいろいろな方が、このサイトを訪ねてくださったようで、恐縮しております。

幸い父親の病状も危機を脱したようなので、なんとか時間を作ってご期待に添えるように更新していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。



[655] 愛美さん、いらっしゃいま〜せ 2003-03-11 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

愛美さん、ほんとうにお久しぶりです。
長らく音沙汰がなくなったので、「どうなさったのかなぁ、また外国にいかれたのかな」と思っていました。
お母さまのこととか、いろいろたいへんだったようですが、ニューヨークでご活躍のようで、なによりです。

サスケさんは、ほんとうにかわいそうでした。
おっしゃるように、神様に呼ばれたのだと思いますけど、それにしても早すぎます。

私の方は、さして変わらない日常です。でも、歳だけは取っていきます。
また、長期に帰国されるような折がありましたら、ぜひ、ご連絡ください。
エルさんのお店でのんびり思い出話しましょう。


[654] ご無沙汰しています 2003-03-11 (Tue)

お名前 = 南 愛美
email = manami@designworld.com

ご無沙汰しています。

いつも素敵なご活躍と生き方に尊敬の念を禁じえません。

私事ですが、ちょうど1年前に母を見送り、日本にいるのが辛くなり、ちょうど以前のパートーナーにお誘いを受けたことをきっかけ日本からNYに戻りました。

サスケさんのことも知りませんでした。
とってもやさしい目をした方でしたね。
良い人は逝くのが早いですね。神様が手元に呼び戻したがるのでしょう。

昨日、母のお墓参りに帰国しました。
すぐに戻りますが、また機会がありましたら遊んでくださいね..
愛美




[653] 紹介ありがとうございます 2003-03-11 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

NOVAさん、本の紹介ありがとうございました。
どこかで広告を見て興味を持った覚えがあるのですが、忘れていました。

さっそく、アマゾンで注文しました。
これからもよろしくお願いいたします、


[652] 貴邑冨久子監修『性差医学入門』 2003-03-11 (Tue)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

本の紹介です。

書名:性差医学入門 
監修:貴邑冨久子(きむらふくこ、横浜市立大医学部教授)
翻訳編集代表:荒木 葉子(NTT東日本健康管理センタ所長)
発行:(株)じほう 2003年1月

以前に本屋さんに注文していたこの本ですが、やっと届きました。
この本は、医学・生物学的な知識が多少必要かもしれませんが、訳題に「入門」をつけるくらいですから、それなりです。

原題は“Exploring the Biological Contributions to Human Health:Does Sex Matter?” で、The National Academy of Scienceから2001年に刊行されました。

目次を紹介すると、
第1章 はじめに
第2章 細胞内にある性
第3章 性は子宮に始まる
第4章 性は行動と知覚に影響する
第5章 性は健康に影響を及ぼす
第6章 生物学的性差の研究と将来
となっています。

目次だけを見ると、何かお堅いイメージが沸きますが、実際読んでみると、私たちにとっても、結構身近なものもあります。
例えば、p.91からの第4章は、40ページ余りもありますが、医学の知識がなくてもわかるように、性ホルモンの行動や知覚に対する作用について記されています。

お値段がちょっと高めなので、誰でも買って読んでというわけにはいかないかもしれませんが、地元の図書館での新規購入図書希望申請をしてみるのも手かもしれません。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[651] 足立14中学で特別授業 2003-03-10 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

今日は、足立区立14中学校(竹の塚)で藤原和博さん(教育研究家。 4月から民間出身者として初の杉並区立中学校校長に就任内定)と「よのなか科」の特別授業をしてきました。

卒業を控えた3年生270人くらいを前に「差異と差別を考える」と「自殺を考える」の2本立てで約1時間半の授業でした。
卒業前に着物姿の「おばちゃん」から、ちょっと(かなり?)風変わりな授業を受けたこと、彼女/彼たちの心に残ればうれしいです。

帰り道、浅草の天嶽院に立ち寄って、サスケさんのお墓参り。
「忙しくてなかなか来られなくてゴメンネ。今年も花見の季節が来たよ。一緒に飲めなくて寂しいけど、空の上から見ててね」

その後は、浅草川端通りの「はせがわ」で、草履1つと下駄2足をあつらえ。3足で草履1つ分のお値段、いつものことながら、足を運ぶ価値があります。

ちなみに今日の出で立ちは、紺と白の片身かわりの辻が華の訪問着に、扇散らしの帯を大きくゆったり角出しに結び、帯揚は芥子色、帯〆は緑でした。


[650] メール拝見いたしました。 2003-03-06 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

武本Timothyさま、いらっしゃいませ。

>日本文化と性を取り扱うメーリングリストを
>ご紹介いただけないでしょうか?

正直言って、私はメーリングリストには詳しくないので、適当なものが思い当たりません(どなたかご存知の方いらしたら、ご教示ください)。

私が入っているセクシュアリティ関係のメーリングリストは、「セクシュアリティ研究会」だけです。
sexuality-info@freeml.com

ただ、ここもセクシュアリティに関する総合的な研究会なので「日本文化と性」というテーマにどれだけ則しているか、疑問です。

「日本文化と性」というテーマでしたら、私が参加している「関西性慾研究会」(代表:井上章一国際日本文化研究センター教授)の方が適合すると思いますが、この研究会は、代表の井上先生がコンピューターに触らない方なので、HPやMLはありません。

ということで、お役に立てなくて申し訳ありません。
もう少し研究分野を詳しく教えていただけると、何かアドバイスできるかもしれませんが・・・。


[649] 「日本文化と性」のメーリングリスト 2003-03-06 (Thu)

お名前 = 武本Timothy
email = leuers@cec.imii.kurume-u.ac.jp

日本文化と性を取り扱うメーリングリストを、
ご紹介いただけないでしょうか?
この分野での研究をしていますので。。。

久留米大学 武本ティモシー

http://nihonbunka.com


[648] 確定申告 2003-03-04 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

今日、確定申告に行ってきました。
いつもはもっとギリギリなのですが、今年は父親の病気とか不確定要素があったので、早目に済ませました。

私の場合、「三橋順子」は「屋号」として登録してありますので、女名義の収入と男名義の収入が混じっても、まったく問題はありません。
まあ、提出書類をチェックする税務署の署員は、少し驚くでしょうけど。

それにしても川崎北税務署は駅(溝の口駅)から遠い! 歩いて12分かかりました。おまけに今日の東京地方は、子供が飛ばされるくらいのものすごい強風で、マントは風をはらんでしまうし、着物の裾は開いてしまうしで大変でした。

でも、定率減税の数値を算入し忘れていたのを、係りの人に指摘されて、訂正したので、還付金がちょっと増えて、なんとなく得した気分で帰ってきました。


[647] コラムのある場所 2003-03-03 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

下記の新宿書房ホームページのコラムですが、
http://www.shinjuku-shobo.co.jp/
の「INDEX」を入り、「コラム」をクリックすると、「百人社通信」というロゴが現われます。それをクリックすると、コラムの目次が現われ、その一番下にあります。


[646] 石井達朗『異装のセクシュアリティ(新版)』刊行 2003-03-03 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

世界各地の異性装文化やゲイ/レズビアン、あるいはフェミニスト文化を、芸能や表現芸術の視点から取り上げた名著、石井達朗先生(慶応義塾大学教授)の『異装のセクシュアリティ』(新宿書房 A5判 368ページ ISBN4-88008-281-3 C0070)が、装いも新たに増補改訂版として復刊されました。

第1章 異性装という身体装置
第2章 ゲイ繚乱−キャンプな身体の生成に向けて−
第3章 フェミニスト・パフォーマンスの光芒
第4章 レズビアン・ルネッサンス
(付録) 徹底討議 ヒジュラに学べ!−トランス世界の倫理と論理−
石井達朗+石川武志+三橋順子

旧版の刊行(1991年7月)から12年がたちましたが、性的マイノリティの文化を世界的視野で取り上げ、その文化・社会装置としての意味を明らかにした本書は、今なお新鮮さを失っていません。
加えて新版では本文にかなりの追加記述がなされ、図版も大幅に増補されています(63点→84点)。

また、かって『ユリイカ』1998年2月号(青土社)に掲載された石井先生とインドの両性具有者集団ヒジュラを撮り続けている写真家石川武志さん、それに私の長〜い鼎談「ヒジュラに学べ!」(なんと20頁)が付録として収録されました。

それでいながら価格は、3200円(税別)の据え置きで、断然お得です。

なお、新版刊行に合わせて、新宿書房のホームページのコラムに、「石井達朗さん&『異装のセクシュアリティ』(新版)との出会い」という短文を書かせていただきました。併せてご覧いただければ幸いです。

http://www.shinjuku-shobo.co.jp/


[645] ありがとうございました 2003-02-28 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

NOVAさん、その節は、お出かけありがとうございます。
トランス・ジェンダー系じゃないイベントで、思いがけずお仲間に出会う機会も、以前に比べてずっと増えました。
私の方も、知ったお顔があると安心します。

「行ってみて、すっごく良かった」と言ってくださって、ユニークでおもしろい企画になるよう頑張ったかいがあったと思ってます。


[644] 「顔」シンポの感想 2003-02-28 (Fri)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

三橋さんのホームページを見ていたので、2月25日に顔学会の公開シンポジウムがあることは、知っていました。平日なので参加するのはちょっと難しいかなと思っていました。
でも、このところ仕事が忙しくなって休日出勤が続いていたので、代休を取る日を探していたんです。その矢先、顔学会を思い出して、当日の朝、急に行くことにしました。会社へも当日の朝、休むことを連絡しました。

今の仕事は、私の代わりになる人がいないので、回りのみんなが私の健康に気を使ってくれるので、今回は「急用で」という理由にしました(体調不良を理由にすると大変なことになってしまうという困った職場です)。

でも、行ってみて、すっごく良かったです。フリートークと題したパネルディスカッションは、三橋さんのためにあったようなものじゃないでしょうか。存在感は他のパネラーと比較にならないものでした。
(個人的には、宝塚の男役スターは、もっとスターらしくして欲しいと思う気持ちがあります)

三橋さんのお姿を見かけることが少なくなってしまった昨今、私にとって、非常に貴重な時間だったと思っています。
お花見の時に、一瞬でも再会できればと思っています。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[643] 日本顔学会の公開座談会 2003-02-26 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

昨日、「日本顔学会 第12回公開シンポジウム『顔』 男顔・女顔 −いまは選べる時代!−」(早稲田大学国際会議場)で行われた公開座談会「男の顔をもつ女性と女の顔をもつ男性によるテーブルトーク」に出演してきました。

NHKの黒田あゆみアナウンサーの司会、東京大学の原島博教授のコーディネートで、蔦森樹さん(作家)、三枝みづきさん(元タカラジェンヌ)とお話してきました。

内容は多岐にわたりましたが、敢えてまとめるならば、現代の美女・美男観は、部分的に男っぽい顔の要素を持った女性(輪郭や目・口は女性的だが鼻は男っぽい)、部分的に女っぽい顔の要素を持った男性(輪郭や目・口は女性的だが鼻だけは男っぽい)に移ってきているのではないかということでした。

そのことについて、私は、午前中の講演で佐伯順子さん(同志社大学教授)がお話してくださった江戸時代における美女・美男の顔の類似性が、現代において復活している現象であると考えています。
となると、美女・美男の顔が乖離した「近代」の意味が今後ますます問われることになります。

さらに言えば、今後、男っぽい要素を残した「女」としての「ニューハーフ顔」がトレンドになる可能性があるのではないでしょうか。
すでに、藤原紀香さんや中谷美紀さんのように、ある種、ニューハーフ類似の顔の女優さんが人気女性タレントが活躍していますし。

そんなこんなで色々なことを考えさせてくれた座談会でした。
私としては、1997年秋に日本顔学会に入会した時に、研究テーマ欄に「女顔・男顔、ニューハーフ顔」と書きながら、何もまともな研究をしてこなかっただけに、今回、顔学会がこういうテーマでシンポジウムを開いてくださり、パネラーとしてお手伝いできたことは何よりの喜びでした。

また、いつか一緒に仕事をしたいと思っていた二人の方、トランスジェンダーの先達である蔦森さん、1997年に秋田の日本文化デザイン会議フォーラムでお会いしてからファンになった佐伯順子さん(「順子つながり」だし)と同じ舞台に立てたこともうれいことでした。

お世話になりました村澤博人さん、原島博さんはじめ顔学会の皆さんに心から感謝しています。


[642] ご感想ありがとうございます 2003-02-26 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

TOSHIさん、いらっしゃいませ。
昨日は、ご来場ありがとうございました。

>時間が限られていたせいか、女装やTSについて、
>あまり突っ込んだトークは出来ませんでしたね
>(質疑応答コーナーも無し)。少し残念でした。

質疑応答は私も期待していたのですが、時間がありませんでした。
もともと「顔」の学会ですから、ボディの方まで話が拡散しないようにしたのだと思います。

>原島教授には是非近いうちに今回の続編の実施を
>お願いしたいと思います。

顔学会では、これからも今回のシンポで提起された「顔とジェンダー&セクシュアリティ」というテーマは続けていくそうです。


[641] 顔学会「お疲れ様」 2003-02-26 (Wed)

お名前 = TOSHI
email = tnoguchi@mtj.biglobe.ne.jp

こんばんわ。
本日開催された日本顔学会の帰りに「お疲れ様」と初めて順子さんに御挨拶させて頂きました。

時間が限られていたせいか、女装やTSについて、あまり突っ込んだトークは出来ませんでしたね(質疑応答コーナーも無し)。少し残念でした。

原島教授には是非近いうちに今回の続編の実施をお願いしたいと思います。それではまた(GGSBで!)。以上


[640] 女装者の気概 2003-02-26 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

makikoさん、お世話になってます。

>GIDの人とは別にやっていこう、みたいな気概?が
>あるような気がしますね

かっての女装者たちは、ゲイの人たちに対して「自分たちは別にやっていこう」という気概をもって、自分たちの世界を作り上げ、守ってきました。

でも、医学は、ゲイコミュニティに比べれば、はるかに巨大で権威のある存在ですから、個々の女装者が医学に絡めとられ囲い込まれていくのは、力関係的に仕方がないのかなと思います。

私は、たとえ「蟷螂の斧」であっても、最後の一人になっても、「自分たちのことは自分たちでやっていく」という女装者の気概を守っていきたいと思っています。


[639] どの辺に落ち着くのか・・・ 2003-02-23 (Sun)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

レスありがとうございます。
まだまだ知らないことが沢山あるな、と思いつつ。

下着女装なんですが、あるいはブルセラ系の人やコスプレ系の人なんかもそうだと思いますが、そっち方面のBBSとかを見るとむしろ、GIDの人とは別にやっていこう、みたいな気概?があるような気がしますね。「お隣さん」かどうかはともかくとして(笑)。下着女装の人には「ランジェリスト」というself-definedな名称でやってるところもありますし。

一方、関西の以前TV系と言われていたような人が続々岡山や大阪医大に受診している、というところもあります。もちろんカウンセリングなんかはもっと気軽に受ければ、という意見もありますが、女装者のアイデンティティ・クライシスがどの辺に落ち着くのか、ちょっと見えていません。

http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[638] 手後れにならない内に・・・ 2003-02-23 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

由紀美さん、京都での舞妓変身の報告ありがとうございました。
送っていただいた画像を見て、うらやましかったです。
私も、決定的に手後れにならない内に挑戦しようと思いました。

それにしても豪華な衣装ですねぇ。


[637] 京都で舞妓変身 2003-02-23 (Sun)

お名前 = 一枚田由紀美
email = i_yukimi@h4.dion.ne.jp

京都から無事戻りました。

京都では2ヶ所できます。
舞妓の衣装も6パターンありまして料金により変わって来ます。
順子さんは年齢を気にしているようですが親子で舞妓体験をしている方が私と一緒の時間でした。

楽しかったです。


[636] 「女装者」について 2003-02-19 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

makikoさん、いらっしゃいませ。
基本的にはおっしゃる通りだと思います。

最近の私の研究成果に基づいて少し詳しく述べますと、「女装者」という言葉は、1950年代後半に日本最初の女装愛好集団「演劇研究会」の中で使われ始めたと思われます。

それまで、明治後半〜昭和前半の時期においては、精神医学者や性科学者の間では変態性欲の一類型である「女装男子」という用語が一般的でした。ですから、女装愛好の人たちが自身がで考案した「女装者」という言葉には、新鮮な響きがあったと思います。

そして「女装者」という言葉は、単なる女装する人という意味に止まらず、1960年代の女装世界の中で、ある特定のニュアンスをもった概念として確立されていきます。それは次のような3つの特色を持っていました。

(1) 女装を職業としない趣味の女装(アマチュア)であること。
(2) 生活の全般を女性化するフルタイムの女装ではなく、限定的なパートタイムの女装であること。
(3) 性愛関係においては、男と「女」(=女装者)という(疑似)へテロセクシュアルな意識を基盤とすること。

こうした内実(それは規範でもある)を持つ女装者観は、1960年代から1990年代前半まで連綿と維持されていました。

つまり、「女装者」という言葉と概念は、日本の女装世界が、その固有の伝統の上に生み出したものなのです。

1980年代後半〜90年代初頭の渡辺恒夫氏によるTV概念(&TS概念)の導入は、そうした伝統とは無関係に行われ、それに飛びついたのが女装専門誌『くいーん』であり、流布したのがBBS時代の女装ネットだったのです。この段階で、TSに対するTVの劣位性という意識が生じました。

さらに1996〜97年頃にGID概念が、同じように伝統的な女装概念とはまったく無縁に導入されたことで、「女装者」という概念が、一部のGID当事&関係者の手によって「非GID」=服装倒錯者=変態という決定的劣位なレッテルにすり替えられてしまったのです。

ということで、長年受け継がれてきた「女装者」観(規範)は、今、大きな危機を迎えているというのが、私の考えです。

なお、上記の内容は、三橋順子「『女装者』概念の成立」(『美島弥生のライフヒストリー −戦後日本〈トランスジェンダー〉社会史X−』2003年1月 中央大学矢島研究室)で詳しく述べました。


[635] 女装について 2003-02-19 (Wed)

お名前 = makiko
email = mtforum@hotmail.com

女装についてという話題にちょっと乗らせて頂きます。
アメリカではご存じの通り、transvestiteという医学用語を避けて、cross-dresserという言葉を使う動きが70年代にあり、今日に至っていますが、日本語の「女装者」というのは、直訳すれば元々cross-dresserであって、アメリカのような葛藤がもともとは起こり得なかった、と考えてよろしいでしょうか。

もちろん90年代に入り、GID概念が定着するに至り、GIDの人の側から、「あの人はTVだ」とレッテルを張られることが多くなり、改めて女装の側に立つ人がどういう名称を自称するかが問われているとは思いますが。
GIDを自称する人もいますが(w

http://homepage2.nifty.com/mtforum/


[634] 不完全な女装について 2003-02-17 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

星空麗さん、いらっしゃいませ。
なかなか難しい質問で、どれだけ内容のあるお答えができますかどうか・・・。

私は、トランスヴェスタイト(TV)は、パートタイムで女装行為を楽しんでいる(性的な快楽も含めて)人たちと考えています。
「楽しむ」という点で、身体的性別と心の性別に「違和感(苦しみ」を感じ、その解消のために「女装行為」をするトランスジェンダー(狭義のTG)とは、異なると思っています。
あなたがおっしゃる「女装子」の中には、その両方が含まれているのが現実だと思います。

「ブラ男」についてですが、以前から「下着(だけ)女装」という人たちはいましたので、私にはそれほど目新しい現象とは映りませんでした。だから、あまり注目していなかったのですが・・・。

私の知る限り「下着女装」のような「不完全な女装」の人が、「完全な女装」へ移行したい願望を持っているかというと、必ずしもそうではないようです。たぶん「ブラ男」と呼ばれる人たちも同じではないでしょうか。
その点で、社会的性を(フルタイムかパートタイムかはともかく)女性へ移行しようとするトランスジェンダーとは異なると思います。

以下は推測ですが、「下着女装」の人たちは、外見的には立派な男性である人が女性の下着を身につけているという背徳感が楽しいのか、女性の下着の皮膚感覚が好きなのか、いずれかだと思います。ということは、やはりフェティシズムの一種として認識するのが適切かなと思います。
「ブラ男」にも同様の要素があるのではないでしょうか。

性社会史的には、この10〜15年ほどの傾向として、女性の身体を象徴するものが、股間から乳房へ移行しつつあるという説があります。それを下着で言い換えれば、ショーツ(パンツ)からブラへと言うことになります。
かって下着女装の重要アイテムはショーツでした。「ブラ男」の出現がそれがブラに移行したことを意味するならば、そうした象徴の移行を反映しているのかもしれません。




[633] トランスヴェスタイトについて 2003-02-17 (Mon)

お名前 = 星空 麗
email = shri@mub.biglobe.ne.jp

いろいろなところで三橋先生のご活躍ぶりをみています。
麗 トランスヴェスタイトについて研究・・思うことなど・・しています。

男性問題のひとつとして、
このごろ「ブラ男」さんのこともニュースでとりあげられたり、今日の朝日新聞の社説では、「性同一性障害」のことがとりあげらましたね。
性のあり方は一様ではありません。
今後 女装子とブラ男はちがうとらえ方をするのでしょうか。
また、不完全フルタイムトランスジェンダーとも区別されてくるんでしょうか。
ヴェスタイト論を追っていると、歴史的とらえ方と現況の「ドラッグクィーン」ともまたちがうし、トランスヴェスタイトについてどんな考えをもったらいいでしょうか。




[632] いいですねぇ 2003-02-15 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

由紀美さん、お久しぶりです。
京都で舞妓変身ですか、いいですねぇ。

あたしも、年齢的に舞妓は無理にしても、島田髪の芸妓さんはやってみたいなと思いながら実現してません。
昨年は8回も京都に行ってるのですが、いつも仕事がらみで、せいぜい翌日の半日をフリーにするのがやっと、時間が取れないのが残念です。
ご報告、楽しみにしています。



[631] お久しぶりのカキコです。 2003-02-15 (Sat)

お名前 = 一枚田由紀美
email = i_yukimi@h4.dion.ne.jp

今週末の日曜日と月曜日に旅行で京都に行きます。
念願の舞妓変身をします。

感想を又報告します。



[630] 由美さん、お返事遅くなり失礼しました 2003-02-14 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

由美さん、昨月は、京都でお会いできて幸いでした。

私はそれほど「和」に通ったわけではありませんが、他の女装系の掲示板がほとんどどこも訃報を伝えていないので、せめて私のところだけでもと思って掲載しました。

私は、和ママのこと、福島県のご出身という以外、詳しいことは知りません。いつか機会があったら、70年代後半〜80年代のゴールデン街のお話とか、うかがいたかったのですが、それも空しくなりました。
つくづく「いつか・・・」では駄目なのだと思いますけども、こちらの時間と体力にも限りがありますので。

この掲示板に書いた訃報と同様の内容は、3月末に刊行される『ニューハーフ倶楽部』40号掲載予定の私のエッセーにも書きます。
それが私にできるせめてものご供養だと思っています。

PS.昨夜「和」に行ってきました。お店でお線香を上げるわけにはいきませんが、追悼の気持ちを込めてグラスを上げてきました。


それでは、また。


[629] 和ママの思い出 2003-02-04 (Tue)

お名前 = 由美。
email = kurisu@kmail.plala.or.jp

札幌の由美といいます。
女装スナックの「ジュネ」もかっては、ゴールデン街に店ありました。
そのころは、「和」と「ジュネ」くらいしか女装スナック的な店はなかった。
もちろんゴールデン街ですので古くは「梢」など、女装者がママの店は少なくなかったけど。
私は、「ジュネ」の地方会員ですけど、ひょつしたら「ジュネ」よりも「和」にいってた回数が多かったかもしれない。
今も、走馬燈の様に、和ママの笑顔と柔らかい話し方浮かんできます。
ご冥福祈ります。

掲示板に、和ママのこと書いてくださった三橋さん、ありがとうございます。


[628] 『上毛新聞』の記事紹介 2003-02-03 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

1月18日に群馬県尾島町で行った講演会の記事が群馬県の地方新聞『上毛新聞』1月23日号に掲載されましたので、ご紹介します。

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性の多様性と人権で講演 25日に尾島

尾島街女性団体連絡協議会と同町教委は、同町亀岡の町生涯学習センターで男女共同参画講座を開き、中央大学客員研究員の三橋順子さんが「性の多様性と人権−性別を越えて生きる」のテーマで講演した。

同協議会などは、男女が人として認め合い、自己の能力と個性が発揮できる男女共同参画社会の実現に向け、計3回の講座を企画。毎回それぞれの立場で男女共同参画社会の実現に取り組む講師を招き、町民の意識や関心を高めている。

初回は「女装の大学講師」といわれる三橋さんが、男性から女性への性別越境者としての体験を通じ、生まれつきの性別とは異なる性での生活を実行しようとする人の立場で考えを述べた。

2回目は25日午後1時半から行われ、共愛学園前橋国際大学講師の大森昭生さんが「一人ひとりの生き方を大切に−ジェンダーの視点で暮らしを見直す」と題して講演する。入場は無料。問い合わせは同町生涯学習課(0276-52-2341)へ。


[627] 「和」ママの訃報  2003-02-03 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、
新宿花園3番街の老舗女装バー「和」の和ママが、お正月明けも間もない1月8日の夜、心筋梗塞のため亡くなりました。享年57歳でした。

仄聞するところでは、年末〜年始、お体の具合が良くなく、もしもの場合に備えて、後の段取りをご自分でいろいろした後で、営業中に倒れることを半ば覚悟で、6日から新年の営業を始められたそうです。
1975年の創業以来、水商売一筋に生きた方らしい「戦死」だったようです

私は、それほど足繁く通ったわけではありませんが、それでも8年ほど前から、「和」の常連のお客さんに連れられたりして、時々はお邪魔していました。4〜5年くらい前に、友達の縄芯さんと一緒に行ってお店の中で縛られたことが思い出します(「和」はSM系のお客さんも多い店)。

25周年を迎えるころ、「じゃあ、ママは何歳なんだい?」というお客さんの問いかけに「あたしは13歳でこの店に売られてきたのよ」と冗談で返していた和ママの温顔が目に浮かびます。

心からご冥福をお祈りします(合掌)。


[626] トークライブ「トランスジェンダーとニューハーフ対談」感想 2003-02-03 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

先週火曜日(1月28日)夜、新宿歌舞伎町「ロフト・プラスワン」で開かれたトークライブ「トランスジェンダーとニューハーフ対談」に行ってきました。
いや〜ぁ、おもしろかったです。ある意味、画期的な(笑)ライブだったと思います。

とりわけ、たどってこられた人生の重みを感じさせるニューハーフのマキさんのトークはとても聞きごたえがありました。またいわゆる「女装のゲイ」の方達のジェンダー観がよくわかり、私たちトランスジェンダーのジェンダー観との相違がクリアーになり興味深かったです。改めて二つの世界の「文化」の違いを感じました。

詳しいレポートは、下記の方が書いていますので、ぜひ、お読みになって迫力ある臨場感をお楽しみください。
http://www.izumichan.com/goingout/0301.html
http://www.geocities.co.jp/MusicStar/9962/diary/dia-0302.html#2003-01-28


[625] お知らせ 2003-02-01 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

トップ頁にもお知らせしてありますが、11月末の「初冬のみちのく 花巻温泉旅行」の写真日記を「思い出写真館」にアップしてあります。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld1_10_01.htm

それから、日本顔学会のニューズレター「J.FACES」21号の「ナウ・ザ・フェイス」のコーナーに、私のインタビューが掲載されました。
リーダー(Acrobat)をお持ちの方は、下記アドレスでご覧いただけます。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/pdf/Jface01-2003_01.pdf


[624] サークルのお知らせ 2003-01-31 (Fri)

お名前 = 彩花みず穂
email = ayahanamizuho@nifty.com

私、@nifty上にサークルを作りました。
内容としては性同一性障害や異性装のことについて自由にお話しできる場と考えております。
http://com.nifty.com/community/C0017509/top.go
@nifty会員の方は自由に書き込みができます。
そうでない方はhttp://www.nifty.com/join/
からご入会ください
月額¥250(税別)よりご利用いただけます。
なおこのサークルは閲覧は会員以外の方も可能となっています。


[623] 15万アクセスに到達御礼 2003-01-26 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

本日1月26日、15万アクセスに到達いたしました。
いつものことながら、皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)← またまた過去最高ペース
12月5日 140000アクセス(54日)← 過去最高ペースタイ記録
2003年
1月26日 150000アクセス(52日)← 過去最高ペース

またまた過去最高ペースとなりました。
12〜1月は、講演会やラジオ生出演などいろいろありましたので、今まで以上にいろいろな方が、このサイトを訪ねてくださったのだと思います。
なんとか時間を作って更新していきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。


[622] ありがとうございました 2003-01-21 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

結似さん、講演会へのご参加、並びに感想メールありがとうございました。

正直言って、事前の段階では、当事者の方が会場に来られる可能性、あまり考えていませんでした。ただ、会場に行ってみて「これは、もしかしたら・・・」と思いました。だからと言って話の内容が変るわけではないのですが。

>直接にお話が聞けて、とても良かった。
>少し目の前が開けたというか、部屋から外に出られたような気分。

そう言っていただけて、ほんとうにとてもうれしいです。
頑張って出掛けた介がありました。

人それぞれ、持っている性別違和感の質と量、置かれている環境は違います。だから、その解決法も様々になるのは当然だと思います。
私はなんとか自分の解決法(折り合いのつけ方)を見つけることができました。
「一日で終わらないようにしなくちゃ」という言葉、私も同じ気持ちです。結似さんが、ご自分に合った折り合いのつけ方を見つけられることを、心から願っています。

PS.>「かわいらしい」顔立ちに驚き。
ありがとうございます。
この歳になっても「かわいらしい」は「女」にとって誉め言葉ですから。



[621] 一日で終わらないようにしなくちゃ。 2003-01-20 (Mon)

お名前 = 結似
email = corset@attglobal.net

何日か前に何気に、このホームページの存在を知り、その時に尾島での講演のことを知りました。
「天の采配か」
早速、週末の予定を返上し出かけました。
感じたことを順を追って申しますと、

1. 追っかけとか当事者が出現するかと思っていましたが、地元の人が殆どでしたね。ちょっと落胆。
2. あ、本人が。お目にかかれて至福。
3. 「かわいらしい」顔立ちに驚き。人気も納得。
4. 臆せず自然な様に感激。
6. 時に男の表情がちらり、は錯覚?
5. 内容は、とてもわかりやすいものでした。喩えと事例が絶妙。

表現に他意はありません。お気に障りましたら、ご容赦を。

さて、お目にかかれれば、あとは何も。と思って出かけましたが、とても考えさせれることとなりました。

三橋さんが、あえて「女装家」という立ち位置で活動されているという事(噂?)は知っていました。
申し送れましたが、私は MtF 当事者で、立ち位置としては TG よりも TS に近い(でもいまひとつはっきりしていない)ので、三橋さんとは「相容れない」かなと、これまで思っておりました。
が、視点を変えるべきというか、それとこれは別問題、というか、うまく表現できませんが、「そうじゃないんだよ」と考えなくてはいけないんだな、と思うようになりました。
そんな何か「思い」が感じられたように思います。これは文字面では伝わりませんね。直接にお話が聞けて、とても良かった。少し目の前が開けたというか、部屋から外に出られたような気分。

特に考えさせられる元になった部分として、

a. 「相手は服の中身は見えないんだし見ようと思っているわけではない」
b. 「いないもの扱い」

そういうふうには、またそういうことは考えてもみませんでした。特に後者は重要なことですよね。何も働きかけなければ何も変わらないわけですし。

と、考えさせられた一日でした。ありがとうございました。さあ、あとはこれを一日で終わらないようにしなくちゃ。



[620] 群馬県尾島町での講演会 2003-01-20 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

18日の土曜日、群馬県尾島町での講演会を無事にやってまいりました。
完成間も無いきれいな会場に、思いがけないほど多数の方(80名くらい?)が集まってくださり、熱心に私の話を聞いてくださいました。

体調が完全でなく(気管支炎)、講演の出来栄えとしては不満足で、その点、集まってくださった方、主催者の方には、申し訳なかったのですが、
性の多様性と人権というテーマに則したお話は何とかできたのではないかと思います。

正直なところ、「なぜ尾島町?」という疑問は、現地に着くまでずっとありました。到着後、担当者の方に、この町が1996年10月に「部落差別とあらゆる差別をなくすことをめざす条例」を制定している人権意識の高い町であることをうかがい、やっと納得ができました。

今回の講演会は、不思議なご縁の繋がりで実現しました。その過程にかかわった皆さんと、尾島町でお世話いただいた方々に心から御礼申し上げます。
これを機会に「性と人権」という問題意識が、広がることを願っています。

PS.女性グループの方が、尾島町名産の「やまと芋」でつくってくださった「きんとん」、とてもおししかったです。
また、わざわざお土産をくださった境町の松澤様、ありがとうございました。



[619] ニッポン放送、聞きました 2003-01-20 (Mon)

お名前 = ちゃむ
email = kazukienari@infoseek.jp

ニッポン放送サプライズを聞きました。三橋さんのことは、ラジオではじめて知り、このHPにきてみました。
私自身は、女装はしませんが、髪の毛を伸ばしています。しかし、会社勤めをしていると男性がロングなのは、きびしいですね。
運転の仕事をしているので帽子をかぶってごまかしてますけど、いつ会社から切れと言われるかわからいので気が気ではないです。
男だらか女だらか、ということにこだわらない社会になれば、もっと気が楽になる人が増えると思います。
三橋さんの放送を聞いて、少し緊張が解けました。ありがとうございました。


[618] メールでいただいた感想 2003-01-20 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

ニッポン放送の番組を聞いてくださった「万華鏡を作るのが大好き」な54歳の主婦の方から、メールで次のような感想をいただきました。

==============================
三橋さんのお話をお聞きして多くの方どんなにか安らぎを感じられたかと思います。
空の、人生にすべてのことを自分自身で色ずけして生きているのですが、多くの人が形に、こだわり過ぎて自分で世界を狭くしていると思います。
なんだか、、三橋さんにありがとう!!て 言いたくてメールをしました。
==============================

正直言って、自分の存在や語りが大勢の方に「安らぎ」を感じさせてる自覚はありませんでした。でも、いろいろ周囲の反応をうかがうと、どうもそういう要素はあるようです。
いろいろ困難はあっても、自分の成りたい自分を目指して生きようという私の「開き直り」に共鳴してくださるのでしょうか。あるいは、男と「女」の間を行き来する私の生き方に、男か女かという形にこだわらない自由さをみてくださるのでしょうか。
どちらにしても、私が発信するメッセージを受け止めてくださる方がいるということは、とてもうれしく励みになります。
ありがとうございました。


[617] ご感想ありがとうございます 2003-01-17 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

チコリータさん、ご感想ありがとうございました。
局のディレクターが、視聴者は約80万人と言っていましたが、ほんとうにあちこちで聴いててくださったのだなぁ、ということを実感しています。

私自身、一人だけのクロスドレッシング(CD)の時代の5年間は、ほんとうに悩みに悩んみ迷いに迷った時代でした。

チコリータさんも、いつかどこかで吹っ切れる日が来ることを願っています。


[616] ニッポン放送 聞きました。 2003-01-17 (Fri)

お名前 = チコリータ
email = hawser18@h4.dion.ne.jp

ニッポン放送 聞きました。
うえちゃんの番組はいつも何気なく聞いていたのですが、今日は三橋さんがゲストと、放送の初めに紹介されてから 車から降りれなくなってしまいました。
話も、すごく納得できまた。一般の人たちにも、このような個性である、ということをみんなの代表として 堂々と語っていただきありがとうございます。
私は、まだ、自分のクロスドレッサーとしての行動や感情がおかしいのではないかと、迷っているために 何も出来ず、裏でこそこそしています。
今日の放送を聞いて、勇気付けられました。
かといって表を堂々と歩くわけにも行きませんが、何か出来ることを見つけられるように頑張ります。


[615] ご視聴ありがとうございました。 2003-01-17 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今朝のニッポン放送「うえやなぎまさひこのサプライズ!」、ご視聴くださった方、ありがとうございました。

ラジオの生出演は、2年半ぶり2度目だったのですが、最初のパートは、かなり上がっていて、うまく口がまわりませんでした。
2パート目から落ち着いていつもの調子でしゃべれるようになりましたが、やっと調子が出てきてたところで終了でした。

こちらの話したいことと、あちらの聞きたいことが微妙にズレていて、歯がゆい部分が無きにしもあらずでしたけども、視聴者からの好意的な反応もあり、うえやなぎさんとのおしゃべりした30分間は、楽しい時間でした。
とても良い経験だったと思います。

PS.朝7時45分に、自宅(目黒区の学芸大学)から局差し回しのタクシーに乗りました。目黒通りも、天現寺から乗った首都高も空いていて、あっという間にレインボーブリッジを渡り、お台場のニッポン放送に着いたのは8時2分。なんと17分で着いてしまいました。
道路さえ渋滞しなければ、東京は意外と機能的な街なのだなぁ、と思いました。
朝もやに煙る東京湾が美しかったです。


[614] ラジオ番組に生出演のご案内 2003-01-14 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

下記のラジオ番組に生出演することになりましたので、ご案内いたします。

【番組】ニッポン放送(1242KHz)
「うえやなぎまさひこのサプライズ!」
【日時】2003年1月17日(金)朝9時〜10時40分

平日のしかも朝の番組ですので、お仕事などでお忙しいと思いますが、録音するなりして聞いていただけたら、うれしいです。


[613] トークライブ(京都)のご案内 2003-01-11 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

私も出演するトークライブのご案内です。
かなりおもしろいい(過激な)内容になると思います。
関西方面の方、お出掛けいただけたら幸いです。

トークライブ「トランスジェンダリズム宣言」

【日時】2003年1月25日(土)12:30〜17:30
【場所】京都YWCA(地下鉄 烏丸丸太町駅下車 西一筋北300m)
【内容】これまでのトランスジェンダーをめぐる運動について批判的に検証しながら、これからを展望する。
【パネリスト】いずみさん、いつきさん、三橋順子
(司会)筒井真樹子さん
【参加費】500円

なお、ライブ終了後、京都駅近辺にて打ち上げ会の予定です。
また、当日はカフェ玖伊屋の営業日です。

PS.多忙でご案内がおそくなりましたことをお詫びします。


[612] ごぶさたしております 2003-01-01 (Wed)

お名前 = 如月ますみ
email = nfmasumi@netlaputa.ne.jp
ホームページ = http://

ごぶさたしております。
年始のあいさつに、まいりましたが……サスケさんが亡くなられたのですね……。

サスケさんと縁が深いこの場ですし、喪中ということで年始の言葉は控えさせていただきます。
「いい人は、早く……」というのは、こういうことを言うのですね。

それでは。

http://www.netlaputa.ne.jp/~nfmasumi/


[611] 迎春 2003-01-01 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

皆様には、お健やかな新年をお迎えのことと存じます。

山深い故郷で迎えた元日の朝は、ぼたん雪が舞っていました。

昨年は健康の大事さを痛感させられた年でした。
やりたいことをするのも、なりたい自分になれるのも、健康があってのこと。
今まで勢いに任せて酷使してきた身体を、少しはいたわらなければと思うのですが・・・。

今年もたぶんいろいろな出会いがあり、様々な転機があると思います。
そうした「ご縁」を良い形で生かせるよう、たゆまず、めげずにがんばっていきたいと思ってます。
よろしくお付き合いくださいませ。


[610] 年末のご挨拶(2002年回顧) 2002-12-27 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今年も残すところほんとうに僅かになりました。
年末のご挨拶を兼ねて、この1年間の出来事を振り返ってみました。

1月 うきうききもの新年会(つきじ田村)。
1月 慶応義塾大学 文学部共通講義「幸福の逆説」ゲスト講師。
2月 論文「トランスジェンダーと学校教育」が『アソシエ』8号(お茶の水書房)に掲載。
3月 「多様な『性』を考える」が東京都教育委員会の人権啓発学習資料に掲載。
3月 USA&CFL お花見(向島墨堤)。
4月 うきうき秩父銘仙オフ。初めての着物姿で故郷に。
5月 うきうき柴又オフ。
5月 現代風俗研究会(京都)で「トランスジェンダーと興行」を研究報告。
5月 韓国KBSテレビのトランスジェンダーをテーマにした報道特集番組に出演。
7月 東優子・矢島正見氏との座談会「時にはM、時にはFのライフスタイルも」が『セクシュアル・サイエンス』7・8月号(メディカル・トリビューン社)に掲載。
7月 「住基ネット」反対集会に参加しスピーチ。
8月 USA&CFL 屋形舟(大川→お台場沖)。
8月 六大学学生相談連絡会議研修会で「性別違和感を抱える学生をどう受け入れるか」を講演。
9月 初めて京都祇園でお座敷遊びを体験。
9月 新潟旅行(「パレス」訪問、顔学会大会、塩沢紬の里)。
10月 「トランスジェンダー(性別越境)、ブックガイド」が『中央評論』241号(中央大学)に掲載。
10月 京都盛装オフ(東山「左阿彌」)。
10月 エッセー「艶やかなる銘仙」が『KIMONO道』2号(祥伝社)に掲載。着物関係の文章が初めて活字になる。
10月 品川女子学院(中学)「よのなか科(国語)」ゲスト講師。フジテレビのニュース特集で紹介される。
11月 サスケさん逝去。
11月 藤原和博と107人の仲間たち編著『人生のつくり方』(サンマーク出版)出版。
11月 花巻温泉旅行(大沢温泉)。2年半ぶりの温泉旅行。
12月 早稲田大学テーマカレッジ「ジェンダーというキーワードで文化を読み解く」ゲスト講師
12月 初めて能・狂言を観劇(観世能楽堂で「野宮」ほか)。
12月 お茶の水女子大学フェミニズムと現代思想「映像表現とジェンダー」研究会で「溝口健二監督『赤線地帯』−戦後娼婦群像−」を研究報告。初めてトランスジェンダー以外のテーマで発表。

細かく挙げれば、まだいろいろありますが、だいたいこんな感じでしょうか。

毎年のことと言えばそうなのですが、今年もなんだかやたらと忙しい1年でした。それもそのはずで、数えてみたら、京都に8回、豊橋〜名古屋に4回、岡山、新潟、花巻に各1回と15回も出張旅行がありました。たぶん今までで一番多かったのではないかと思います。

そんな中で、なんとかトランスジェンダー社会史の研究をコツコツ積み上げる努力をしてきました。ただ、苦労して書いた長い論文(「あるトランスジェンダーの逆説的幸福論」と「トランスジェンダーと興行」)が2本とも日の目を見ずに年を越してしまったのはちょっと悲しいです。トランスジェンダー社会史研究会の報告書(第5冊)も越年してしまいましたが、これは私の遅筆のせいなので・・・(明年1月中に刊行予定)。

それでもなんとなく充実感があるのは、着物文化論関係の文章が初めて活字になったことと、年末にトランスジェンダー以外のテーマで性社会史の研究発表ができたことによるのかもしれません。

着物を着たのは112回、もちろん自己新記録です。やっと着物を着ることが苦にならなくなった感じです。ただ日常化した分、ときめきが減ってしまったように思います。

とりわけ思い出に残るのは、1月の「つきじ田村」での新年会、4月の秩父銘仙オフ、9月の祇園の芸妓さんの艶やかさ、そして一人で訪ねた越後塩沢紬の里、10月の京都盛装オフ、11月の湯島天神で仲良し姐さんと二人でかいだ菊の薫、12月、北上川畔で眺めた真っ白な早池峰山・・・。
人との別れの悲しさと新しい出会いの楽しさをつくづく感じた1年でした。

来年、順子は「年女」。これが人生の最終周回かもしれません。幸い、やっと著書(2冊)の刊行を引き受けてくださる出版社が内定し、1冊は2003年内の刊行を目指して、可能な限り著述に専念するつもりです。

最後になりましたが、今年1年間、皆様からいただきましたご厚情に心からの感謝を申し上げます。
それでは、よいお年を。


[609] 花巻旅行 2002-12-06 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

いろいろ忙しくて報告が遅くなりましたが、11月30日(土)〜12月1日(日)、東北岩手県の花巻に旅行してきました。

メンバーは、小谷理美さん(仙台)・工藤あいさん(仙台)・南洋子さん(東京)・早瀬ゆうさん(愛知)・山本由美子さん(新潟)の6人でした。

お宿は混浴露天風呂で知られる大沢温泉山水閣、翌日はワゴンタクシーで宮沢賢治の足跡を訪ねる旅でした。

女装仲間とは、2000年6月の木曽川鵜飼い旅行以来2年半ぶりの、ほんとうに久しぶりの温泉旅行で、温泉、お宿、翌日のお天気、案内のタクシーの運転手さん、そしてご一緒した皆さんにも恵まれて、楽しく、くつろいだ時間を過ごすことができました。した。

とうとうと流れる北上川の岸辺で見た真っ青な冬空に浮かんだ真っ白な早池峰山は、たぶん生涯の思い出になると思います。

誘ってくださった理美さんに感謝しています。

PS。 山本由美子さん、小谷理美さん、画像送ってくださりありがとうございました。写真入りのレポートはもう少しお待ちください。


[608] 14万アクセス到達御礼 2002-12-06 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日12月5日、14万アクセスに到達いたしました。
いつものことながら、皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)← またまた過去最高ペース
12月5日 140000アクセス(54日)← 過去最高ペースタイ記録

この間、サスケさんの逝去という悲しいこと、久しぶりの温泉旅行(東北花巻)という楽しいこと、いろいろ有りました。また旅行のレポートや出版物のご案内など、書かなければいけないことも溜まっているのですが、父親の入退院(白内障の手術)があったり、この10日ほどは目の回るような忙しさで、もう少しお待ちいただけたらと思います。

ちなみに、今日の早稲田大学での講演は、お蔭様で盛況の内に終了いたしました。


[607] 公開講義のご案内 2002-12-03 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

下記のように早稲田大学で公開講義を行います。
以前、ご案内した時の、会場・時間が変更になっていますので、ご注意ください。

☆ 早稲田大学 テーマカレッジ

講座名: ジェンダーというキーワードで文化を読み解く(松永美穂教授)
ゲスト講師: 三橋 順子
テーマ:「トランスジェンダーというキーワードで文化を読み解く」
日時: 2002年12月6日(金)16:30〜
場所: 早稲田大学文学部39号館 6階 第7会議室


[606] もっともっと、一緒にいたかった…。 2002-12-02 (Mon)

お名前 = 加奈
email = kana@usa.com

サスケさん、なんでそんなに早く、先に行っちゃったの?
まだ48歳でしょ。いくらなんでも、早すぎるよ。

ほんと、お酒が好きだったよね。
よく、お店のカウンターでジンをストレートで飲んでたっけ。
私がお店に出てるとき、カウンターでいろんな話したね。
私達には、すっごく優しくて、みんなから慕われていたのに。
もっともっと、一緒にいたかった…。
もっともっと、いろんな話をしたかった…。

これからゆっくり、休んでね。
いつまでも、その人懐っこい笑顔で見守っててね。

P.S. 順子さん、お忙しいところ、ご苦労様でした。
偲ぶ会の件、よろしくお願いします。
私も協力します。


[605] サスケさんのお通夜 2002-12-02 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

小谷理美さんたちと、東北花巻の大沢温泉に遊んだ帰途、新幹線を上野駅で下車してタクシーで、浅草天嶽院で行われたサスケさんのお通夜に行ってきました。旅行の帰りなので喪服という訳にはいかず、泥染めの大島紬で弔意を表したつもりです。

40分ほどの遅刻でしたが、お坊さんのお経が終わる前に、なんとかご焼香をすることができました。お香典を預かった理美さんほか、お通夜に行けないCFLのメンバーの分も含めて手を合わせてきました。

ご焼香を終えてすぐに帰ろうとしたら、お座敷に大勢の仲間の顔が・・・。改めて故人の人柄を感じました。
新宿の「MISTY」に場所を移しての追悼会にも20人ほどの方が集まり、飲みかけのボトルに写真を添えて飾り、思い出話をしながら、駆け足で逝ってしまったサスケさんを偲びました。

サスケ、あんたのお陰で久しぶりにいろいろな人に会えたよ。ありがとう。安らかに眠ってください。さようなら(合掌 涙)。


[604] サスケさんの葬儀のご案内 2002-11-29 (Fri)

お名前 = エル
email = elle@gol.com

サスケさんの葬儀の日取りが決まりましたので、ご案内いたします。

場所:台東区西浅草3−14−1 天嶽院(てんがくいん)
電話:03−3841−5105
日時:通夜/12月1日(日)  6:00PMより
   本葬/12月2日(月) 11:00〜12:00
最寄りの駅は銀座線 田原町駅、場所は浅草ビューホテルの裏側です。
なお葬儀はサスケの名前ではなく、本名で行われると思います。

私は 通夜に行かせて頂きます。
通夜に行った帰りに寄れる方が居るようでしたら、新宿歌舞伎町の「MISTY」にお立ちより下さい。故人を偲び思い出を語りたいと思います。20時半より3時頃までの予定で開店します。会費3000円飲み放題でやらせていただきます。

貸切ですので 一般の方の入場はご遠慮ください。
サスケちゃんの最後にキープしたスーパーニッカのボトルを飾り、スーパーニッカを酌み交わしましょう。


http://www2.gol.com/users/elle/


[603] なんでそんな駆け足で逝ってしまったんだよ〜ぉ! 2002-11-28 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

サスケ、なんでそんな駆け足で逝ってしまったんだよ〜ぉ!

8月末の屋形舟の帰り道、あたしが「身体を大事にしなくちゃ駄目だよ」と言って肩を叩いたときに、手の平に残った骨張った感触に不安を感じました。
「順子姐さんも気をつけて」と言ってくれた言葉が、まさか最後の別れになるなんて・・・。

昨夜は、2ヶ月ぶりに新宿に出て、「ジュネ」と「MISTY」で、サスケのお通夜をするつもりで、明け方まで飲みました。

「ジュネ」で供養のつもりで、サスケと一緒によく歌った「時間よ止まれ」を歌ったら、途中から涙が止まらなくなって・・・。

涙で付け睫毛の糊がはがれてしまい、「MISTY」に行く途中の深夜営業の化粧雑貨屋さんで付け睫毛セットを買う始末でした。

「MISTY」では、エルママとサスケの思い出話をしました。泣かないように、できるだけ楽しかったことを話題にしたのに、飲みかけのタンカレのボトルを手にとって眺めている内に、また涙が滲んできて・・・。

エルさん、泣きたかったのはあなたも同じ、いえ私以上だったのに、ごめんね。

知り合ってから8年、あたしより年上なのにいつも「順子ママ」「順子姐さん」と私を立ててくれて、CFLのイベントでは縁の下の力持ち役を引き受けてくれました。

模擬店「フェイクレディ」でお客さんの大入りに製氷機の能力が追いつかず、近辺のコンビニを駆け回ってロックアイスを確保してくれたのはサスケでした。
一緒に旅行した堂が島の露天風呂でお風呂ヌードの記念写真のシャッター押しを頼んだら、シャッターを押す直前にサスケの股間を隠していた手ぬぐいがハラリと落ち、お陰で笑顔の写真が撮れました。
ちゃんと畳の上にサスケ用の布団を用意したのに、早朝、お風呂に行こうとしたら部屋の上がりかまちの板の間に「横チン」状態で大の字になっているサスケを発見したこともありました。
「ジュネ」で悪酔いしたサスケを「店や他人様に迷惑をかけるんじゃない!」と大声で説教したこともありました。
「MISTY」で飲んだくれて動けなくなったサスケをエルママと二人で担いでタクシーに放り込んだこともありました。

皆な懐かしい思い出です。

世間の常識からしたら、お酒で身を滅ぼした人生だったかもしれないけども、サスケほど色恋抜きで大勢の女装者から慕われ愛された男もいないのではないかと思います。

どうか酔っ払い天国で、タンカレを飲みながら私たちを見ていてください。またいつかそっちで一緒に飲みましょう(涙、涙)。


[602] サスケさんの訃報 2002-11-28 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「クラブ フェイクレディ(CFL)」の古いメンバーであり、私の友人であるサスケさんが、11月20日、肝硬変のため逝去されました。享年48歳でした。

サスケさんは、BBS「EON」の時代からCFLに参加され、模擬店「フェイクレディ」では黒服を着てマネージャー役を勤め、春のお花見ではいつも場所取りに尽力してくださいました。またFLT2(気仙沼)、FLT4(伊豆堂が島)の旅行にも参加して、楽しい時間を過ごしました。CFLにとっても私にとってもかけがえの無い方でした。

あまりに早すぎる逝去は、痛ましい限りです。
ここに生前の友情とご厚誼に感謝するとともに、心からご冥福をお祈りいたします。


[601] 『サンケイ新聞』に掲載 2002-11-23 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

先月末の品川女子学院での授業のことが、11月17日の『サンケイ新聞』に掲載されました。

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(生活改革)こんな教育もあります "女装家”も登場「よのなか科」

教科書では教えることができない「世の中の生の動き」を教えようという授業。今年3月に就職情報会社から脱サラし、都内の中学校で教壇に立つ藤原和博さん(47)がプロデュースした。10月に東京都品川区の私立女子中で二年生を対象に行った「差異と差別」がテーマの特別授業には、女性として社会生活を送っている"女装家”の三橋順子さん(男性)がゲストとして登場した。

女子生徒たちは三橋さんの体験談を聞いて「男らしさ、女らしさ」「女性の中にも存在する『男性』性」について考えたうえで「(性)差別」についてグループディスカッション。

「『女の子なんだから手伝いなさい』『女のくせに生意気』といわれて悔しかった」といった"体験”を踏まえた意見が相次いだほか、「人と違っていていいとわかって安心した」「三橋さんのように自分らしく生きたいと思った」といった感想がもれた。

藤原さんは「子供たちは世の中の本物の大人を見て感じ、発言したり、表現していくうちに自分で考えるというモードに入っていく」と話す。来年4月には都内の公立中の校長に就任予定で、ユニークな発想の授業の輪が一層広がりそうだ。
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この記事が載ること、私はぜんぜん知らされてなくて、たまたま記事を見た方からメールで知らせていただき、昨日、広尾の都立図書館まで出かけてコピーしてきました。内容的には、しっかり取材した好意的な記事なので結構なのですが、ちゃんと教えて欲しかったです。


[600] トランスジェンダー、ブックガイド 2002-11-19 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

『中央評論』241号「特集・ジェンダーをめぐるブックガイド」(発行:中央大学 2002年10月)に「トランスジェンダー(性別越境)、ブックガイド」を執筆しました。

9頁ほどの短い文章ですが、性同一性障害、トランスジェンダー、サードジェンダー、性社会史などいろいろな視点から性別越境に関連する40数冊の書籍をかなり網羅的に紹介しましたので、お役に立つのではないかと思います。

他にも、興味深いブックガイドが並んでいますので、特集関係の目次を紹介しておきます。

・ここには「あなたの」テクストはありますか?(森岡実穂)
・法律でジェンダーしてみませんか −ジェンダー法律学入門−(宮園久栄)
・歴史研究とジェンダー(松本悠子)
・アメリカ文学とフェミニズム −個人体験としての−(藤平育子)
・労働のなかのジェンダー(森 ます美)
・戦争とジェンダー(長谷川曾乃江)
・トランスジェンダー(性別越境)ブックガイド(三橋順子)

なお、第2特集は、フランスで大きな関心を集めている「パリテ(男女同数原則)」についてです。

購入ご希望の方は、192−0393八王子市東中野742−1 中央大学出版部内 中央評論編集部(TEL 0426−74−2359)へ、連絡してみてください。本体価格は300円です。

ちなみに、236号(2001年7月)には、私の「トランスジェンダー大学講師の半年間 −性的マイノリティの社会的受け入れについての『実験』−」が掲載されています。


[599] ありがとうございました 2002-11-19 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

下記の特集、無事放送になりました。
ご覧になっていただいた皆さん、ありがとうございました。

思っていたよりたくさん映っていたので、見ていて恥ずかしかったです。
それにしても痩せねば・・・。


[598] 久々の全国枠 2002-11-15 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

下記の放送ですけども、FNN系列28局ネットの全国放送(青森県と宮崎県を除く)だそうです。

大勢の方にご覧になっていただけたら幸いです。



[597] 放送日は11月18日予定 2002-11-14 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

私が臨時講師をつとめた品川女子学院での「よのなか科」の授業(下記参照)を取り上げたニュース特集の放送日(予定)が決まりましたので、ご案内します。

日時:11月18日(月) 11時30分〜12時00分の間
番組:フジテレビ(FNN)昼のニュース「スピーク」

2分半ほどの教育問題特集枠ですので、私が映るのは、ほんのちょっとだと思いますが、興味のある方はご覧になっていただければ、うれしいです。


[596] 品川女子学院で臨時講師 2002-10-31 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今日は、品川女子学院で行われている藤原和博さん(教育研究家)のコーディネートによる「よのなか科(国語)」(神谷岳教諭)で臨時講師をしてきました。

「差異と差別を考える」というテーマの授業でしたが、40人の女子中学生の視線を直接感じて、大人なら500人でも1000人でも平気な私も最初はかなり上がってしまいました。私を刺激剤にして差異と差別、そしてジェンダーの問題を、生徒と一緒に考えた1時間で、楽しかったし、いろいろ刺激になりました。

教室には、教育関係に関心をもつ方が10人以上見学に来られ、「よのなか科」の注目度の高さを改めて感じました。日本の教育を変えていこうという最前線に立ち会えてお手伝いできるのは、とてもうれしいことです。

なお、今日の授業の様子は、日本児童教育振興財団の教育ビデオライブラリーに収録される予定です。また、11月中頃にフジテレビの昼のニュース「スピーク」の特集枠で放送されるそうです。放送日などが決まりましたら、またお知らせします。

↓ 藤原和博さん「よのなか科」のサイト

http://www.yononaka.net/


[595] 130000アクセス到達御礼 2002-10-22 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

うっかり気が付かない内に、13万アクセスに到達いたしました。
到達は、10月12日頃と推定されます。
いつものことながら、皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)
10月12日 130000アクセス(54日)← またまた過去最高ペース


[594] 祇園お座敷遊び 日記 2002-10-09 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

9月15日の「祇園お座敷遊び」の写真日記がやっとアップできました。
美しい芸妓さんの姿、ご覧になってみてください。


http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/1/6-020915.htm


[593] ありがとうございました 2002-09-30 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

繭さん、いらっしゃいま〜せ。
金曜日はお世話になりました。
写真アルバム、見せていただきました。
全員の集合写真、きれいに写っててうれしいです。

http://isweb19.infoseek.co.jp/diary/myumin//kinyou.htm

またいつか機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
皆さんによろしくお伝えくださいませ。


[592] 金曜日は・・・ 2002-09-30 (Mon)

お名前 = 繭
email = mamixmayrin@mail.goo.ne.jp

金曜日はお疲れ様でした。
アタシ、男モードでカラオケでは殆どアニソンを唄ってたパレスページの管理人です。
あの時の写真アップしました。
リンク許可もらいましたので、リンクも貼らせてもらいました。

http://isweb19.infoseek.co.jp/diary/myumin//pares.htm?


[591] 新潟の「スナック パレス」 2002-09-30 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

27日(金)〜29日(日)まで新潟に行ってきました。
28・29日に新潟市民プラザ(NEXT21)で開催された第7回日本顔学会大会に出席するためでしたが、前夜泊を利用して、新潟の女装者の方たちが集まるお店「スナック パレス」に行ってきました。

「パレス」は、新潟市東掘五番町(昭和新道)にある普通のスナックですが、第三土曜日が、女装の人の集まる日になっています。今月は、私の予定に合わせて集合日を変えてくださったそうで、ありがとうございました。

当夜は、「パレス」の存在を教えてくださった小宮紘子さん、私と同じ着物路線の山本由美子さん、若手のあきみさん、ノーメイクでも女性に見えたえりかさん、男装のままだったのが残念だった繭さん、他に女性1名、男性2名で楽しい時間を過ごさせていただきました。

ママさんの手作りの菊の花のおひたし、とてもおいしかったです。

東京・大阪・名古屋のような大都市では、女装系のスナックが複数存在して、女装者同士、女装者と男性の交流の場となっていますが、そうした場が無い地方都市では、相互の交流をもつことが難しい状況があります。

その点、新潟では、女装者に理解のあるママさんが経営する一般のお店に日を決めて集まるという形で、女装者の交流の場が確保されているということは、とても上手な方法ではないかと思いました。

こうした場を開拓された小宮さん・山本さんのご尽力に敬意を表すとともに、同様の手法が他の地方都市でも試みられ、地方在住の女装者の交流の機会が広がればいいなと思いながら、ホテルに戻りました。

↓ 「スナック パレス」のホームページ

http://isweb19.infoseek.co.jp/diary/myumin//pares.htm