[590] 近況 2002-09-27 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

ご無沙汰しています。相変わらずお篭り状態で執筆の日々です。
『現代風俗研究』に掲載予定の「トランスジェンダーと興行」という論文で、80枚(32000字)のボリュームがあり、一応、学術原稿なので、けっこう細かいことを調べたり確認したりしながら書いてるので、もう10日掛かってるのに、やっと7割という状況です。

という訳で、15日に、関西性慾研究会の現地見学会で(と称して)、祇園のお茶屋さんに上がり、きれいな芸妓さんと、お座敷遊びした時の報告(掲載は「きもの大好き」の「写真日記」を予定)もまだアップできません。

明日の朝から「顔学会」の大会に出席するために、今日これから新潟に行ってきます。



[589] いらっしゃいま〜せ 2002-09-26 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

Myleneさん、いらっしゃいま〜せ。
正確に言えば、人間の「性」は、切れ目のない連続体(グラデーション)で、その両端の比較的たくさん集まっている部分が、男と女という考え方です。

あと、私は、パスできる、できないは、あまり重要ではなく、その人が男・女どちらかの性別で生きたいかが大事だと思っています。



[588] 杏野丈さんの掲示板で見ました 2002-09-26 (Thu)

お名前 = Mylene
email = mylene@mens-skirt.jp

杏野丈さんの掲示板で見ました。
私は、パス出来ずにメンスカ(男性モートでスカートを穿く事)をやっているMTFです。
三橋さんは、中央大学で「男と女というのは極論で、その間には、無数のグラデーションが有る」と教えているそうですね。私もそう思います。
 此れからもよろしく。



[587] 六大学学生相談連絡会議研修会での講演 2002-09-04 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

報告が遅くなりましたが、8月28日(水)、中央大学市ケ谷キャンパスで開かれた「六大学学生相談連絡会議研修会」で「性別違和感を抱える学生をどう受け入れるか −トランスジェンダーと大学教育−」という講演をしてきました。

六大学学生相談連絡会議は、早稲田大学・慶応義塾大学・明治大学・法政大学・立教大学・中央大学の東京の私立大学6校の学生相談室の担当の方々の連絡協議会で、最近いくつかの大学で性同一性障害(GID)を理由にして望みの性別での待遇を求める学生が顕在化したため、今年は中央大学が当番校ということもあって、私が上記の講演をすることになりました。

会場には、50名に近い各大学の学生相談担当者や学生部の方が集まり、2時間ほどの私の話を熱心に聞いてくださいました。

私が述べた主なポイントは下記の通りです。

@ ある程度の規模の大学なら、強い性別違和感をもつ学生が在籍していることは、確率的(約10000人に1人)にも当然で、特異なことではないという認識をもつべき。
A 異性装・性別越境それ自体は、「病」でも「性的逸脱」でもなく 服装表現・性別表現・ジェンダー選択は自由なのだから、基本的には本人の自主性に任せるべきである(放っておく)。
B 学生名簿の男女欄/男女識別記号、学生証の性別記載欄の撤廃など、学内におけるジェンダー・フリー化を推進し、環境整備につとめるべきこと。
C 性別違和感をもつ当事者が相談に訪れた場合は、どのような自分でありたいのか、そのために何が障害になっているのかを聞くこと。特に性自認(トランスジェンダー)の問題なのか、性的指向(同性愛)の問題なのか?をしっかり分別する。 最初から「病気」(性同一性障害)と決めつけるべきではない。
D 適当な参考書を紹介して知識を提供する。多様なトランスジェンダーの形態の中から、何が最も自分にふさわしい在り方かを自分で選択させることが大切。
E 学内での「女性扱い」(MTF)、「男性扱い」(FTM)を希望する場合は、希望する性別への適合度を慎重に観察して、ある程度(1〜4年間)の継続性を前提に、通称名の学内使用をはじめ可能な限り必要な措置をとること。
F 最大の難関になる望みの性別での就職には、大学側が格別の配慮と可能な限りのバックアップをして欲しい。
G 強い身体違和や性別違和感に由来する社会的不適応を訴えた場合は、性同一性障害の専門医を紹介して、専門的なカウンセリングを受けるように方向づけること。
H 全体として、性別違和感を抱える学生を「障害(病気)」として隔離的に処遇するのでなく(医療の手に委ねて済ませるのではなく)、大学という一つの社会全体で受け入れて行く姿勢が望まれる。大学生活の4年間が、トランスジェンダー志向の学生にとって、望みの性別で生きて行くための社会訓練の場になるようサポートすべきであること。

大学当局が、性別違和感を抱える学生の存在を認め、それに適切な対応しなければならないという意識を持ちはじめたのは、大きな進歩だと思いました。まだまだ現実には、一部の教職員の無理解や解決しなければならない課題も多いと効きましたが、現在、大学生活を送っている当事者、これから大学に進学しようとしている当事者の環境改善に、私の話が少しでも役に立てば、うれしく思います。


[586] こちらこそお世話になりました 2002-08-29 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

こちらこそお世話になりました。毎年、屋形舟に乗れて夏の終わりの風情を満喫できるのも、叔父様のお陰です。

>というよりカキコするところが見つからない・・・・
申し訳ありませんでした。CFLの掲示板は、フリー書き込みではなく、メール投稿方式を取っています。ゲストルームに掲載を希望しない個人的なメールは上記の私の個人アドレスへ、掲載OKのメール(書き込み)は、ゲストルーム画面の下のアイコンから投稿フォームに移動して、フォーマットに従って送っていただくようになっております。
アイコンが見つからないようでしたら、下記の投稿フォームのアドレスに直接アクセスしてみてください。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/jw2_7.htm

>秋口の旅行仙台あたり如何でしょう?
仙台の理美さんには、「その内に遊びにいきます」と言いながら、2年以上延び延びになっていますので、行くとしたら仙台方面を考えております。先方や皆さんのご都合もありますが、11/30〜12/1の土・日などいかがでしょうか。


[585] 屋形船,お疲れさまでした 2002-08-29 (Thu)

名前 = 叔父様
email = sin357@k4.dion.ne.jp

今晩は、叔父様です。
屋形船では,お疲れさまでした。

今年も盛大に終了できましたこと嬉しく思っております、これも順子さんならびにCFLさん協賛のお陰と感謝します。

夏休み終了と同時に、仕事の山で順子ネーサンのHPにも、お邪魔してなんとかお礼だけとも思ったのですが・・・

何故かUPすることが出来ません、というよりカキコするところが見つからない・・・・
ネスケだと駄目なのかな?!

説明には一番下に有る筈なんですが、見つかりませんでした。
なんとかHPにカキコしたかったんですが、メールにて失礼します。

ps:秋口の旅行仙台あたり如何でしょう?


[584] こちらこそ 2002-08-27 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

老爺さん、こちらこそ、ありがとうございました。
ツーショット写真は、顔ぼかしの上、いずれ使わせていただきます。

他の方からも、8月の屋形舟の後、3〜4月のお花見まで間が開きすぎるから、何かイベントをという要望がありました。中を取ると12月頃なのですが、皆さん忙しい時期でおまけに寒い頃でなかなか良い企画を思い付きません。本当は11月くらいに温泉旅行でもできればいいのですけど。

ともかく、今後ともよろしくお願いいたします。


[583] 素敵な一時をありがとう 2002-08-27 (Tue)

お名前 = 老爺
email = roujii@hotmail.com

素敵な一時をありがとうございました(^^)
また、今度はなにを企画してくれるのかな??
今度は順子さんとツーショットでデートかな??(笑)
楽しみにしております。

また屋形船に乗られら方で老爺に興味が有る方からのお誘いをお待ちしております。(有るやつは居ないか)(爆笑)

相変わらずバカを言っている老爺でした。(^^)


[582] 屋形舟ツアー御礼 2002-08-25 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

雨の予報のお天気も良い方に外れて、今年の屋形舟ツアー、49名の方の参加をいただき、お蔭様をもちまして無事に終了いたしました。

夏の大潮に加えてちょうど出航時刻に満潮が重なり、潮が高くてお舟が柳橋をくぐれず、30分ほど停留するハプニングはありましたが、海風に吹かれながらおいしい天婦羅を食べて、楽しい時間を過ごせました。

ご参加いただいた皆様に心から御礼申し上げます。


[581] ホルモン補充療法の記事 2002-08-24 (Sat)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

8月20日付ワシントンポスト紙に、ホルモン補充療法関係の記事が載っていました。
この記事は女性ホルモンの投与がガンや心疾患などの危険性を誘発する可能性があると報じられた臨床試験結果に対する一般読者の反応の一つとして見ることができます。

この記事を翻訳してみました。もしよければ、下のHPをごらんください。

http://isweb18.infoseek.co.jp/diary/nova3/WashingtonAug20.htm


[580] 12万アクセス到達御礼 2002-08-20 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日(8月19日)、12万アクセスに到達いたしました。皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日)
8月19日 120000アクセス(57日)← またまた過去最高の驚異的ペース

ほんとうに、いったいどうしたのでしょう?。3区切り連続で過去最高のアクセスペースとなっています。今回は、1年前に比べて約2倍のという驚異的ペースです。
大勢の方に見ていたいただけるのは、とてもうれしいことなのですが、同時にちょっと不安になってます(少なくともカウンターは壊れていないようです)。

ともかく、これからも、皆さんの期待に少しでも応えられるよう、一人のトランスジェンダーの歩みと社会的取り組みを、記していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


[579] 屋形舟ツアー参加募集中 2002-08-11 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

屋形舟ツアー、まだ大丈夫です。
今年は35名を越える大人数で賑やかになりそうです。

参加ご希望の方は、8月19日(月)までに、ご連絡ください。


[578] こちらこそ・・・ 2002-08-11 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

こちらこそ、ご無沙汰しております。

論文のご紹介ありがとうございました。ちょっと見たかぎりですが、総合的な論文のように思いました。
英語に堪能な方は、案外、翻訳しようとは思わないものですから、翻訳していただければ、大勢の方にとって有益でしょう。

それでは、24日にお会いできるのを楽しみにしています。



[577] ご無沙汰しています 2002-08-11 (Sun)

お名前 = NOVA
email = nova3@excite.co.jp

三橋様、カキコご無沙汰しています。
インターネットの俗に言うeMedicineというサイトに、7月15日付けで、
Gender Reassignmentと題された論文がアップされています。
言葉はもちろん英語です。
内容を一読した限りでは、紹介する価値があるのではないかと思いました。

http://www.emedicine.com/plastic/topic434.htm

写真の部分はHPの方を見るとして、ともかく日本語に翻訳したいなと思いました。

仕事の合間を見て、翻訳してみたいと思ってます。でも、誰か先にしてしまうかな。(私の場合半年くらいかかりそうですから。)

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[576] 屋形舟ツアー参加申し込み受け付け中 2002-08-06 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

USA&CFL合同企画「行く夏を惜しむ屋形舟ツアー」、参加申し込み受け付け中です。

【 日 時 】 2002年8月24日(土曜)
【集合時間】 18時15分(時間厳守)
【集合場所】 JR総武線浅草橋駅 都営浅草線乗り換え口(東口)前
【 船 宿 】 柳橋「井筒屋」
【 出 船 】 19時00分(隅田川より東京湾へ)
【帰着予定】 21時頃
【参 加 費】 12600円(税込み)
【お 料 理】 天麩羅(穴子・海老・夏野菜など)、お刺身、御飯、お味噌汁

参加ご希望の方は、乗船人数に限りがありますので、早めに三橋までメールでご連絡ください。


[575] 住基ネットの稼動に抗議 2002-08-06 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日5日、11時45分、総務省に「住基ネット8月5日実施を許さない実行委員会」の皆さんと出向き、大臣室フロアーで、若松謙維総務副大臣に面会して、トランスジェンダーの立場から住基ネットの問題点を指摘し、運用の停止を申し入れてきました。

13時からの記者会見では、河村たかし衆議院議員(民主党)、マッド・アマノ氏(パロディスト)らと並んで、反対の意見表明をしてきました。
私は、トランスジェンダーにとって性別はきわめてセンシティブな情報であること、人によって何がセンシティブな情報であるかは異なり、何を開示し何を隠すかの判断こそがプライバシーであること、そうした個人情報を政府が一括的に扱うことは、プライバシー感覚の欠如に他ならないことを話しました。

残念ながら、住基ネットは稼動してしまいましたが、大勢の人がその危険性に気が付き始め、福島県矢祭町、東京都杉並区、国分寺市、神奈川県横浜市など6つの自治体が、5日の稼動を見合わせるなど、反対運動の成果は徐々にあがりつつあります。

これからも息の長い反対運動を続けていくことで、この危険なシステムを廃止に追い込みましょう。

http://www1.jca.apc.org/juki85/


[574] その節はお世話になりました 2002-07-30 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

田村さん、その節はお世話になりました。
あの場に、着物好きの方がいるとは想像できなかったので、失礼しました。とは言え、着物談義ができる雰囲気ではありませんでしたけど。

>こういう誉め言葉はお好みではないかもしれませんが、
>カッコ良かったです。

ありがとうございます。確かにMTF(Male to Female)の人の中には、「カッコ良い」という誉め言葉を「男の子っぽくて嫌」という人はいますけど、あたしは、とても好きな言葉です。容姿だけじゃなくて、姿勢(生き方)を評価していただいてると思うので。

住基ネット反対運動、櫻井よしこさんの八面六臂の活躍などもあって、やっと盛り上がってきました。8月5日の施行まで時間は残り少ないですけど、まだまだ動きはあると思います。それぞれの場で、お互い頑張りましょう。


[573] 住基ネットの集会お疲れさまでした 2002-07-29 (Mon)


お名前 = 田村
email = kari63@mtj.biglobe.ne.jp

はじめて書き込みいたします。

もう一週間過ぎてしまいましたが、7/20の住基ネットの集会お疲れさまでした。
わたしはさまざまな運動に関わりながら、一方で着物フリークでもあり、今回の集会の話し手の中に、しばしば着物関係HPでお名前&お姿を拝見している順子さまのお名前を見つけてから、当日を楽しみにしておりました。

驚くほど(失礼!)巧みに要点を押さえたお話はビシッとして、こういう誉め言葉はお好みではないかもしれませんが、カッコ良かったです。世界に向かう姿勢が反映されていたのだと思います。

お話される方の中には、すぐ帰ってしまわれる方もいらして、それはそれで事情もおありなので、やむを得ないんですが、順子さんはパレードにもずっとお付き合いくださって嬉しかったです。

あの日は格別暑かったので、着ぐるみ2人に「到着する頃には3キロぐらい痩せてそう」と言ったら「代わります?」と聞かれました。めっそうもない。
わたしには和装する根性を失わせた暑さでした。牛が日射病で倒れないか、ヒヤヒヤしながら歩いてましたが、ひょうきんにジャンプして見せる余裕もあり、元気でしたね。

いろんな工夫が見られたのに、シュプレヒコールがやたら古臭かったり、外国人登録法(これは9ケタだそうです)のことを盛り込み損なったり、試行錯誤ではありますが、何とか監視社会へ傾いていくのを食い止めたいです。

いきなり長々とすみませんでした。

そうそう、思い出したけど、いずみさんは生物学的な性が特定できない人たち(インターセックスなどと呼ばれます。でも生まれたらすぐ無理やりどちらかに「されて」しまうらしい)についてもご存知のはず。そういう情報交換はできたでしょうか。
(これ質問ではなく、わたしの感想の一部ですから放っといてくださっていいです)



[572] 屋形船ツアー ご案内 2002-07-24 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

行く夏を惜しむ 屋形船ツアー ご案内

毎年、ご好評をいただいておりますUSA(うさぎファンクラブ)&CFL(クラブ フェイクレディ)合同企画「行く夏を惜しむ屋形舟ツアー」、今年は8月24日(土)に実施することとなりましたのでご案内申し上げます。

涼やかな東京湾の海風に吹かれ、おいしいお酒とお料理をいただき、お江戸情緒たっぷりに、行く夏を惜しむ楽しいイベントです。

フェイクレディのお嬢さんたちはもちろん、私たちに理解のある男性・女性のご参加を、心からお待ちしています。

【 日 時 】 2002年8月24日(土曜)
【集合時間】 18時15分(時間厳守)
【集合場所】 JR総武線浅草橋駅 都営浅草線乗り換え口(東口)前
【 船 宿 】 柳橋「井筒屋」
【 出 船 】 19時00分(隅田川より東京湾へ)
【帰着予定】 21時頃
【参 加 費】 12600円(税込み)
【お 料 理】 天麩羅(穴子・海老・夏野菜など)、お刺身、御飯、お味噌汁


参加ご希望の方は、乗船人数に限りがありますので、早めに三橋までメールでご連絡ください。


[571] 屋形舟は、8月24日 2002-07-24 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

老爺さん、ご無沙汰しております。

屋形舟は、8月24日(土)です。

東京湾納涼船は、8月の土曜日の私のスケジュールに空きがなく、今年はお休みしようと思ってます。


[570] 今夏の予定は? 2002-07-24 (Wed)

お名前 = 老爺
email = roujii@hotmail.com

夏ですね

納涼船 屋形船の季節ですね(笑)
今年の予定は??



[569] 住基ネット反対集会報告 2002-07-24 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

報告が遅くなりましたが、先週の土曜日、7月20日、八丁堀の「労働スクェア 東京ホール」で開催された「ウシは10桁、ヒトは11桁 キミにもボクにも背番号 住基ネット8月5日実施を許さない 大集会 & パレード」に参加してきました。

会場は、ほぼ満席の入り(参加者550名)で、なかなかの盛り上がりでした。私は、有田芳生さん(ジャーナリスト)、マッド・アマノさん(パロディスト)に続く3番目にスピーチしました。住基ネットの基本情報である性別も、トランスジェンダーにとっては、きわめてセンシティブな情報であることを
訴えてきました。

16時からの日比谷公園までのパレードは、NHKニュースや朝日新聞・毎日新聞などにも掲載されたように、趣向をこらしたもので、一定の効果はあったと思います。私は、パレード(デモ)という運動様式に馴染めないので、周囲の反応を観察しながら、歩道を並行して歩きました。
途中、「着物でお暑くないですか」と何度も言われましたが、「牛の着ぐるみの方に比べれば楽なものです」と答えました。

金髪・サングラス・キャミソールファッションで集会宣言を読み上げ、かつパレードの街頭宣伝とシュプレヒコールの音頭を取った米沢いずみさん、とっても格好良かったです。

☆ 以下は、スピーチの原稿です。しゃべるときは原稿を見なかったので細部は異なりますが、ほぼこんなことをしゃべりました。
--------------------------------------------
ご紹介いただきましたトランスジェンダーの三橋です。私は、男性として生まれ、戸籍上の性別は男性でありながら、女性として社会の中で活動しています。トランスジェンダーとは、このように生まれもった性別とは反対の性別で社会の中で生きていこうとする人たち、つまり、性別越境者のことです。今日は、そのトランスジェンダーの一人として、住基ネットへの反対を表明しに参りました。

住基ネットは、私たちトランスジェンダーの社会的生活を根本から脅かす、まさに重大な脅威なのです。もし、このまま住基ネットが稼働し、いずれ性別が記入されている住基カードが社会の様々な場で広く使われるようになれば、私たちトランスジェンダーは、住基カードの提示を求められる度に、戸籍上の性別を他人にチェックされ、性別越境者であることを知られてしまうことになります。これは、単に不愉快なことであるだけでなく、たいへん不都合な事態が生じることになります。

私のようにカードの性別欄をチェックしなくても、戸籍上の性別が「見ればわかる」ようなトランスジェンダーばかりではありません。世の中には、戸籍上の性別とは逆の、自分が望む性別に完全に融け込んで、ひっそりと平穏な社会生活を送っているトランスジェンダーもいるのです。そうした人たちにとって、戸籍上の性別が記入されている住基カードの提示を日常生活の場で求められることは、平穏な生活を根底から覆される致命的な問題なのです。致命的というのは、なにも言葉のあやではなく、もし、そうした事態になれば、苦労して手に入れた望みの性別での生活を破壊されて自殺するトランスジェンダーも出るかもしれません。

人には、それぞれあからさまにしたくない情報、守りたいプライバシーがあります。私たちトランスジェンダーにとって、もっともセンシティブな、他人に知られたくない情報は、戸籍上の性別なのです。私たちには、他人に知られたくない個人情報を秘匿する権利があります。住基ネットと住基カードは、そうした個人のプライバシー、個人情報を守る権利を踏みにじる危険性をもっていること、これを強く訴えたいと思います。

大勢の人が、政治的立場や「性」の有り様を越えて、自分を守るために、住基ネットに反対を表明し、その力で住基ネットを廃止に追い込みましょう。

http://www1.jca.apc.org/juki85/


[568] おっしゃる通り 2002-07-22 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

里花さん、いらっしゃいま〜せ。

おっしゃる通りだと思います。過剰反応するのは強く意識してる証拠ですからね。
あたしの経験でも、会社のグループで来店して、仲間の前では「オカマなんて・・・」とボロクソ言ってた人が、後日、一人で来店して「実は、興味があって・・・」と言い出したことありましたから。

とは言え、そういう偽装批判者をいちいち見分けてケアーするのも面倒なので、あたしは女装嫌悪派は、まとめて放っておくことにしてます。


[567] こだわる男性の心理 2002-07-22 (Mon)

お名前 = 会津里花
email = jackie-matthews@syd.odn.ne.jp

こんにちは。
なんだか、一度投稿したらまた書き込みしたくなってしまって……

宮崎さんと三橋さんのやりとり、興味深く拝読させていただきました。

ところで、その後のレスで

>逆に「女装なんて絶対に許せん!」みたいな女装者に対する強い拒否反応を
>示す男性は、全体の5%(250万人)くらいいるような気がします。

とおっしゃっていますけれど、
私にはなんだか、そういう人って実は、心の中に密かな「女装願望」あるいは「トランス願望」を抱えていて、でも自分で意識的に抑え込んでいるために、他人から誘導的なことを言われるとむきになる、つまり過剰反応をしてしまう、ということがあるのではないか、と思うのですけれど、三橋さんはどのようにお考えでしょうか。

「自分が女装してみたいか」ということに対して
「アハハ……オレが女装したって気持ち悪いだけだろう」
と笑い飛ばせる人はいいけれど、
「女装なんて男の恥だ」
みたいなことを殊更に(ややむきになって)言う人って、何らかのかたちで「女装」に拘っているような気がするのです。


http://www1.odn.ne.jp/~ccp05090/


[566] 『Sexual Science』 8月号の座談会 2002-07-15 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

医学系の出版社メディカル・トリビューン社から発行されているオンライン・マガジン『Sexual Science』8月号に、東優子さん(ノートルダム清心女子大学人間生活学部助教授)・矢島正見さん(中央大学文学部教授)、それに私の座談会「『戦後日本<トランスジェンダー>社会史研究会』をめぐって(下)−時々M、時々Fのライフスタイルも−」が掲載されました。


この座談会、当初は、矢島先生が代表を務め、私が関わっている「戦後日本<トランスジェンダー>社会史研究会」の紹介が目的でしたが、成り行き(東さんの誘導?)で、性同一性障害の問題にかなり深入りした内容になってしまいました。

これで、7月号掲載の(上)と合わせて長い座談会の全容をお読みいただけます。また、末尾には、私の研究の要約「戦後日本のトランスジェンダー社会の展開」が付載されています。ご覧になっていただければ幸いです。

http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.html


[565] 住基ネット実施反対集会 のご案内 2002-07-13 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

7月20日、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の実施に反対する集会(下記のご案内 参照)で、スピーチすることになりました。

住基ネットの問題点については、以前、この掲示板でも指摘しました。その時の文章を一部を再掲載します。

-----------------------------------
国民共通番号制は、国民一人一人に11桁の番号を付与し、全国の市区町村を結んだコンピューター・ネットワーク(住民基本台帳ネットワーク)で管理しようとする構想で、1999年に成立した改正住民基本台帳法に基づいて、今年の8月から実施されます。実施されると、国民一人一人に(最初は希望者のみ)に自治体からICカードが交付されます。このカードには氏名・住所・生年月日・性別が記されますが、不思議なことに新聞8000ページ分の情報が入る容量が準備されています。

この制度は、なぜ問題なのでしょうか?。
(1) 国民を番号で管理するシステムは、国民の人間的尊厳と相容れないのではないでしょうか。牛が10桁の番号、人間は11桁の番号、管理しやすくなればそれでいい、のでしょうか。私は「番号化されたくない!」です。

(2) 国民の個人情報をコンピューターで一括管理することへの不安です。ご存知のようにコンピューター・ネットワークには、常にセキュリティの不安が付きまといます。情報の外部への大量流失やハッカーによる情報改竄の危険性が指摘されています。現に、アメリカでは、ネットワークに侵入したハッカーによって、個人の血液型情報が書き換えられ、その結果、手術時に誤った血液が輸血されてしまったというトラブルが起こっています。

(3) 最も危惧されるのは、この制度が将来拡大運用されるのではないか、ということです。経済産業省は、このICカードに健康保険証。公的年金カード、運転免許証、パスポート、納税番号、印鑑登録証、図書館など公的機関の利用証、さらには、各種プリペイドカードや病院の診察券など民間分野にわたる様々な機能を付加しようという構想を持っています。ICカードに付加された新聞8000ページ分の情報容量は、この構想実現のためと考えられます。つまり、国民共通番号制の実施が、私たちの生活の隅々までが1枚のICカードによって管理され、プライバシー情報を公的機関に握られてしまう時代につながる可能性があるのです。
-----------------------------------

「性別」が明記される住基ネットカードが、社会的に普及してしまった場合、特にトランスジェンダーのプライバシー保全にとって重大な脅威になる可能性を指摘しました。しかし、米沢いずみさんなど一部の方を除いて、トランスジェンダー関係の皆さんは、ほとんど関心がないようで、その点、とても残念に思っています。

とは言え、住基ネットが、国家が個人のプライバシーを集中管理するという基本的な部分で問題性を抱えており、また運用面、とりわけセキュリティの面で大きな危険性をはらんでいる以上、一人のトランスジェンダーとして反対を表明することは必要だと考えます。

住基ネット実施に反対の意志を明らかにしたい方、ぜひ下記の集会にご参加ください。よろしくお願いいたします。

---------------------------------------------------

ウシは10桁、ヒトは11桁 キミにもボクにも背番号
住基ネット8月5日実施を許さない 大集会 & パレード

日時: 7月20日(土)13:30から(パレード出発 16:00ころ)
場所: 労働スクェア 東京ホール(中央区新富1-13-14)
 営団地下鉄有楽町線:新富町駅(5番出口)徒歩7分
  営団地下鉄日比谷線・JR京葉線:八丁堀駅(A3番出口)
主催:住基ネット8月5日実施を許さない実行委員会
ホームページ: http://www1.jca.apc.org/juki85/


[564] 男世界の本音と建前 2002-07-11 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

文庫さん、お返事ありがとうございます。

>社会的な男女固執感をなくすことが大事ではないかと考えました。
私も、自分にとって心地よい形態を「選べる自由」というのは。とても大事なことだと思います。

>すべてを含めての是認感を持つ男性が95%位というのは妥当だと思います
内心、女装願望や女装是認意識があっても、男性社会の建前から、それを表に出すことはできず、口では女装に否定的なことを言う人は相変わらず多いです。だからもしアンケート調査をしても、この95%集団の半分以上は、女装否定派でカウントされると思います。でも、そういう人はじっくり話をすれば相互理解は可能だと思ってます。

残りの5%くらいの男性は、いくら話をして理解を求めても絶対に駄目な人たちで、私はこうの5%についてはあきらめています。


[563] 有り難うございます。 2002-07-11 (Thu)

お名前 = 文庫
email = furi-sinsi-9@mx2.tiki.ne.jp

お忙しい立場でありながら早速のお答え有り難う御ざいます。
やはり実践者がかなりいるのだなぁと感じました。
また願望者も相当いることになりますね。
まだの願望者の方々も是非実践者として進歩していただきたいものです。
私も着物女装ができなかった少青年時代はほんと何と言いますか、つらい満たせない時期をおくっていましたので・・

私は専門的な事は分りませんが、やはり男も女も美しいもの形のいいものが好きなのは一緒ですから、男が女性の美しさや美しい衣服にあこがれるのは当然ではないかと思います。
すべてを含めての是認感を持つ男性が95%位というのは妥当だと思います。

その人の環境ゆえに、また立場などのゆえにそうした思いを持ちながら達することができない、勇気がないという方々のつらい状態を少しでも和らげるためにも社会的な男女固執感をなくすことが大事ではないかと考えました。
情報データまことに有り難うございました。

三橋さんのこれからのご活躍をお祈りしています。
では失礼します。

     


[562] 文庫さん、いらっしゃいま〜せ。 2002-07-11 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

文庫さん、いらっしゃいま〜せ。

>三橋さんとはどこかの着物H.Pでお会いしたことがあるのでは
>ないかと思いますが・・・。
どこだったかは忘れましたけど、HNが印象的だったので覚えております。も3年くらいまえのことではないでしょうか。

私のサイト、読んでくださってありがとうございました。まだまだ未整備な部分が多いのですが、少しでもお役に立てば幸いです

>果たしてどの程度の男性が・・・と何時も思っています。

とても難しい質問です。ごく大雑把に考えてみましょう。
性同一性障害の出現率は1万人に1人くらいと思われます。対象となる日本人男性を5000万人と仮定すると、5000人です。
女装実践者の割合はたぶんその10倍は間違いなくいると思います。1000人に1人とすると、50000人です。
さらにある程度の女装願望者となると、100人に1人くらいはいるのではないでしょうか。50万人ですね。
人生で1度くらい「女装してもいいな」と思った程度の人なら、10人に1人くらいはいるのではないでしょうか。そうなると500万人です。

逆に「女装なんて絶対に許せん!」みたいな女装者に対する強い拒否反応を示す男性は、全体の5%(250万人)くらいいるような気がします。それ以外の95%の人は、「女装?そういう人もいるだろうね」程度の感覚です。

統計的根拠とかは、まったくありませんが、私の女装者としての社会体験からして、それほど遠い数ではないと思います。

「きもの」サイトの方にもぜひお立ち寄りください。


[561] どれくらいの比率の人が・・・? 2002-07-09 (Tue)

お名前 = 文庫
email = furi-sinsi-9@mx2.tiki.ne.jp

初めまして、初めて投稿させていただきます。文庫と言う者です。三橋さんとはどこかの着物H.Pでお会いしたことがあるのではないかと思いますが・・・。

女装に関する詳しいH.Pなので隅々まで読ませていただきました。貴重な情報をありがとうございます。何時の時代にも変わらぬように異性の格好をしたがる人々はいるものですね。

私は綺麗な着物専門ですがカネガネ(若い頃から)頭に引っかかっていることがありました。それは日々普段の生活の中の男性(欲望の差はピンからキリでしょうがすべてを含んで)でどれくらいの人、どれくらいの比率の人が何らかのかカタチの女装をしてみたい、女装している、トランスしたいという思いや感覚を持っているのか、ということです。(女性の下着をつけることも含む)。ほとんどの人はそういう性向を外には出さないので分りません、知りたいと考えていました。

私も周囲の人々(妻や特定の数名以外)は着物女装者であることは知りません。また反対に何時も接する隣人の友人がそのような性向の持ち主かもしれませんですね。果たしてどの程度の男性が・・・と何時も思っています。

何らかの情報があればと思い女装のご研究をしていらっしゃる三橋さんならと思い投稿させていただきました。いきなり変な質問をしたことをお許し下さい。

さらには三橋さんの着物の方のH.Pも覗かせていただいています。それではよろしく失礼致します。





[560] お返事、遅くなりました 2002-07-02 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

宮崎さん、長文のコメントありがとうございました。

ご指摘の通り、宮崎さんと私の最大の相違点は、性同一性障害という医学のカテゴリーを自称するか否かということにあると思います。
私の考えは、ある意味きわめて単純で、私は医療の助けを必要としていませんし、実際に医師の診察も受けていません。したがって、医学のカテゴリーであり診断名である性同一性障害を自称する根拠も必要もメリットもないからです。

また、私は一応研究者ですから、カテゴリーや概念の適用には厳密でありたいと思っています。社会学的な立場で論述する人間が、便宜的にでもあっても医学カテゴリーを乱用することは、「人のふんどしで相撲を取る」ようなもので、するべきことではないと考えます。

宮崎さんが、お書きになっている性同一性障害を自称する理由、運動論として理解できないわけではありません。その点、やはり宮崎さんは運動家なのだな、と思いました。しかし、客観的に見て、運動戦略としてのメリットより、宮崎さんが性同一性障害を自称することによって起こる立脚点の曖昧化や論理の混乱など、デメリットの方が大きいのではないかと思います。

また社会通念的に言っても、医師の診断を受けていない人が、性同一性障害という診断名を公の場で称することは問題があると思います。以前にも指摘したと思いますが、性同一性障害という診断名を使うことを避けて、性別違和という症状名を使っても(私はそうしています)、宮崎さんの論理は十分成り立つと思います。

確かに目的とする方向性(多様性の承認)は同じであるような気がしますが、この点については、見解を異にすることが改めて確認できました。

ところで、大学院での研修の件ですが、私の立場では、中央大学・お茶の水大学の受け入れシステムがどのようなものであるか、解りませんのでなんとも申し上げられません。直接、コンタクトを取られた方がよろしいかと思います。

ただ、中央大学の矢島研究室は、ガチガチの実証主義ですから、フェミニズムなど理論的枠組みを重視する宮崎さんの立場とは、かなり遠いと思います。また教育という視点もありません。その点、お茶大のジェンダー研の方が、理論的な方法が使えるかもしれません。
率直に言って「セクシュアルマイノリティのことを教育の場でどのような視点で教えていったらよいのか」という宮崎さんのテーマは、社会学系の大学院より、教育学系の大学院の方が研究しやすいのではないでしょうか。

あまりアドバイスにならなくて申し訳ありません。


[559] 大学院で勉強してみたい 2002-06-29 (Sat)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

トランスジェンダーについてのご研究、とても関心をもって学ばせていただいています。
三橋さんが共著として書かれた、東京都教育委員会発行の冊子は、生涯学習部の知りあいの方から生徒人数分を送ってもらい、私の政治経済の授業で使わせていただいています。

三橋さんの著の部分は、授業で読み、また、内容を解説して役立てています。今日は、その冊子から、どんなことを期末考査の問題に出そうかと、試験問題づくりをする予定です。

さて、私の勤務の地域では、地位は現職のまま、1年間、大学院に行って勉強することが可能なシステムがあります。
三橋さんとちがって、私は大学院を出ていません。
授業と生徒指導に追われて、毎日毎日をやっつけ仕事で過ごしています。もちろん、生徒はかわいいですから、現場から離れるのはつらいところもあるのですが、ゆっくりと勉強してみたい気持ちがあるのです。

今後、高校にも、カミングアウトして、トランスジェンダーの生徒が入ってくる可能性は大きいです。今年は、3年B組金八先生の影響もあってか、地域全体として、数名のトランスジェンダーが入ってきています。各学校は、そういう生徒への対応を迫られると同時に、全部の生徒に対して、セクシュアルマイノリティのことをちゃんと教えていく必要があると思っています。

三橋さんが一緒に仕事をされている中央大・矢島先生の研究室で、社会人の大学院生の受け入れはあるのかどうか、また、「セクシュアルマイノリティのことを教育の場でどのような視点で教えていったらよいのか」というようなテーマでの研究をやりたいわけですが、矢島先生のところがそれにマッチしているのかどうかなど、教えていただければ幸いです。

お茶の水大にジェンダー研究センターがあるようですが、こちらの方について、トランスジェンダーと教育との関わりについて研究できる状況にあるのかなども、もし、ご存じでしたらお教え下さい。



http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[558] 『Sexual Science』7月号を読みました 2002-06-29 (Sat)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

オンライン・マガジン『Sexual Science』7月号を読ませていただきました。
今回の対談の内容に関して、全く同感というか、問題意識を同じくしていることに、とても心強くなりました。同時に、私自身が持っている問題意識のなかでの「もやもやとした部分」を言語で表してくださっているため、教育の場でセクシュアルマイノリティをどのように取り扱っていくかということで、たいへん参考になります。

とくに、つぎの部分は、全く同感です。
(1) いわゆるアンダーグランドな場で,自分らしく生きようと,性別を越える生き方で何とか頑張ってきた先輩たち。その人たちがいるからこそ,いまの私らがあるんだ
(2) ある新しい概念が出てきて,それが社会的認知を得ることによって,それまで存在していた概念や集団が抑圧されたり,無いことにされてしまうのは非常にまずいということ
(3) 私の中にいくつか疑問点が生じてきました。その1つは,性同一性障害,つまり身体の性と心の性別がずれているのはいけない,ずれていたら治療によって直さないといけない,ずれている状態では世の中に出て行けないんだという考え方
(4) 性別違和に折り合いをつけられる可能性のある人でも,フルタイム絶対の意識集団と接触しているうちに,その流れに飲み込まれてしまうケースも多いのじゃないか

全くそのように、私も思います。私の思いを、まるでそのまま、うまく言語化してくださっていると感じるような記述でした。

1点、三橋さんとスタンスがちがうところがあります。といっても、目的は同じなのでしょうが、戦術のちがいとでもいうのでしょうか。

私は「性同一性障害」だと、自分を言うことにしています(もっとも、あえて言うことはありませんし、だいたいはトランスジェンダーと使っていますが)。
というのは、性同一性障害という語に医学的な権威を付して、その名称がつくかつかないかでヒエラルヒー的にとらえる一部の当事者に対しての批判からでもあります。ある医師によって「性同一性障害」とジャンルわけされようと、医師の診断を受けにいっていまいと、TVと考えられていようと、その境界線などありえないしグラデーションなものであると思っているからです。性別違和感があることでは同じだし、違和感の程度が、必ずしも、TSはTG/TVより大きいとは決して言えないという見方をしているからです。

三橋さんが言われているように、フルタイム集団と接しているうちに「飲み込まれて」いく人もいれば、地方にいて、そういう集団と接する機会がなかったとか、踏ん張って自分のスタイルを確立していったとかなど、違和感の程度でTSかどうかが決まるのではなく、本人の価値観や置かれた環境が大きく影響していると思っています。

そのため、私は、性同一性障害という言葉に、「女装者」や「性のゆらぎ」を持つ人たちにたいして、なにかの「権威」を付与してはならないと考えています。そのため、宮崎留美子のような性同一性障害もいれば、体を変えてしまいフルタイムしたい性同一性障害もいる...というふうに、性同一性障害という語の医学的権威をなくしていくことで、ヒエラルヒー的にとらえる誤った考えを減じていくことになりうると思っているからです。

また、マスコミ的にも、体を変える人たちも性同一性障害、宮崎留美子も性同一性障害というふうに広がっていくことで、性同一性障害といってもまさに多様だというふうに理解が広がっていくことが大切だと思っています。

この点、やや戦術がちがうかもしれませんが、目的とする方向性は同じであるような気がしています。

 戦術にややちがいはあるものの、考え方や目的とするところは全く同じだと感じ、対談を読み、とてもうれしくなって書き込みをいたしました。



http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[557] 『Sexual Science』 7月号の座談会 2002-06-27 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

医学系の出版社メディカル・トリビューン社から発行されているオンライン・マガジン『Sexual Science』7月号に、東優子さん(ノートルダム清心女子大学人間生活学部助教授)・矢島正見さん(中央大学文学部教授)、それに私の座談会「『戦後日本<トランスジェンダー>社会史研究会』をめぐって(上)−時々M、時々Fのライフスタイルも−」が掲載されました。

矢島先生が代表を務め、私が関わっている「戦後日本<トランスジェンダー>社会史研究会」の紹介が目的の座談会でしたが、成り行き(東さんの誘導?)で、性同一性障害の問題にかなり深入りした内容になってしまいました。長い座談会になってしまい、今月は前半部分のみの掲載ですが、ご覧になっていただければ幸いです。

http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.html


[556] 実現を楽しみにしています 2002-06-27 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

アイーシャさん、先週は青山で楽しい時間をありがとうございました。
いろいろ興味深いお話をうかがった中で、あたしとしてぜひ実現していただきたいものが、3つありました。

(1) ちゃんとしたベリーダンスがフロアーショーとして楽しめるお店。できたら、ダンサーの中に1〜2名女装の人が混じってたらベスト。
(2) 宝塚風男装クラブ。宝塚の男役のような颯爽とした人が接客してくれるクラブ。
(3) アラブの王族やヨーロッパの貴族、それに各国の諜報部員とかが集まる怪しげなロンドンの「芸者クラブ」。

可能性の順番から言えば、(1)→(3)でしょうけど、一番夢があるのは(3)ですよね。順子はたいしたお手伝いできませんけど、ぜひぜひ実現させてください。オープンパーティには遊びに行きますから。

ともかく、芸能(舞踊・演劇)世界と水商売の世界をもう少し近づけて、そこにトランスジェンダー的スパイスを振り掛けると、けっこうおもしろいものができるような気がします。というか、それが江戸時代の「遊び」の世界なのですが。
これからも、よろしくお願いいたします。

(注)アイーシャさんは、オリエンタル・ダンス(ベリー・ダンス)の踊り手として、長く海外で活躍された舞踊・演劇研究家の方です。詳しくは下記のサイトをご覧ください。

http://www.interq.or.jp/queen/ayesha/


[555] 和服にヘルメットだと・・・ 2002-06-26 (Wed)

お名前 = アイーシャ
email = ayesha@queen.interq.or.jp

順子さん、先日は青山のウィメンズプラザでお会いできてとても嬉しかったです。私のお弟子も同席させていただいて感謝しています。

順子さんの和服姿を見て、私なんだかとても懐かしい気持ちになりました。昔松竹の新派にいたときや、藤間宗家の舞台に出ていた時の記憶が一気に蘇って来て、また和服を着てみようと思いました。

でも、今。私は毎日バイクにのっているので、和服にヘルメットだと、まるでキャンディさんの仲間になってしまいそうです。
あなたから和服についていろいろアドバイスしていただきたいと思います。


http://www.interq.or.jp/queen/ayesha


[554] 11万アクセス到達! 2002-06-24 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日(6月23日)、11万アクセスに到達いたしました。皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日)
6月23日 110000アクセス(70日) ← 過去最高の驚異的ペース

いったいどうしたのでしょう。過去の到達データをご覧いただければ、お解りの通り、今年になってアクセスペースが上がりはじめ、この2ヶ月程はさらに驚異的ペースが上がっています。
いったい何が起こったのでしょう? うれしいと同時にちょっと不安になってます。

これからも、一人のトランスジェンダーの歩みと社会的取り組みを、のんびりマイペースで記していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。




[553] 新刊紹介 藤原和博編著『中学改造』 2002-06-22 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

下の書き込みにも関わる問題ですが、書籍のご紹介です。

藤原和博編著『中学改造−“学校”には何ができて、何ができないのか−』(小学館 2002年7月 1470円)が刊行されました。

藤原さんを始めとして、現在、斬新な問題意識で教育問題に取り組まれている方々、櫻井よしこさん(ジャーナりスト)・漆紫穂子さん(品川女子学院副校長)・斉藤進さん(杉並区立向揚中学校教頭)・千葉俊治さん(前・足立区立第11中学校校長)・杉浦元一さん(同教諭)・刈谷剛彦さん(東京大学大学院教授)・鈴木寛さん(参議院議員)の座談・対談集です。

現職の教員の方、学齢期のお子さんをもっている父母の方、教育問題に関心を持っていらっしゃる方には、ぜひ読んでいただきたい好著です。

ちなみに、なぜか、あたしのことが131〜133頁、142〜143頁あたりに出てきます。


[552] 教育現場こそ 2002-06-22 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

麗さん、いらっしゃいませ。
たしかに教育現場だと、マイナーセクシュアリティの先生はいろいろ立場が厳しいだろうと推測しています。

ほんとうは、その逆で、教育現場こそマイナーセクシュアリティの先生を有効に活用して、次代を担う人たちの偏見を取り除かないといけないのですけど。

その点で宮崎留美子さんたちのSTN21の活動には注目しています。私も自分のできる範囲で教育問題とはかかわっていくつもりです。


[551] 教育関係者だと・・・ 2002-06-22 (Sat)

お名前 = 星空 麗
email = shri@mub.biglove.ne.jp

私、先生のこと前から知っていましたよ。宮崎留美子さんにはお会いしました。今度は先生にお会いしたい。
なかなか、教育関係者だと、生きるのがたいへん。麗、教育カウンセラーとして活躍したいのだけれど、ハードルが高くて大変。麗もお仲間にいれてください。麗、ある埼玉のカウンセリング研究所で活躍しています。


[550] 「不思議」に思えるのは・・・ 2002-06-17 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

美歩さん、お久しぶりです。

「不思議」に思えるのは、この毎日新聞の記事が解雇された人の言い分だけを取り上げて書かれているからでしょう。

つまり、「女装して出勤したことなどを理由に懲戒解雇された」というのは、あくまでも一方の言い分であって、それが事実がどうかは別の話だと思います。会社側には会社側の主張があり、だからこそ訴訟になるわけです。

仄聞するところによると、女装出社=懲戒免職のような単純な話ではなく、いろいろ複雑な事情があるようで、この事件を「性同一性障害を抱える人々の就労問題」として一般化するのは、問題が多すぎると思います。


[549] 不思議な新聞記事 2002-06-17 (Mon)

お名前 = 美歩
email = mihocchi1@mail.goo.ne.jp

不思議な新聞記事を見ました。
某出版社が女装や性同一性障害を理由に解雇されたというのです。
現在、係争中ですが、なぜ解雇に結びつくのか不思議です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020613-00001060-mai-soci


[548] 眞瑠日さん、はじめまして。 2002-06-05 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

眞瑠日さん、はじめまして。
STN21のことは、宮崎さんからお誘いをいただきましたが、いろいろな事情で入会はご遠慮しています。

私もこの春に、「トランスジェンダーと学校教育」という論文を書きました(お茶の水書房刊行の『アソシエ』8号に掲載されています)。学校現場におけるトランスジェンダーの児童・生徒の問題点を総合的に扱ったものですが、正直言って、学校教育現場におけるトランスジェンダー教員の問題には、眞瑠日さんの書き込みを読むまで、自分がトランスジェンダーの大学教員を体験しているのに考えが至りませんでした。 

教育委員会や学校長、さらには同僚教師の理解を得るだけでなく、生徒(&保護者)の理解も得なければならないというのは、たいへんなことだと思います。

私としては、職場におけるカミングアウトが上策であるかどうか、今一つ確信がもてない部分もあります。また、「性同一性障害」や「両性的役割服装倒錯症」という医学的カテゴリーを前面に出すことも、果たしてどうなのだろう?という疑問があります。わかり易く言えば、なぜ病名を名のらなければ(「病気」を理由にしなければ)、自分らしく生きることができないのだろう、と思うのです。

皆さん、個々の状況下で、それぞれの方法で頑張っていらっしゃるのだから、それで良いのだと思いますし、私は私の方法で努力を重ねていこうと思ってます。

これからもよろしくお願いいたします。


[547] STN21のメンバーです 2002-06-05 (Wed)

お名前 = 眞瑠日 麗
email = shri@mub.biglobe.ne.jp

宮崎留美子さんより、うがっていてSTN21のメンバーです。私立高校の教師ですが、生徒指導が難しい。たとえば女子高生・・・。平気でミニスカート、青くなりますね。頭髪検査やりたくないけど、学校の基準でおこなうと「先生だって」って言葉相当きつい。まして、下着まで言及されたら立場なし。
「両性的役割服装倒錯症」として性同一性障害のカムアウト教職員の会議でカムアウト済みなんですが、よけいにスタンスを求められたりしてきついですね。


[546] 読んでくださってありがとう 2002-06-05 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

里花さん、いらっしゃいま〜せ。
こちらこそ、3月の岡山でお会いできて幸いでした。
「日本女装昔話」読んでくださってありがとうございました。

あたしとしては、「昔、こんな女装の人たちがいた。そういう女装の先輩たちが、つらい思いをしながら頑張ってくれたお陰で、今の私たちがある」という思いで書いています。GID世代の若い方たちには、なかなか理解していただけないのですが、あたしのライフワークのつもりで、書き続けていこうと思っています。

亡くなったお父様のこと、どんな形であれ、繋がりを確認したいお気持ち、伝わってきました。

>「ニューハーフ倶楽部」とか「くいーん」とか、
>買って読んだことがないので、いくらか買ってみようかしら……?

う〜ん、『ニューハーフ倶楽部』の執筆者としては言いにくいことですけど、現在の里花さんには関係の無い雑誌だと思います。


[545] こんにちは、順子さん 2002-05-31 (Fri)

お名前 = 会津里花
email = jackie-matthews@syd.odn.ne.jp

こんにちは、順子さん。

先日……といってもけっこう時間がたってしまいましたけど、岡山で久しぶりにお目にかかることができて、嬉しかったです。

ところで「日本女装昔話」、今ざーっと読破してしまいました。最近はどこかのHPのコンテンツをまるごと読破してしまうなんて、私には珍しいことです。

私はすごいファザコンなので、「戦後」「50年代」……などと時代を区切って、その時代の雰囲気とかを読ませてもらっているうちに、亡き父のことを思い出してしまいます。

もしかしたら「富貴クラブ」に入っていたかもしれない?、父(1910生れ〜1985年没)。「風俗奇譚」なんか、定期購読していたかもしれない。
はっきりした根拠があるわけではないけれど、そんな気がしてしまいました。

私自身は自分のこと(GIDとか)を思いっ切り抑圧していたし、「空白の5年間(1975〜80)」に思春期のど真ん中(14〜19歳)を過ごしたので順子さんがご研究なさっているようなことがらにリアルタイムで触れることはほとんどありませんでしたけれど、紹介されている「文化」は、確かに父の書斎の匂いがするような、そんな気がして仕方ありません……

貴重なご研究、これからも楽しみにさせていただきます。

あ、そうだ、私、「ニューハーフ倶楽部」とか「くいーん」とか、買って読んだことがないので、いくらか買ってみようかしら……?
蛇足ですね、失礼しました。

またお会いできる日を心待ちにさせていただきます。
では

http://www1.odn.ne.jp/~ccp05090/


[544] 性転換ダンサーの情報 2002-05-27 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

あたしが、『ニューハーフ倶楽部』(三和出版)に連載し、このサイトにもアップしてる「日本女装昔話」について、こんなお便りをいただきました。
===========================================================

日本女装昔話を読ませていただき、貴重な話や写真を見せていただき、ありがとうございます。

当方、昔から、性転換女性に非常に興味をいだき、その方面のテレビ番組、週刊誌等の記事には、いつも注意して見るようにしていました。きっかけは、昭和35年頃の毎日新聞の海外トピックスの記事で、パリの性転換女性が、結婚するというものでした。なぜか、その記事に非常に興奮し、以後、「性転換」という単語を見るたびに、心が躍りました。

地方に住んでいましたが、キャプシーヌ嬢などが、日本に来たときのことは、『週刊文春』の記事で見ました。また、月刊誌『スクリーン』か何かで、彼女のセミヌード写真を見た記憶があります。

ところで、絵島ユキさん、八代千恵美さんはご存知でしょうか。昭和40年頃から、ストリッパーとして、活躍されていた方達です。絵島さんの舞台は、一度見たことがあります。肩幅が多少広いかなあという以外は、全くの女性でした。

その他にも、キャバレーのショー専門の方もおられたようですが。ナンシー浅丘という人をキャバレーの入り口の写真で見たことがあります。

古い時代の方々は、今ごろどうしていらっしゃるのでしょうね。

===========================================================
ありがとうございました。
こういうお便りが、何よりの励みになりますし、貴重な情報源になります。

ご教示いただいたこと、少し調べてみますが、絵島ユキ、八代千恵美、ナンシー浅丘の名前は初耳でした。こうした埋もれてしまった「性転換(女装)ダンサー」について、何かご存知の方がいらっしゃいましたら、どんなことでも結構ですので、教えていただけると幸いです。

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/jw3_3.htm


[543] はるな愛さんの舞台公演 2002-05-24 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日(5月23日)、ニューハーフタレントの はるな愛さんが出演するサンハロンシアター公演「かみん!」(中野 ザ・ポッケット)を見てきました。

舞台は、次男夫婦と祖母が守る愛媛県のミカン農家。夏のある日、長男夫妻、長女とその夫、三女、そして10年間行方知れずだった三男が次々に戻ってきたことで巻き起こされる騒動を描いたファミリー・コメディです。

19人もの登場人物を見事に配して「愛とはなにか」というテーマに迫った青木哲也さんの脚本演出がすばらしく、とても楽しめた2時間でした。

愛ちゃんは、ストーリーの要になる重要な役割を大熱演、まだ、公演中なので詳しい役回りを書けないのですが、舞台俳優としての才能の輝きを感じさせていました。

公演は、日曜日まで。興味のある方は、チケット代以上のおもしろさは保証しますので、興味のある方は、ぜひお出かけください。

詳しくは、下記の「サンハロンシアター」のホームページをご覧ください。

http://sunfarlong.tripod.co.jp/


[542] 現代風俗研究会研究発表「トランスジェンダーと興行」 2002-05-23 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

5月18日(土)、京都の「現代風俗研究会」(高橋千鶴子会長=土人形師)で「トランスジェンダーと興行 −その成立と意味」という研究発表をしてきました。

今回の報告は、関西性慾研究会でご一緒している川井ゆうさんが、今年の現風研の例会企画コーディネーターということで、今年度のテーマ「興行」に則してトランスジェンダーの話をして欲しいと依頼されたことから始まりました。私としてもトランスジェンダーの社会史の中でも大きなテーマだとは思いながら、今まで手を付けていなかった分野なので、この機会にアウトラインだけでも提示できれば、とお引き受けしたわけです。

レジュメは、以下のような構成でA3版12枚、資料性を考えて図版も42枚入れました。

はじめに
1 トランスジェンダー興行は人気がある
2 性別越境者の職能
3 近代化と女形受難の時代
4 進駐軍の女装ダンサーと性転換歌手 −戦後の黎明−
5 性転換女装ダンサーの登場
6 ブルーボーイ来日の衝撃
7 ゲイバーのフロアーショー −成立と展開−
8 現代の女形たち
まとめに代えて

発表では、性別越境(トランスジェンダー)の芸能を歴史的にたどり、その上で戦後におけるトランスジェンダー興行の成立と展開を概観し、その特性を考えました。
なぜ、トランスジェンダーの芸能(興行)は魅力があるのか? それは、トランスジェンダー特有の妖しい美しさに観衆が魅了されるからであり、その美とは、@男女の美的要素を兼ね備えた複合的な美、A女性では表現できない「女性美」、B男→女→男の変身の妙味であること。したがって、本物の女性にあまりにも近づきすぎると、トランスジェンダーとしての魅力は薄れ(ただのお姉ちゃん化)、興行価値は低下することなどを指摘しました。

会場の徳正寺(四条富小路下がる)の本堂には、30人程の方が集まってくださり、質疑も活発で、いろいろ教えられる点も多かったです。まだまだアウトラインを提示したに止まり、女性の興行とトランスジェンダー興行との関係(興行スタイルの模倣)や観衆心理など考えなければならない課題も数々ある状態ですが、今後も考察を深めていきたいと思っています。

研究の機会を与えてくださった現代風俗研究会と川井ゆうさんに、改めて心から御礼申し上げます。

PS.例会ではいつも着物姿の高橋会長と川井ゆうさんに加えて、「三橋さんが着物なので」とわざわざ着物姿できてくださった名古屋の三石さん、それに思いがけないご縁(川井さんと大学の同窓)で「散歩きもの普及委員会」の華宵さんが来てくださり、30分の5という現風研にしては異例の高着物率になりました。


[541] 藤原和博 『世界でいちばん受けたい授業 2』 2002-04-21 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

生徒が、生きた世の中を学ぶことができる授業としてNHKや朝日新聞でも紹介された足立区立第11中学校「よのなか科」の記録、藤原和博『世界でいちばん受けたい授業 2』(2002年5月 小学館 1785円)が発売になりました。

私がゲスト講師をつとめた「『差異』と『差別』を考える−ニューハーフの存在と自分の中の弱者(マイノリティ)の発見−」の授業も収録されています。
雑誌(小学館刊行の『総合教育技術』)掲載記事に大幅な加筆をした完全中継バージョンで、私を見て私の話を聞いた生徒たちの素直な反応は、私にも勉強になりました。
興味のある方は、書店でご覧になってください。

藤原和博さん(教育研究家)のサイト

http://www.yononaka.net/


[540] あやめさん、ありがとうございます 2002-04-15 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

さっか あやめさん、10万アクセスゲットありがとうございます。
以前「きもの大好き」の1万アクセスゲットしてくださった時に、こちらの「10万も・・・」とおっしゃっていた「凄腕 切り番ハンター」のあやめさんですので、半分方、予想しておりました。

実は、私も14日の朝、7時50分の段階で、10万アクセス直前になっているのを確認してました。ただ、その日は「うきうききもの」のオフ会で8時頃に家を出る必要があったので、残念ながら到達をリアルタイムに確認することはできませんでした(もし、自分で10万切り番を踏んじゃったら、大馬鹿ですね)。

>10万ちょうどを踏んでくださった方には、記念品を贈呈いたしますので、>ご連絡ください。

記念品は、8月のクラブフェイクレディ主催「屋形舟ツアー無料ご招待券」のつもりでした。お受けいただけるかどうか、メールでご連絡ください。





[539] 10万アクセス到達! 2002-04-15 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

さっか あやめさんからのご連絡の通り、昨日(4月14日)午前8時15分30秒、10万アクセスに到達いたしました。

1999年
6月14日 開設
2000年
1月2日 20000アクセス(192÷2=96日)
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)
4月14日 100000アクセス(87日) ← なぜか過去最高ペース

人気サイトに比べれば、桁が違う牛の歩みでありますけども、あまり更新もしない、BBSもチャットも無い地味なサイトであるにもかかわらず、こうして細く長く歩んでこられたのは、皆様のご支援のお陰と心から感謝しております。

今後の一人のトランスジェンダーの歩みと社会的取り組みを、あまり肩肘張らずにのんびりと記していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


[538] 10万アクセスカウント 2002-04-14 (Sun)

お名前 = さっか あやめ
email = ayame_ayumi@yahoo.co.jp

おはようございます、御機嫌いかがでいらっしゃいましょうか
たいへん御無沙汰をいたしております、おゆるしください

先程100000アクセスカウントのヒットがありました、おめでとうございます
時刻は平成14年4月14日午前8時15分30秒でした
今朝はとても閑散としていて余裕でゲットでき、とても好運で浮き浮き気分です
これからも貴サイトの益々の御発展を祈念もうしあげつつ、楽しみに寄らせていただきます
ゲット画面ファイルは近日中にメールに添付して送付いたすつもりでおります

先日のお花見も御盛況のように承り、相変わらずの御多忙の中での御活躍、なにとぞお身おいといくださいませ
それでは、めでたくかしこ


[537] もうすぐ10万アクセス 2002-04-13 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

たぶん、明日か明後日かに10万アクセスに到達するはずです。
あまりカウンターは気にしない私ですけども、今回は大台到達なので、10万ちょうどを踏んでくださった方には、記念品を贈呈いたしますので、ご連絡ください。

カウンターは、メニュー画面のあたしの写真の左下にあります。


[536] わだ形成クリニックの事件 2002-04-03 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

NOVAさん、お花見では、お手製お摘み持参での参加ありがとうございました。

ところで、わだ形成クリニックの件ですけど、私は、3月中旬にWクリニックが「SRSの新規予約の停止、既予約のキャンセル」をしているとの情報を、ある筋から入手して、懇意のマスコミ関係に調査依頼を出しておきました。

その時には、脱税で摘発の線をイメージしていましたが、医療事故、しかも死亡事故とは・・・。

とは言え、あの手術体制(医師が1人)では、手術中に何かトラブルが有ったときのバックアップが不十分だと思っていたので、事情通のマスコミ関係者の間には「いつかは・・・」という感覚もあったのも事実です。

「性転換手術後に死亡」という報道がされてますけど、9割方、麻酔事故のようです。ただ、2ヵ月ほどの短期間に、連続死亡事故が起きては、警察・検察が立ち入り調査をするのも仕方が無いでしょう。もともと、非ガイドラインの性転換手術で心証も良くないようですし。最悪の場合は、業務上過失致死で起訴されるケースも考えられますけど、果たしてどうなることか・・・。

ビデオ、よろしくお願いいたします。


[535] わだ形成クリニックの話題 2002-04-03 (Wed)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

お花見では、お世話になりました。
大変楽しかったので、来年も期待しちゃいます。

ところで、4月3日8:00テレ朝で、わだ形成クリニックの話題が出てきました。
30代男性の性転換手術後、死亡したというものです。
ビデオに撮っておきますので、必要でしたら、ご一報ください。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[534] お花見、お疲れさま 2002-03-31 (Sun)

お名前 = 老爺
email = roujii@hotmail.com

お花見お疲れさま
途中で寒くなって逃げてごめんね(^^)
今度は 屋形かな??その前に納涼船かな??
どちらにしろ夏まではないのかな??
またみんなで遊ぼう
ではでは〜〜(^^)/


[533] ごめんなさい 2002-03-31 (Sun)

お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp

ごめんなさい。
今年もご挨拶にもお伺いできませんでした。
某・着物のグループで、四ツ谷のほうで花見をしておりました。
おかげさまで、今年も快晴。皆様の日ごろの行いが良いおかげでした。



[532] お花見、お疲れ様でした 2002-03-31 (Sun)

お名前 = 香山 リカ
email = licca_kayama@geocities.com

お花見に参加された皆さん、お疲れ様でした。
花はほとんど散った状態でしたけど、風もあまりなく、暖かくてお花見日和でしたネ。

久しぶりに会えた方が多く、楽しかったです。

http://www.geocities.com/licca_kayama/


[531] お花見御礼 2002-03-31 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

墨堤の桜は、3分残りくらいでしたけども、暖かなお天気に恵まれ、今年も楽しいお花見ができました。
参加者の皆さん(30数名)に心から感謝いたします。

日頃、会う機会は減っても、一つの時代をいっしょに過ごした仲間たちと旧交を温めることができるのは、うれしいものです。それも健康であってこそ!。皆さん、くれぐれもご自愛ください。


[530] 天気が良ければNoProblem 2002-03-26 (Tue)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

お花見、何を押しても参加します。
よろしくお願いします。
今年の持ち寄りは、鳥の唐揚げ、コロッケ、揚げシュウマイの揚げ物の他、ぬか漬けのつもりです。
天気が良ければ、花が散り始めていても、NoProblemですよね。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[529] 「花より美女」 2002-03-20 (Wed)

お名前 = 老爺
email = roujii@hotmail.com

「花より美女」と思われる方は、ぜひお立ち寄りください。って 
俺は「花より順子さん」が良いよ(^^)
そんなわけで 何はともあれ参加しま〜〜〜す。


[528] 大お花見(3月30日)ご案内 2002-03-20 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

USA&CFL合同「大お花見」、

最終的なご案内が遅くなりましたが、今年も下記のように「大お花見」を企画しております。
今年は平年より2週間も早い史上最速の桜の開花で、3月末には、すでに散り際になっている可能性が高いですが、「花より団子」「花よりお酒」「花より美女」と思われる方は、ぜひお立ち寄りください。

【日時】 2002年3月30日(土)17時〜
【場所】 墨堤(隅田川向島岸)
【会費】 実費清算(飲み物・食べ物持ち寄りの方は優待)

場所は、浅草駅から吾妻橋を渡り、アサヒビールビルのところから土手に沿って左(上流)へ、東武線のガードをくぐった先、隅田公園沿いの土手です。
下記の地図の赤丸のあたりに陣取る予定です。
なお、場所取り部隊は、15時頃に行っていますので、早目のお越しも歓迎します。

http://www.din.or.jp/~k_asami/mapserv31.gif


[527] 「国民共通番号制」に関して 2002-03-17 (Sun)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

「国民共通番号制」に関しての三橋さんのご意見を読ませて読ませていただきました。
桜井よしこ氏と佐高信氏が同席しているところは、なかなかユニークな運動だと思います。
主旨、全く同感です。

3/30に、STN21(セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク)の総会がありますので、時間が許すようでしたら、この問題を出してみたいと思います。
「国民共通番号制」に関しては、私が所属する組合でも反対のチラシがまかれていたような記憶があります。


http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[526] すでに、各学校に配送・・・ 2002-03-17 (Sun)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp
ホームページ = http://comment =

三橋さんがアップされている冊子、すでに、各学校に配送されているようです。私の知りあいの養護学校の方は、すでにもっていました。
どうも、教員全員分の冊数は配送されていないようで、事務室に保管してあるみたいです。したがって、こっちから言っていかないと手にとることは難しいようです。
養護学校の方も、教頭に言ったら、ゴミ箱行きになる直前だったとか...全く嘆かわしい。
私のところでは、現在、ちゃんと教頭に、これこれの冊子が来ているはずだと申し出、実際に、事務室に保管してあることを確認しました。まだ、私自身は手にとっていませんが、近日中に、社会科の私の管轄での保管でいきたいと思っています。
冊子とは別に、「Meet the ヒューマンライツ」という人権学習のビデオがつくられていて、これに、三橋さんがしっかりと出ているのを拝見しました(多様な性の部分では虎井さんもでている)。

教頭から、私に「貸し出す」という形で、しっかりと借りだしています。じっくりと見させていただきました。人権のことが網羅的ではありますが、全般的に述べられていて、入門にはいいかと思います。
新一年生(今度、担任になりますが)全クラスに見せようかと考えています。
−−−−−−−−−−−

3/30がお花見かあ...残念です。
東京と京都では、同時に参加できないし。
30日は、私が副代表をつとめている「STN21(セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク)・・・3年B組金八先生でとりあげられました)」の総会が京都であります。これに行かなくてはならないため、残念ですが、今年はパスになります。

※総会と同時に学習会をやりますが、学習会と懇談会部分は、会員以外にもオープンです。
京都府教職員組合(日教組系の方、京都は全教系が圧倒的に強いため、少数派組合です)が会場をセットしてくれたり、この組合員の方もタイアップして学習会を行います。
今回は、部落解放教育にかかわってきた教員が、自分が性同一性障害であるということを認識し、カミングアウトして生活していっていることをベースに、部落解放教育とセクシュアルマイノリティの問題とのつながりを語る予定になっています。
関西方面の方などで、学習会に参加されたい方は、宮崎留美子の方までメールを下されば、詳細をお教えいたします(関東方面の方は、お花見に参加してね)。

1週前に岡山であるGID研究会にも行きたかったのですが、2週連続で交通費と宿泊費を出す余裕はないため、今回は、STN21の活動に全力を注ぐという選択をしました。



http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[525] 東京都教育委員会の「人権啓発学習資料」 2002-03-15 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

東京都教育委員会が発行している人権啓発学習資料「みんなの幸せをもとめて−同和問題をはじめ人権問題を学ぶために−」の平成13年度版(2002年3月発行)に、「多様な『性』考える−トランスジェンダーを中心に−」という4頁ほどの文章を執筆しました。

ちなみにラインナップは、以下の通りです。

・日常の中から平和と人権の希求を(川人 博)
・犯罪被害者の人権を考える(岡村 勲)
・多様な『性』考える−トランスジェンダーを中心に−(三橋順子)
・個人情報は守られているか(堀部政男)
・HIV/AIDSから学ぶ人権−自分の問題として考えるために−(五島真理為)
・野宿者も人として(安江鈴子)
・暴力の連鎖−虐待の構図を考える−(安藤由紀)

私の文章は短いものですけど、性別越境者の問題を東京都が人権問題として初めて取り上げてくれた意味は小さくないと思います。
都立の図書館などには置いてあると思いますので、興味のある方はご覧になっていただければ幸いです。

なお、この冊子に関するお問い合わせは、下記まで、お願いいたします。
東京都教育庁生涯学習部振興計画課人権学習担当(03-5320-6855)


[524] お花見は、3月30日(土)の予定 2002-03-08 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今年の桜の開花は、記録的な早さになりそうです。
東京の開花予想は、3月20日。通常、開花日の1週間後からが見頃ですから、3月27日(水)、とてもじゃないけど、例年恒例の4月第1土曜日(今年は6日)まで、花は持ちそうにありません。

ということで、今年のお花見は、3月30日(土)の予定です。
参加ご希望の皆さん、スケジュール調整をよろしくお願いいたします。
場所は、未定ですが、昨年と同じ墨堤(向島)が有力です。

PS.老爺さん、ご無沙汰です。お花見で会えるの楽しみにしています(ラブ)。


[523] お花見楽しみにしてます。 2002-03-08 (Fri)

お名前 = 老爺
email = roujii@hotmail.com

お花見楽しみにしてます。
時間を作るので早めに決めて(笑)

順子さんとデートしたいよ(^○^)
ライバルがたくさん居ると思うけど、俺も忘れないでね
たまには連絡ください。

って個人メールか 掲示板なのに(笑)


[522] まあ、そんなに卑下されずに・ 2002-03-08 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

まあ、そんなにご自分を卑下されずに・・・。
「国民共通番号制」を企画し、拡大運用しようとしているのは、末端の公務員ではなく、自治省を始めとする高級官僚の「お偉いさん」たちですからね。

コンピューター化も、住民票の管理に本当に止まるのなら、便利かもしれませんけど、あたしには、その後に続く思惑(計画)が不気味なのです。

戸籍制度、あたしは撤廃論者です。戸籍は、「個」の尊重を妨げる「家」制度の根幹であり、「部落差別」「性差別」「国籍差別」など、様々な差別の根元になっているのは、明らかですから。
ただし、トランス・ジェンダー(性別越境者)の中でも戸籍制度撤廃論は、少数派です。


[521] ある地方公務員から 2002-03-08 (Fri)

お名前 = 井本 雅祥
email = massy492000@ybb.ne.jp

私は、ある、だめな、最低の下っ端の地方公務員です。
GIDではありません。
「国民共通番号制」については、問題があるとはいえ、日常業務の関係上、内心、本音としては賛成です。
その反面、戸籍制度は廃止すべきと思っています。
ハッカーの問題は確かに、避けて通ることはできないと思います。

>まずは、公務員のリストラが先でしょう。
望むところです。私は、小心な臆病者であり自分から、退職する勇気はありません。
心臓が止まりそうなぐらい、せかされ、胸が苦しく、命を永らえるには退職したほうが良いのではないかと、自棄的な感情に支配されてますが、自分から、
退職する勇気はありません。

私を最低な、ずるい人間と思っていただいて結構です。
胸の苦しさから解放されたら、性別のことに苦しむ余裕が生まれるかもしれません。


[520] お花見は、3月30日か4月6日か? 2002-03-04 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

寒い寒いと思っていたら、何時の間にか、お花見のスケジュールを考える時期になってしまいました。季節の移り変わりは、ほんとうに早いですねぇ。

恒例どおり、土曜日ということですと、3月30日か4月6日ということになります。
昨年のUSA&CFL共催お花見は、4月7日でしたが、向島墨堤の桜は盛りを過ぎていた感がありました。とは言え、3月30日ではちょっと早いような・・・。例年と同じパターンなら、満開はおそらく、4月2〜4日頃でしょうから、前後どちらの土曜日にするか、難しいところです。

USAの皆さんとも相談してできるだけ早く決定してお知らせしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


[519] お花見は・・・ 2002-03-04 (Mon)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

今冬は暖かいので、お花見の季節が早そうですね。
今年は、3月中に満開を迎えてしまうのでしょうか。
今年もぜひお花見に参加したいと思っています。
早めに、掲示板で教えてくださいね。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617


[518] ハッカーの侵入を防げるのか? 2002-03-04 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

NOVAさん、ご意見ありがとうございました。
確かに国民のプライバシー情報を国家・自治体が管理する場合、現状の公務員のモラルレベルで、ほんとうに秘守義務が守られるのかという点、大いに疑問があります。
ただ、私が公務員のモラル以上に「国民共通番号制」に根本的な危惧を抱くのは、プライバシーを集中管理する形態が、ハッカーの侵入を防げるのか?ということです。一つのシステムに侵入すれば、大勢の人々の多様なプライバシーが入手できるのであれば、それはまさにハッカーの好餌だと思うのです。
私たちのプライバシーが不特定のハッカーの手に渡る危険性を考えると、私はこのシステムには、根本的に疑問を持たざる得ません。


[517] 公務員が信じられないことが問題 2002-03-04 (Mon)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp
ホームページ = http://

国民背番号制で、プライバシーが維持できないことの一番の問題が、それを管理する公務員が信じられないことでしょう。
鈴木宗男問題でわかるように、高級官僚は権威に弱く、それゆえに容易に悪事を許してしまう体質があり、正義の味方ではないことが明白だからです。
末端の公務員でも、昨今の警察不祥事でわかるように、信じられる公が存在しないのです。
まずは、公務員のリストラが先でしょう。

それと、国民のプライバシーをコントロールする前に、不法滞在外国人を何とかする方が大切でしょう。
順序が逆です。管理が楽なところから管理強化は、官僚の発想でしょうね。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617/


[516] 「国民共通番号制に反対する会」 2002-02-24 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日(2月23日)の午後1時〜3時、銀座の数寄屋橋交差点で、桜井よしこさん(ジャーナリスト)が代表をつとめる「国民共通番号制に反対する会」の街頭運動のお手伝い(ビラ配り)をしてきました。

4回目となる昨日の街頭運動では、三枝成彰さん(作曲家)・佐高信さん(評論家)・佐々淳行さん(初代内閣安全保障室長)・辰巳琢朗さん(俳優)・藤原和博さん(教育評論家)・三田佳子さん(女優)・山田宏さん(杉並区長)・湯川れい子さん(音楽評論家)など、左右硬軟さまざまな方が、街頭スピーチやビラ配りで、国民共通番号制の危険性と実施反対を訴えました。

国民共通番号制は、国民一人一人に11桁の番号を付与し、全国の市区町村を結んだコンピューター・ネットワーク(住民基本台帳ネットワーク)で管理しようとする構想で、1999年に成立した改正住民基本台帳法に基づいて、今年の8月から実施されます。実施されると、国民一人一人に(最初は希望者のみ)に自治体からICカードが交付されます。このカードには氏名・住所・生年月日・性別が記されますが、不思議なことに新聞8000ページ分の情報が入る容量が準備されています。

この制度は、なぜ問題なのでしょうか?。
(1) 国民を番号で管理するシステムは、国民の人間的尊厳と相容れないのではないでしょうか。牛が10桁の番号、人間は11桁の番号、管理しやすくなればそれでいい、のでしょうか。私は「番号化されたくない!」です。

(2) 国民の個人情報をコンピューターで一括管理することへの不安です。ご存知のようにコンピューター・ネットワークには、常にセキュリティの不安が付きまといます。情報の外部への大量流失やハッカーによる情報改竄の危険性が指摘されています。現に、アメリカでは、ネットワークに侵入したハッカーによって、個人の血液型情報が書き換えられ、その結果、手術時に誤った血液が輸血されてしまったというトラブルが起こっています。

(3) 最も危惧されるのは、この制度が将来拡大運用されるのではないか、ということです。経済産業省は、このICカードに健康保険証。公的年金カード、運転免許証、パスポート、納税番号、印鑑登録証、図書館など公的機関の利用証、さらには、各種プリペイドカードや病院の診察券など民間分野にわたる様々な機能を付加しようという構想を持っています。ICカードに付加された新聞8000ページ分の情報容量は、この構想実現のためと考えられます。つまり、国民共通番号制の実施が、私たちの生活の隅々までが1枚のICカードによって管理され、プライバシー情報を公的機関に握られてしまう時代につながる可能性があるのです。

私は、なぜトランス世界の人たちが、この制度に反対しないのか、不思議です。このICカードが普及すれば、IDカード的な使われかたをするようになるのは、容易に想像できます。ノンカムアウトで女性として社会生活をしているMTFGIDの人たちも、役所から交付されるカードには「男」と記されています。そのカードを使わなければ生活できないような社会になったら、どうするのでしょうか? 「それまでに戸籍の性別変更をしてしまえば問題無い」と考えているのなら、何も言えませんが・・・。

私は、日本が、個人のプライバシー情報までが、国家によってコンピューター管理されるような社会には、絶対なってほしくないので、この制度の実施には反対です。その意志を行動で示すために、昨日、2時間、黄八丈の着物に錆朱の帯姿で路上に立って、道行く人たちに数100枚のビラを手渡しました。

正直言って、運動の立ち上げが遅すぎ、8月実施を阻止できるか難しい情勢にあります。しかし、この制度の危険性を少しでも大勢の方に知ってもらう意味はあったと思います。

この運動について詳しくは下記をご覧ください。

http://kokuminbango.hantai.jp/


[515] 『アソシエ』第8号 2002-02-14 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

『アソシエ』第8号「教育の危機と改革」(お茶の水書房 2002年2月)に「トランスジェンダーと学校教育」という論文を執筆しました。

学校教育現場におけいてトランスジェンダー(性別越境者)の児童・生徒が抱える諸問題を、今まで学者からまったく無視されてきたニューハーフやミス・ダンディの語りを数多く引用しながら、整理したものです。

少部数の批評誌ですので、大きな書店にしか置いてないかもしれませんが、興味がお有りの方はご覧になっていただけるとうれしいです。


[514] 死んだと思もっとった妹が・・・ 2002-02-07 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

見かけないアドレスだなぁ、誰だろう?って思ったら、洋子ちゃんかいな。
死んだと思もっとった妹が生き返ったようで、うれしいわぁ。
お互い忙しくて、なかなか会えんけど、まあ、無理せんと、あんじょうやっておくんなまし(←どこの方言か不明)


[513] 大阪の妹分:北野洋子だよ 2002-02-07 (Thu)

お名前 = 北野洋子
email = youyoukiss@yahoo.co.jp

お久しぶりです!大阪の妹分:北野洋子だよ。
女やめようと思って2年がんばったけど、やっぱりだめで、また女装してます。すごく落ち着く感じがします!あってるんだろーね私に・・・
こっちに来ることがあれば連絡下さいね!§^。^§・・・YOUKO

http://210.188.245.251/newhalf/room45/


[512] 「女」として社会の中で生きていく 2002-01-28 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp


宮崎さん、コメントありがとうございました。
あたしが言っていることは、別にたいした思索をしているわけではなく、ただ、世の中の普通の人たちとお付き会いしていく中で、気が付いたことです。

マイノリティ(少数派)がマイノリティ同士でしか通用しない言葉や理屈をいくら述べたてても、マジョリティ(多数派)は、決して耳を傾けてくれません。マジョリティの人の耳にすんなり入っていく言葉・理屈でなければ、社会的に発言する意味はないと思っています。

あたしは、GIDの方たちとは、立場や考え方の根本がまったく異なるので、宮崎さんのように、彼女/彼らの主張を批判したり、議論したりするつもりはありません。

ただ、自分が「女」として世の中を生きていく、できればより精神的に充実した状態で生きていきたい、そのためにはどうしたらいいか?、それだけを考えて活動しています。


[511] 「閉じた思考」「開かれた思考」 2002-01-28 (Mon)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

久しぶりの投稿になります。

******************************************************
望みの性別の完全な身体、望みの性別での完全な社会待遇という
「神様でなければかなえられない夢」をあきらめて、ありのまま、
自分らしく頑張って生きてれば、周囲は認めてくれる。具体的には
「順ちゃんは、あたしにとっては女」「順子は俺にとっては女」
という個人の認識の積み上げで、けっこう社会的に通用するのだと
いうことです。
*******************************************************

全くその通り、だと思います。
「神様でなければかなえられない夢」というところがいいですねえ。
ここがわかっていない人たちが、ちらほらと見受けられるので、嘆かわしいやら悲しいやら...
多くの人にとっては、というと、多数こそ善なりというふうにもとれるので、ある程度、社会にも認知されている識者たちが共有している考え方に目をそむけ、「自分たちだけでの真理」を信じている人たちって、なんだか、オウムが自分の真理を信じるのと似ている気がします。

そういう一部のGIDの人たちの思考を、私は「オウムの真理」と呼ぼうかと思っているぐらいです。
自分たちだけに通用する「閉じた思考」ではなく、自分たち以外のところにも通用する「開かれた思考」を模索しておられる三橋さんだと思います。がんばってください。

http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[510] 90000アクセス到達 2002-01-18 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

お蔭様をもちまして、昨日(1月17日)90000アクセスに到達いたしました。

データがある部分のアクセス数の動向は、示しますと下記のようになっています。

2000年
1月2日 20000アクセス
5月1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)
2002年
1月17日 90000アクセス(94日)

更新をサボってるにも関わらず、昨年後半以来、一日平均100アクセス以上のペースを保っています。とてもありがたく思うとともに、更新をもう少し頑張らなければと思っています。

着物関係サイト「順子の着物大好き!」と併せて、今後ともよろしくお願いいたします。



[509] 慶応義塾大学「幸福の逆説」 2002-01-18 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

1月15日(火)、慶応義塾大学(三田)の文学部共通講義「幸福の逆説」の臨時講師として「性別越境者の逆説的幸福論」という話をしてきました。「性」をどのように認識するか、性別越境(トランスジェンダー)とは何かという基本的な話から始めて、「不幸せスパイラル」に陥ってそこから脱出できない「不幸な性別越境者」のパターンと対比して、「たぶん幸せなのだろう」私の人生観・社会観を語ってきました。

要約すると、性別二元制や性同一性絶対視など硬直した社会通念の中に性別越境者が身をおけば、周囲の拒絶や抵抗を受けて「不幸せ」になるが、一方、日本社会の底流には性別境界があいまいで柔軟なジェンダー観があり、そこに身を置けば性別越境者でも十分に社会参加はできるし、その結果として充実感(幸福感)も得られる。望みの性別の完全な身体、望みの性別での完全な社会待遇という「神様でなければかなえられない夢」をあきらめて、ありのまま、自分らしく頑張って生きてれば、周囲は認めてくれる。具体的には「順ちゃんは、あたしにとっては女」「順子は俺にとっては女」という個人の認識の積み上げで、けっこう社会的に通用するのだということです。

試験前の最終授業ということで出席者も多く(80人くらい?)、学生諸君は午前中からセクシュアリティ絡みの話題を聞かされて、あっけに取られて様子の人もいましたが、皆さん熱心に聞いてくれたし、質問も3〜4つ出て、気持ち良く話ができました。日本テレビのドキュメンタリー番組の取材も入ったので、その内(放送日未定)、講義の様子がチラっと画面で紹介されるかもしれません。

お世話いただきました宮坂敬造先生・巽孝之先生、ありがとうございました。


[508] 新年明けまして・・・ 2002-01-05 (Sat)

お名前 = 田仲晃子
email = ranran@bigfoot.com

新年明けましておめでとう御座います。2002年を迎えて順子姉様が更なる飛躍されますようにぃ!!

あっ、そうそうズゥット飛んでないでタマには新宿にも降りてきてくださいねぇ(^^;;)



[507] あけましておめでとうございます 2002-01-01 (Tue)

お名前 = 岬
email = misaki-wakanae@gecities.co.jp

あけましておめでとうございます。
昨年は様々な事件が発生し、とっても不穏な1年でしたね。
今年は平和であればいいですね。
・・・月並みなごあいさつですが、今年もよろしくお願いしますm(_O_)m


http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/6937/


[506] 謹賀新年 2002-01-01 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

明けましておめでとうございます。
皆様にはお健やかな新年をお迎えのことと存じます。

毎年、年の始めに、どんな1年にしたいか抱負を思い浮かべるものの、その通りになったことはありません。やるべきことを怠けるのは自分の性分にしろ、昨年のように思いもかけない転機が訪れて、年始に考えたこととはぜんぜん違う展開になったり・・・。だから、人生、おもしろいのかな、と思えるようになりました。

そんな訳で、今年も楽しみながら「成りたい自分」に向かって走り続けようと思っています。
よろしくお付き合いくださいませ。



http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/


[505] 年末のご挨拶 2001-12-28 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

2001年もいよいよ残り少なくなりました。

(1) 今年もまたトランスジェンダーの社会史の研究をコツコツ積み重ねた一年でした。その成果の一端は、1月の関西性慾研究会で「戦後日本トランスジェンダー世界の形成と展開」と題して、6月の関東社会学会では「『女装者』概念の成立」として研究発表することができました。
またちょっと違った視点での仕事として、5月にお茶の水女子大学 フェミニズムと現代思想「映像表現とジェンダー」研究会で 「二つの神話 性別二元制と性同一性 −映画『Boys Don't Cry』から−」という研究発表を行い、性性別二元制と同一性を絶対善とする思想に対する批判的考察をおこないました。
トランスジェンダー社会史に関する著述は、なかなか思うように筆が進まず、成果を心待ちにしてくださる方には申し訳なく思っています。それでも1960年代、アマチュア女装世界の形成に大きな役割を果たした「富貴クラブ」の実像にかなり迫るところまできています(『ニューハーフ倶楽部』35号「女装百話」12)。
また、調査協力者の方から見せていただいた著名な責め絵師・伊藤晴雨の女装責め絵(写真)についても考察を発表することができ(『ひまわり』49・50号)、女装とマゾヒズムの相互関係に手がかりが得られました。

(2) 今年は、人権や教育問題にも関心をもった1年でした。そのひとつは東京都教育庁関連の仕事で、3月と6月に社会教育主事の研修会での講演、11月に人権教育ビデオへの出演、12月には人権教育冊子への執筆と続き、またそこから派生して11月には大田区教育委員会の「おおた人権塾」で講演を行いました。これらの仕事を通じてトランスジェンダーの人権について、社会認識を深めるお手伝いができたかと思います。
もうひとつは藤原和博さんが企画し杉浦元一教諭が実践する新しい形での社会科教育「足立11中『よのなか』科」への参加で、9月には授業の臨時講師、10月には学習発表会シンポジウムのゲストをつとめました。大勢の中学生と対面して生で意見交換したことは、私にとって新鮮な体験であり大きな刺激でした。
教育に関しては、2000年度の中央大学での講師体験を「トランスジェンダー大学講師の半年間−性的マイノリティの社会的受け入れについての『実験』−」としてまとめ(『中央評論』236号)、また12月には「トランスジェンダーと学校教育」という論文にまとめました(掲載未定)。

(3) 5月の「SFセミナー2001」でゲストスピーチ「SFにおけるトランスジェンダー(性別越境)」を、8月の「SF大会2001」では、森奈津子さん(作家)との対談「ちょっとエッチなSF社会学」を行うなど、SF世界とのご縁を持てたことも幸いでした。

(4) 2月から電通系の女性専用コミュニティサイト「サバサバネット」内に人生相談コーナー「順子ママのクラブ・サバサバ」を立ち上げました。私がママをつとめる小さなスナックのカウンター越しに、お客さんがママに悩み事を相談するというコンセプトのこのコーナー、お蔭様で当初の予想をはるかに上回る盛況ぶりで、結局、1年間で170人以上の女性の悩みに、お答えすることになりました。それがどれだけの有効性をもつかはともかく、女性の相談役という、私のような性別越境者がはるか古代から持っていた社会的役割を私もまた期待されているんだということが実感としてわかりました。
https://www.sava-sava.net/guest/index_guest.html

(5) プライベートでは、いよいよ「着物の世界」にはまり込んだ1年でした。年間の着物日数は84回、とくに9月以降はほとんどいつも着物という日常になっています。「うきうききもの」のお姐さま方とのオフ会やお出かけは、忙しい日々の中にあって、何にも代え難い楽しい一時でした。特に10月の信州須坂一泊旅行は、楽しい思い出になりました。
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/1/6.htm
また、7月の参議院選挙、東京地方区の鈴木寛候補(民主党 当選)の運動を一日だけお手伝いした経験は、私にとっての始めての選挙への参加として鮮烈な経験でした。真夏の神宮前〜原宿〜新宿で、浴衣姿で法定ビラを配った体験は、たぶん一生の忘れないと思います。
さらに、私の友人でSF世界とのつなぎ手である小谷真理さんが原告の「テクスチュアル・ハラスメント裁判」(12月25日 東京地裁判決 全面勝訴)の支援活動を通じても、いろいろな方と出会うことができました。

(5) ということで、今年も仕事や遊びを通じて、いろいろな方と出会うことができました。トランスジェンダー社会史関係の協力者の方々、関西性慾研究会の方々、東京都教育庁関係の方々、SF世界の皆さん、「うきうききもの」のお姐さま方、「小谷裁判」支援運動や「すずかん 桜井塾」そして松岡正剛さんを通じて出会った方々・・・、ご縁のあったすべての方に御礼申し上げます。皆様のお陰で、私は社会の中で「女」として生きることを実感できた1年でした。ありがとうございました。

また、新しい年もマイペースで微力を尽くしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


[504] 赤坂でパーティ、そして新宿へ 2001-12-28 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

12月27日(木)、著述家の松岡正剛さんの編集工学研究所主催の忘年会「縁会」にお呼ばれ。着物は、群青に草花&中国の壷・皿模様の訪問着。帯は錆朱に金。帯揚はうぐいす、帯締は若草。

道が大混雑でタクシーが進まず、定刻の18時にちょっと遅れて会場(赤坂「草月会館」)に到着。入り口で松岡先生にお招きの御礼のご挨拶。先生にお目にかかるのは1年ぶり。いつもながらダンディで素適。男性にうっとりすることはめったに無い私も、この先生だけは別。

2階の大ホールはすでに一杯の人。改めて松岡さんの人脈の広さを痛感する。最初の内は見知った顔がほとんど無かったので、いつも連絡をくださる松岡事務所の秘書さんの太田さん(アンティーク風の着物がかわいい!)に挨拶した以外は大人しくしている。その内に「すずかん 桜井塾」で知り合った漆紫穂子さん(品川女子学園副校長)や西田陽光(構想日本)さん、それに旧知の小宮求茜さん(書家)などと出会って、ewoman社長の佐々木かをりさんやイラストレーターの佐藤三千彦さん、岡本太郎記念館館長の岡本敏子さんなどいろいろな方を紹介していただき名刺を交換。

19時を過ぎるころからますます人が多くなり、立食パーティなのに身動きが不自由な状態になる(後で聞いたら、出席者250人とか)。息を吸いにロビーに出たら、美輪明宏さんがいらしたので、松岡さんに紹介していただきご挨拶。偉大なトランスジェンダーの芸術家である美輪さんは、私にとっては雲の上のあこがれの方。直接お目にかかってご挨拶できるとは思ってもいなかった。緊張でドキドキしてしまいまともにお話ができなかったけども、その強烈なオーラを身近に感じることができたのは大きな収穫でした。

この夜ののもうひとつの大収穫は、今年度の織部賞グランプリを受賞した95歳の舞踏家大野一雄さんの舞踏を目の当たりにできたこと。大野さんは、お元気な頃には白塗り化粧の女装で踊ることが多く、やはりトランスジェンダー的な芸能を語る時には欠かせない方。今は足腰が不自由で椅子に座ったまま手と上半身を動かすだけので舞踏だが、それでも(それだからこそ)満座の人々を引き込む不思議な力がある。芸術家は老いることによって神に近づくことを実感させられた。

二次会は赤坂一つ木通りの日本料理屋。松岡先生と直接お話できる上席に座らされてルンルン。左隣の西田さんや向かい側の山本功さん(美容師 原宿BILLY)といろいろお話している内に、右隣のおじさまの視線をうなじに感じ、その内、あたしの手を取ってスリスリとお戯れ。ただのスケベなおじさまかと思いきや、本年度織部賞に輝く著名なインダストリアルデザイナーでモーターサイクルデザインの神様のI先生。襟元からお手を差し込もうとするので、身八口から差し込む術をご教授する。ともかく出会う方、出会う方がそれぞれの道で名のある方ばかりで、こういうパーティに呼んでいただける我が身の幸運を思う。

二次会は1時にお開き。青山通りは無線予約のタクシーがズラリと並んでいるけど空車はゼロ。10分待ってやっと拾えて新宿歌舞伎町へ。年末の挨拶を兼ねて久しぶりに店へ顔を出す。まず、風林会館前のニューハーフ・パブ「MISTY」(あたしが広報担当ゲストスタッフを務めている店)へ。ところが、満席で入れなかったお馴染みのお客Aさんが別の店で待機しているので「順ちゃん悪いけど行ってあげて」というママの指令。おトイレに入っただけで座りもせずに区役所前の「ジュネ」(あたしがホステス修行をした女装スナックの老舗)へ出張。そこでAさんと落ち合ったものの、10分もたたない内に「内緒話があるから出よう」と言われて、少し離れた静かなビルの上階のラウンジバーへ。そこで30分ほどお話して「MISTY」へ帰還。まったく酔っ払いのおじさまはあわただしくて困ります。1時間ほど「MISTY」でお手伝いホステスして、そのAさんがお帰りになったところで、「ジュネ」へ移動。こっちっでも長年のお馴染みさんBさんが待っててくださり、いつものようにカラオケ。Bさん好みのスタンダードなところを10曲ほどサービス。橋幸夫・吉永小百合「いつでも夢を」(デュエット)、園まり「逢いたくて逢いたくて」、渚ゆう子「京都の恋」、黛じゅん「夕月」、日野てる子「夏の日の思い出」、倍賞千恵子「さよならはダンスの後で」、矢沢永吉「時間よ止まれ」(合唱)など。最後は私のラストソング(閉店の合図)越路吹雪「ラストダンスは私と」を、待っていてくださった御礼の気持ちを込めてチークダンスしながら唄って終了。時に朝の6時。

年末の酔客で賑わう深夜の歌舞伎町を店から店へと歩き、久しぶりにホステスをやって、なんとも言えない懐かしさを感じました。この男と女の欲望が渦巻き、いろいろな危険が隣り合わせの猥雑な街、東洋最大の歓楽街、新宿歌舞伎町、やっぱりここが私が「女」としての青春を過ごした故郷なのだと思いました。


[503] 小谷真理さん裁判勝訴 2001-12-28 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

12月25日(火)は、午後から友人の小谷真理さんが原告の「テクスチュアル・ハラスメント事件」の判決公判の支援傍聴のため東京地方裁判所へ行ってきました。
テクスチュアル・ハラスメントとは、著述によるいやがらせのことです。この裁判は、SF&ファンタジー評論家である小谷真理さんは、実は小谷さんの夫である巽孝之慶応大学文学部教授のペンネームであり、小谷さんの著作物は巽さんの手によるものであるようなまったく虚偽の記述を評論家の山形浩生が執筆し、サブカルチャーの事典である「オルタカルチャー」(メディアワークス編集発行 主婦の友社発売)に掲載されたことに対する名誉毀損の訴訟です。

1998年から4年かった審理の判決(東京地方裁判所民事第48部須藤典明裁判長)では、被告山形浩生とメディアワークスの名誉毀損行為を認め、さらに主婦の友社の過失も認めて、原告小谷さんの全面勝訴となりました。

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判決主文
1.被告山形浩生及び被告株式会社メディアワークスは、原告に対し、連帯して金330万円及びこれに対する平成9年11月5日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

2.被告株式会社主婦の友社は、原告に対し、被告山形浩生及び被告株式会社メディアワークスと連帯して金110万円及びこれに対する平成9年11月28日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

3.被告山形浩生は同人のホームページ「YAMAGATA Hiroo Official JpanesePage」(http://www.post1.com/home/hiyori13/jindex.html)のトップページに、被告メディアワークスは同社のホームページ(http://www.mediaworks.co.jp/alt/)のトップページに、それぞれ別紙1記載の謝罪文を投稿して、これを1か月間掲載せよ。

(以下略)
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弁護士さんのお話では、名誉毀損訴訟としては珍しく賠償金額が高額だったこと、インターネットのウェブページでの謝罪広告が命じられたこと、発売元(主婦の友社)も責任が認められたことの三点において、画期的な判決とのことでした。さらに小谷さんは「女性問題に関して歴史の短い日本の法的現状において、性差に関する言及が判決文に入っていたことがなによりうれしく、今回の裁判がまったくの無駄ではなかったと、少々ほっとしているところです。この結果をテクスチュアル・ハラスメントの日本における実例として、どう解釈し、どう評価していくかが、今後の課題と考えます。」「裁判を通して問題化された女性作家の現状に関して、今後も微力ながら尽力したい」と語っています。

私としては、小谷真理さんは、着物の着付お稽古の相弟子であり、SF/ファンタジーやジェンダー評論の世界への導き手であり、なによりも親しい友人です。訴訟中の精神的苦痛や悩みをいろいろ直接見聞きしていただけに、支援者の1人として今回の勝訴を心から慶びたいと思います。
また、真理さんが述べているような、男性優位の社会通念の中で女性クリエーターが置かれている理不尽な状況にたいする怒りは、同じように社会的抑圧のもとにあるセクシュアル・マイノリティである私にとっては、直接心に響くものがありました。今後、こうした「女性たちの戦い」を支援しながら、その方法を学ばなければならないと思いました。

夕方から渋谷円山町のクラブ「WOMBレストラン」で開かれた「アヴァンポップクリスマスパーティ&テクハラ裁判打上げ会」は、真理さんの4年間の労苦をいたわりながら祝賀ムード一杯の楽しい会になりました。真理さんの晴れ晴れした笑顔が何より印象的で、改めてほんとうによかったなぁと思いました。

ちなみに今日の私の出で立ちは、黒地にお祝い先取りのおめでたい扇柄の小紋、白地雪輸模様の帯でした。


[502] 「おおた 人権塾 」講演 2001-11-10 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

6日(火)の夜、大田区民センターで開かれた大田区民講座「わたしの優しさ再発見!”おおた”人権塾」第8回講座で「性の多様性と人権−心の性を生きる−」と題する講演をしてきました。

会場では、40人ほどの方が熱心に私の話に耳を傾けてくださいました。
長らく隠蔽されてきた「性」の問題、とくに偏見と差別の視線でしか見られてこなかった性別を越えて生きる人たち(性別越境者=トランスジェンダー)の存在を目の当たりにして、戸惑った方も多かったようで、私が伝えたかったことがどれほど伝えられたか不安がないわけではありません。

しかし、性的マイノリティ(少数者)の問題を、「人権」の観点から取り上げようという意識が、自治体レベルでも(東京都だけかもしれませんが)、ようやく始まったことは、性的マジョリティ(多数派)とマイノリティ(少数派)が社会の中で共生していくための、第一歩として、とてもうれしく思いました。

ちなみに、当日の私の出で立ちは、緑色の縞の小紋、黒・樺色・錆朱の横縞に金で葡萄唐草をあしらった帯、帯揚げは淡い梔子色(菊模様)、帯締は鶯色でした。


[501] ビデオ映画の撮影 2001-11-05 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今日は、洗足池近くのスタジオ(古い和風のお家)で、東京都教育庁発注、東映制作の人権問題啓発ビデオ映画の撮影をしてきました。

お相手は、オーディションで選ばれた20歳前後の若い男女6名。「性」とは何なのか、性別違和感とはどういうものなのかのレクチャーに始まって、私の体験談まで質疑応答を含めて3時間の連続撮影でした(実際の映画での出番はたぶん2〜3分だと思う)。さすがに疲れました。

ちなみに衣装は、白黒の片身代りの辻が花の訪問着に、いぶし金地に唐草模様の帯、帯揚は明るいウコン色、帯締は抑えたウコン色でした。

明日の夕方は、大田区民講座で講演です。
ご来聴いただける方々、よろしくお願いいたします。


[500] 性的嗜好の問題 2001-11-01 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

美歩さん、お久しぶりです。
問題の記事は、『読売ウィークリー』の11月4日号に掲載されたものですね。

正直言って、同誌は、ジェンダー/セクシュアリティの問題にあまり関心が無い雑誌と思っていたので、こうした記事が同誌に取り上げられたこと自体に驚きました。

私は、トランスジェンダー(性別越境)とは、「身体的性別とは異なるジェンダー(性役割・性別表現)を(ある程度)総体的に身にまとうこと」と考えてますので、男性の性役割や外観的服装のままで、ブラジャーだけを身につけるという行為は、トランスジェンダーとは基本的に無関係だと考えます。
むしろ、性的嗜好(セクシュアル・プレファランス)のひとつ、具体的にはフェティシズムの一形態として見るべきでしょう。

従来は、単純に「変態」として決め付けられていたこうした多様な性的嗜好が『読売ウィークリー』のような「お堅い男性誌」でとりあげられるようになったことに、ある種の感慨を覚えます。


[499] 「ブラジャーをする男たち」 2001-11-01 (Thu)

お名前 = 美歩
email = mihocchi1@mail.goo.ne.jp

某週刊誌で、「ブラジャーをする男たち」という記事がありました。
しかもリアルモードでですよ。
下手すればワイシャツからブラジャーやパンティのラインが見えてしまい、周りが困惑してしまうのでは??
下着女装とも違うかも知れませんが。
私は間違ってでもそんなことはする気になりませんね。恥ずかしいですもの。
私ならやっぱり、お化粧して、スカートやワンピース着てからでないと…。
言い訳しようにないです。



[498] 足立区立第11中学校の学習発表会 2001-11-01 (Thu)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

10月26日(金)、足立区立第11中学校の学習発表会(文化祭)で行われた生徒企画のシンポジウム「男らしさ女らしさを通して、差異と差別を考える」にニューハーフ・タレントのはるな愛さんといっしょにゲスト出演してきました。
9月26日(水)に同校で行われている「総合的な学習」の実験授業「よのなか科」(杉浦元一教諭担当、藤原和博さんコーディネート)の特別講師をつとめたご縁で、その時のテーマ「差異と差別を考える」を全校生徒で深めようという企画でした。
講堂(体育館?)を埋めた600名近い生徒と200名弱の父母や近在の人を前にしてさすがに緊張しましたけど、少数者であることを弱みと考えずに、自分の個性・特性として堂々と強く生きて欲しいことを、はるなさんと共に語ってきました。
公立高校に私のようなトランスジェンダーやはるなさんのようなニューハーフが呼ばれるなどということは、数年前だったら考えられないことです。
これから、こうした積極的な試みが広がることを期待したいと思います。

PS.はるな愛さん、姿も心もチャーミングなだけでなく、とてもクレバーな方でした。ご一緒できてうれしかったです。タレントとして活躍の場が増えることを願ってます。


[497] 80000アクセス到達 2001-10-17 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

すっかり書き込みをサボってる内に、お蔭様で80000アクセスに到達いたしました。
到達日は、10月15日と推定されます。

昨年来のアクセス動向は、示しますと下記のようになっています。

2000年
1月 2日 20000アクセス
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月 5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)
10月15日 80000アクセス(91日)

更新をサボってるにも関わらず、70000〜80000アクセスの間は、明らかにペースが上がっています(1日平均115アクセス)。
とてもありがたく思うとともに、ちょっと不思議です??。

着物関係サイト「順子の着物大好き!」と併せて、今後ともよろしくお願いいたします。



[496] テレビをつけたらビックリ!  2001-10-03 (Wed)

お名前 = たかみ・しおり
email = siotaka@yahoo.co.jp

三橋さん、お久しぶりです。
以前数回、書き込みさせていただいた、しおり です。
今日の朝、テレビをつけたらビックリ! 三橋さん映っているじゃないですか。研究授業だったんですね。
ちょっと中学生にはむずかしいのかな、とも思ったのですが、マイノリティのことや「男らしさ」「女らしさ」のことを考えるようになってくれればいいですよね。
三橋さんたちが社会で発言してくれることで、TGなどに対する社会の見方がだんだんと変わってきていることを実感します。


[495] 明日2日朝NHK総合で・・・ 2001-10-01 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

下記(報告書きかけ)の足立11中学校での実験授業の様子が、
明日(2日 火曜)朝 7時30分〜45分ころ、NHK総合「おはよう日本」で
放送される予定です。
よろしかったらご覧になってください。


[494] 足立11中の実験授業(その2) 2001-09-28 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

「よのなか」科の正式の名称は、3年生の「選択社会」です。そのコマを使って杉浦教諭と藤原さん始めた、世の中=生きた社会を楽しく学んでもらおうという授業実践が「よのなか」科なのです。今までにも社会のさまざまな分野で活躍する外部の人たちをゲストに招き、しかも父母参加OKの公開授業です。その様子は『総合教育技術』(小学館)に連載され、近日、同社から『世界で一番受けたい授業−足立十一中[よのなか]科−』として刊行される予定です(9月末刊行予定。私の回は来春刊行予定の第2冊に収録予定)。

ドキドキしながら教室に入りました。大学生や社会人相手の講義には慣れている私なのですが、やはり中学生のよく言えば純真な視線、悪く言えばあからさまな視線には恐さを感じます。ほぼ男女半々の30数人の生徒の後ろに、見学のお母さんが数人、それに記者さんたちと、駆けつけてくれた東京都教育庁の相馬さんが並んでます。

今日の授業のテーマは「『差異』と『差別』を考える」。杉浦先生に「今日は、みんなが待ちに待ったゲストに来ていただきました。三橋順子さんです」と紹介してくださったのを受けて、私が「見てわかると思いますけど、生まれた時は男性で、今は主に女性として社会で活動しています。そうした私が皆さんの目にどう映るか、私の話を皆さんがどう感じるか、それを楽しみに来ました。よろしくお願いします」と簡単に自己紹介をしました。

次に藤原さんが、事前に生徒から出ていた質問をぶつけてきました。
(質問1)「いつ、女になりたいと思ったのですか?」
(答え1)「素敵な女性に出会った時、その女性を口説こうと思わずに『ああいう風になりたいな!』と思う自分に気づいたのは18〜20歳くらい。でもずっと悩んでいたので、実際には30歳」
(質問2)「なぜ、女になりたいと思ったのですか?」
(答え2)「やっぱり自分の心は女性的要素が強いのだと思う。女で生きていこうと思ったのは、自分の心に素直になっただけ」
(質問3)「女の格好をしていて楽しいですか?」
(答え3)「最初は、お化粧したり服を着るだけで楽しかった。今は日常化してる。普通の女性が身支度するのと同じ感覚。でも着物を着たりおしゃれをするのは楽しい」

答えてる内に、緊張が解けて、生徒たちの反応が見えるようになってきました。生徒たちが、とてもまじめな興味で受け止めてくれてることがわかって、
いつもの「開き直った私」がよみがえってきました。
(続く)


[493] 足立11中の実験授業(その1) 2001-09-28 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

26日(水)、足立区立第11中学校(足立区五反野)で「総合的な学習」の実験授業にゲストとして参加してきました。

今日の出で立ちは、濃淡のある鼠色に白で花柄尽しを織り出した風通お召。藤紫の地に金砂と金彩で変形市松模様をあしらった帯を角出しに結び、長襦袢は薄紅色に鬱金色の半襟、帯揚は猩々緋(しょうじょうひ)に南天の模様、帯締暗目の臙脂(えんじ)色、臙脂の鼻緒の黒の草履です。
最初はもう少し地味めを考えていたのですけど、テレビカメラが入るということで、かなりメリハリをつけたコーディネートになりました。

予定より30分も早く10時に東武伊勢崎線の五反野駅に到着、待ち合わせ場所の駅前のマックへ(すごく場違い)。待ってる間、中学校なんて何年ぶりだろう?と考えていました。卒業してからだと32年ぶり? でも考えてる内に大学院を出た直後に某国立大学付属中学校(超優秀校)で、半年ほど臨時教員をしたことを思い出しました。ということは、20数年ぶり、ますます緊張してきました。
10時15分に足立11中「よのなか」科のコーディネーター藤原和博さんと『総合教育技術』(小学館)の編集者の藤田丈彦さんが到着して、今日の段取りを打ち合わせ、11時に3人で徒歩10分弱の足立11中へ。校門のところでNHK報道局社会部の山本恵子記者が待っていて、ご挨拶もそこそこに、校舎に入るところから撮影しますと告げられました。あわてて歩きながら化粧と髪をチェック。
校長室で千葉俊治校長先生にご挨拶、続いて「よのなか」科担当の杉浦元一教諭と再会して5人で最終打ち合わせをしました。また取材に来ていた朝日新聞社会部教育班の池田記者と足立朝日のお二人の女性記者、それと小学館派遣のカメラマン奥田高文さんと名刺を交換している内に、授業開始の時刻が近づきました。

廊下で擦れ違う生徒たちは、とても礼儀正しく「こんにちは」と挨拶したり会釈したりしてくれます。中には、「あっ!」と小さく声を出した生徒もいましたけど。

(参考サイト)
藤原和博の【よのなかNet】

http://www.yononaka.net/


[492] 再会 2001-09-25 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨夜(24日)、渋谷円山町の「Dr.ジーカンズ」で開催された緊縛アーチスト(縄師)の明智伝鬼さんの「活動25周年パーティ」に出席してきました。
会場の入口に立ち並んでいるスタッフの女性たちの中に、なんとなく見覚えのある顔が・・・。
昔、CFLの旅行に何度か一緒に行ったSMちゃんでした。
SM系は彼女の方が本拠地、その連想ですぐに思い出しました。
たぶん那須旅行(FLT6)以来だと思うので4年ぶりの再会でしたけど、元気にやってるようなので、うれしかったです。
彼女のこと、心配していた皆さん、安心してくださいね。


[491] 『オカマ表現』をめぐって 2001-09-25 (Tue)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

『週刊金曜日』という雑誌があります。このなかで、6月に、東郷健氏のルポ記事が載り、この記事のタイトルに「伝説のオカマ」という表現が使われたこ
とから、伊藤悟氏が抗議の声をあげました。
それに対して、差別語の問題は文脈で考えていくべきだとの立場から、伏見憲明氏が異論を唱えます。さらには、ポット出版の松沢呉一氏(※)が、「オカ
マ表現について」というテーマで、ポット出版のホームページ上で、言葉の由来、歴史などについて、細かに資料にあたり論文の展開を始めています。
このホームページURLは、
http://www.pot.co.jp/matsuuroko/index.html

実は、私も多少関わっており、同じく、ポット出版のホームページで、『週刊金曜日』誌に投稿しても採用にならなかった投稿記事が、伏見憲明さんと私(宮崎留美子)のものが掲載されています。そのURLは以下の通り。
http://www.pot.co.jp/okmhg/index.html

ここには、対象となった元記事の原文と、経過、編集者からすこたん企画(伊藤悟氏)への手紙も、あわせて掲載されています。

さらに、問題は進展してゆき、以下の日程で、伏見憲明氏のよびかけで公開のシンポジウムが開かれることになりました。ただし、よびかけられた中で、伊藤悟氏(すこたん企画)は出席を断ってきました。
また、この問題を発端として、『週刊金曜日』の編集委員(筑紫哲也、本多勝一、落合恵子、椎名誠、佐高信、辛淑玉氏たち)の一人である辛淑玉氏が、編
集委員を辞任するまでに発展しています。

ちなみに、辛淑玉氏は、すこたん企画(伊藤悟)氏側を全面的に擁護する側で、本多勝一氏は、これに対して、厳しい見方をとる側でした。
伏見憲明氏も厳しい見方をもっています。さらに、私(宮崎留美子)も、この問題では、すこたん企画側の所論には納得しかねることがあり、意見発表を試みるも、伏見憲明氏と同様に、投稿の掲載がボツになった経過があります。

なお、伏見氏のよびかけで開かれるシンポジウムの詳細は次の通り。

『差別と表現 〜オカマ論争を巡って〜』(仮称)
日時:9月30日(日) 19時〜
場所:新宿ロフトプラスワン(新宿コマ劇場前、B2F)
 TEL:03-3205-6864/Fax:03-3205-6874

伊藤悟 (あるいは簗瀬竜太) すこたん企画
黒川宣之 (株)金曜日 社長、『週刊金曜日』編集主幹
及川健二 フリージャーナリスト
東郷健  ザ・ゲイ編集長、雑民党、雑民の会代表
野口勝三 ゲイ・スタディーズ研究者 *当事者としてすこたん企画とは異なる見解を主張
松沢呉一 性科学者、*フリーライターとして今回の件に関して疑問を呈している
伏見憲明 当日司会、ゲイライター。著書多数

シンポジストには以上の方々と交渉中(敬称略)。伊藤氏のみ出席するか否かにつき、検討中。東郷氏も未定(気が向いたら来る?)、とのことです。

※伊藤氏側は出席を断ったという報告があります。

http://://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[490] 情報、ありがとうございます 2001-09-10 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

NOVAさん、いつも興味深い情報をありがとうございます。

う〜ん、アメリカ社会のトランスセクシュアルへの対応の現実(つまり、けっこうシビアで、日本の一部のTSが理想化するような状況ではないということ)がわかりますね。普通はGIDの証明書持ってれば、OKだと思うのですけど。訴訟の行方が気になるところです。

私は、お姐さん状態で国外に出たことはないので、諸外国の対応はわからないのですけど、日本の国内線は、チケットの性別記載と見かけの性別が異なってても、まったく問題はないです。


[489] TS関係の海外ニュース 2001-09-10 (Mon)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

屋形舟ツアーは36名の参加とのこと。大所帯ですね。
来年は予定を合わせて、参加させていただきたいものです。

さて、先日TS関係の海外ニュースの記事を見つけました。
女装で飛行機に乗ろうとしたTSが、飛行機から降ろされ、
男装を強要されたというものです。

その記事(AP)の全文の転載とその翻訳を作ってみましたので、
お送りします。もちろん転載の許可は取っていません。ご参考まで。

-------------------------------------------------------------
          Thursday, Sept. 6, 2001
Transsexual Sues United Airlines

CHICAGO (AP) - A transsexual is suing United Airlines,
claiming he was ordered to get off an airplane and change into men's clothing before re-boarding.Richard Ward, also known as Sarah West, was on a flight from Omaha, Neb., to Chicago, where he was scheduled to take a connecting flight home to London.When Ward showed United staff his British passport, identifying him as a man, United employees told him to get off the plane and change into men's clothing, according to the lawsuit filed Tuesday in Cook County Circuit Court. Ward says he showed United staff a letter from his doctor that explained it was normal for him to dress as a woman because he was undergoing treatment for ``male to female transsexualism.'' But Ward claims he was told he would not be able to fly until he looked more like his passport photo.
United spokesman Joe Hopkins on Wednesday said the airline would not comment on the lawsuit. Another spokesman defended the airline's record. "United's record on diversity speaks for itself," Andy Plews told the Chicago Sun-Times. "We were named one of Fortune's top 50 companies on diversity." The lawsuit seeks more than $50,000 in damages.
---------------------------------------------------------------

性転換者、ユナイテッド航空を提訴

搭乗していた飛行機から降ろされ、しかも再搭乗に当たって男装を強いられたことから、性転換者がユナイテッド航空を提訴した。
クック郡の巡回法廷に提出された訴状によると、サラ・ウェスト(女性名)さんことリチャード・ワード(男性名)さんは、ネブラスカ州オマハから英国ロンドンに向かうために、シカゴで乗り換えを行った際、搭乗していたユナイテッド航空の職員にパスポートの提示を求められた。英国パスポートに記載されていた性別が男性であったことから、職員はワードさんを飛行機から降りて、男装するように指示した。ワードさんは、自分はMTFとして治療を受けていて、日常から女装していることを示す主治医からの手紙を職員に見せたが、職員は彼がパスポートの写真の姿に似た外見でない限り、搭乗させるわけにいかないとし、搭乗を拒否したため、今回の提訴となった。
5日(水)、ユナイテッド航空のスポークスマン、Joe Hopkinsは、ユナイテッド航空は係争中の事項についてはコメントを行わないと語った。また別のスポークスマンAndy Plewsは、シカゴ・サン-タイムス社の取材に応じ、次のように弁明した。「一般に争点において、我々が持っている証拠類が雄弁に物語ることになるのが常である。我が社は、Fortune誌が選定した、この様な訴訟問題の解決に長けた50社の一つとして名を馳せてきた。」
この訴訟による損失は5万ドルを越えると見込まる。



http://www.geocities.co.jp./Milano/6617


[488] 屋形舟ツアー御礼 2001-08-26 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨夜は、柳橋河岸から屋形舟を仕立てて、大川を下ってお台場沖まで漕ぎだし、
海風に吹かれながら江戸前の穴子の天婦羅をいただき、行く夏を惜しんできました。

USA&CFL合同企画の屋形舟も、1997年以来の今年で4回目(98年は荒天中止)
となりましたが、今回は総勢36名の参加をいただき盛大に挙行できました。
遠く名古屋・仙台からご参加いただいた方もあり、参加いただいた方々に心から
御礼申し上げます。

費用の問題などいろいろ難しい問題もあるのですが、何とか来年も継続して企画したい
と思います。また、よろしくお願いいたします。

PS.

私は、鼠地に大輪の黄菊模様の竺仙の浴衣に、赤地黒市松の半幅と紫に黒縞の博多献上
の2本結び、帯揚・帯締もかけて着物風に着て、お江戸情緒を楽しんできました。
また、私の仕事(女性専用コミュニティサイトの人生相談)のファン方が、お友達
2人を連れて参加してくださり、とてもうれしかったです。



[487] 大田区民大学のご案内 2001-08-26 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

11月に大田区民大学で講演します。大田区在住・在勤者限定ですけども、
興味がお有りの方はお出かけいただければ幸いです。

-----------------------------------------------------------------------
大田区民大学「わたしの優しさ再発見!”おおた”人権塾」

第8回「セクシュアリティと人権−心の性と向き合って生きる人たち」

講師:三橋順子(トランスジェンダー社会史研究会)

日時:11月6日(火曜) 19〜21時
会場:大田区民センター
対象:大田区民・在勤の方(40名)
主催:大田区教育委員会(社会教育課社会教育係)

申込方法:8月21日より「電話」「FAX」で受け付け(先着順)
電話:03-5744-1447 FAX:03-5744-1539
-----------------------------------------------------------------------




[486] いつも情報、ありがとうございます 2001-08-11 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

NOVAさん、ご無沙汰しています。
いつも情報、ありがとうございます。
なかなか興味深い特集ですね。
私も見てみたいです。よろしくお願いいたします。

ところで、8月25日(土)、屋形舟いかがですか?


[485] Cross and Talk (CAT) 2001-08-11 (Sat)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

紀香がCMをしている英語教育のアルクが出している雑誌、
Cross and Talk (CAT)の9月号では、変わった特集が組まれています。
「女と男模様」と題された中に、7つの記事があります。
そのうちの3つのタイトルだけを紹介します。
「同性婚先進国」の次なる課題
男でも女でもなく「インドの第三の性 ヒジュラ」
性を超えた職業/オーストラリア/アメリカ。

もし、興味があって、手に入れたい方は、NOVAまで、e-mailください。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617/


[484] 「総合的教育の時間」 2001-07-26 (Thu)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

20、21日は、大阪に行って来ました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くためです。
炎天下の暑い中を、ジュラシックパークやETアドベンチャーの
アトラクションを見るために並んで、けっこう焼けてしまってショック。

>「総合教育」の中でどれだけ生徒が興味
>をもつおもしろい授業ができるかという実践

ああ..納得。わかりました。
2003年(小・中は2002年)から嫌でも授業時間をおかなければならない
「総合的教育の時間」の実践研究の関係なんですね。
今、私は、自校でのカリキュラム委員をやっているので、数学や国語、地歴・公民の
各科目で、どれを何単位時間おくかということと並行して、「総合的な学習の時間」
をどうすればよいのか頭を悩ましています。
極端に言うと、「なんでもできる」時間であって、5とか4とかの評定をする必要が
なく、単位認定だけを行う科目になります(高校の場合)。したがって、試験問題を
つくる必要はありませんから、いろいろとユニークな実践ができるのですが、
それだけに、「何をやればいいのか」、各学校で頭を悩ましていることなので
す。
私立高では、「英字新聞で国際理解」などと称して、中身は受験勉強をさせようと
いうところもありますが、公立は「受験学習」はダメとのタガがはまっています。
「性」の問題は、総合的学習の時間にぴったりのテーマでもあるので、この方面の
研究会などは各地であるようですが、しかし、ジェンダー教育ぐらいまでで、
セクシュアリティのことには踏み込めていないケースが多いようです。
三橋さんがかかわっていかれることによってこの方面の性教育のテーマでも、
従来の性教育(医学・身体・健康・愛などに限定)の内容を変えていくことに
つながっていくと思います。
現に、伊藤悟さんや虎井さんなどの実例で、性教育の中身をかえていくことになった
事例もあります。
三橋さんのような当事者である研究者の存在があって初めて、理論面での進展があります。
実際の実践は、私たち学校教育の教員側の役目でしょうが、その実践を行うための
「基礎理論」を進展させていただけることが、とても大切になると思います。
ご活躍を期待しています。



http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[483] あたらしい、おもしろい授業への試み 2001-07-21 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

宮崎さん、書き込みありがとうございました。
まだ、内定だんかいなので、あまり詳しくお話はできないのですが、
まず、教育に限定したものではなく、「総合教育」の中でどれだけ生徒が興味をもつ
おもしろい授業ができるかという実践です。
ですから、解放教育とか、ジェンダー・男女両性教育とかいう、既存の枠組みとは
異なる、まったく新しいスタイルです。
東京教組の教研も都教組の教研もまったく関係ありません。

学校外部の教育研究・実践家の方と熱心な現場の先生が、小学館の『総合教育技術』
という雑誌のバックアップで行うものです。
もちろん校長さんも、この実験授業を積極的にサポートしてくれているようです。



[482] それはユニークです 2001-07-21 (Sat)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

三橋△(さんかく...さん書くとよびます)
>月に足立区のある公立中学校の「生物学的な性
>と社会的な性を知ることから『差異』と『差別』
>について学ぶ」という実験授業に、私がゲスト
>として招かれることが内定しています

へーっ、それはユニークです。
どういう教育実践の人たちがやっているのでしょうか。
めぼしい性教育実践については、ある程度の把握はできるのですが、
私がかかわっている性教育以外の人たちで、ユニークな実践をされている
ことを知りました。
足立区ということは、解放教育の関係で、それの発展のうえで、三橋さんが
授業されることになったのか、それとも、ジェンダー・男女両性教育の方向
からなのか...両者では、性教育といっても「文化」のちがいがあるようなので。
それとも、都の男女平等教育推進校に指定された中学校での実践なのか、
ちょっと知りたいです。
三橋さんのようなトランスジェンダーの方を招くということは、東京教組の方
の教研の影響があるのか、それとも、都教組の教研の影響なのか、こういった
背景も興味があります。


http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[481] 「第40回日本SF大会」出演内定 2001-07-16 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

幕張メッセを会場とする「第40回日本SF大会」(8月18日〜19日)、
あたしの出演枠が下記のように決まりましたので、ご案内いたします。
他にも企画満載の大会ですので、お時間とご興味がお有りの方のお出かけ
をお待ちしております。

なお、詳しくは下記の公式サイトをご覧ください。
http://www.sf2001.com/

-----------------------------------------------------------
公開対談「ちょっとエッチなSF社会学」

●日時:8月18日(土)18時30分〜20時

●会場:幕張メッセ国際会議場

●出演:森奈津子(作家)+三橋順子(女装家)

●プロフィール
森奈津子 『西条秀樹のおかげです(イーストプレス)』で話題をさらう、
日本SF大賞にレズ部門があれば必ずや受賞していたであろう作家。
三橋順子 2000年度「日本初の女装の大学講師」として中央大学文学部社
会学科の教壇に立った性社会学研究者で、自ら性の越境を実践・研究する
女装家。

●内容:
トランスジェンダーってなに? バイ・セクシャルってどういうこと?
女性と女装の人がエッチしたらレズビアン? 考えるとわからなくなるこ
んな疑問を、SF作家で『東京異端者日記』を公開された森奈津子さんと、
女装家として研究・講演など多彩な活動を続ける三橋順子さん、「女子高
の先輩・後輩」という噂もある?お二人にちょっぴりエッチに語っていた
だきます。
現実とSFの枠をとっぱらった妖しい耽美な世界を眺めてみませんか? 


[480] 70000アクセス到達 2001-07-16 (Mon)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

本日、お蔭様で70000アクセスに到達いたしました。
昨年来のアクセス動向は、下記のようになっています。

2000年
1月 2日 20000アクセス
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月 5日 50000アクセス(107日)
2001年
3月31日 60000アクセス(115日)
7月16日 70000アクセス(107日)

途中、カウンターが故障したので正確ではありませんが、更新をサボってる
にも関わらず、一日平均93アクセスもいただだき、とても恐縮しております。
なお、2月末に着物関係サイト「順子の着物大好き!」をリニューアル。オープン
しましたが、この度、このサイトからも、直行できるようになりました。
併せて、よろしくお願いいたします。


[479] 『百合祭』、すてきな作品です 2001-07-14 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

山崎さん、ご案内ありがとうございました。
浜野佐知監督の『百合祭』、5月の試写会で拝見して、とてもすてきな作品だと
思いました。
今までタブー視されていた老年女性の性愛という難しいテーマに取り組みながら、
吉行和子さん、ミッキー・カーチスさんの名演技もあって、考えさせるだけでなく、
明るくユーモラスな、さわやかささえ感じる作品になっていると思いました。

大勢の女性に見てもらいたい映画なので、このサイトだけでなく、私が主宰する
もうひとつの着物関係のサイトでも紹介しておきます。

浜野監督によろしくお伝えください。これからも、よろしくお願いいたします。


[478] 浜野佐知監督 『百合祭』 2001-07-14 (Sat)

お名前 = 山崎邦紀
email = kuninori@f2.dion.ne.jp

三橋さん、大変ご無沙汰しています。浜野佐知監督の一般映画第2作について相談に
のって頂いたことがありましたが、今年の初めから別角度で我武者らに取り組み、完成
しました。札幌在住の作家、桃谷方子さんの原作を映画化したものです。このゲスト
ルームで案内させて頂いきたいと思います。

老年女性の性愛をテーマに、軽快な喜劇タッチで描いたのが、浜野佐知監督の新作映画
『百合祭』です。老年の、特に女性の性愛は、これまで肯定的に描かれることは、ほと
んどありませんでした。しかし、七人のお婆さんが住むアパートに、一人のセクシーな
お爺さんが引っ越してきたところから、てんやわんやの大騒動が持ち上がる、桃谷方子
さんの小説『百合祭』(講談社刊)という原作を得て、老年女性の主体的な性愛の行方
を、明るくユーモラスに描いています。

300本を超えるピンク映画を撮ってきた浜野佐知監督が、初の一般映画として自主製作
したのが1998年の『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』でした。それに続く『百合祭』
は、ピンク映画時代に直面してきた女性のセクシュアリティのテーマを、一般映画のグラ
ウンドで展開したものと言うこともできます。

老女の性愛、さらには異性愛を超えたレズビアニズムの可能性など、女優さんにとっては
リスキーな企画であることは間違いありませんが、幸いにも主演の吉行和子さんをはじめ、
中原早苗さん、原知佐子さん、白川和子さん、正司歌江さん、目黒幸子さん、大方斐紗子
さんなど、勇敢な実力派の女優さんたちに出演して頂くことができました。また、モテ
モテお爺さんを演じるミッキーカーチスさんも、永遠のロックンローラーの艶っぽさで
「危ないフェミニスト」ぶりを発揮しています。

今回の上映会では『百合祭』と『尾崎翠を探して』の2作品が、同時上映されます。

●8月特別上映会 
日時:8月26日(日)〜9月1日(土)
『百合祭』連日午後2時/7時
(ただし、26日は午後2時からの舞台挨拶、2時半からの1回上映のみ)
『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』27日から、連日午後4時より。

*鑑賞券:1回1500円。両作品ともご覧になる場合は「ペア券」2500円。
*場所:東京ウィメンズプラザ・ホール(渋谷区神宮前5-53-67。地下鉄・表参道駅
下車7分、JR渋谷駅下車12分。青山学院前入る)

■お問い合わせ・チケット予約申し込み:『百合祭』上映委員会
TEL: 03-3426-0820  FAX: 03-2426-1522
〒156-0052 世田谷区経堂3-24-1(株)旦々舎内
e−mail:tantan−s@f4.dion.ne.jp
あるいは山崎邦紀まで。e−mail:kuninori@f2.dion.ne.jp



http://www.7th-sense.gr.jp


[477] 東京都の姿勢の話 2001-07-14 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

留美子さん、書き込みありがとうございました。
お返事が遅くなってごめんなさい。

今回、それと3月(都直轄の社会教育担当職員向け)の研修会の企画担当は、
東京都教育庁生涯学習部振興計画課という部署です。
女性の担当者がとても熱心に動いてくださり、参加者も2回合わせれば50人ほど
になり、お陰で有意義な研修になったと思っています。

同じ東京都でも、社会教育担当と学校教育担当で性的マイノリティの問題に関して、
温度差があるとすれば、縦割り行政の弊害なのかもしれません。
ただ、東京都に関しては、こうして実績を積み重ねて、特に現場の担当職員の方の理解
を深めていけば、それほど悲観的なことにはならないのではないか、と思います。

ところで、東京都管内の公立校で、トランスの人を呼びにくいというお話ですが、
上記とは別ルートで、9月に足立区のある公立中学校の「生物学的な性と社会的な性を
知ることから『差異』と『差別』について学ぶ」という実験授業に、私がゲストとして
招かれることが内定しています。しかも当日は父母参観にもなるとの話です。
さらに、その様子は、小学館の『総合教育技術』という雑誌に掲載される予定です。

まあ、いろいろ困難はあっても徐々に世の中は進んでいるということではないでしょうか。


[476] 学校教育と社会教育 2001-07-05 (Thu)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

>6月27日(水)、東京都教育庁の人権学習指導者
>研修会で講演をしてきました。
>会場は、池袋の東京芸術劇場の会議室、東京都管
>内の区市町村の社会教育担当者の方々
>30人ほどが聴いてくださいました

東京都教育庁というと、私のところの雇用側ですから、まさにお膝元。
人権学習指導者研修で、三橋さんのようなトランスジェンダーの方が語ってくれると、
たぶん私も住み心地はよくなるはずなんだけど(少なくとも排除されないようになる)、
しかし気にかかるのは、社会教育担当の部署だということ。

私が、授業にTSの方を呼んで話を聞かせたときには、都議会で「どういうことなんだ」
ととりあげられたとかいう話です。その後、トランスジェンダーの生徒にかかわった
養護教諭(保健の先生)が、男女平等教育推進校の指定を受けて、都立二商の定時制に、
虎井さんを呼んで話をさせたというケースはあるのですが、私のところでは、もう校長は、
そういう人を呼ぶのには首をタテに振りません。

社会教育と、学校教育、さらに、義務制と高校とでは、タテ割行政で、相互交流と
相互理解がないのじやないかしら、と思ってしまいます。
都の生活文化局はけっこうリベラルなんだけど、教育庁の学校教育部門は、ちっとも
リベラルじゃないと感じるのです。

学校教育セクションでの教員への公開研修に、三橋さんがくみこまれていたら、出張
扱いで、私も聞きに行けると思うのですが、社会教育ではたぶん無理でしょう。

社会教育担当の人たちが、学校教育担当の主事レベルの人たちに、理解の輪を広げて
くれたら、私も、もっと住み心地がよくなると思います。

三橋さんのご活躍で、主事の方の頭の中を切り替えて下されば、こんなにうれしいこと
はありません。

http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[475] 東京都人権学習指導者研修会 2001-07-03 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

6月27日(水)、東京都教育庁の人権学習指導者研修会で講演をしてきました。

会場は、池袋の東京芸術劇場の会議室、東京都管内の区市町村の社会教育担当者の方々
30人ほどが聴いてくださいました。
3月に東京都直轄の社会教育担当者にお話したところ好評だったので、対象を広げて再演
ということになったのです。テーマは「TG(トランスジェンダー)が当事者が語る多様
な性の構造論と社会的受け入れの問題」(長い・・・)。13時半から3時間、質疑応答を
交えながら、ほとんどしゃべりっぱなしで、さすがに疲れました。

当日の出で立ちは、黒地に襟から裾先までくすんだ抹茶色の地に木目模様が入り、裾模様
に金・銀・白で撫子を刺繍した生紬の絽の着物に、黒地に遠山模様を織り出した夏帯、
白地に黒で青海波模様の帯揚、鳥の子色の帯締、半襟は薄い水色。

銀座のクラブのママさん風の人物に、まじめな話を延々聞かされて、聴いてた方々も、
さぞ面食らったことでしょう。

でも、頑張ったかいがあって、次のお座敷のお声がかかり、11月に大田区の区民講座で
お話することになりました。




[474] アドレスの変更 2001-07-03 (Tue)

お名前 = 常盤佳奈
email = kanatwa@sc.starcat.ne.jp

こんばんわー お久しぶりです(^^)
名古屋のTVの佳奈です。取材おつかれさまでした。
ってもう随分経ちますねー(^^;

このたびHPの改良を行い、アドレスも変更となりましたので、
リンクアドレスの変更をお願いしに来ました。

また同時にメアドも変更となりましたのでヨロシクお願いします。
現在のプロバイダーの契約が7月までと成っておりますので、
お忙しい中大変申し訳ありませんがお願いします。m(_ _)m

http://www2.starcat.ne.jp/~kana/index.htm


[473] 2003年から使用される家庭科教科書 2001-06-23 (Sat)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

2003年から使用する、新カリキュラムに基づいた教科書ができあがりつつありますが、
そのなかで、家庭科の教科書に、三橋さんを含め、TS・TGや性的マイノリティの人たち
が声をあげてきたことの成果が実った記述がありました。GIDについてしっかりと取りあ
げられており、性別2元制の問題点をしっかりととらえている内容になっています。

以下、該当部分だけ引用して書いておきます。
−−−−
1.性別・性差について
人間には男と女という二つの性しかなく,男でなげれば女,女でなげれば男というように
明確に二分されるものと考えられてきた。そして社会におけるすべての慣習もこのことを
前提になりたっている。いわゆる性別社会である。

この生物学的な性別のことをセックス(SEX)というが,これは卵子と精子の受精の瞬
間に決まるとされ,外性器の形態によって判定されてきた。しかしこんにちあきらかにな
っていることは,人間はもともと両性具有(アンドロジナス)的な存在であり,発生の
過程を通じてどちらかの性にわかれていくものであること,したがって場合によっては,
外性器についても男でも女でもなく中間型をなすことがあるということである。この中
間型の性器をもつ入をインターセックス(半陰陽者)というが,こうした人の存在も含め
て,人間には100%の男も100%の女も存在せず,さまざまなレベルにおいて双方の
性の特徴をあわせもっているのが人間である。

このような人間観は,共生を考えるうえできわめて大きな意味をもつ。つまり男と女は普
段一般に考えられている以上に共通性をもった存在,いわば似ている存在であること,そ
うした理解をもつことでたがいをよりスムーズに受け入れあう可能性がみえてくるからで
ある。

それぱかりではない。自分という人間をみつめるうえでも重要な意味をもつ。自分のなか
の異性性・異性的な部分についても気づいたり受け入れることで新たな発見と心の安定を
はかることもできる。また人をみる目もゆたかになっていく。

ではいったい男と女の性は何がちがうのか。このちがいのことを性差というが,これに
は二つの要素がある。一つは生物学的性差,もう一つは文化的な性差である。

生物学的性差についてあきらかなことは,妊娠の可能性を女性はもつが男性はもたないと
いうことである。文化的な性差とは,この生殖に関すること以外のすべてのちがい,服装・
言葉づかい・髪型・立ち居ふるまい・心のありよう・感受性等々,男らしいとか女らしい
とかいわれるもののすべては基本的に社会的文化的につくられたものといえる。

このように考えると,同じ男,同じ女の間にも著しい個人差があって,男っぽい女,女っ
ぽい男の存在はむしろ当然といえる。そしてその人らしく自己表現できる社会はすぐれて
人間らしい社会といえよう。

2.性別自認について
前項では男女の中間の性の存在をとりあげ,固定的な性別・性差観の問いなおしを提起した。
ここでは性別自認(ジェンダーアイデンティティ)に関して,性器(からだ)の性と脳(心)
の性が一致しない可能性について考えたい。

これまで一般に男性性器をもてば男性,女性性器であれば女性というように疑いもなく思
いこんできた。しかし性同一性障害(ジェンダーアイデンティティディスオーダー,頭文
字をとってGlDという)の人たちにとってそれは自明のことではない。そして少数であ
るだけに,人にはいえず深刻な悩みをかかえて生きてきたのである。なぜ性器と脳の性が
くいちがうことになるのか,その理由のすべては明確になっていない。

しかし現に深刻な性別違和感をかかえて生きている人々のなかには,これまで外国で性器
転換手術(当事者たちは性別再指定手術と表現する)を受けた人もいた。

わが国では,長い間こうした人たちの苦悩に光が当てられず,そのため自らのアイデンティ
ティをいつわったりかくしたりして生きなければならなかったが,1998年10月はじめ
てこの手術が行われた。このことのもつ意味は大きい。

http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[472] 『SFマガジン』7月号 2001-06-05 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

5月3日のSFセミナーでの私のトークライブの内容が、
『SFマガジン』7月号(早川書房)に掲載されました。

また、ネット関係では「SFオンライン」51号に紹介されています。

http://www.so-net.ne.jp/SF-Online/no51_20010528/special1_6.html


[471] きものおしゃれコンテスト 2001-05-27 (Sun)

お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp


自由が丘の「マリクエールフェスティバル」だっけ?の「カジュアルきものおしゃれ
コンテスト」なるものに出場しました。残念ながら賞はいただけませんでしたが、
きもの仲間と楽しくあそばせていただきました。
出場者は約70名。街中に設けられたステージとその後の階段が舞台。ひとりづつ
階段を下りてステージを一回りするだけのことですが、なかなかの緊張感でした。
せっかくこの日に間に合うように自分で縫った着物もアピールできなかった。
次回はもっと目立つ格好にして再挑戦です(笑い)。


[470] 私を取材した記事 2001-05-26 (Sat)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.

マスコミに就職志望の学生さんたちが作っている
サイト・マガジン「STRIVE Journal」に、
私を取材した記事「天命」が載りました。

取材記者は、明治大学の奥田真実さんです。

ご覧になっていただければうれしいです。

http://www.strive-journal.com/


[469] 松本侑子著 『性遍歴』 2001-05-23 (Wed)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

私のお友達の作家、松本侑子さんの新刊を紹介します。

松本侑子著『性遍歴』(幻冬舎 2001年5月 1500円+税)

1987年「巨食症の明けない夜明け」で、すばる文学賞を受賞して以来、小説、翻訳、
エッセーに多彩な活動を続ける松本侑子さんの性愛小説集です。

収録されている5本の作品の中で注目したいのは、新宿の女装世界の伝説的な恋物語
を小説化した「女装夢変化」。
昼は大手出版社の編集者、夜は新宿でアバンチュールを楽しむ美人女装者マミを主人公に、
彼女とへテロセクシュアル(異性愛者)の男性(呉服屋の若旦那)との出会いと恋を、
情感豊かに鮮烈に描いた作品で、着物好き・女装好きの作者ならではのリアリティ
豊かな傑作です。

ぜひ、ご一読ください。

松本侑子ホームページ
http://member.nifty.ne.jp/office-matsumoto/


[468] わかりました 2001-05-17 (Thu)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

>女装者の親睦団体(お遊び集団)であり、
>「TLGP2001」のような
>社会的・思想的・政治的なイベントに参加するよう
>な性格の集団ではないと言うことです

わかりました。了解いたしました。

−−−
最近は、高校にも(まだ多くは、定時制が中心なのだが)、
トランスジェンダーを名乗り出す生徒が増えてきましたね。
体育とか更衣室、宿泊行事のときの部屋など、
受け容れ側が解決しなければならない課題が山積しています。

http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[467] 早速、読んでみます 2001-05-15 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

よしみさん、興味深い書籍の紹介、ありがとうございました。
この本の原著、実は昨年の秋にある友人(女性)に見せてもらい、知っていました。
だから、翻訳出版されて、うれしいです(英語は苦手なので)。
早速、手に入れることにします。

ちなみに矢島教授はドヘテロですから、可能性は100%ありません(笑)。


[466] 性転換のお薦め、じゃぁなくて本の推薦。 2001-05-15 (Tue)

お名前 = よしみ
email = yoshimi@h9.dion.ne.jp

こんにちは、順子先生には中央大や浅草桜堤で、色々教えて戴いた、よしみです。
先日とても感動的な文庫本を見つけましたので、是非みなさんにご紹介させて下さい。

野中邦子訳『性転換−53歳で女性になった大学教授−』
(文春文庫、文藝春秋 2001年5月10日発行 714円 ISBN4-16-765106-8) 

原題『Crossing:A Memoir by Deidre N,McCloskey』
(The University of Chicago Press 1999)

日本版の副題にあるように 53と云う年齢で手術をして幸福になった経済学・
歴史学の教授の自叙伝です。ミズ・ディアドラはハーバード大学から経済学者へ、
現在はアイオワ大学教授。
原題の『Crossing』 、ご存知の通り、境界を越えることですね。
アイデンティテイの当然の欲求は私達、皆、持っているわけですが、
彼女は完全に手にいれたのです。しかも性器、もとい正規の手続きで。
私が気に入っているのは、「なりたかった自分」という副コメントがついている
ことです。まさにこの通りなんですよね、生きている意味ってなんの・・・。
自分になりたいなぁ。
真に悩めるT'sのために、よしみはこの本を推薦いたします。

順子先生は社会学科のご担当でしたよね。
矢島教授のお歳でも(失礼!)遅くないんですね、転換するのが。

このディアドラ嬢?は1994年に初めてインタネットで、この世界を知りTVの
友達を得たんです。1996年、整形手術と初めてプレマリンを開始したんですね。
そして1996年6月にオーストラリアで手術。しかも完璧に。まさに一直線。
演歌調に云えば、女街道まっしぐら。

よしみはSFの世界だけでなく、急速にオープンな社会になりつつあると思います。
私が後、50年くらい後に生まれていれば、例えXY染色体の体でも、きっと
比較的簡単に「自分」になれるでしょう。いや、なりますね。(断言)

というわけで、5月12日は、わらびの某診療待合室で、自分と比べながら夢中に
なってこれを読み続けていた、よしみでした。では



[465] 記事、拝見しました 2001-05-15 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

『サンデー毎日』の記事のご案内ありがとうございました。
既に拝見しておりました。

最近の宮崎さんの八面六臂のご活躍、ただただ敬服しております。
「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」(STN)の今後の活動、
注目しています。


[464] 「サンデー毎日」の記事 2001-05-15 (Tue)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

今週号(5/15発売)の「サンデー毎日」(136〜137ページ)に、ゲイの方も含めて、
私たちのことが載っています。

1月に「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」というものを旗揚げ
したのですが、これに関わっている教員の人間模様を交えながら、セクシュア

マイノリティのことについての記事が掲載されています。
ネットワーク代表の、京都府の教員である高取さん、大阪の海人さん、そして
私(宮崎留美子)の3人の人間模様を紹介し、セクシュアルマイノリティ教職員
ネットワークの意義が書かれている記事です。
モノクロですが、私の写真と高取さんの写真も掲載されています。
もしよろしければ、お読みになって下さい。


http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[463] 悪しからずご了解ください 2001-05-15 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

宮崎さん、「TLGP2001」へのお誘いありがとうございます。
また、諸般の事情で掲載が遅くなり申し訳ありませんでした。

たいへん申し訳ないのですが、「クラブ・フェイクレディ(CFL)」として
「TLGP2001」に参加・協力することはできません。と申しますのも、CFL
は単なる女装者の親睦団体(お遊び集団)であり、「TLGP2001」のような
社会的・思想的・政治的なイベントに参加するような性格の集団ではないと
言うことです。また、CFLはイベント企画ごとに集まった人がメンバーと
いう形の無い集団でありまして、ご期待いただくような動員力もありません。
ということで、悪しからずご了解ください。


[462] 「東京レズビアン&ゲイバレード2001」 2001-05-15 (Tue)

お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

三橋順子さん、また、フェイクレディのみなさまにお願いがございます。
ご検討下されば幸いです。
私の勤務校ではありませんが、同じ職域の教員で、2丁目では顔役のゲイの方が
いらっしゃって、たまたま知りあうこととなりました。
その関係で、「東京レズビアン&ゲイバレード2001」(略称TLGP)の実行委員に、
トランスジェンダーとの橋渡しとしてなってほしいとの依頼がありました。
右も左もわからないため、実行委員としての実働はできないが、ホームページ等で
のアピールぐらいはできるだろうということで、名前だけみたいな実行委員に
なっちゃいました。

実行委員には、昨年もそうであった、TNJの野宮さんがおられて、この方だけ
でも十分だとは思っているのですが、成りゆき上、名前を連ねております。

さて、私の場合、トランスジェンダーの人たちへの呼びかけができるほどの人脈
をもっていません。
そこで、もしよければ、フェイクレディとしてのイベントで、2001年のTLGPに
参加していただけるようにご検討できないかということなんです。
お花見のように、USAのグループと共同であってももちろんかまいません。

三橋さんの幅広い人脈におすがりする以外にないわけですが、パレード、および、
その後のイベント、2丁目でのレインボー祭りなどに、フェイクレディとしての
イベント企画としてジョイントできないかということを、ご検討いただければ幸いです。

8月26日(日)がパレードの日になっています。
残暑で暑い日だと思いますが(昨年そうだった)、お祭り的に、代々木・渋谷を
パレードして、ドラァグクイーンの方たちやゲイ・レズビアンの方たちと交流で
きることも、あってもいいかとも思っています。
なお、昨年は、TS・TGを支える人々の会がブースを出しており、そちらの方
たちも参加するかと思います(野宮さんも実行委員にいますし)。しかし、さらに、
フェイクレディやUSAが参加すると、寂しい感じのトランスジェンダーも、
もっと盛り上がるかと思っています。

どうか、前向きにご検討下されば幸いに存じます。

 今年のTLGPの公式サイトのURLは、
http://www.tlgp.org/
です。訪問していただければ幸いです。

http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[461] SFセミナー 2001-05-06 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

5月3日、御茶ノ水の全電通労働会館ホールで開かれたSFファンの集会
「SFセミナー 2001」で、「SFにおけるトランスジェンダー(性別越境)
−日本におけるジェンダーSFへの期待をこめて」という題のトークをしてきました。

250人くらいのSFファンの方の前でしゃべったのですけど、当日の4本あった出し物
の内では、2番目に好評だったみたいです。
(1番は『パラサイト・イブ』などの人気作家、瀬名秀明氏)


[460] 第3回GID研究会の記事 2001-04-26 (Thu)

お名前 = NOVA
email = nova3@excite.co.jp

すでにご存じのことかもしれませんが、
3月31日の第3回GID研究会の記事が、
オンライン・メディカルトリビューン紙に掲載されています。

http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.htm

2001年5月号の記事で、以下のタイトルです。

第3回GID研究会
早ければ夏までに「ガイドライン」を改訂
当事者も正式に加えて改訂作業を進める

一部誤字はあるものの、内容的には結構しっかり内容を把握して書かれているような
印象を受けました。


http://www.geocities.co.jp./Milano/6617


[459] SFセミナー2001 講演のご案内 2001-04-20 (Fri)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

SFセミナー2001 講演のご案内

SF(サイエンス・フィクション)ファンの集会「SFセミナー 2001」で、
下記のような講演をすることになりましたので、ご案内いたします。

【日時】2001年5月3日(木)13時〜 (出番は15〜16時頃の予定)

【会場】全電通労働会館ホール(東京都千代田区神田駿河台3-6)

【テーマ】SFにおけるトランスジェンダー(性別越境)
−日本におけるジェンダーSFへの期待をこめて−

【出演】 三橋順子(女装家・性社会学研究者) (聞き手)柏崎玲央奈

【内容】 ハードSF作家、谷甲州の描いた『エリコ』は、その意外性も手伝って、
SF界に大きな衝撃を与えました。でも、現実のトランスジェンダー(性別越境者)
の目には、『エリコ』の世界は、果たして、どのように映るのでしょう?
昨年、「女装の大学講師」として話題になった性別越境論と女装の社会史の研
究者、エフィンジャーの未来アラブ世界シリーズがお気に入りという、三橋順子さん
をお招きして、トランスジェンダーの登場するSF作品などを紹介しながら、SFに
おけるジェンダーとセックスを解読していただきます。
(「SFセミナー」紹介文より 文責・柏崎)

【参加申し込み】
下記の「SFセミナー」公式サイトをご覧の上、お申し込みください。
http://www.sfseminar.org/


[458] フランス国営放送に出演 2001-04-15 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今夜は、フランス国営放送(TF1)の人気ドキュメント番組「立ち入り禁止地帯」
の日本特集の撮影でした。
なぜ、私が「立ち入り禁止地帯」なのか、イマイチわからないのですけども、
あちらの局からのご指名だったので、ボランティアで協力しました。

今夜は、着物姿の私が新宿歌舞伎町のニューハーフ・パブを案内する設定で、
途中の路上シーンとお店の内部のシーンを撮影しました。
月曜日に家で着物を着るシーンを撮って、首尾をつなげる予定です。

この番組を見たフランス人は、日本のニューハーフは皆な着物を着ていると
誤解するかもしれません。


[457] 「読書のいずみ」に掲載された私の文章 2001-04-14 (Sat)

お名前 = 宮崎 留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp

全国大学生協連合会から発行されている小冊子に、「読書のいずみ」というものがあります。
季刊ですので、年4回の発行。私も、学生時代に読んでいた記憶があります。

この「読書のいずみ」の最新号(2001年春号)に、
「私はトランスジェンダーの高校教員〜多様な個性を認めあえる社会をめざして〜」
という題で、3ページにわたって、原稿依頼されて私が書いた文章が載っています。

全国大学生協連合会のホームページでも紹介されました。そのURLは、
http://www2.univcoop.or.jp/magazine/publish1.html#izumi
です。

大学生協の書籍部や食堂においてあるとのことですから、無料配布ですので、
大学の方に足を踏み入れられる場合には、手にとってみてください。

http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/


[456] お江戸花見 2001-04-10 (Tue)

お名前 = しょうこ
email = ttn0vk30a5@mx2.ttcn.ne.jp

昨年にもまして素敵なお姿にお逢い出来ました事を最高の喜びとして、
今朝パ−クインにて、10時に目覚めました。
折角撮らせて戴いたPHOTOが全てカメラの誤動作で消えてしまいました(;;)
残るものは脳内イメ−ジだけとは悲しい!
当日会場、参加の皆さんもゴメンナサイ。
お花見写真は来年までお預けです。
PCカ−ドの無いカメラの悲しさを課題に残し、隅田堤を後にしました。
でもイベント終了時間に合わせた様に、対岸浅草の花火に、
玉や、鍵やの声も上がり、絢爛なお江戸花見が幕を閉じました。
矢絣りからバニ−の変身までも有った最高のイベントも来年は何処で?


--- ここまで ---


[455] 堤を歩けばよかったんですね 2001-04-10 (Tue)

お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp

堤を歩けばよかったんですね。
わたしは、吾妻橋から北上、ガード下から北東の櫻の下を探していました。

3時ころの吾妻橋近くの着物のひとは、園遊会参加者ぢゃないかも。
抽選会が3時半ごろまで浅草寺のほうでありましたので、
参加者がそのあたりまで帰ってきたのは3時半を少しすぎた頃でしょう。

来週は、きもので銀座ですので、わたしはそちらへ行くつもりです。

では、またどこかで・・・・・。



[454] 案内不備で申し訳ありませんでした 2001-04-08 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

仁美さん、ますみさん、お目にかかれなくて残念でした。

今年は、場所取りの都合で会場を上野から移したため、
他にも勘違いされた方がいたようです。
もう少し親切にご案内すればよかったと反省しています。

また現地の場所も、言問橋から堤上を南下(下流へ)していただければ、
一目瞭然の場所だったんのですけども、不案内な方には難しかったのかも。

仁美さん、そちらの賑わいは、対岸から眺めてました。
浅草駅近辺では何人か着物姿の女性を見かけましたので、
この人たちが着物祭りの人たちなんだろうなぁ、と思ってました。


[453] 勘違い 2001-04-08 (Sun)

お名前 = 如月ますみ(自称清純少女)
email = nfmasumi@netlaputa.ne.jp

今年の課題はドジな性格を直すこと−−−
お花見、顔だけでも出すつもりでしたが、できませんでした。ごめんなさい。

実際には、勘違いして上野公園に行ってしまいました(!)。
告知の文章は読んだつもりで、読めていませんでした。

来年までには、このおっちょこちょいな性格を、なんとかしようと思います。

http://www.netlaputa.ne.jp/~nfmasumi/


[452] ごめんなさい、会えなかった 2001-04-08 (Sun)

お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp

今日(7日)隅田公園へ行ってみたんですよ。
だけど、みなさんどこに居るのか場所がわかんなくって会えなかった。

着物園遊会の抽選会が15時20分ごろ終わって、
次の「トークショー」が16時からでした。
30分ほど時間があったので、橋を渡ってみなさんの方へ行ってみました。
しばらく探してみたのですが、時間切れで失礼してしまいました。

あ、今日の抽選会は完全に「ハ・ズ・レ」でした。


[451] 「大お花見」御礼 2001-04-08 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

あきらめていた桜の花も、先週末からの寒波のせいでなんとかもって、
雨のち曇りだった天気予報も良い方に外れて、江戸時代以来の花見の名所
「墨堤」こと隅田川の岸辺で、40数人の仲間が集まって楽しいお花見ができました。

毎年のことですけども、つくづくウチのお花見は「天佑神助」だと思います。
仙台からさんかしてくださった小谷理美さんはじめ集まってくださった皆さんと、
すてきな場所を見つけてくださったUSAの方々に心から感謝申し上げます。

来年もまた桜の花の下で会いましょう。


[450] 4月7日お花見ですね〜 2001-04-02 (Mon)

お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp

4月7日お花見ですね〜。ちょっとでもおじゃまできればいいんですが・・・。
この日は、朝から、浅草。履物のお買い物オフ(みたいなもの)のあと、
同じ隅田公園(でも、対岸です)で、隅田川きもの園遊会。
こっちは抽選会が14時から。これに出て、16時からきものトークショー(パーティ)です。
この合間にすこしでもみなさまにお目にかかれればなぁって思っています。
時間の関係で対岸から手を振るだけかもしれませんがよろしくおねがいします。


[449] 大お花見ご案内 2001-04-01 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

USA&CFL合同「大お花見」、今年も下記のように企画しております。
お時間がある方は、ぜひお立ち寄りください。

【日時】 2001年4月7日(土)15時〜
【場所】 隅田公園(墨田区向島)
【会費】 実費清算


[448] 6000アクセス御礼 2001-04-01 (Sun)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

昨日、お蔭様で60000アクセスに到達いたしました。
昨年来のアクセス動向は、下記のようになっています。

2000年 1月 2日 20000アクセス
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月 5日 50000アクセス(107日)
2001年 3月31日 60000アクセス(115日)

更新をサボってるにも関わらず、一日平均87アクセスもいただだき、
とても恐縮しております。
実は、2月末より、別サイト(着物関係)を立ち上げて、
もっぱらそちらの整備に専念しておりました。
もし、ご興味がありましたら、お立ち寄りください

http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/1


[447] 思い出 2001-03-22 (Thu)

お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp

4年くらいまえのことと思います。
当時新宿二丁目にあったサイクルというお店で、
順子さんにお目にかかったのが、私の転機でした。
その時、三橋さんを見て、花のある方と思ったのが、
私にとっての最大の思い出です。
順子さんのような花を身につけたいと思い続けて、
未だにその域に達することはありません。
(もともと不可能なことなんでしょうけど。)

三橋さんのように生きられたら、それは多くの人の願いかもしれません。
逆に、そうできない人は、その矛先を三橋さんに向けることもあるかもしれません。

でも私の人生。三橋さんを応援したい。

http://www.geocities.co.jp/Milano/6617/


[446] 『婦人公論』4月7日号 2001-03-20 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

今、発売中の『婦人公論』4月7日号(中央公論新社)の連載コラム「男の家事百か条」
(141頁)に私がゲストで出ています。
写真無しの地味な頁ですけど「"女性"として"父”としての料理と子育て」というわけの
わからない題で、いろいろしゃべっています。

出演依頼が来た時に「なんであたしが『男の・・・』に出なくちゃなのよぉ!」とさんざん
ゴネたのですけども、結局、いろいろなことを総合的に考慮して引き受けました。
ちなみに、このコラム、今回で最終回だそうで、順子が出るとコーナー(甚だしい場合
は雑誌が)が潰れるという伝説に新たな1頁を刻むことになりました。

興味がお有りの方はご覧になっていただけるとうれしいです。


[445] こちらこそ、よろしくお願いします 2001-03-20 (Tue)

名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp

小笠原俊文さん、辻雄作さん、メールありがとうございました。
このHP見てくださっているそうで、とてもうれしいです。
(更新が少なくて申し訳ありません)

小笠原さん wrote
>ストレートの男たちの会話より素直な気持ちで言葉を受け取れるのはぜなんでしょう?
>男同士の関係ににつきまとう相手と張り合うような緊張感がないからなのかなア。

そうなのかもしれません。同じようなことは、女性からよく言われます。
「女同士だとどうしても張り合ってしまったりお互い見栄があったりするのだけども、
順子さんたちだと素直に話せる」と言われます。
それが、私たちのような「性の越境者」「性の中間者」の社会的特性なのだろうと、
思ってます。

辻さん wrote
>こんど、ぜひ、生で順子さんのお話聞きたいで〜す。
>男性のグループをやっていますが、会でお呼びしたらお話にきてくださいネ。

え〜と、男性のグループってどんな感じの集まりなのでしょうか。
私は、「呼んでくださるなら、スケジュールの都合がつく限りどこにでも」が
基本姿勢ですので、お話できる機会があればうれしいです。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。


[444] 生でお話聞きたいで〜す 2001-03-20 (Tue)

お名前 = 辻雄作
email = yusaku@maple.yyy.or.jp

こんど、ぜひ、生で順子さんのお話聞きたいで〜す。
男性のグループをやっていますが、会でお呼びしたらお話にきてくださいネ。
いつもHP楽しく読ませてもらってます。これからもよろしく!