[442] 初めまして 2001-03-20 (Tue)お名前 = 小笠原俊文
email = yusaku@maple.yyy.or.jp
初めまして。友だちのパソコンを借りてHPを拝見しました。メールも友だちのアドレスです。
私はストレートの男ですけれども、TS/TGの人の感性にはとっても刺激を受けちゃいます。
ストレートの男たちの会話より素直な気持ちで言葉を受け取れるのはぜなんでしょう?
男同士の関係ににつきまとう相手と張り合うような緊張感がないからなのかなア。
[441] RES遅くなってごめんなさい 2001-03-20 (Tue)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
NOVAさん、いつも情報ありがとうございます。
とても助かってます。これからもよろしくお願いします。
お花見、ご一緒できれば、うれしいですけども、どうも今年は思いのほか
開花が早そうで、「大お花見」予定の4月7日(土)まで花が持つか心配です。
[440] 今年こそ、お花見に・・・ 2001-03-08 (Thu)お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp
三橋さん、ご無沙汰でした。
今年こそ、お花見にご一緒させていただきたいと思っています。
さて、もうご存知だと思いますが、念のためお知らせ致します。
メディカル・トレビューンという専門紙が、OnLine Magazineを
出しているのですが、その中の1コーナーに性科学
(Sexual Science)のコーナー↓があります。
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/index.htm
例えば、そこには、
座談会「戸籍の性別表記変更を求めて−性同一性障害者のよりよい生活のために」(上)
なんていうタイトルの項目もあり、一読しただけですが、結構読み応えありました。
http://www.geocities.co.jp./Milano/6617
[439] 雛祭りコンプレックス 2001-03-07 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
美歩さん、こんばんは。
>昨日は3月3日でしたね〜。
>あたしたちにとってはアイデンティティを感じる時でした〜。
>順子さんは何を想いましたか
着物仲間の方がご自分のサイトで「雛祭り」のお話を書いてて、
それを読んでいる内に、涙がツーっと・・・。
とてもいいお話なのですけど、何も泣くことはないじゃんと、
自分でも思うのですけども・・・。
実は昨年も「雛祭り」がらみで、涙がジワーっとしたのを思い出しました。
どうも、あたしの場合、「雛祭り」コンプレックスみたいです。
子供の頃、「雛祭り」から疎外されていた悔しくて切なくてうらやましい気持ちが、
今になって思い出されるのかもしれません。
>確か4月4日は…
1982年にカルーセル麻紀さんたちが始めた「カマ節句」ですね。
今年で20周年、ニューハーフ業界のおネエさまたちのお祭りとして、
定着した感じがありますね
[438] 東京都社会教育主事研修会 2001-03-05 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
今日は、東京都社会教育主事研修会(会場:武蔵野青年の家 JR中央線武蔵境駅)で
「当事者との対話を通じて考えるセクシュアリティと人権」という講演をしてきました。
15人の社会教育主事の先生方を前に13時30分から17時15分までなんと3時間45分、
予定を45分も延長して、たっぷりお話して、かつ密度の濃い質疑応答を交わして、
もうヘロヘロに疲れてしまいました。
という訳で、いただいたメール、アップだけにして、お返事は日を改めてということで、
お許しください。
[437] 雛祭りに想うこと 2001-03-05 (Mon)お名前 = 美歩ちゃん♪
email = mihocchi1@mail.goo.ne.jp
美歩です。
昨日は3月3日でしたね〜。
あたしたちにとってはアイデンティティを感じる時でした〜。
順子さんは何を想いましたか。
確か4月4日は…
[436] 銀座でパーティに出席 2001-03-04 (Sun)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
今日の昼、銀座であった着付のお稽古仲間のMさんの旦那さまの受賞パーティに
出席してきました。
10時半、激しくなってきた雨の中を覚悟を決めて出撃!。といっても、さすがに、
今日、下ろしたての訪問着で駅まで10分の道を歩く気にはならず、タクシーを
止めて銀座7丁目まで行ってもらいました(大散財)。
今日の着物は、黒地に帯下から裾先それに袖に、下にいくほどたくさん白で砂子
を散らし、そこに銀の箔押で描いた2cmほどの桜の花びらを重ねて散らした
(左の肩先にも3片ほど)訪問着。ちり緬しわの銀色の帯を角出しに結び、薄い紅色
の萌黄色ぼかしの長襦袢に桜色の地に桜の一枝の刺繍半襟を付け、帯揚は黄緑、
帯締は濃い桜色、草履は黒(鼻緒は濃い赤紫)、バッグは黒革の箱型(持ち手と
側面に白で桜を描いてある)という地〜味なコーデイネートでまとめました。
会場では、主賓のご夫妻とスタッフの二人以外、ほとんど知らない方ばかりだった
ので、主賓ご夫妻にお祝いのご挨拶をして記念写真を撮った以外は、ひたすら
目立たず「壁の染み」をしてました(黒い着物だったので染みにはちょうどよかった)。
ほとんど場違いな人間が場違いな格好でいるという状況の中で、ただ一人、作家の
佐藤亜樹さんが、あたしの着物に目を留めて誉めてくださったのがうれしかったです。
お開きになって会場の外に出てみると、雨はきれいに上がり、薄日すら差していました。
日曜日なのでほとんど人通りに無い雨上がりの銀座を、地下鉄の駅までトコトコ歩いて、
帰ってきました。
[435] amiさん、はじめまして 2001-02-26 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
amiさん、はじめまして。
書き込みありがとうございました。
ぴよこ姐さんのところで、何度か書き込みを拝見して、お名前は記憶していました。
私も、ぴよこ姐さんとか、元気な着物仲間に、いつも「元気」を分けてもらってます。
そうやって、皆で「元気」を廻しっこしてる内に、「元気」の総量がどんどん大きく
なればいいなと思ってます。
確か信州にお住まいだったと思います。ちょっと遠いですけども、いつかお目にかかれる
機会があれば、うれしいです。
PS.
今、そちらのサイトを拝見してきました。盛りだくさんなので、まだ全部は見てませんけども、
楽しそうなサイトですね。
私も近日中に(3月1日予定)着物サイトを独立させて、リニューアル・オープンする予定です。
↓ amiさんのサイト
http://www.torihane.com/wa/aminokimono/index.html
[434] 元気をもらってしまいました 2001-02-26 (Mon)お名前 = ami
email = amisan@po.dcn.ne.jp
はじめまして。amiと申します。
ぴよこ姉さんちから飛んできました。
最近母業が忙しくて女であることを忘れてました。
そうですよね、努力しなくちゃいけないですね。
一生懸命やらないと、綺麗にも幸せにもなれない。
うんうん。
amiもがんばります。元気をもらってしまいました。
ありがとうございました♪
[433] ご無沙汰してます 2001-02-26 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
ゆうさん、こちらこそご無沙汰しています。
URLの変更の件、了解しました。
次回の「お手入れ」の時に直しておきます。
それはともかく、またどこか皆で旅行したいねぇ。
私も皆も忙しいのかもしれないけども、なんだか揃いも揃って
だんだん出不精になってきたような気がしますね。
[432] URL変更しました 2001-02-24 (Sat)お名前 = ゆう
email = hayaseyu@owari.ne.jp
お久しぶりです(^^;)ゞ
早瀬 ゆうです。(^o^)/ちは
リンクしていただいてありがとうございます。
さてこのたび URL を少しだけ変更しましたので、ついでの時にでも替えて下さいな。
自動跳躍にしてありますので、変更しなくて辿り着きますけどね。
よろしくお願いいたします。
URL=http://home.owari.ne.jp/~hayaseyu/neutral/
[431] お詫び 2001-02-23 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
一昨日、ゲストルームの画面が、現在テスト中の別のサイト用のものと
混戦してしまいました。
数人の方から「変えたの?」「どうしたの?」とお問い合わせやご心配を
いただきましたが、単なる操作ミスです。申し訳ありませんでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
[430] 愛用の口紅 2001-02-23 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
美歩さん、お久しぶりです。
>順子さんってどんな色がお好きですか。
>でも和服には合う色って違うのでしょうか。
口紅の色ね・・・。
あたしは、けっこう保守的というか、一度気に入った色があると、一筋です。
行き付けの花王ソフィーナのお店でオーブの新色を勧められても、まず買いません。
もう廃版になった色を、倉庫の在庫を確認してもらって取り寄せてもらったりします。
(扱いにくい客だ・・・)
口紅の色は、その人の顔立ちとか肌色とか雰囲気に合わせるものですから、
そうやたらと変えるものではないと思ってます。
愛用の色は、セクシー系のお姉さんの時は、ファイヤー・レッド系(オーブRD143、CHANEL66)
まじめな仕事や着物の似合うお姐さんの時は、ローズ・ピンク系(オーブRS265)です。
>内田有紀のCMのカラーはあたしの好みですけど
あのCMの内田有紀、たしかにきれいです。あたしも好きな写真です。
[429] 口紅のカラー 2001-02-23 (Fri)お名前 = 美歩
email = mihocchi1@mail.goo.ne.jp
Do As Infinityのアルバムが発売されました。
といえば、オーヴという口紅のカラーですけど、
内田有紀のCMのカラーはあたしの好みですけど。
でも肌の色だとテスティモのオレンジですか?
順子さんってどんな色がお好きですか。
でも和服には合う色って違うのでしょうか。
[428] こちらこそ、ありがとうございました 2001-02-19 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
ちっくさん、こちらこそお会いできてうれしかったです。
あの着物(お召し)は、4年くらい前に、ああいう昔風(大正時代風)のものが欲しくて、
着物屋さんに頼んで生地を探してもらって作ったものです。
その後、着物を見る機会が増えたのに、似たようなものをなかなか目にしませんので、
あの時、作っておいてよかったなぁ、と思っています。
私の着物路線は、訪問着や小紋など割とゴージャス系のものと、紬系の割と地味なものと、
二つに分れてます。先日(17日の土曜日)は、たまたま後者のバージョンだったので、
またお目にかかれるときには、ゴージャス路線をお見せしましょうか。
>娘が、もっと順子さんとお話がしたかったと帰りぎわに言ってましたが、
>私ももっといろいろお話したかったです
お嬢さん、かわいらしかったです。ウチは男の子なので(同じ歳ですよ)・・・。
ただ、話しかけて脅えさちゃうといけないなぁ、と思ったので、遠慮していました。
どうかよろしくお伝えください。
(註)ちっくさんは、2月17日(土)の酔魚企画「着物問屋さん巡りオフ」でご一緒した方です。
[427] 今日は楽しかったです 2001-02-19 (Mon)お名前 = ちっく
email = chick55@jcom.home.ne.jp
今日は楽しかったです。ありがとうございました。
あのチョコレートブラウンの縞の着物は、順子さんにとても似合っていました。
本当に「さらっ」と着ていらっしゃってステキでした。
そして、他の着姿もぜひぜひ見てみたーい♪ という気持ちがムラムラと・・・
娘が、もっと順子さんとお話がしたかったと帰りぎわに言ってましたが、
私ももっといろいろお話したかったです。
また、オフ会がありましたら今度こそたくさんおしゃべりしましょうね。
[426] ご無沙汰しています 2001-02-19 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
宮崎留美子さん、ご無沙汰しています。
恒例のUSA&CFL「大お花見」は、4月7日(土)に決定しました。
(場所は未定。隅田公園の可能性大)
残念ですけども、公務では仕方有りませんね。
でも、花盛りの桜の下での入学式は、新入生には良い思い出になるでしょう。
如月ますみさん、お久しぶりです。お心遣いありがとうございました。
2月上旬は、ずっと体調を崩していましたけども、もう大丈夫です。
今年もよろしくお願いいたします。
[425] 旧正月明けましておめでとうございます 2001-02-17 (Sat)お名前 = 如月ますみ(自称清純少女)
email = nfmasumi@netlaputa.ne.jp
旧正月明けましておめでとうございます。
……しょうもないネタですみません(汗)
それでは、21世紀も14才のますみをよろしくお願いします。
P.S.
という文章をアップしようときてみたのですが、
少し前までおめでたくない状態だったようで……。
かなり回復されたようですが、どうかお大事に。
http://www.netlaputa.ne.jp/~nfmasumi/
[424] 今年は、残念かなあ。 2001-02-17 (Sat)お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp
お花見は4/7になりそうなのですか...
うーん、今年は、残念かなあ。
今年から、始業式が早くなって、4/6。そして、入学式が4/7。
入学式の後だから、出てこれる時間がとれるかどうか...
ただ、私個人は、新1年の担当ではないので、そんなに忙しくはないかとも
思っています。
http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/
[423] お花見は4月7日が有力? 2001-02-13 (Tue)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
緊さん、ご無沙汰しています。
寒い寒いと言ってる内に、いつのまにか立春も過ぎて、
寒さの中にもかすかに春の気配が・・・、まだ全然聞こえてきませんね。
でも、ともかく「大お花見」シーズンが近づいて参りました。
カレンダーをめくって見ると、候補日となる土曜日は、3月31日と4月7日です。
今冬の寒さからすると、お花の盛りは、平年より遅れそうなので、
4月7日の方がいいかなという気がします。
(今、USAの意向を打診中です)。
たぶん今年のお花見は、7日・8日の週末に集中すると予想されるので、
日程を調整する余地は少ないと思います。
各主宰者も調整するつもりはないでしょう。
だから、バッテングしてしまうのは仕方がないと思ってます。
私個人としても、トランス系のお花見と着物仲間系のお花見がバッティングしそうで、
頭が痛いところです。
[422] まもなく…春ですねぇ(゜_゜)キャハハ 2001-02-13 (Tue)お名前 = 遠山の緊さん
email = mumusan@big.or.jp
ご無沙汰です〜(\Y/)。
そういえば…今年も,お花見のシーズンが近づいてきましたね(^_-)。
いろいろな方から,「お花見は,何日ですか?」的な質問をされて困ってしまいます(^_^;)。
「天候に左右されるし…おそらく主催者の方が開花予報などを参考に,
10日ほど前にならないと予定はわからないよ」と答えざるを得ません。
(当たり前の話てすね(^_-))。
ところで…新宿中央公園での恒例のお花見の方は,4月7日(土)の予定だそうです。
三橋お姉さんとバッティングしなければ良いのですが…。
また,上野から某所に場所変えも検討されているそうで(^o^)。
ま,どこでやろうがサクラはサクラ。
それに…キレイどころの集まるところ,多少の雨であろうが,必ず参上いたします。
早く,暖かくなってほしいですね〜。ハハハハ
http://duo.room.ne.jp/
[421] ご心配をおかけしました 2001-02-12 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
仁美さん、ご心配をおかけしました。
1月末締切りの最後の原稿を送稿した直後の31日午後から発熱して、一晩中、胃痙攣と
激しい下痢に苦しみました。
私の場合、一連の仕事が済んだ後、気が抜けてパッタリ臥してしまうのは、よくあること
なのですけど、今回も気力が尽きたとこをインフルエンザ・ウィルスにやられたようです。
熱が下がり、お腹(腸)の具合も落ち着いた後も、胃の状態は改善がはかばかしくなく、
胃痙攣こそおこらなくなりましたが、ヨーグルト、潰した苺、スープ類がやっとで、
まともな固形物が食べられない状態で4日間を過ごしました。
絶食が長っかったせいでなかなか体力が戻らず、なんとか8割がた調子が回復したのは、
やっと10日の土曜日くらいからでした。
結局、回復までに丸々10日間かかってしまいましたけども、まあ、ちょうどいい休養だった
と思っています。考えてみると、身体的には、締切り原稿7本、レポート評価125本、
試験採点160枚、さらに撮影モデルという1月のハードスケジュールが応えたにしても、
精神的には、中央大学の講義がはじまった昨年9月以来の疲労が溜まっていたのだと思います。
日曜日に1時間たっぷり揉んでもらったマッサージさんにも「芯が疲れてる」と言われましたし。
医者の息子のくせに、薬嫌いで、いつも身体自然の力に任せている私としては、身体が
「休め!」と言ってくれたのだと思います。
3連休中は、締切りの近づいた報告書の原稿(「トランスジェンダー関連書籍リスト」
(30000字)の執筆に掛かり切りの状態で、今さっき、やっとメドがついたところです。
そんな状態でしたので、外遊びはもちろん、ネットの書き込みもできない状態でした。
今週末の酔魚さんの着物問屋オフには、なんとしても出席するつもりでいます。
これからもよろしくお願いいたします。
[420] その後いかがですか? 2001-02-12 (Mon)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
順子さん、あれから(風邪でダウンされてから)もう2週間以上ですが
その後いかがですか?
アクティブに書き込まれていた某所にも顔を出されてないようですし。
たまったお仕事が急がしくて書き込みの暇がないのかなぁ・・・・。
あ、10日の「着物de銀座」、40数名集まりました。
それから、着物クラブの方にもお会いできました。
[419] 雪の中を上州高崎まで 2001-01-28 (Sun)お名前 = 藤村真樹
email = maki0029@hotmail.com
お屋形様には、多摩の山中への出講も無事終了とのこと、祝着至極に存じます。
今年の冬はことの他寒さ厳しく、降雪も今年になって早くも三回。
いつまでも多摩へお出かけのようでは、”佐野の辺りで行き暮れる最明寺入道様”
のような事になるのではと案じておりました。
あの辺は盆栽を持っている人はいないでしょうから。
私も先週は雪の中を上州高崎まで出けてまいりました。
今あちらの群馬の森県立美術館では、恵比寿の写真美術館のコレクションからの
「光の遺産 100人の写真家展」を開催中です。
ダケレオタイプからアラーキーまで網羅されているのが面白かったです。
有名な上野彦馬の作品にはお屋形様の写っているものは展示されていませんでしたね。
差し障りがあったのでしょうか。
でも、先週でよかったわけで、この時は北へ行くほど雪が少なく、昨日の雪とは随分違います。
一週ずれていたら大変。
またこの時は昼食は桐生まで脚を伸ばしました。着物の街桐生はうどんの街でもあり、
味の名店も多いのが他の楽しめます。
また桐生明治館や有隣館など格好の撮影ポイントもあるので好都合なところです。
[418] 久しぶりのスタジオ撮影 2001-01-27 (Sat)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
今日(26日)は、箱崎のロイヤルパークホテルのやたらゴージャスな着物展示会に着付の
先生に連れてっていただきました。会場に女優の岩下志麻さんがいらしてて、着物姿が
とてもすてきでした(擦れ違った時、視線が合ってしまった。ドキドキ)。
会場では、450万円の大島や、400万の結城や、500万の芭蕉布や、350万の瓶型など、
宝くじでも大当しない限り絶対に買えないような逸品を見せていただき、何も買わずに
(買えずに)たっぷり目の保養をしてきました。
その後、タクシーで浜松町のスタジオに急いで、編集者、ディレクターと簡単に打ち合
わせた後、プロのカメラマンに約1時間半ほどかけて7ポーズほどを撮影してもらいました。
実は、2月から「サバサバネット」という女性専用商業コミニュケーション・サイトに、
私のコーナーができるので、そのプロフィール用の写真の撮影だったのです。どうせバスト
ショットと顔写真1カットずつで、すぐに終るだろうと思ってたら、けっこう本格的な撮影
になってしまいました。
今日の衣装は、濃い海老茶の鬼しぼちり緬に樺色地の更紗模様の着物、銀地金砂の皺のたく
さんある帯、半襟は明るい紫、帯揚は濃淡ぼかしのの紫、帯締はうこん色、草履は銀鼠と
いうコーディネート。新コーナーの企画名が「順子ママのクラブ・サバサバ」(内容は「人生相談」)
ということなので、帯も銀座結びにして(いつもだけど)ちょっと怪しげな高級クラブのママ風
に作りました。
カメラマンのヨイショ(「そうそう、その表情!」「きれいだよ」「セクシーだな」「いいよいいよ」
etc)に乗せられているうちに、少しずつ、「昔,取った杵柄」(7〜8年前は全日本女装
大賞を目指して年間1000枚くらいセルフ・ポートレートを撮ってた)で、表情の作り方とか
ポーズとか、モデルの基礎を身体がだんだん思い出してくるのがわかります。
やっと調子が出てきたところで終了。なんか「もっと撮って〜ぇ」という気分でした。
帰り道、どっと疲れが出て、ふらふら状態になり、駅から家までの途中にあるなじみの居酒屋
さんに、転がりこむのが、やっとでした。
[417] 『女性セブン』に・・・ 2001-01-27 (Sat)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
今週発売中の『女性セブン』(2月8日号)に掲載されている「藤井隆はオカマの敵!」
という記事の中に、私のコメントが載っています。しかも、怖れ多いことに、私の顔写真
(笑い顔=ひどい写真)が、カルーセル麻紀大先生の上に・・・・。
[416] 先週の毎日新聞夕刊に・・・ 2001-01-17 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
「見逃し」の話題をもうひとつ。
先週の土曜日(1月13日)の毎日新聞夕刊の「キャンパる」欄の「大楽人」(風変わりな
大学教師を紹介するコーナーらしい)に、私が写真入りで紹介されています。
「キャンパる」は、学生記者が取材・制作している頁で、私の紹介記事「女装は自己表現」は、
東京学芸大学の笠原冴子さんが書いてくれました。
結びの一文「肌も、心も、きれいな人だった」がうれしかったです。
毎日新聞ご購読の方は、古新聞をひっくり返してみてください。
[415] 見逃しました 2001-01-17 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
仁美さん、ど〜もです。今年もよろしくお願いします。
>ほんの2〜3秒でしたが順子さんとわたしが和光前で話してるところも使われていました。
フジテレビ「めざましテレビ」(5:55〜8:00)だそうですね。
着物系のサイト(「うきうき着物」)でも話題になってました。
ぜんぜん知らなかったし、そもそも私は取材対象じゃなっかったし、びっくりです。
でも知っていても、朝寝の私は見られなかったかも(笑)。
あっ、仁美さん、テレビに出たらまずいんじゃなかったっけ?
それにしても、何で地味で目立たない私が映ったのでしょう?
ちなみに「うきうき着物」のアドレスは下記です。http://www.furukawa-s.com/
[414] 映ってるぢゃありませんか! 2001-01-17 (Wed)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
おはようございます。
12月の第二土曜、銀座の和光前でお会いしたとき、テレビの取材が来ていたのを覚えて
らっしゃしますか?
あのときは、取材の下見で、ホントの取材は1月13日と聞いていました。
今朝、13日の着物集団の艶姿を見ようとテレビをつけていたら、12月の映像が使われてる
ぢゃありませんか。
ほんの2〜3秒でしたが順子さんとわたしが和光前で話してるところも使われていました。
全然自分だとわからなかったです。順子さんが居るから、あれっ?て思ってよ〜く見ると
わたしもうつってるぢゃありませんか。
今朝7時半ごろのおはなしでした。
[413] 「白鷺城の花嫁」 2001-01-17 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
先週の土曜日(13日)、新宿の全労済ホールで上演中の流山児★事務所21世紀開幕公演
「白鷺城の花嫁」(作・演出 ラサール石井)を見に行ってきました。
このお芝居のプロジューサーの方が、私がよく行く地元の居酒屋の常連さんで、その関係で、
その居酒屋の看板娘である私の女友達のM子ちゃんに誘われたのです。
M子ちゃんは、30代半ばの中学生の母親でありながら、最近、コギャル雑誌に「23歳」として
写真が載ったくらいのその筋では有名なフェイク・コギャルで、トランスエイジの達人ですから、
この日も16cmの厚底ブーツのコギャル・ファッション。
あたしはいつものようにお休みの日のおミズのお姐さんファッション。
この二人だけでも相当に目立つのに、この日は、M子ちゃんのお嬢さん(母親にまったく似ず
真っ当すぎるくらい地味な中学生。昨秋のお祭りの時、私が浴衣を着せてあげて以来、なつい
てくれている)が一緒だったので、午後の新宿の街を行く人の目にはさぞ不思議な組み合わせ
に映ったと思います。
お芝居は、女忍者が大活躍するお家再興ストーリーの時代劇に、筒美京平サウンド
(1970〜80年代の歌謡曲)を乗せたミスマッチのおもしろさをねらったミュージカル仕立てで、
2時間1幕の演出も見事だったし、役者さんも大健闘の上々の出来栄えで、
十分に楽しめました。
短期公演だったので、もう終ってしまいましたけども、もし再演がかかれば、足を運ぶ価値は
あると思います。
地元の駅で下のお嬢ちゃんを保育園に迎えにいくM子母子と別れて、徒歩10分の碑文谷ダイエー
前のリサイクル着物屋「ひろ」へ寄って、直しをお願いしてあった帯を受け取り、また歩いて、
駅前商店街にあるM子ちゃんのご両親がやっている居酒屋「I」で、しばらく飲み食いと
おしゃべりをして家に戻りました。
久しぶりに、のんびり、くつろいだ気分になれた一日でした。
[412] いただいた感想文 2001-01-12 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
下記は、私の中央大学での最終講義を聴講してくださった方からいただいた感想文です。
「匿名希望」ということなので、お名前とメールアドレスを除いて掲載させていただきます。
######################
第12講、お疲れさまでした。(拍手)
今日の先生は新春を迎えるにふさわしい色合いの和服で講義されました。
とても美しく、艶かしく感じたのは私だけではないと思います。
(両方感じたのは私だけかも(笑))
大学キャンパスに一番似合わない筈のお着物姿の話から、この百年間の意識の改革から、
本題の今世紀未来の性の話にすんなり入る処はもう恐れ入谷の鬼子母神でーす。
さて、金山友吾くんのビデオ、見せてくださりありがとうございます。
母親の言葉、二点に感銘してしまいました。
(女装だけなら飽きるまでやらせても・・・、そして、戻れる場所を作っておいてあげたい・・)
この辺は T'sに対する実母とパートナーとの決定的な考えの違いなんですよね。
そして繰り返し主張された「minorityに優遇しろとは言わない、ただ能力のある者には
差別してはならないと」(独特の感性を持っている私達を活かせるかどうかにかかっいる)
21世紀にこの閉鎖的日本企業(システム)が生き残れるかどうかはここですね。
もう私としては、企業幹部全員にこの講義を受講して戴き、単位が取れなかったらボーナス無し
とかねぇ(爆)。
先生が12回の講義を通して、マジョリティに教えて戴いた、各種「性」要素理論、トランスジェンダー史、
そして差別問題からジェンダーフリー等々、これらは、学生らにすぐに役立つとは思わないけど(笑)、
社会に出たら、誰かが何時は、自分か身の回りのだれかかも知れないけど関わってくる筈です。
その時、今のオヤシ発想や変なフェミニストに、ちゃんと反論できる若者が、学生の中から育って
くれるんじゃぁないかなーって、期待しました。
(それにしても、今日の「性」選択チャート、書きにくいなぁ、異性を愛するか、までなら
いいんだけど・・)
講義終了、帰り際に「順子先生、ありがとうございました。」と言って退室したのは私です。
######################
早速の感想文、ありがとうございました。拝読して、自分の言いたかったことが、かなりの程度
伝わったことがわかり、とてもうれしかったです。
帰り際に、一言ご挨拶いただいた方、ちゃんと覚えています。
またお目にかかる機会があったら、よろしくお願いいたします。
配布した「『性』選択チャート」、時間がなくて説明できませんでしたけども、私としては、
チャートをたどっていって、行き止まりになってしまう人、つまり、現行の社会システムの中で
選択の余地が与えられない人(例えば、同性愛者や性転換者にとっての「結婚」とか)にも
選択の余地が与えられる(例えば、ドメスティック・パートナーシップ制度とか)べきである
ことを話そうと思ってました。
私としては、マイノリティのことをマイノリティ内部だけで、喧喧諤諤していても、
何も変わらないと思っています。マジョリティに対して話してこそ、初めて社会的意味が生じ、
そして現行の社会システムを、マジョリティにとっても、マイノリティにとっても住み良くなる
ように変えていく原動力が生まれると考えています。
こうした発想(戦略)は、マイノリティ、とりわけトランス系の中では少数意見であり、受け入れら
れない発想であることもよく解っています。ただ、自分の信じる道を進むだけです。
おっしゃるとおり、21世紀の日本社会の中堅を担うであろう中央大学の学生の頭の中に、
「種蒔き」をしたつもりです。そこから芽が出て花が咲く可能性がどれだけあるかは解りません
けども、種を蒔かないより、蒔いた方が希望が持てると思います。
[411] 中央大学での最終講義 2001-01-12 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
昨日(11日)、中央大学の講義(文学部社会学科「現代社会研究」5)が無事終了いたしました。
最終講(第12講)「21世紀の『性』と社会」は、ご要望が多かったので、自主公開講座とし、
受講学生に混じって2人ほどのトランス系の方と、年末の第11講を私が着物姿で講義したことを
知って応援にきてくださった着物好きの女性のグループ「着物de大学」の方7人が来てくださり、
賑やかな最終講義になりました。
「『性』を考える−トランスジェンダーの視点から−」12回の講義、時間的制約から話し
足りない部分もありましたが、自分としては、今、持っているものを全力投入できたと思って
います。性社会学の現状について知識と認識を得ることができたこと、持論である『性』の構造論
の再整理・補強ができたこと、性別認識論、ジェンダーイメージ論を深めることができたこと、
私のトランスジェンダー社会史研究において不十分だった前近代史の部分の研究を進めるとこ
ができ、トランスジェンダーの日本通史的見通しが得られたことなど、大きな学問研究的収穫が
ありました。
また、一人のトランスジェンダーとして大学の教壇に立てたことは、単純にうれしかったし、
やればできるという自信になりました。そして、残りの人生、自分が何をしなければならないか、
自分に与えられた社会的使命が見えてきたように思います。
12回の講義中、マスコミの取材が半数の6回(雑誌5、テレビ3)も入るという、中央大学と
しても異例の事態になり、受講生の皆さんにはずいぶん迷惑をかけました。
大学教育の場でまじめに『性』を語るということの意味、性的少数者であるトランスジェンダーが
大学教員となるという社会的意義を広く一般社会にアピールする機会として、積極的にマスコミを
利用させていただきました。幸いすべての記事・番組が好意的・肯定的に扱ってくださり、
中央大学の広告塔としても一定の役割を果たせたと思っています。
私を任用してくださり、受け入れてくださった中央大学の関係者の方々、
お世話になったマスコミ関係の方々、励ましてくださった友人の皆さん、
そして何よりも、出席を取らない講義課目としては、驚異的な出席率で毎回熱心に私の話に
耳を傾けてくれた受講生の皆さん、ありがとうございました。
ほんとうに楽しく充実した、たぶん一生涯わすれられない半年間でした。
[410] ご無沙汰続き 2001-01-12 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
一枚田由紀美さん、こちらこそよろしくお願いいたします。
>東京へ出向き順子様とお会いできたらと考えております。
機会がありましたら、お目にかかりたいです。
と書いて、このごろ、トランス系の皆さんにすっかりご無沙汰しているのに、気が付きました。
昨秋以来、夜の新宿の街に出かける回数が激減して1ヶ月に2回がやっとという状況。
珍しく出かけても、早い時間に「ジュネ」に挨拶程度にちょっと顔を出して、お手伝い
している「MISTY」へ直行と言う感じで、区役所通りから東には、すぐ裏のゴールデン街
にすら全然行ってないです。まして3丁目・2丁目なんて外国に行くような「遠い国」の
感覚になってます。
当然、そのお店や常連の皆さんには、ご無沙汰続きということになり、申し訳ないと思っています。
区役所通りから2丁目まで、夜の新宿を一晩中遊び歩いた昔が懐かしいです。
あの頃の気力と体力はもう二度と戻らないでしょうね。
[409] お会いできたらと・・・ 2001-01-10 (Wed)お名前 = 一枚田由紀美
email = i_yukimi@chan.co.jp
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
今年は、休みのときに、東京へ出向き順子様とお会いできたらと
考えております。
その時はどうぞ宜しくお願いします。
[408] 年賀状、ありがとうございました 2001-01-06 (Sat)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
電子年賀状をいただいた方々、ありがとうございました。
エリザベス会館の重鎮、天野アンリさんのゴージャスな振袖姿。
大阪のゆうりんのセクシーでかっこいいお姉さん、
名古屋の常盤佳奈さんのラブリーなお嬢さん、
皆さん、それぞれにご自分の個性を上手に表現していて、
素敵だなぁと思いました。
仙台の小谷理美さんは沖縄・首里城での写真付きで、昨年暮れから急に
「琉球の織物」に引かれはじめた私にはうらやましかったです。
芸術性では、18世紀のインドの細密画を転写した、さっかあやめさんの
年賀状が一番。これだけきれいな絵だと、大の蛇嫌いの私でも大丈夫です。
ところで、郵送の年賀状、順子分として今年は150通用意しました。
年末のうちにこちらから130通を差し出したのですけども、
新年になってお返事を書いているうちに足りなくなってしまいました。
仕方なく年賀状の写真面をカラーコピーして、通常の年賀葉書に貼り付けて
お返事しています。
現在165通、男性としてやり取りしている分の倍以上です。
内訳は、トランス関係が3分の1、後の3分の2は一般の男性・女性です
(友人・知人、仕事関係)。
順子のお付き合い(社会的関係)がそれだけ広がったということで、
10年前に順子が出した年賀状は数通だったことと比べると、
感慨深いものがあります。
[407] ありがとうございます 2001-01-06 (Sat)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
緊さん、岬さん、年賀メッセージありがとうございます。
緊さん
>ぜひウキウキしてしまうくらい素敵な恋をされ,
>私生活も充実した年にされてくださいね
いえいえ、もう枯れ果ててております(笑)。
この年になると「素敵だなぁ」と思う相手は、ほとんど人妻なので、
ひそかにプラトニックにお慕いするのが、ちょうどいいという感じでしょうか。
岬さん
>昨年はお会いする機会などもございませんでしたが
えっ!そうでしたっけ。となると、お目にかかったのはもう一昨年なのですね。
ご無沙汰いたしております。今年はお話できる機会があることを願っています。
[406] 気張らずに自分らしく・・・ 2001-01-04 (Thu)お名前 = 岬
email = misaki-wakanae@geocities.co.jp
新年おめでとうございます。
昨年はお会いする機会などもございませんでしたが、
本年もよろしくお願い致します。
まだまだ未熟ですが、気張らずに自分らしく出来ればなぁと思います。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/6937/
[405] 緊賀新年〜っ(\Y/) 2001-01-04 (Thu)お名前 = 緊さん
email = mumusan@big.or.jp
新世紀,おめでとうございます〜。
あれっ? ワープロ変換おかしいですか〜 (゜_゜)☆\バキッ。
旧年中は,お姉さんも,いろいろとお忙しかったようで,ナニよりですね(^o^)。
おそらく,今年はもっと お忙しくなりそうですね(^_-)。
ま,ボクの方は,相変わらずバカなことばかりしていますが…、
若干の応援団もいらして,毎週のように,「アハハハ」と愉快に過ごしています。
この世界は,人間的な魅力にあふれる方も多く,ボクにとっては,
それが救いになったりする時があるんですね(^_-)。
順子お姉さんも,もはや公人としての存在も大きくなってしまったようですが…
(おこがましい話ではありますが(^_^;))ぜひウキウキしてしまうくらい
素敵な恋をされ,私生活も充実した年にされてくださいね-☆Chu!!
笑う角には,福きたる。良いお年で(^^ /""
http://duo.room.ne.jp/
[404] 謹賀新年 2001-01-01 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
皆様、新年明けましておめでとうございます。
21世紀の夜明けをつつがなくお迎えのことと、お慶び申し上げます。
正直言って、つい数年前までは、順子に21世紀が来るという実感がありませんでした(笑)。
だから、特別に何をしようという気持ちにはなれません。
今までと同じように、広い社会の中で一人の「女」としてどう生きていくか、
そして、何をしたら世の中に少しでも貢献できるかを考えながら、
しかも自由に楽しく遊びの気持ちを忘れずに、
マイペースでやっていこうと思っています。
皆様の変らぬご支援・ご協力を、今年もよろしくお願いいたします。
[403] あ〜ぁ、行きたかったなぁ 2001-01-01 (Mon)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
写真を拝見しましたよ。某所で。
27日のトーク、お誘いをいただいてたんですが、あいにく帰省のため、
欠席させていただきました。
着物のみなさんが襲撃されたようですね。あ〜ぁ、行きたかったなぁ。
[402] 順子の2000年十大ニュース 2000-12-27 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
(1) 中央大学文学部兼任講師として教壇に立つ(9月)
非常勤とは言え「三橋順子」で就職するとは思ってもいませんでした。毎回の講義、内容はもち
ろんですけども何を着て行くか悩みました。熱心に耳を傾けてくれた受講生に感謝しています。
(2) 着物が自分で着られるようになる(5月)
昨年11月から始めた着付けのお稽古の成果です。自分で着られるようになると着物を着て出か
けた回数も増えて今年は24回でした。
(3) 京都2泊3日着物旅行(3月)
3月下旬、着付けの先生とお稽古仲間の女性2人の「女」4人で京都旅行を楽しんできました。
全行程着物という厳しい条件でしたけども、初めての女友達との旅行であり、長年の夢だった
「着物姿で京都を歩く」が実現でき、忘れられない思い出になりました。
(4) 学術報告書『戦後日本トランスジェンダー社会史T』刊行(5月)
矢島正見中央大学教授を代表とする「戦後日本トランスジェンダー社会史研究会」の最初の成果
です。私は「戦後日本トランスジェンダー社会の歴史的変遷の素描」と「戦後日本トランスジェ
ンダー社会史年表」を執筆しました。
(5) 「日本初、女装の大学講師」に取材殺到(4〜12月)
雑誌は『週刊現代』『FLASH』『サンデー毎日』『女性セブン』など、テレビは「ザ・スクープ」
「ニュースJAPAN」「ニュースの森」「大学王」など、ラジオ「チャレンジ梶原放送局」、
予想以上にたくさんのメディアが私の中央大学講師任用に注目して紹介してくれました。
(6) クラブ・フェイクレディ(CFL)愛知犬山鵜飼いツアー(6月)
今年は私が多忙であまり活動できなかったCFLでしたが、地元の早瀬ゆうさんのご案内で、
関東・関西から9名が集まって、夜は木曾川の鵜飼い、翌日は明治村の散策を楽しみました。
(7) 「関西T'sフェスティバル2000」で基調講演(6月)
大阪で開催されたトランス系のイベントで「トランスジェンダーと社会−21世紀に向けて」
と題する基調講演をさせていただきました。トランス系の会にはめったに呼んでもらえないので
うれしかったです。なお講演記録は『ひまわり』47・48号に掲載してもらいました。
(8) 「関西性慾研究会」で研究報告(7月)
ユニークで実践的な性社会学研究で知られる井上章一先生(国際日本文化研究センター)を
代表とする「関西性慾研究会」で「現代日本のトランスジェンダー世界」と題する研究発表を
させていただきました。井上先生はじめ第一線の研究者の皆さんから示唆的なコメントをいた
だき、大きな学問的刺激になりました。
(9) 着物仲間のオフ会に参加(9月)
着物好きのインターネットサイト「きものくらぶ」有志のオフ会(浅草)に参加しました。
仲間に入れてもらえてたくさんの新しい着物友達ができたこと、うれしかったです。
(10) 地元のオフ会に参加(7月)
地元のインターネットサイト「学芸大学駅周辺情報」のオフ会に参加し、それが縁で地元の女性
と碑文谷八幡のお祭見物に行ったり、地元でのつながりが多くなったのもうれしいことでした。
(番外) 年間女装日数151日
あれやこれやで忙しくも充実した一年間でした。数えて見たらお化粧した日が151日!。
例年は100日くらいでしたから50%の大幅増、もちろん自己新記録です。9月などは月間18日と
男女の比重が逆転してしまい、パートタイムの女装ではなく、パートタイム で男装している
気分でした。
ミレニアム2000年の一年間、いろいろな出会いがありました。
お世話になった皆様に心から御礼申し上げます。
新しい世紀となる2001年もなにとぞよろしくお願いいたします。
[401] 『ニューハーフ倶楽部』31号 2000-12-24 (Sun)お名前 = 小谷理美
email = satomin@roy.hi-ho.ne.jp
順ちゃん、ご無沙汰しています。小谷理美です。
『ニューハーフ倶楽部』31号拝見しました。
仙台の女装スナック「Marvellous」を取材・掲載くださいましてありがとうございます。
カラーグラビア2ページで、お店の楽しい雰囲気もバッチリ映っていて、
とてもステキな仕上がりになっています。
私の写真もたくさん載せてもらっちゃって嬉しいです。
メディアに載ることはめったにないことなので、
女装ライフの記念に自分用に早速一冊購入いたしました。
お店の方は細々とながらもボチボチやってます。
またぜひ仙台へも遊びに来て下さいね。
私もなかなか上京できませんが、お目にかかるのを楽しみにしております。
ではお元気でご活躍を祈っています。
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/satomin
[400] 金山侑生(ゆう)ちゃんのこと 2000-12-24 (Sun)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
金山侑生(ゆう)ちゃんのことは、12月14日放送のTBSの夕方の報道番組「ニュースの森」
で詳しく紹介されました。
彼女は、現在、高校3年生で、女性のファッションで通学しながら、タレント事務所に所属し、
女子高生モデルとして雑誌などで活躍しています。高校卒業後は、女性タレントを目指すそう
です。
同番組で、私は彼女の進路についてコメントを求められ、「トランスジェンダーだから将来の
進路が限定されると考えず、一般社会の中で自分の可能性を信じて頑張っていって欲しい」
というようなことを述べました。
ちなみに、今日(24日)の朝日新聞朝刊で、23歳のトランスジェンダーの化粧品販売員の
お姉さんが大きく紹介されてました。
自分の生きたい性別で堂々とがんばって生きている人が、社会のあちこちに現れはじめたのは、
とても良いことだと思います。
[399] 女子高生モデル 2000-12-24 (Sun)お名前 = 美歩
email = mihocchi1@mail.goo.ne.jp
美歩です。
テレビで見たんですが、金山侑生っていう女子高生モデルがいます。^^
実は彼女はT's(テレビではニューハーフ女子高生って言います。)なんです。
けっこうかわいいし、女の子で高校通ってるんですよ。高校に制服がないからでしょうか^^;;。
しかも女優志願で、芸能プロに所属しているんですよ。うらやましいです。
今後は高校生のT'sでしかも女の子で通学できる子が増えるんでしょうか。
不思議ですね。
[398] 日本女装人物辞典(2000年版)より 2000-12-22 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
この掲示板にときどき登場して思い出話を書いてくださる藤村真樹大姉さまについて、
「どのような人物なのか?」という質問がありましたので、手近にあった人物辞典の記載を
引用しておきます。
藤村真樹(ふじむら まき)
生年・性別不詳。変名多数。活躍伝承の期間は、紀元前3世紀から21世紀に及ぶ。年齢は2341歳
とも841歳とも。もっとも溯るのは、この人物が日本に渡って来るとき、ポシェットに入れてきた
籾粒が日本への稲作の渡来、あるいはこの人物がベレー帽に隠してきた繭が日本の養蚕の起源
であるという伝承など。以後、壬申の乱、藤原仲麻呂の乱、平将門の乱、保元平治の乱、
源平争乱、承久の乱、元寇、長篠の戦、山崎の戦、関ヶ原の戦、大阪の陣、戊辰戦争などの
戦乱の度に史上に登場し、ほとんどすべて勝者の側に身を置くという「要領の良さ」を発揮する。
特に源平争乱期には後白河法皇に仕え、承久の乱の後は行儀師範として鎌倉幕府に招かれ、
代々の執権に重んじられ、北条の氏を賜って一門に列し「北条なつみ」と称した。執権時宗にも
「おばばさま」と呼ばれて重用されたという。
明治〜昭和前半期には、陸軍系の秘密工作機関「藤村機関」を創設し主に満蒙・北支方面の工作
を担当し、海軍系で中支方面を担当した「三橋機関」としばしば対抗した。男装の女性スパイと
して著名な川島芳子とは、「よしこちゃん」「まきちゃん」と呼び合う間柄だったらしい。
なお、三橋順子著の女装歴史大河小説「フェイクレディ物語」(未完)の中で、「善の女装組織・
フェイクレディ」の敵役として登場する「悪の女装組織・メイクレディの首領」は、この人物が
モデルとの説が強い。また「フェイクレディ」と「メイクレディ」は表面上は敵対しながらも、
地下では「年料子猫献上協定」などを結び協力関係にあるとの噂もあるがデマであろう。なお、
この「子猫」とは「女装初心者」のことであるという有力な解釈がある。
後白河法皇に今様(その頃の流行歌)を学び、「木綿のハンカチーフ」「サルビアの花」など
今様の秘曲の伝承者としても知られる。
(『日本女装人物辞典(2000年版)』 贋作舎 発行 より)
[397] 四つのお願い 2000-12-22 (Fri)お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp
昔聞いたことがあるようなタイトルですが、三橋さんの3つのイベント、ごめんなさい。
その次の4つ目は何とかしたいと思います。
来年は、フェイクレディのイベント、よろしければ参加のお許しをいただきたいと思っております。
藤村真樹さんへの横レス、失礼します。
元寇のこと懐かしむなぞ、齢、数百年を越える、2世紀前には魔女裁判にかかったのでは
ないかと思えるそのお言葉。まだお会いしたことはありませんが、私も来年で837歳になる
ことにあいなりました。
ほぼ、同世代ではと思い、カキコさせていただきました。
北条の一族への思い、もし良ければ、懐かしき青春時代の一こまをご紹介いただければ幸いです。
http://www.geocities.co.jp/Milano/6617/
[396] そういえば・・・ 2000-12-22 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
真樹大姉さまには、北条一門の栄華の夢が忘れられず、この寒空の中、鎌倉幕府再興のために
鎌倉近辺で種々ご工作とか、ご苦労なことでございます。
大姉様も明年は、確か842歳をお迎えになるはず、くれぐれもお身体をおいといくださいませ。
そういえば、弘安2年、二人で元の大都に潜入して、フビライ汗の日本再征の意図を探り出した
後、あなたが落ち合う約束の城門を間違えて、あたしを置いて、すたこら一人で日本に戻って
しまった(当然、手柄はあなたの一人占め)ために、あたしは警備のモンゴルの雑兵に捕まって、
落花狼籍のかぎりを・・・。
その後、博多湾の戦いで竹崎季長殿と先陣を争って手柄を立てて名誉回復したからいいものの、
あなたのおっちょこちょいにはずいぶん悩まされましたね。
まあ、それも遠い時のかなたの思い出で・・・。
来春は、またぜひお元気なお姿を拝見したいものです。
よいお歳を。
[395] キモノを着よう! 2000-12-22 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
Orlandoさん、はじめまして。
>この冬に、わたしも一度着物を着てみようと思っています。
>わくわくドキドキしています。
ぜひ着てみてください。
着物は、自己演出のアイテムとしてとても高い可能性を持ってますから。
それと、着物って実は色々なところから手が入るようにできてるんですよね(笑)。
由紀美さん、お久しぶりです。
>はじめる節は、順子さん是非ともご指導ご鞭撻宜しくお願いします。
まだ自分が着るのが精一杯で、人に着付を教えるまではできません。
『ひまわり』46号に京都の烏丸多華さんが「キモノのすすめ」をという記事を書かれてました。
参考にされてはいかがでしょうか。
[394] 着物を着てみたい・・・ 2000-12-22 (Fri)お名前 = 一枚田由紀美
email = i_yukimi@chan.co.jp
お久しぶりです。
私も年の瀬になり、着物を着てみたいなんて時々頭の中で思い巡らせております。
はじめる節は、順子さん是非ともご指導ご鞭撻宜しくお願いします。
[393] 順子からお知らせ 2000-12-18 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
お知らせが3つあります。
一つ目は、明日火曜日深夜のテレビ出演、
二つ目は12月27日(水)の企画講演会、
三つ目は1月11日(木)の最終講義自主公開です。
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テレビ出演のお知らせ
明日、12月19日深夜、24時54分〜25時24分、テレビ朝日系列「大学王(キング)」で、
私の中央大学での講義が紹介されます。
よろしかったら、ビデオをセットしてご覧になってください。
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HOT HEAD WORKS 2000 「身体のエッジを探る」企画講演会のお知らせ
舞踊・演劇系ワークショップでトーク・ライブをすることになりました。
年末のお忙しい時期とは存じますが、都心の交通至便な会場ですので、
興味のある方のご来場をお待ちしています。
【日時】 2000年12月27日(水)17時〜18時15分
【場所】 スカイドア アートプレイス青山(03−5485−9573)
(地下鉄表参道駅 B2出口を出て青山通りを渋谷方面に徒歩3分、
無印良品の先の角を右折し左側)
【テーマ】「セルフイメージ表現としての女装」
【主催】 アネックス仙川ファクトリー
【企画】 石井 達朗 (慶応義塾大学教授 舞踊・身体文化論)
【出演】 三橋 順子 (中央大学講師 女装家)
【チケット】800円
【問い合わせ・申し込み】アネックス仙川ファクトリー(03−3309−7200)
e−mail:asf@mac.com
http://annex-s-factory.hoops.ne.jp/
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中央大学文学部社会学科 三橋順子兼任講師 最終講義 自主公開のお知らせ
私の中央大学で講義、お蔭様をもちまして、順調に進行し残すところあと1回となりました。
聴講のご要望が多いため、最終講義は自主公開授業といたしますので、
皆様のご来場をお待ちしております。
なお、聴講ご希望の方は、正規の受講生の学習の妨げにならないよう、よろしくお願いいたします。
【日時】 2001年1月11日(木)4限(15:00〜16:30)
【場所】 中央大学多摩校舎3号館5階 3552教室
(多摩モノレール 中央大学・明星大学駅下車 徒歩5分)
【科目】 現代社会研究(5)
【テーマ】「21世紀の『性』と社会」
【中央大学多摩校舎への交通】
最寄り駅は、多摩モノレール線の中央大学・明星大学駅です。
JR中央線からだと立川駅乗り換えで17分(320円)、
京王線本線だと高幡不動駅乗り換えで6分(200円)、
小田急線もしくは京王相模原線だと多摩センター駅乗り換えで6分(200円)です。
[392] 元寇も遠くなりました 2000-12-18 (Mon)お名前 = 藤村真樹
email = Maki0029@Hotmail.Com
お屋形様には、はるばると多摩の山中C大学までのお出張りご苦労様にございます。
思うに甲州街道の各宿場の本陣なども、お屋形様のご休息などで賑わいのことでしょう。
さぞかし宿場では「やれ、山吹色よ。それ子猫よ」と接待におお童か・・・。
このところ私も、従来の谷中・根津・千駄木コースよりも、横浜山手や鎌倉へよく出かけて
おります。そのため帰路、新宿へ寄ってというパターンもめっきり減り、お屋形さまと
ご一緒できないのは残念に思います。
ただ、紅葉盛りの鎌倉(関東で最も遅い見所)、クリスマスコンサートの山手洋館なども
楽しい見所ですので、機会がありましたらお出張りくださいますように。
先日も紅葉の比企ヶ谷の妙本寺、扇ヶ谷の海蔵寺へ行ってまいりました。
来年の大河ドラマの舞台は鎌倉、しばらくは混雑が続くでしょう。
思えば、お屋形様の若かりし頃、はるか元の都、大都や高麗の江華島へ潜入したのも、
はや700年以上の昔となりましたね。元寇も遠くなりましたことで。
[391] 着物、着こなしたい!!! 2000-12-18 (Mon)お名前 = Orlando
email = orlando@f7.dion.ne.jp
着物って素敵ですね。着こなしたい!!!
谷崎潤一郎の小説『秘密』では、着物の、魅力について凄いことを言っています。
この冬に、わたしも一度着物を着てみようと思っています。
わくわくドキドキしています。
http://www.f7.dion.ne.jp/~orlando
[390] 着物姿で講義、そして銀座でパーティー 2000-12-15 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
昨日の中央大学の講義、初めて着物姿でやってきました。
黒地に扇散らしの小紋(八掛は緑)に白地雪輪模様の帯を角出しに結び、緋色の長襦袢、
赤の丸太の帯締、うぐいす色の帯揚、着物と同じ柄のバッグと草履という出で立ちです。
まず入口のエレベーターの所で女子学生に「大学の先生ですよね?」と声をかけられ、
「はい」と答えると「わ〜〜っ」と言われ、研究室員の女性たちには、「きゃーきゃー」
言われ、プリント印刷してたら、事務の女性が3人寄ってきて、着物の種類とか帯の結びとか、
いろいろ質問されました。廊下で擦れ違った教授にはしげしげ見られるし、やっぱり、
「大学に着物」って、相当なインパクトみたいです。受講生には予告してあったので すけど、
かなり驚いてました。中に数人「すてきです」「かっこいい!」「似合いますね」 と言って
くれた学生がいました(プラス10ポイント)。
これでやっときものくらぶの部長さんとの約束をはたせました。
1月の最終講義も、お正月だし、着物友達が聴講に来てくれるようなので、着物姿の予定です。
講義が終った後は、松岡正剛先生(著述家、『日本流』など著書多数)のトーク・イベントと
パーティーにお呼ばれしていたので、大急ぎで銀座に直行しました。地下鉄銀座駅の階段で
擦れ違った二人連れの年配の男性に「やっぱり銀座だねぇ」と言われましたけども、どういう
意味だったのでしょう?。幸い、着物に造詣の深い松岡先生にも他の方にも。私の着物姿は
好評だったのですけど、 その会場で、モデルの山口小夜子さんにお目にかかりました。
見事なプロポーションとファ ッションセンス、トレードマークの漆黒の黒髪(おかっぱスタイル)
で、全身からオーラが 放射されている感じで、さすがは日本を代表するモデルさんだなぁ、
と思いました。驚いたのはお肌のきれいなこと。色が白くつやつやで、ご年齢(正確には
知らないけども活躍時期 からしてそれなりのはず)が、ほとんど感じられないお人形さん
のような肌でした。松岡先 生に紹介していただき、ご挨拶した上で、ツーショットを撮って
もらいました。その時、 「あたしより、女っぽいわ」と言ってくださったのが、お世辞に
してもうれしかったです。
という訳で、疲れたけども充実した一日でした。
[389] 先日の着物は・・・ 2000-12-12 (Tue)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
先日の着物は銘仙といって、先染めの織物です。大正〜昭和初期のものです。
わたしが着ていたのは、伊勢崎あたりのものだそうです。
庶民の普段着なんですが、結構原色っぽくて、派手です。
お互い、一般社会(笑い)に溶け込んで普通にしてるのっていいですね。
この世界(あ、着物のです)に入ってかれこれ1年半ですが、
はじめてお会いしたT’sが順子さんでした。
[388] 銀座de鉢合わせ 2000-12-12 (Tue)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
仁美さん、こちらこそ、思いがけずお会いできてうれしかったです。
ちょっと解説しますと、9日の土曜日、仁美さんが参加した「着物de銀座」と、
私が参加した「きものくらぶ 関東忘年会」の待ち合わせ場所が、
偶然、「15時 銀座4丁目 和光前」で同じだったのです。
「着物de銀座」は20人くらいの大集団だったみたいですけど、
仁美さんは、ちょっとサイケデリックな感覚のおもしろい着物のコーディネートで、
大勢の着物姿の男性・女性に混じって上手に自己主張していました。
私たちは10人ほどの集団で、近くの懐石料理のお店に行ったので、
あまりゆっくり話はできなかったのですけども、
仲間が、普通の世界で楽しんでるのを見て、うれしかったです。
ちなみに、私は、海老茶の鬼しぼちり緬の地に同系色の更紗模様の着物、
帯はちり緬風の銀色、半襟と帯揚げはうぐいす色、帯締めはからし色、
全体として銀座のクラブのママさん風にまとめたつもりです。
[387] 思わぬところで・・・ 2000-12-12 (Tue)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
こんにちわ、順子さん
先日は思わぬところでご対面させていただきました。
別々の着物の人たちの集まりで集合場所も時間も同じなんて・・・・・。
いやぁ・・・びっくりしました。
後ろ姿であでやかな順子さんを見つけたときは「あれっ」て感じでした。
またどこかでごいっしょさせていただきたいです。
[386] 7日(木)、テレビ出演の予定 2000-12-06 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
明日、7日(木曜)夕方のTBS「ニュースの森」(18:00〜)に出演する予定です。
時間帯は、18時20分前後から18時45分くらいまでの特集コーナーで、私の中央大学での
講義とインタビューが紹介されると思います。
ただし、ニュース番組なので、突発的な事件があると延期になる可能性があります。
それと、同じく7日(木曜)深夜のTBS「ぜったい、キャイ〜ン」(24:50〜25:20)にも、
ちらっと出る予定です。こちらは短いコメントだと思います。
もし、お時間がありましたら、ご覧になっていただければうれしいです。
[385] きついなぁ・・・ 2000-12-06 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
>この間、夜更けの新宿で会ったの久々でしが、
>ちょっと、ふっくらしたんじゃな〜い?
>あ(*^^*)まさか、赤ちゃんデキたんじゃないでしょねっ(゚o゚)~\☆ぴし〜ぃ
ご指摘の通り、今年に入って完全なウェイト・オーバー状態が続いています。
はっきり言って、現状は中年オバサン体型です。
もともと、太りやすいというか、忙しくてストレスがかかると、太ってしまうタイプなの
ですけども、今回は、今までと違って節制しても思うように体重が落ちなくて、これはもう
年齢的なものかなぁ、と思ってます。
と、あきらめてしまうのが、オバサン化の第1歩になのですけども、オバサンはオバサンで
けっこう楽でいいなぁ、という気がしてます。(→ 本格的なオバサン化症候群)
この日のために、着物習っておいてよかったです。体型、ある程度は、隠せるし、
お腹、ちょっと丸い方が、帯の納まりもいいし。でもあまり太ると、帯の長さが足りなく
なるし、手が後ろに回らなくなるので、限度はあるのですけども。
[384] 50000アクセス御礼 2000-12-06 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
恵子さん、50000アクセスゲットありがとうございました。
数日前に「そろそろかなぁ」と気づいてはいたのですけども、忙しくて忘れてました。
(もともと、アクセス数、あまり気にしてないので)。
>ごほうびに、今度一杯オゴってねぇ〜(゚゚)\☆バキ〜ッ
40000アクセスゲットも恵子さんだったですよね。
両方合わせて、「来年のCFLお花見参加費無料!」ということでいかがでしょうか。
ところで、今、調べてみたら、今年のアクセス数は下記のようになりました。
2000年 1月 2日 20000アクセス
5月 1日 30000アクセス(118日)
8月20日 40000アクセス(111日)
12月 5日 50000アクセス(107日)
なんと、ごく僅かではありますけども、アクセス・ペースが上がっているではありませんか!
全然、更新してないのに!
ちょっと驚きました。最近ではトランス関係以外の方もけっこう見てくださってるようで、
そのお陰かもしれません。
他の人気サイトに比べれば、アクセス数も牛の歩みですけども、これからもマイペースで
やっていきたいと思っています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
[383] 50000ヒット、ジャストゲット 2000-12-06 (Wed)お名前 = 恵子
email = femi@geocities.co.jp
おめでとう50000ヒットヽ(^0^)ノ
んで、ただいま狙い通りジャストゲットしました〜♪
ごほうびに、今度一杯オゴってねぇ〜(゚゚)\☆バキ〜ッ
大学での講義ごっくろ〜さん(^^ゞ
この間、夜更けの新宿で会ったの久々でしが、
ちょっと、ふっくらしたんじゃな〜い?
あ(*^^*)まさか、赤ちゃんデキたんじゃないでしょねっ(゚o゚)~\☆ぴし〜ぃ
まいど、前後の脈絡にそぐわないカキコで申し訳ございません(^^;)
http://www.geocities.com/WestHollywood/Park/6268/
[382] 11月16日(8回目の講義) 2000-12-01 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
今日は、フリーの女性ライターさんとインタビューの約束があるので、少し早めの11時45分に
家を出ました。今日のファッションは、黒のタンクトップに水色のカーディガン、黒のタイト
スカート。風が冷たかったので今年初めて黄色のケープに身体を包んで行きました。
最寄り駅で今日発売の『女性セブン』を購入し、先週取材された記事を探します。通勤の電車
の中で自分の記事を読むのは、何だか変な気分で恥ずかしかったです。記事自体は、好意的に
しっかり書いてもらえてたし、写真をたくさん掲載してもらえたので、満足でした。やっぱり
時間をかけて丁寧に取材してもらえば、それだけいいものになるということでしょう。
13時過ぎに大学に到着、今日は配布プリントは1枚の予定なので、先に事務室に寄って
印刷しました。事務の方から学年末の単位レポートの要綱を記す用紙を渡され、もうそう
いう季節何なんだなぁ、と実感しました。
13時30分に研究室に入ると、じきにフリーのライターのGさんが来室。お弁当を食べながら、
1時間ちょっといろいろお話しました。細かいことはともかく、一人の人間の生き方として
捉えてくれればいいな、と思いました。
今日の講義は、シラバス(講義計画)でも「予備日」としておいた上に、前々回の第6講で
配布したプリントの説明が半分ほど残っているので、今日は「講義余滴−記号と認識の話−」
という1枚だけにして、仮に説明する時間がなくても読めばわかるように文章で書いておきました。
まず『女性セブン』の記事のことを少し話をした後、第6講「トランスジェンダーと社会
−性別区分認識を考える−」のプリントの残りの部分を解説していきました。
(1)「トランスジェンダー(異性装)のもたらすゆらぎ」について。
まず、「街中の女装者」の現実と意識とを具体的に話していきます。第一の論点は、男女二分
社会の枠組みの中では女装者(MTFTG)は「女」として扱われるということ。東海汽船の
男女で料金が異なる「東京湾納涼船」が女性扱いであることや、温泉宿などでは女性用
(ピンク色)の浴衣を用意してくれる例などからわかるように、女装者は女性料金・女性扱い
であること、一般に「おねえちゃん」「彼女」という呼ばれ方をすること、一方では、飲み会
でお酌しなければ「気が利かない女」と思われるような女性の社会的劣位・従属的立場、
あるいは視られる(視姦される)立場、セクシュアル・ハラスメントの対象、痴漢の被害・
レイプの恐怖など、女性が社会において受けるさまざまな社会的抑圧を疑似的にであっても、
否応無く体験させられることなどを話し、プールなどの更衣室、公衆浴場・温泉など身体的
性別が露呈される場以外では、女装者は社会的に女性として扱われることを説明しました。
私がレイプされかかって、そこからどうやって脱出したかを話した時に、受講生の反応が
とても鋭かったのが印象的でした。
第二の論点は、女装者は、男性としての社会的立場と「女性」としての社会的立場との両方
を体験するので、男女双方向的視点を獲得できること。この点は、フルタイムのトランス
ジェンダーにはないパートタイムのトランスジェンダーの特性であること、それによって
ジェンダーの相対化がなされ、「男らしさ」「女らしさ」の虚構性を実感し、ジェンダーは
作られるものであることを身をもって知り、そこからジェンダーフリー、具体的には、「性の
選択の自由の保証」という方向性がでてくることを話しました。
(2)「街中の女装者」のヴィシビリティ(Visibility =目の前に存在すること)のインパクト。
「街中の女装者」の存在は、男性に対しては、心に内在する男性性のゆらぎの増幅装置として
作用すること、具体的には、男性自我崩壊の不安(女装世界に引き込まれる不安)やヘテロ
セクシズム崩壊の不安(女装者の性的魅力に引き付けられる不安)を抱かせること。とりわけ
後者については、女装者の女性的魅力に欲情してしまうことで、自らのヘテロ意識(ヘテロ規範)
の混乱が起こり、場合によっては、内在するホモ・フォビア(Homo-Phobia 同性愛嫌悪)
を刺激してしまう場合もあることを具体的な体験を例に話をしました。一方、女性に対しては、
「街中の女装者」の存在がインパクトとして機能することは一般的に少なく、むしろ親和性が
強く、風変わりな友達として受け入れられ、さらに「女友達」になってしまうケースがしばしば
見られるなど、男性と女性で、女装者に対する受け止め方はかなり異なることを話しました。
比較論として男装者(FTMTG)が、男性・女性にどのようなインパクトを与えるか、今後
の研究課題として興味深いことを付け加えました。
さらに、社会全体に対しては、「街中の女装者」、すなわち男性でも女性でもない人間の存在
は、男女二分制社会の枠組みの震動装置あるいは男女二分制社会の矛盾をあぶり出す「触媒」
としての機能をもち、性二分社会の虚構性を証明することになることを解説しました。
(3)社会における性別区分のあり方について。
まず、社会における性別区分は男女2区分とは限らず、第三ジェンダー(Third Gender)が存在
する社会も稀ではないことを世界各地の事例をあげて解説しました。現代インド社会の
「ヒジュラ(Hijra)」、アラビア半島オーマーン社会の「ハンニース(Xanith)」、
アメリカ・インディアン社会の「ベルダーシュ(Berdache)」、南太平洋ポリネシア諸島の「女写し」
と呼ばれた人たち(例えば、タヒチ島のマフ Mahu)、そしてメキシコ南部の「ムシェ(MTF)」
と「マリマチャ(FTM)」など、男と女の中間的な文化要素を身につけて、特有の社会的役割
(神と人との仲介、神・祭への奉仕、社会的弱者である女性の相談役、男女の仲介)を果たして
いる人々が、世界各地に広く存在する(した)こと、こうしたジェンダーの緩衝装置としての
第三ジェンダーは、西欧キリスト教文明の浸透によって次第に姿を消していったが、こうした存在
から逆にジェンダーを男女に二分する考えもまた相対的な文化的所産であることがわかること
を説明しました。
次に、日本社会のジェンダー区分意識について触れ、古代社会に女装のシャーマン(巫人)が
いた可能性が強いこと、中世社会のジェンダー区分は、大人(男)、女、童(わらわ)の三区分で
あり、そうした中に「稚児」(少年装の稚児・女装の稚児)や「持者」(女装の巫人)、あるいは
「白拍子」(男装の芸能者)が存在したこと、厳格な身分社会であった近世社会にも、歌舞伎の
「女形」や「陰間」が存在していたように、日本の伝統社会もジェンダーの枠組みがゆるい社会
であり、ジェンダーの緩衝装置(第三ジェンダー的存在)を持つ社会だったこと。それが、近代
の西欧キリスト教・科学文明と軍国主義によって抑圧されてしまったこと。それでも、ニューハーフ
のようなトランスジェンダーをセールスポイントとした職業(業態としては、飲食接客業、
ショービジネス、セックスワーク)が成立しているのは、「先進国」では日本だけであること
や、梅沢富美男や松井誠など大衆演劇のスターは女形であることに見られるように、柔軟な
ジェンダー区分意識の伝統は、現代日本社会の民衆意識の中にまである程度は受け継がれて
いること。 性別二分秩序(男女二分意識)に強くとらわれているのは、行政システムと
企業社会であり、今後はそうした硬直した部分をほぐし、日本社会の伝統である柔軟なジェ
ンダー区分意識を生かした社会システムの再構築が必要なことを話して時間になりました。
===============
私の講義日記を読んでくださっている方、いつもありがとうございます。
1〜4回分については「新・たそがれ日記」に再掲載しました。5〜7回分は未成稿で、
この「8回目」に飛んでいます。話がつながらなくて、申し訳有りません。
未成稿分も出来るだけ早くに書き上げて、「新たそがれ日記」にアップしたいと思ってますので、
よろしくお願いいたします。http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/diary/diary.cgi
[381] 書籍紹介ありがとうございました 2000-12-01 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
NOVAさん、書籍の紹介、ありがとうございます。
「ブレンダと呼ばれた少年」は、性社会学の立場からもとても重要な問題を含んでいるので、
早速、購入してじっくり読んでます。
(というと聞こえはいいけど、読書時間が取れなくてなかなか読み切れない)
「サラ、神に背いた少年」は、教えていただくまで知りませんでした。月曜日に新宿の
紀伊国屋書店で探してきて、読みはじめたところです。
私は、大昔に『くいーん』誌に読書案内を書いたり、同誌の書評欄を担当してたくらいなので、
書籍紹介の重要性は十分に認識しているのですけども、ともかく新刊書を書店で探す時間が
無い、読んでる時間が無い、紹介文を書いてる時間が無いのないない尽くしで、対応でき
ない状態です。
ですから、今回の書き込み、とてもありがたかったです。
これからもよろしくお願いいたします。
[380] 生殖至上主義の抑圧 2000-12-01 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
うりさん、メールありがとうございました。お返事が遅くなって申し訳ありません。
「生めよ増やせよ」をスローガンにしてきた日本近代国家は、五体満足な男・女だったら、
健全な結婚をし、できるだけたくさんの子供を作り、育てることを要求しました。
つまり、「まとも」な男女であること、結婚すること、子供を持ち育てることを社会が
個人に「義務」として強要してきたのです。
そしてそれに従わない者は、社会的に抑圧され、「不良品」として棄て去られてきたのです。
その中には、私たちのような「まとも」じゃない男(女のような男、女になりたい男)や、
うりさんのような子供を持ちたくない女も含まれていたのです。
そうした出産を社会構成員の義務と見るような生殖至上主義の考え方からは、私たちトランスも
うりさんたち子供嫌いの女性も社会的義務を放棄した「とんでもない人間」という点では同類な
のです。
私が、うりさんのような方を否定しない理由のひとつは、そうした共通する立場があるからです。
数年前、店(女装系スナック)でホステスをしてた時、常連客に連れてこられた男性客に、
こんなお説教をされたことがあります。
「せっかく親にもらった大事な男の身体を、台無しにしてしまって、親に孫の顔を見せて
やれなくて親不孝だと思わないのか!」
この男性客は、私の胸の膨らみを見て、「こいつは身体を女性化して生殖能力を喪失して
るはず。当然、結婚はできないし子供もいない」と思い込んでる訳です。
その時は、女装系スナックに遊びに来て、こんな説教をするなんて、なんて野暮な男だろう
と思っただけでしたけども、今思うと、まさに生殖至上主義の固まりみたいな男でした。
私は、結婚してますし、ぎりぎりの所で子供も持てましたから、そんな説教を聞かされても、
まだ涼しい顔でいられたのですけども、自分の人生の選択として、子供を持たない人生を
選んだ人からすれば、こういう発想はなんともやりきれない押し付け(抑圧)だと思います。
だけども、そうした発想は、大都会ですら、まだまだ根深く残っていますから、地方都市
ではなおさらでしょう。
どうか、お仲間と手を携えて、そうした抑圧を跳ね返して、ご自分の生きたい人生を歩んで
ほしいと思います。
[379] こんな人間がいることを・・・ 2000-12-01 (Fri)お名前 = うり
email = uriuri@hakata.gr.jp
順子さん、丁寧なお返事ありがとうございました。
「子供が嫌い」ってことを否定しないで受けとめてくれてありがとうございます。
「嫌い」っていう言葉はいいもんではない。
それ(子ども)を好きな人や求めてても得られない人がいるんだから、とあまり口には
しないようにしているのですが、やっぱりこんな人間がいるということを理解して欲しい
と思うのです。
その為には「嫌い」「欲しくない」という言葉を使うしかありません。
「子どもが好きになれない」という言い方なら、世間の人もこの言葉の中に、好きになり
たいのに好きになれないという許容できるものとして受け取ってくれるのかもしれませんが…。
「子供が嫌いならじゃあ、老人は?身障者は?」とか「それはちょっと違うんじゃない?」と
いう言い方をされたこともあります。
ただ「そんな人もいるのねえ」と受け入れてもらえるのは難しい。
私の入っている「子ども嫌いのサークル」は、東京・大阪のメンバーは少なく
福岡や北海道
などの地方都市の人が多いそうです。
都会では子どもがいなくても、そこまで立ち入ってこられなくて、ストレスが無くて、
地方ではまだまだ外からの干渉が多いのかな?
[378] 女性限定「Sava-Sava.Net」 2000-11-23 (Thu)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
実は、今日から3週間、電通系の女性限定の会員制コミュニケーションサイト「Sava-Sava.Net」
のナビゲーターを担当することになりました。
私が書いたコラムに会員の方のご意見をいただき、それにまた私がコメントをつけるという形式
なのですけども、発足間もないこともあって、投稿の数が少なくて困っています。
https://www.sava-sava.net/guest/index_guest.html
ゲスト・アクセスは上記で出来ますので、案内をご覧になった上、入会手続きに若干お手数を
おかけするかと思いますけども(入会無料)、ご入会の上、私のコラムにご投稿いただけたら、
たいへん幸いに思います。
ちなみに今回のテーマは「女が女にときめく時」です。
ここを見てくださってる女性方々、何とぞよろしくお願いいたします。
[377] 書籍の紹介 2000-11-22 (Wed)お名前 = NOVA
email = nova21@excite.co.jp
三橋さんなら、すでに御存知だと思いますが、ちょっとした本を知りましたので、この掲示板で
紹介したらどうかと思って書いています。
@ J.T.リロイ著「サラ、神に背いた少年 〜そして、僕は母の名を名乗り、娼婦となった〜」
(発売)角川書店Book Plus、
(発行)アーティストハウス。
(内容)「どうか僕を本物のリザード(娼婦)にしてください」。アメリカ南部の田舎町。
12歳の少年は、女装を始める。その美しさはたちまち評判になり、街でナンバー1の売春宿
で働くことになる。18歳の著者の自伝。
(価格)1000円(税別)
A ジョン・コラピント著「ブレンダと呼ばれた少年」
(発行)無名舎
(内容)1965年カナダで生まれた1卵性双生児の男の子。しかしながら、生後8ヶ月、
兄ブルースは医療事故でペニスを失ってしまう。ジョンホプキンス大学のジョン・マネーは、
女の子として育てることを薦め、性転換手術を施し、ブレンダとして育てられた。
でも、ブレンダは、女性としての生活を拒み、14歳の時に、性を男性に変え、デビットと
して生きることを決意する。1997年、この事実が紹介され、衝撃的なニュースになった。
これはすべて実話。ブレンダからデビッドに成長への写真もある。
(価格)1800円。
http://www.geocities.co.jp/Milano/6617/
[376] 36歳よりちょっと下・・・ 2000-11-22 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
>三橋さんのお年、私(36歳)よりちょっと上ぐらいと思っていました(笑)。
う〜む、それはずいぶん上にみられたものですね。
本当は、未(ひつじ)歳だから、今年で33歳と数ヶ月なんですよ(笑)。
[375] 36歳よりちょっと上・・・ 2000-11-22 (Wed)お名前 = たかみ・しおり
email = siotaka@yahoo.co.jp
三橋さん、お返事ありがとうございます。
三橋さんのお年、私(36歳)よりちょっと上ぐらいと思っていました(笑)。
[374] 新しい視点 2000-11-22 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
うりさん、はじめまして。書き込みありがとうございました。
あえて「自己表現と抑圧」という堅い題をつけさせていただきましたけども、
うりさんが語ってくださった内容、つまり子供が嫌いな女性がその思いを表明できない環境が
世の中にあるというお話、正直言って、私の視点に欠けていたことで、とても勉強になりました。
「女性(まして既婚女性)は子供が好きだ」という社会的決め付け(「常識」)は、ほとんど
誰も疑ってないことだと思います。そこに、そうではない人が存在すれば、「理解できない」
「おかしな人」ということになり、さらには人間性や人格に及ぶ批判を招きかねないということ、
私たち性別越境者が「男に生まれたものは男として生きるべきだ」という社会的決め付け(「常識」)
の中で体験してきたことを考えれば、想像することができると思いました。
社会的決め付け(「常識」)を安易に信じてしまい人に押し付けることの恐さを改めて考えさせ
られました。また、そうした決め付けや押し付け(抑圧)を越えるためにも、自分たちの存在と
考えを一般社会に積極的に示していく(自己表現)必要を感じました。
どうもありがとうございました。
[373] 自己表現と抑圧 2000-11-20 (Mon)お名前 = うり
email = uriuri@hakata.gr.jp
はじめまして!博多の主婦です。
たまたま見た「ニュースジャパン」で「すごいな!自分を表現してるんだなあ」と思って
いたところ、土曜日に見た『女性セブン』にアドレスが載ってて嬉しくってカキコしています。
東京に住んでたら絶対聴講に行くのにぃ〜博多じゃ無理だわ。
私自身のことを書かせていただくと、実は私は子どもが嫌いなんです。
子どももいません。でも今の日本では女性が子どもを嫌いと言うことが理解されることが
難しく、人間性の否定にまでなってしまうのです。
だから大きな声では言えない・・・(特に商売してるので)。
これは私にとっての抑圧なんですけど。
自由な発言ができるかなと思ったネットの世界(ML)でも、不愉快に思われる方がいる
みたいで・・・。
理解して欲しいとまでは思わないけれど、こんな人間もいるって知って欲しかったのだけど..。
子供が嫌いと言う趣旨のHPに行ったりしてたんですが、そこも中傷誹謗が多く無くなりました。
淋しいなあ。ま、現実には子ども嫌いのサークルもあり、実際に会って喋れる仲間も出来た
私は幸せな方だと思います。
はじめてなのに長々と書いてしまってごめんなさい。
[372] 昨日は、失礼しました 2000-11-20 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
昨日の東洋大学のジェンダー・シンポジウム、なかなか盛況でしたね。
しおりさんとゆっくりお話する時間が無かくて残念でしたけども、こういうテーマのシンポが
少しずつでも増えるといいなぁ、と思いました。
宮崎留美子さん、この種のイベントには初登場でしたけども、なかなかの熱弁でした。
ただ、主張していることと、ご自分のジェンダー・パターン(なぜ、あの場で超マイクロミニ
なのか)やジェンダー・ロール(なぜ男性にものを頼むときに媚び甘えた調子になるのか)の
乖離についての説明がやや不十分で、その点、主張の説得力を削いででいる感じがしました。
彼女のようなケース(それは、たぶんに私を含めたMTFに共通する傾向なのですけども)は、
私としては、セクシュアル・オリエンテーション(性的指向)よりも、セクシュアル・ファンタジー
(性的幻想)やセクシュアル・プレファランス(性的嗜好)をもっと重視して理論化すれば、
説明できると思いました。
>私が思っていたよりも年上だったのがちょっと意外(笑)でした。
女の年齢は「見かけ年齢」なのです。だからこそ女性週刊誌は、実年齢注記にこだわるのだ
そうです。
「わ〜っ!この人、こんな歳だったの。でも、若いわねぇ」とか、「え〜っ!まだ○○歳なんだ。
それにしては更けてるわねぇ」とか、おしゃべりのネタになるのです。
私の場合は前者のようなので、まだ幸いなのですけども。
ところで、いくつぐらいだと思ってました?
[371] 生・三橋さんははじめてだったので 2000-11-20 (Mon)お名前 = たかみ・しおり
email = siotaka@yahoo.co.jp
今日(19日)、というかもう昨日ですね、東洋大のジェンダーシンポジウムへ行きました。
一度、宮崎留美子さんの実際のお話を聞きたかったのです。三橋さんもいらっしゃって、びっ
くりしてしまいました。生・三橋さんははじめてだったので(笑)。
宮崎さんのお話にはひとつひとつ、うんうんとうなずくことばかりでした。特に、多様な生き方・
多様な個性が認められることを強調されていましたが、まったく120%同感です。ほかの教育現
場の方も、このことは生徒たちに教えてほしいですよね。
シンポが終えて、会場の入り口のところに立っていた三橋さんにお話しようかと思ったのですが、
お知り合いが何人かいたのと、このあと所用があったので失礼してしまいました。シンポの出席者
の方の本も買いたかったのですが、持ち合わせが電車賃ぎりぎりだったので(都心からだいぶ離
れたところに住んでいるので…)泣く泣くあきらめました(笑)。
女性セブン読みました。すごく失礼な話ですみませんが、私が思っていたよりも年上だったのが
ちょっと意外(笑)でした。三橋さんの講義も聞きたいです。
[370] 励ましありがとうございます 2000-11-20 (Mon)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
(きものくらぶの)部長さん
いつも励ましありがとうございます。
着物姿で講義する約束、必ず実行します。
考えてみれば、何の予備知識がない学生にとっては、トランスの私が
洋服姿で教壇に立つよりも、和服姿の女性講師が教壇に立つ方が、
視覚的なインパクトはあるのかもしれません。それくらい、大学という
空間で着物姿を見かける事は稀です。
だからこそ、着物姿での講義、やってみたいのです。
ひかるさん
>トップのお写真、とても綺麗ですね〜☆
>はじめて見た時綺麗な女性と思い、なんの違和感もありませんでした。。。^^;
ありがとうございます。うれしいです。そちらのサイトも覗かせていただきました。
BGMが私の大好きな「蘇州夜曲」だったのもうれしかったです。
風景写真もとても情緒があってすてきでした。
とても柔らかでやさしい感性のサイトで好きになりそうです。
またゆっくりお邪魔してみようと思ってます。
聴講していた場合、私が洋服姿で教壇
[369] はじめまして、順子姐さん♪ 2000-11-19 (Sun)お名前 = ひかる
email = hikaru7y@ma4.justnet.ne.jp
はじめまして、順子姐さん♪
順子姐さんのお名前は矢絣さんちで何度もお見受けしております。(^^)
トップのお写真、とても綺麗ですね〜☆
はじめて見た時綺麗な女性と思い、なんの違和感もありませんでした。。。^^;
女性セブン、昨日買って読みました!
これからも、がんばって下さいね〜☆
それでは、失礼しますm(__)m
http://www4.justnet.ne.jp/~hikaru7y
[368] 頑張れ! 2000-11-18 (Sat)お名前 = 部長
email = sawai@hi-ho.ne.jp
こんにちは、きものくらぶの沢井です。
ふーむ。女性セブン。それはなかなか、良いんだか悪いんだか。
ともかくだ。あなたが、きものを着てくれていることが嬉しいです。
非常に難しい「マス(メデイア)」の認知の問題は、ちょうどあなたが背負う問題と同じです。
あなたの戦いは、私に勇気を与えてくれます。
だから、頑張れ!
http://www.hi-ho.ne.jp/sawai/
[367] 食の極楽 2000-11-17 (Fri)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
昨夜、仕事(大学の講義の帰りの疲れを癒すべく、地元の行き付けの居酒屋『I』で、
豚ナンコツとほうれん草の胡麻和えを肴に、一人で侘びしくビールを飲んでいたら、
カウンターで相席になった男性お二人に地下の「秘密基地」のような場所に、誘って
いただき、上等な白ワイン(5種類)、超上等な生牡蠣、極上の真鯛のお刺し身などの
ご相伴に預かりました。おいしかった〜ぁ!!!
お酒に弱いくせにワインが好きな私は完全に飲みすぎで、家までの7〜8分は千鳥足。
まじめに働いてる「おネエちゃん」に神様が「食の極楽」の夢をみせてくださったのだと
思います。
[366] 明日発売の『女性セブン』 2000-11-15 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
明日16日(木)発売の女性週刊誌『女性セブン』(小学館)に、私の記事が掲載されます。
見出しは「順子先生は性の越境者−日本初!話題の中央大学女装講師が体を張って教える
『男の体で女の心』の社会学−」(書いてて恥ずかしい・・・)です。
3頁組みで、写真も6枚(内2枚は以前の写真)載る予定です(着物の写真も1枚あるはず)。
お散歩のついでにでも、書店でご覧になっていただければ幸いです。
[365] タブー力の低下と情報 2000-11-15 (Wed)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
カボシャールさん、考えるヒントになる書き込みをありがとうございました。
世界の諸現象を総覧してみれば、確かに「タブー力の低下」のような現象はあるでしょう。
ただ、なぜ「タブー力」が低下したかと言えば、社会主義国家崩壊で言えば、それはイデオロギー
支配力の低下がもたらしたものであり(イデオロギーより自由と物質ということ)、
それをもたらしたものは、情報の力です。情報に壁を作れなかった時、情報鎖国が壊れた時、
現実の「ベルリンの壁」も「鉄のカーテン」も崩壊したのです。
性のタブーについても似たことは言えるでしょう。やはり、情報の広がりが、従来の凝り固まった
性的規範を崩していったのだと思います。
日本のトランス世界の拡大も、1990年頃に始まるBBS(パソコン通信)に始まり、
1990年代後半のインターネットの普及と歩みを共にした感じがあります。
もっとも、私は、日本社会はもともとジェンダーの境界があいまいな世界だと考えてますので、
1990年代に入っての現象は、そうした日本の伝統的なジェンダー観の復活というイメージも
持っています。それをもたらしたものは、1960年代の高度経済成長期から続いた経済優先主義と
硬直した企業論理が、バブル崩壊以後、若干なりとも後退したためだと思っています。
PS.講義ノートの件、そこまで関心をもってくださって、うれしく思います。いずれ、
きちんとした形で公開したいと考えてますけども、現状はとても手が回らない状態です。
取りあえずは、この掲示板に掲載する報告(それもすでに3回分たまってる)でご勘弁願います。
なお、この掲示板の過去Logは、頁の最上部の「PastLog」をクリックしていただくと、
読むことができます。
[364] 「タブーの力の低下」 2000-11-11 (Sat)お名前 = カボシャール
email = bremenii@hotmail.com
先日、北川晴一という方の「官能論」という本を読んでいたのですが、ちょっと思いついたこと
がありまして、ずうずうしく書きこませていただきます(本当はここにこんな書きこみをするの
は「釈迦に説法」という気がしないことも無いのですが・・(^^;)
「官能論」の冒頭で「タブーの力の低下」についての記述があったのですが、それを読んでいて
「ペレストロイカ」「ベルリンの壁の崩壊」(な・・・懐かしい・・・)といった一連の言葉を
思い出しました。
そもそも性のタブーは社会の秩序を維持するためのものであり、社会の秩序は個人の幸福を保証
するものであった筈なのですが、社会の秩序を守るための「タブー」が個人の幸福を妨げている
ことに人々が気づき、「タブーの力」が社会の安定にとってむしろ有害であるとの認識が社会全
体に広まったことが「タブーの力の低下」を招いたわけです。
これって共産主義の崩壊と似ていません?
「個人の経済的行動は個人に属する」という考えが広まったことが共産主義の崩壊を招きました。
同様に「個人の生(性)は個人に属する」という考えが広まったことが「タブーの力」の低下を
招いたのですから。
もちろんその場合にも秩序は保たれなくてはなりませんが、その秩序は「他者(パートナーを含む)
の幸福追求を妨げてはならない」という一点に由来するものが殆どだと思います。
ちょうど時期も重なっていますよね。共産主義の崩壊と、性のタブーが低下したのって。
ところで話は変わりますが。
三橋先生の大学での講義内容に関する書きこみなのですが、時間が経つと消えてしまうBBSでは
もったいなさ過ぎると思います。第一回目の講義についての書きこみから読みたいです。ROMだ
けの方々(多分結構多いと思います)も、きっとそう思っているのでは?
お忙しい先生にこんなことをお願いするのは気がひけますが、出来れば講義の際に配布したレ
ジメと講義内容についてUPしていただけないでしょうか。いつまででも待ちますから・・・・・
ずうずうしいお願いなのは百も承知ですが、どうしても最初から読みたいのです。
お願いしますm(__)m
どうにも取り留めの無い文章になってしまって申し訳ございません。
今夜はこれにて失礼いたします。ごめんくださいませ・・・・・
[363] ミニ博物館情報、ありがとうございます 2000-11-11 (Sat)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
真樹お大姉様、ミニ博物館情報ありがとうございました。
こちらこそ、すっかりご無沙汰しております。
お元気でご活躍のご様子、拝察してうれしく存じます。
どこも行ってみたいところばかりですけども、
最近の私のスケジュールでは、深まりゆく秋を楽しみながら、
のんびり散策する時間的余裕もない状態です。
また、偶然、新宿のお店でお目にかかれるのを楽しみにしています。
840年も生きてこられた方には、ちょっとしたお風邪も命取りになるかもしれません。
どうかくれぐれもご自愛くださいませ。
[362] いろいろ考えました 2000-11-11 (Sat)名前 = 三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
ぴよこ姐さん、書き込みありがとうございます。
お返事が遅くなって、ごめんなさい。
ふと考えたことをお書きになったのでしょうけども、けっこう考えさせられる中身でした。
自分の性別に違和感をもっている人は、きっと昔からある程度は居たと思います。そして、
江戸時代ころまでは、それほど極端な社会的抑圧もなく、社会の中である程度の存在を許
されていたのではないでしょうか。そういう人の中からは、著名な歌舞伎の女形も現れた
でしょうし、村芝居で女形をやって拍手を受けることで満足していた人もいたでしょう。
お江戸の長屋にかなり女っぽい三味線とか小唄の師匠(男)が住んでいても、別に追い出
されることはなかったと思うのです。
そういう人への社会的抑圧が強まったのは、明治時代以降のことです。近代国家がそういう
性的にあいまいな人の存在を許さず、西洋の精神医学はそういう人たちを「変態」と決め付
けました。だから、そういう人たちは身を隠し、社会の表面から消えてしまったのです。
それが、20世紀も終わりになる頃になって、ようやく社会の表面にもう一度浮かび上がっ
てきたのだと思うのです。
つまり、性別違和感を持ってる人の比率は、そんなに増えていなくても、顕在化してる部分が
ずっと増えているという理解を私はしています。
ぴよこ姐さんの息子さんの同級生の男女比率、かなり極端で、驚きました。
男女の出生比率は、106:100でほど一定というのが定説ですけども、もし、その変化が広範に
起こってるとしたら、とてもたいへんなことですね。
生まれてくる赤ちゃんの外性器の奇形(男児の尿道下裂やマイクロペニス)が増えていて、その
原因として環境ホルモンが疑われる、という報道を読んだことはありますけども。
たとえ環境ホルモンが、胎児の性分化に影響を及ぼし、分化の異常が多発することがあるとして
も、男児は男児(性染色体はXY)ですからね。
もし、出生時の男女比が変るとしたら、受精後の性分化の異常よりも、受精前の問題や受精後の
流産の問題を想定すべきでしょう。前者なら、Y染色体をもつ精子とX染色体をもつ精子との間
で受精率が極端に違うとか、後者なら、XX胎児とXY胎児とで流産してしまう比率が大きく違う
とかです。またこういうことが人為的に行われてる影響もあるかもしれません。
あと、これが一番可能性があるように思うのだけど、社会的な要因ですね。例えば、女の子だけ
が私立学校にたくさん行ってしまって、地元の公立学校の男女比が崩れるとかです。
ということで、お返事になってないかもしれないけども、お陰でいろいろ考える事ができました。
ぴよこ姐さんも私も、同じくらいの子供の親ですから、これからもよろしくお願いします。
[361] 新宿のミニ博物館情報 2000-11-01 (Wed)お名前 = 藤村真樹
email = maki0029@hotmail.com
お屋形様おひさしぶりでございます。
秋は花粉症〜風邪と何かと体調が優れず、中々時間も取れませんでしたが、
これからは気候も安定するでしょうから、紅葉など楽しみたいですね。
ところで、新宿のミニ博物館をご存知でしょうか?
職人さんの仕事場を展示公開するもので、四谷津の守坂にある新宿歴史博物館の企画です。
こんなものがありますよ。
東京染ものがたり博物館(西早稲田3-6-14 エドコモン西早稲田B1F)
東京染小紋や江戸更紗を中心に染色の技法や作品を紹介します。
第三土曜日に限り工房見学体験教室があります。要予約
開館時間:10時〜12時、13時〜16時
休館日 :土曜、日曜、祝日(第三土曜日は開館)。
入館無料
高田馬場駅から徒歩15分、都電面影橋徒歩2分
問い合わせ:富田工芸 (3987)0701
染の里二葉苑(上落合2-3-6)
東京染小紋や江戸更紗といった手染めの技法が今に伝えられ、その作業や作品を見学できます。
開館時間:10時〜12時、13時〜15時
休館日:土曜、日曜、祝日
入館無料
西武新宿線下落合、中井、都営地下鉄中井駅から徒歩5分
問い合わせ:(3364)0544
つまみかんざし博物館(高田馬場4-2-28 ヒルズISHIDA401)
つまみかんざしは、絹のキレをピンセットでつまんで作られる日本の伝統工芸です。
その作業や作品を見学出来ます。
開館時間:10時〜17時
開館日:水曜・土曜のみ開館
入館無料
高田馬場駅徒歩5分
問い合わせ: (3361)3083
[360] ちょっと思ったこと 2000-11-01 (Wed)お名前 = ぴよこ
email = piyokochan@mcn.ne.jp
金曜の夜、おねぇちゃん明日のオフ会にくるかな?なんて思いながら、
性同一障害について考えた。
今は、割と公に同一障害について語られるけど、昔はどうだったのか?
今の方が沢山いらっしゃるような気がするのは 気のせいだろうか?などなど。
食生活の変化によって男子出生率が高くなっていると思うのだけど。
現に内の息子の同級生は、3分の1が女の子。
これじゃ嫁さん貰うとき大変だななんて言ったものです。
食生活の変化でこれだけ出生率が変わるんだから、
お腹の中で女の子に生まれるはずが男になっても変じゃない。
て事は、昔は 違ったのかな・・・なーんて事を思ってしまいました。
実にくだらない思いつきかとは思いますが、ふとそんな事を考えたもので。
大分お疲れのご様子。御慈愛ください。
[359] しおりさん、お久しぶりです 2000-11-01 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
しおりさん、お久しぶりです。
放送見てくださってありがとうございました。
>三橋さんが女装のままお帰りになるのでびっくりしました。
私、中央大学の身分証明署も図書館の入庫証も、全部「女性」(三橋順子名義)で
作ってもらってるので、逆に男の格好では、大学に出入りできないのです。
女性名義の身分証明書を持ってる怪しい男になってしまうので(笑)
>女装をして外出したときにとても困るのですが、トイレは男女どちらにお入りになりますか。
社会的性別に従って利用してます。
その方が、周囲の混乱を招かず、他人に迷惑をかけることが少ないからです。
[358] カボシャールさん、はじめまして。 2000-11-01 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
カボシャールさん、はじめまして。
侑子お姉さまのところからのお客様、大歓迎です。
>目からうろこがぽろぽろ落ちまくっています。
それは、それは、ありがとうございます。
私としては自分の考えが正しいかどうかよりも、私の考えに触れたことをきっかけに、
その方が何かを考えたり、感じたりしてくだされば、とてもうれしく思います。
>これからも時々覗かせていただきます。がんばってくださいね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
[357] 私も見ました 2000-11-01 (Wed)お名前 = たかみ・しおり
email = siotaka@yahoo.co.jp
久しぶりにメール出させていただきます。
ニュース・ジャパン 私も見ました。
短い時間ですが、興味本位でない取り上げ方でよかったと思います。
欲をいえば、三橋さんの授業の内容をもう少し紹介してほしかったですが。
私、三橋さんが女装のままお帰りになるのでびっくりしました。
ひとつ、下世話な質問、いいですか。
というよりも女装をして外出したときにとても困るのですが、
トイレは男女どちらにお入りになりますか。
[356] ご覧になっていただいた方に感謝! 2000-10-31 (Tue)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
昨夜の「ニュースJAPAN」の特集、ご覧になっていただいた方、ありがとうございました。
ここに感想をくださった遠山の緊さん、一枚田さん以外にもたくさんの方に
「見ましたよ」メールをいただきました。
反応をいただくと、手間と時間をかけて取材に応じた介があって、とてもうれしいです。
特に、トランスの仲間ではない方々、具体的には、着物好きの人たちや私の地元の学芸大学の
地域の人たちが注目して応援してくださったのがうれしかったです。
内容については、今までの取材で一番まじめに取り組んでくださったので満足してます。
不満が無いわけではありませんけど、私が言いたかったことの3分の2程度は
伝えてもらったので、あの時間枠としては上々でしょう。
トランスジェンダーの社会進出ということについて、一般の人たちに認識をもっていただく
という目的は達せたかなと思ってます。
ちなみに、もう一息踏み込んで欲しかった部分は、マイナー・セクシュアリティの分析・研究は、
その裏面としてのメジャー・セクシュアリティの分析・研究に通じるという点です。
ところで、テレビで自分の姿を見た後は、いつも自己嫌悪になります。
我が身が、つくづく「太いなぁ〜」と思うからです。
ご存知のようにテレビ画面の縦横比は、実際より横長になってます。
だからテレビに出る女性たちは、必要以上に痩せることを強いられるのです。
(その身体データが数字として一般に流布して、それを美しさの基準値にした
一般女性が痩せすぎになる弊害を招いてる)
そこに私のようなのが出ると、一層、太めに映る訳で、科学技術がこれだけ
進歩してるのに、なんで縦横比が正常に直せないのか不思議ですね。
ともかく、度重なる放映延期でお騒がせしたにもかかわらず応援してくださった方々、
ご協力いただいた中央大学の関係各位と受講生の皆さん、
そして、取材スタッフの方々、ありがとうございました。
[355] 普通は断っておいたほうが無難です 2000-10-31 (Tue)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
一枚田さん
>私は、当然断るかな!たとえ顔にモザイクがかかっていても。
そそ。普通は断っておいたほうが無難です。
成り行きや勢いで出るもんじゃありませんね。
そんなこといいながらも某国営放送の朝の番組に
チラっと出たけど。ネ。
[354] テレビ、見ました 2000-10-31 (Tue)お名前 = 一枚田由紀美
email = i_yukimi@chan.co.jp
出張終了後の疲労困憊の状況でしたが、眠い目をこすりこすり見ました。
でも、順子さんてすごいですね、TVに出られるんだから。
私は、当然断るかな!たとえ顔にモザイクがかかっていても。
今後もお仕事に・女装活動に頑張って下さい。私も頑張ります。
[353] 目からうろこがぽろぽろ 2000-10-31 (Tue)お名前 = カボシャール
email = bremenii@hotmail.com
はじめまして。松本侑子さんのHPからリンクしてきました。
いま、BBSの先生の書きこみを拝見させていただいたのですが・・・・
目からうろこがぽろぽろ落ちまくっています。
先生のことがTVで放映されたんですね、今日・・・悔しい・・・!!!
あと数時間ここに来るのが早かったら絶対見ていたのに・・・・
これからも時々覗かせていただきます。がんばってくださいね。
[352] 「News Japan」,見ました(^o^) 2000-10-31 (Tue)お名前 = 遠山の緊さん
email = mumusan@big.or.jp
つい,録画までしてしまいました(^_^;)。
ボクが現役の学生の頃に比べ,(就職氷河期なのか)出席率の高さに,まず驚きです(*_*)。
7割以上,出席なんですねっ(\Y/)。
これで4回は講義されている計算になりますので,もはや興味本意や面白おかしいといったレベル
でないのはわかります。
プロデュースされた教授も,「(採用の際)誰の反対もなく…」とおっしゃってましたが…
ヤレばできるの見本と云えましょう。日本の大学も,捨てたものじゃありません。
性の問題は,誰しも避けてとおることができず,生き方そのものでもありますね。(誰が偉いとか,
どれが正しいなどという“定説”づけることすら無意味ではありますが)性の問題は,生々しい
ところがあったり,秘めた快楽といった感情や感覚があるからこそ,興奮もすれば,喜びもあり…
それを理性で捉える「学問」の分野で取り入れる難しさもあるカモしれませんが…
今後とも頑張ってください(^_-)。なにしろ百の議論より,順子お姐さんのように,自ら実戦する
ところが,特に価値のあることだと思います(^_-)。
ま,お忙しいとは思いますが,久々に飲みに行きたいな,と思いますヽ(^0^)ノ。
では(^^ /""
http://www.angelfire.com/ks/ACTRESS/main.html
[351] フジテレビ「ニュースJapan」やっと放映? 2000-10-30 (Mon)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
北朝鮮問題や官房長官の辞任など世の中の騒動や局の事情で、再々々延期になっている
フジテレビ「ニュースJapan」(23:30〜00:40)の特集、今朝、新聞を見たらテレビ欄に
「先生は女装 性の社会学」と出てるので、今夜、ようやく放映になるようです。
(と言っても、突発事件が起こらなければですけどね)
せっかくビデオをセットしてくださったのに、延期につぐ延期でご迷惑をおかけした皆様、
まだそのお気持ちがあったらご覧になっていただければ幸いです。
[350] かわいい銘仙買いました 2000-10-29 (Sun)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
お忙しいようで・・・・。
わたしは、平日昼間は忙しいのですが、土日は完全?にお休みさせていただいてますので、
ず〜〜っと遊んでいます。
櫛かんざし博物館散策は文化の日あたりにも他のグループで計画があるようで、着物軍団
に遭遇の可能性もありです(笑い)。
わたしの着物仲間(ニフティ・きものぱらだいす)は、とてもオフの多いところですから・・・
メンバー数が多いからかも・・・毎週どこかでオフがあります。
お時間の取れる時を教えていただければ、ご一緒させていただけるかなぁと思います。
それから、昨日、古着屋さんで、かわいい銘仙を買いました。丈はギリギリ。身幅はいいけど
裄が全然足りない。それで、さっそく分解にかかりました。とりあえず、裄をできるだけ出して、
なんとか着れるようにしたいなぁと思っています。その銘仙と羽織りで1万円。衝動買いでした。
[349] 覚えてていただいて・・・ 2000-10-28 (Sat)お名前 = 一枚田由紀美
email = i_yukimi@chan.co.jp
私こそお久しぶりです。
覚えてていただいて、とても光栄です。
話は先ですが、都合がつきまして、東京方面へお邪魔したいと思います。
その時お会いできたらと思います。
それでは又、失礼します。
[348] 仁美さん、うらやましい・・・ 2000-10-28 (Sat)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
仁美さん、御無沙汰しております。
澤之井の「櫛かんざし博物館」、私も以前から注目していて「いきたいなぁ」と思ってました。
一人で出かけるのは寂しいし、着物友達は皆な忙しい女性ばかりなので、まだ見学を果たして
ません。
この秋にでも行ければいいのですけども、どうかなぁ・・・。
ともかく、この1ヵ月くらい、ほんとうに忙しくて、9月23日の「きものくらぶ」の浅草オフ会
以来、ぜ〜んぜん、まったく遊んでません。
6・7・9・10月と、月の半分以上の日数、お化粧してるのに、おネエちゃんで遊べる時間が
ほとんど取れないなんて、自分でも「何やってるんだろう・・・」とイヤになってしまいます。
仁美さんがうらやましいです。
[347] 櫛かんざし博物館 2000-10-26 (Thu)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
ごぶさたしてます。
さて、まだ紅葉の季節には少し早いのですが、22日青梅線の沢井にある澤之井 櫛かんざし
博物館と造り酒屋の澤之井へ行ってきました。もちろん今回もキモノ仲間の5名といっしょ。
みんな大正・昭和初期の色とりどりの着物です。往復の電車でもワイワイ、かんざし博物館
でもワイワイ酒蔵を見学してワイワイと散々しゃべりまくっていました。何度も周囲のひと
たちから「なにか催しでもあったんですか」って聞かれました。まだ山々が紅葉するには少し
早すぎましたが寒くもなくいい日帰り旅行でした。
澤之井では、今日から今年の新酒を出荷するそうで、休憩所の利き酒コーナーにもお目見えする
そうです。
順子さんともいちど着物でごいっしょしたいなぁと思っているのですが、なかなか機会がありま
せんねぇ。
では、また・・・。
[346] 由紀美さん、お久しぶりです 2000-10-26 (Thu)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
一枚田由紀美さん、こちらこそ御無沙汰しています。
大阪でお目にかかったのは、かなり以前ですよね。2年前くらいででしょうか
いろいろご事情があるかもしれませんけども、この世界、3年、5年、お休みしての
カンバックはよくあることですから、またお目にかかれることを願ってます。
[345] 圭子さん、はじめまして 2000-10-26 (Thu)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
>圭子さん
はじめまして。ネットデビューおめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。
そちらのサイトもさっきお邪魔しました。とても素直な感性の作りで、好感がもてました。
イベント、最近、私が忙しくてサボってますけども、企画がご都合が合いましたら、
せひ参加してください。
手取り足取りとはいかないかもしれませんけども、「気持ち」は優しいはずです。
[344] お久しぶりです 2000-10-26 (Thu)お名前 = 一枚田由紀美
email = i_yukimi@chan.co.jp
お久しぶりです。
以前大阪でお会いしました以来、長らく会っておりません。
ですが、HPをお邪魔致しますと、色々とご活躍をされておいでですね。
私は、ここ数年家庭の事情で女装活動が制限されています。
又、お会いできる日を楽しみにしています。
それでは失礼します。
[343] ネットデビュー 2000-10-26 (Thu)お名前 = 圭子
email = hiro-s@ra2.so-net.ne.jp
初めまして、数日前にネットデビューを果たした圭子ともうします。
活動のバイタリティには頭が下がります。
是非一度イベントに参加させていただきたいと思います。
その節は優しくしてください。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/7074/
[342] 第4講(10月12日)の報告 2000-10-26 (Thu)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
10月も半ばだというのに、今日の予想最高気温は29度。実際に外はとてもじゃないけど
用意していた秋物なんて着ていられない陽気。仕舞いかけていた夏物の白地に黒のゼブラ
模様のプルオーバーと黒の薄手のタイトスカートを引っ張り出して、夕方の用意に黒のレー
スの長袖カーディガンを手提げ袋に入れて、いつものように12時30分に家を出ました。
まったく秋からの講義でこんな夏っぽい格好をするとは思ってませんでした。
今日の講義は、前回残ってしまった「性の4要素」の最後の対象の性(性的指向性 セクシュ
アル・オリエンテーション)からです。欲情・性欲の対象が何に向いているかということであり、
「性」の4要素の内、他の三つが自らの「性」に帰属するものであるのに対し、対象となる相
手があり、それにに向かうベクトルとして表されること、一般には、欲情・性欲の対象が異性な
らヘテロセクシュアル(異性愛)、同性ならホモセクシュアル(同性愛 ゲイ/レズビアン)、
両方ならバイセクシュアル(両性愛)と言われるが、この場合の「異性」「同性」とは、身体
的の性、心の性、社会的性のどれに基準を置いたものなのか、確認してみる必要があること。
また、性的指向が他者に向かわず自分に向く場合(ナルシシズム)、性的指向が極めて弱い場合
(A・セクシュアル)、あるいは「シーメール」(男女両方の身体的特質を備えてる人)や人間
以外の動物、さらには非生物に向くこともあること(ここまでくると後で述べる性的嗜好との境
界はあいまい)を述べました。
また、現実の性的行動(セクシュアル・オリエンテーション)と心理的な性的イメージ(セクシュ
アル・ファンタジー= どのような性的イメージやシチュエーションに欲情するか)の間に乖離が
あることも指摘しておきました。
次に、性的指向性と対比する意味で性的嗜好(セクシュアル・プレファランス)を解説しました。
多様な嗜好の存在を印象づけるために(時間の節約の意味もあって)、レジュメには下記のように
列記してそれを読み上げました(さすがにいちいちは解説できません)。
どんなタイプに性的魅力を感じるか?、痩せてる、太ってる、毛深い、スベスベべした肌etc、
小児、少年少女、アダルト、熟年。どんな部位に強く性的魅力を感じるか?、髪(長い・短い)、
うなじ、首筋、大胸筋、乳房、腰のくびれ、ヒップ、太腿、脚線、足首etc。どんな性的体位に
性的興奮を感じるか?、男性上位、女性上位、正対位、後背位、対面座位etc。どんな性的
プレイに性的興奮を感じるか?、口唇性交(フェラチオ)、肛門性交(アナルセックス)、相互
マスタベーション、複数性交、サディステックなプレイ(加虐嗜好 → 心理的屈辱、緊縛・拘束、
鞭打etc)、マゾヒスティックなプレイ(被虐嗜好)、フェティシズム(拝物愛→ 髪、脚、靴、下着、
レース、毛皮、レザー、ラバー、PVC etc)、スカトロジー(排泄物嗜好→ 尿、糞便、経血etc)、
身体変工(タトゥー 、ピアッシング、性器加工、纏足etc)、露出プレイ、窃視(のぞき)、盗撮、
痴漢、獣姦etc。つまり、性的な身体、性的形式、性的刺激に対する、様々な好みのこと。
普通の大学の講義ではまず絶対に聞かない言葉のオンパレードで、受講生はさぞ面食らった
でしょう。講義の最初に現実に存在することを変に隠す事はしない、タブー無いと言ったのは、
こういうことなのです。こうした性的嗜好は現実に程度の差はあれ、かなりの人に認められる
ことであり、ファンタジーとしてなら基本的にどのような嗜好も許されることを述べました。
さらに、こうした性的嗜好を「変態」という一言で決めつけて思考停止にしている社会の現状
は再考が必要であることを話しました。その上で、ファンタジーとしてなら許される嗜好も
現実の行為(オリエテーション)としては、法的に許されないもの(=犯罪)もあることを、
露出(=公然猥褻)、窃視・盗撮、痴漢(=強制猥褻)、強姦(レイプ)、同意の無い加虐
(=暴行、傷害)、小児性愛、屍姦などを例に挙げて解説しました。ちょうどタレントの田代
まさしの盗撮報道があったばかりなので、受講生にはわかりやすかったかもしれません。
次に、性的指向・性的嗜好への精神医学の介入の問題性を話しました。まず、かって性倒錯
(Perversion)とされていた異性愛以外の性的指向(同性愛など)が1973年以後、性心理障害
の分類から除外されたことを紹介し、その一方で、性的嗜好に基づく変異、例えばフェティシズム、
服装倒錯(トランスベスティズム)、サディズム、マゾヒズムなどは、現在でも「パラフィリア
(Paraphilia)性嗜好障害」と定義され、社会的逸脱行為につながるものとして、診断治療の
対象(「病気」)とされていることを述べました。そして、何をもって社会的逸脱とするかは、
同性愛の例に見るように文化(時代や地域)によって異なり、極めてあいまいで流動的なもの
であるのに、それを精神医学が性的倒錯とか逸脱とか決めつけるのは疑問であること、法を犯
したり(法的逸脱)、他人に危害を加えたり、自分を傷つけたりするケース、あるいは本人が
自らが性的嗜好に基づく精神的苦痛を訴えて来診する以外は、精神医学は個人の性的嗜好に介
入すべきではないことを話しました。
この節の最後として、性的指向と性的嗜好との関係に触れました。オリエンテーションを基本
的かつ第一義的なものとして、プレファランスをその下位に置く考え方が一般的であるが、
現実には全ての人に当てはまるわけではないことを、実例を挙げて話しました。この部分、
もっと突っ込んで話をしたかったのですけども、時間的余裕が無くて残念でした。
ここからやっと今日の予定の「『性』の多層構造−『性』の構造図を描く−」に入りました
(残り30分余)。
まず、「性」の4要素に単純に「男」「女」を割り振っていくと16パターンができることを
表を使って説明しました。「性」を4つの要素に分解して考えることにより、の世の中には少
なくとも16通りの「性」が存在すること、しかも、現実には単純な「男」「女」の割り振り
では止まらず、それぞれの要素に様々な中間タイプ、例えばinter-やDouble-やBi-や
Trans-などが存在するから、「性」のパターンはそれこそ無数に存在すると言っても過言で
はないこと、「性」の有り様は極めて多様であり、「性」を「男」と「女」とにしか区分しない性別
二元制の虚構性が見えてくること、を解説しました。
次に、多様な「性」の構造を視覚化(図化)する作業に入りました。視覚化するポイントとし
て、4つの要素の社会的機能性(可視性)を重視することを述べ、最も可視的が高い「社会的
性(性役割・性別表現)」最も表層に、可視的ではなく本人 が表明しない限りは本音は解ら
ないものの、日常の社会的なコミュニケーションなどを通じて顕在化する「心の性(性自認)」
を中層に、通常は衣服によって隠蔽され露にされることは少ない身体的性(肉体)を最も基層に
位置づけた三層構造(多層構造)モデル(三段重ねのお重箱、あるいは3段重ねのアイスクリーム)
を提示しました。そして、この3要素が一体となって「性的自己」を形成し、それが「性的他者」
に向かうベクトルが「対象の性(性的指向性)」であるので、三段重ねのお重箱から矢印が生えた
図が描けることを解説しました。
以下、この図(モデル)を使って説明していきました。まず、多数派の男性・女性は、「性的自己」
を形成する3つの要素(層)一致していて、異性にベクトルが向かっている形で視覚化できる
こと、実際には、そうした「性」の有り様を当然と考えているため、「性的自己」が層をなし
ていることに気づかず、「性」は強固な一体構造的なものという錯覚をもってしまうこと、
したがって自らの性の有り様に最も鈍感なのは多数派の男性・女性なのであることを、バニラ
アイスクリームの上にバニラアイスを二つ重ねても、味の変化に気づかないし、買ってから
だいぶ時間が経って溶け始めているので(生後かなりの年数がたっているので)、ますます
境界が判らなくなってくる例え話で説明しました。
次に、同性愛者の場合を視覚化し、同性愛者も「性的自己」を形成する3つの要素(層)が
一致している点では多数派の男性・女性と同様であり、したがって「性的自己」の層構造
には鈍感なことが多いこと、ただ、ベクトルが同性に向かっている点が多数派の男性・女性
と異なっているので、多数派との相違点である「性的指向性」に自らの性の有り様の特質を
求め、その点へのこだわりがとりわけ強いことを話しました。
3つ目にトランスジェンダー(TG)の場合を視覚化して、TGの場合は「性的自己」を形成する
3つの要素(層)一致してなく、「性」の各層間の同一性が無い点が多数派や同性愛者と最も
異なる特質であること、各層間にずれ(不一致)があるために、「性」が一体構造ではなく
多層構造であることに気づきやすいことを、バニラアイスの上にチョコレートアイスを乗せて
さらにバニラアイスが重なっている状態なので、味の変化に気づくし、境界の存在(層構造)
も色の変化で判るという例え話で説明しました。そして、ずれ(不一致)は、心の性と身体的
性の間、及び心の性と社会的性の間の2カ所で生じること、TGは少しでもずれを直そうとして
(同一性を回復しようとして)、まず社会的性を心の性に合致するよう社会的性の移行に努め
ること(身体的性の移行には医学の力を借りる必要があるので)を補足しました。
ここで時間切れ。前半の性的指向性と性的嗜好の話は、どう話したらいいか苦心しました
けども、後半の多層構造論は、私の持論で、あちこちの講演などで話をしていてほとんど目を
つぶっていても話せる状態なのでスムーズに話が運び、たいぶ遅れを取り戻せた感じです。
[341] またまた放映延期 2000-10-25 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
ビデオをセットしていただいた方がいらしたら、またまたごめんなさいです。
局(フジテレビ)の都合で火曜夜の「ニュースJAPAN」での放映、また飛びました。
たいした事件が有ったわけじゃあないのに・・・。担当のデレクターは熱心なのに、その上
(プロジューサーとか)が放送したくないのかな・・・?
次の放映予定は、26日(木)とのことです。
放映されるとしたら「プロ野球ニュース」の後、24時25分くらいのはずですけども、
もう当てにはしないでくださいませ。
最悪、未放映で「お蔵入り」の可能性もあるかも・・・。
[340] はじめまして 2000-10-25 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
>Sirasawa Kai 様
はじめまして。好意的なコメントありがとうございます。
メールマガジンの発行、興味はありますけども、現状はサイトの更新もままならない状態で・・・、
ちょっと無理かなぁ、と思ってます。
それと、個人的には、弁天小僧よりも雪之丞の方に引かれます(笑)
>masami さん
はじめまして。投票依頼なので、どこかの女装コンテストかと思いました(笑い)。
アクセスしてみたら、かわいい女の子のコンテストでした。
私も1児の母、じゃなかった親として、「親バカ」な気持ちは、よくわかりますので、
早速、一票を投じておきました。でも、すでに断トツの1位でしたよ。
[339] 投票ご協力お願い 2000-10-25 (Wed)お名前 = masami
email = forever.masami@nifty.com
お邪魔します。
さとみさんのリンクからトンデ,
親ばかのおねがいに参りました.m(__)m
http://www.piawoman.com/contest/html/girls1.html
個々のエントリーナンバー11番に、家のじゅりあが載ってるんだ。
現在3位。頑張ってトップに…と思うのは親ばかかもしれないけど
24時間に一回投票できます。ポチットナと…
アクセスしたらお願いできませんか?
ドウか,じゅりあの夢を『一等賞』の夢を叶えるご協力をm(__)m
http://homepage1.nifty.com/ussstargazer/index.html
[338] 弁天小僧? 2000-10-23 (Mon)お名前 = Sirasawa Kai
email = orlando@f7.dion.ne.jp
三橋順子さんの活動には、瞠目しています。元気になれますよ! 本当に。
弁天小僧は、ひょとしてこの人だったのではないかと思います。うらやましいなあ。
ジェンダーに関する著作は、読みたいと思います。
それから、メールマガジンは、あるのですか。なければ、是非作ってください。購読します。
[337] 和楽さん、はじめまして 2000-10-20 (Fri)お名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
書き込み、とてもうれしく拝読いたしました。
>美しすぎる〜!!最初は着物のページから
>入って来たので 順子さんが男の人ってわかりませんでした。
ありがとうございます。
着物は、若いころから好きでしたし、学生時代から付き合っていたガールフレンド(現:ウチの
奥さん)も着物好きだったので、デートの時、よく一緒に着物屋さんを覗いてました。
帯締や帯揚を見立ててプレゼントしてあげたこともあります。
その頃は、まさか自分で着物を着るようになるとは思いもしませんでした(笑)。
以前は、「女装が趣味」という感じだったのですけども(公言はできないけど)、
最近は、「女」で社会的に活動することが多くなって、女装は日常化してしまい、
気づくと一番の趣味(好きなもの)は「着物」という状態になってました。
>順子さんのように 常識にとらわれず
>自分の個性を出して 粋なきもの姿をめざします。
そうですね。常識にとらわれず、でも着物の基本ルールをできるだけ守って、それでいて
私らしい(個性的な)、粋な着物姿。言うは易く行うは難しい、私の努力目標です。
お互いがんばりましょう。
>私は 京都の西陣帯のHPを開きました。よければ一度見にきてください。
拝見しました。華やかで艶やかな帯ばかりで目移りしてしまいます。
着物もですけども、帯には目が無い方なので・・・。
それから「京都の和みスポット」の頁も拝見しました。
京都の街は、若い頃(男の子の頃)、必要があってすいぶんあちこち巡りました。
この数年は、大阪に出張した帰りなどに、「女」姿でちょこちょこあちこちのお寺に寄ってました。
それが、今年の春に着付のお稽古仲間で2泊3日の「京都着物旅行」をして、あちこちの
和装小物屋さん巡りをしてからは、すっかり京都=着物で遊ぶ、というイメージが染み付
いてしまいました。今「京都の和みスポット」を見てて、またた行きたいなぁ、という
気持ちがムラムラ起こってしまいました。
西陣は、9月に京大での研究会に出席する前日に、洋服でですけど、大徳寺→今宮神社→
晴明神社→西陣界隈というコースで、ひとりでトコトコ散策してました。
今年中には(努力目標)、着物関係の頁をリニューアル増補するつもりです。
着物関係のお友達のリンクコーナーを設ける予定ですので、その際には、ぜひ相互リンクを
お願いしたいと思います。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/jw1_8.htm
[336] はじめまして! 順子さん! 2000-10-20 (Fri)お名前 = 和楽
email = yasu-ky@fine.ocn.ne.jp
着物関係のHPさまよっていて 掲示板からこちらを知りました。
美しすぎる〜!!
最初は着物のページから入って来たので 順子さんが男の人ってわかりませんでした。
ほんとに きもの かっこよく着たはります!!
私も きものが好きです。
順子さんのように 常識にとらわれず自分の個性を出して 粋なきもの姿をめざします。
私は 京都の西陣帯のHPを開きました。よければ一度見にきてください。
ご意見なんかを 聞かせていただけたらうれしいです。
ニュースJAPAN 楽しみです。
http://weave.on.arena.e.jp/
[335] 放映延期、火曜日の可能性大 2000-10-20 (Fri)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
ビデオをセットしていただいた方がいらしたら、ごめんなさい。
局(フジテレビ)の都合で木曜夜の放映は飛びました。
次の放映予定は、24日(火)が80%、23日(月)が20%だそうです。
(その日のニュースの量によるのだそうです)
放送時間帯は同様で、「ニュースJAPAN」の枠内で、
プロ野球ニュースの後、24時25分くらいからだそうです。
昨日は、11時半に家を出るところから同行取材で、駅までの歩き、
通勤途中の電車の中、研究室で調べものをしてるところ、
大学の中庭でのインタビュー、講義風景、受講学生へのインタビュー、
私を任用した教授のコメントという具合に、
びっしり17時まで取材が続きました。
これだけ撮って、放映は3〜4分の予定ですから、
なんだかすごく疲れる感じがします。
[334] 木曜夜 フジTV「ニュースJAPAN」 2000-10-18 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
中東情勢などで一部流動的な部分もあるのですけども、一応、予定では、
今週の木曜日(19日)のフジテレビの夜の報道番組「ニュースJAPAN」(23:30〜24:40)
が、私の中央大学講師就任の件を報道してくれます。
たぶん、プロ野球ニュースのコーナーの後、24時25分前後からの放映だと思います。
ビデオでもセットしてご覧になっていただければうれしいです。
(延期の場合は、またお知らせします)
[333] 第3講(10月5日)の報告 2000-10-18 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
いろいろ忙しくてすっかり遅くなってしまいましたけども10月5日の3度目の講義の報告です。
いつものように12時半に家を出ました。かなり秋らしい気候になってきたので、今日のファッ
ションは、上半身が濃い紺に白い水玉模様、スカートは無地同色の長袖のワンピースしました。
襟の合わせがカシュクールタイプなので、あまり胸元が深く開かないようにピンで止めました。
講義開始の1時間前に大学に到着。まっすぐに図書館に入って、インターセクシュアルの人の
戸籍変更事例が載ってる『判例タイムス』をコピーします。あとはいつもの段取りでスタンバイ
完了。
今日の配布レジュメは2枚。かなり密度の濃いレジュメなので解説しながらしゃべると実質80分
の講義では、2枚がちょうどいいみたいです。
第2講「『性』の4要素(1)−身体的性と社会的性−」の残りからスタート。まず前回中途で
終ってしまったインターセックスの話を復習を兼ねて話しました。インターセックスは、性別二元
論の幻想を打ち破るために重要な素材です。その後で、社会的性(性役割/性別表現)について
概論しました。社会的な性とは、文化的な性であり、生物学的性(Sex)とは基本的に別次元の
ものであること。人間が誕生した後、成長の過程で後天的に身につけていく性差であり、具体的
には社会(文化)によって規定され要請される「男らしさ」「女らしさ」(性役割)や服装などの表現形
(性別表現)であること。したがって社会(地域・時代)が異なれば「男らしさ」「女らしさ」の概念
(内実)も異なったものになること、など基本的な話だけで、比較的あっさり済ませました。この部分
は、後で詳しく展開する予定だからです。
次に、身体的性別と社会的性別との関係を話しました。 純粋な身体は、医学的にはともかく社
会的には存在しないこと。なぜなら社会において性別の判断は、裸体や外性器のような純粋な身
体を指標になされているわけではなく、衣服(ファッション)という社会的文化的装置を通して
行われるのが一般だから。裸体や外性器が直接的に性別判断の指標となるのは公衆浴場(温泉)
や性行為の際など特殊な空間においてだけ。また、衣服による身体の隠蔽と誇張は日常的に行わ
れていること。例えば、外性器は男女ともに徹底的に隠蔽され、それに対して女性の乳房は誇張
される傾向が強く、授乳器官としての本来の機能をはるかに越えた性的象徴としての意味を社会
的に持たされていることなどからわかる。このように社会的に機能している身体は、社会(文化)
が規定する身体イメージ(意識)によってジェンダー化された身体であって、原型としての身体で
はなく、身体的性のかなりの部分は、機能的に社会的性に包括されていて、身体的性と社会的性
を単純に対置することは無意味であること。そして、社会における性別判定は、身体に様々なジェ
ンダー記号をまとったトータルなイメージ(ジェンダー・イメージ)を指標に行われているので、ジェ
ンダー記号を操作することによって、身体の加工を行わなくともジェンダー・イメージを変化させ
ることが可能であり、熟練したトランスジェンダーが行うジェンダー・イメージ転換のテクニックなど
はその好例であることなどを話しました。
ここから、やっと第3講「『性』の4要素(2)−性自認と性的指向性−」に入りました。
心の性(性自認)については、性の自己認識、つまり、自分自身の性別をどのように認識している
かということで、「男性である」「女性である」「どちらでもない(無性=non-、もしくは第三性
=third-)」「どちらでもある(両性=double-)」「男女の中間である(中性=inter-)」「時により
変化する(不定性=unfixed-)」など多様な形が考えられること。社会的には、自分が男性、女性
どちらの集団に所属するか、あるいは所属することを願うかという性的帰属意識として現れることな
どを話しました。そして、こうした性の自己認識は、認識(意識)が脳の中
でどのようなシステム
で形成され保持されるかが解明されていない現状では、実証することは不可能であること。しかし、
おそらくは、性自認は二層構造で、その内の基層的な性自認は、脳の構造上の性差(脳の性)に基
づくと思われ、それを基盤に生育環境などに影響された後天的な性自認が形成されると推定される
と解説しました。次に、性自認に基づいて性役割の獲得がなされ、性別表現が実行され、その途上
で、性自認は身体的性によって証明が与えられ(「おちんちん」の有無、第二次性徴)、そして、
獲得された性役割と性別表現(社会的性)が社会的に機能することによって、他者の性別認知
(「性他認」)が与えられて、性自認はさらに補強されていく、という性自認の形成過程を説明し
ました。さらに、基層的な性自認は生後1〜2歳で成立すると推定され、後天的な性自認も思春期
前後には確定すること、脳内における性自認のシステムが不明である以上、一旦、強固に形成され
た性自認を外的な力(精神的・物質的強制、精神医学的治療)によって変えることはきわめて困難
であることを述べました。
次に性自認との関係で性別違和感について説明しました。 性自認とは性的に「あるべき自分」
であり、自認と異なった身体的性を持っていること、あるいは自認と異なった社会的性を演じな
ければいけない状況は、「あるべき自分」の自己否定であって、強い心理的ストレスを引き起こ
し、これが、性別違和感(GD)であること、性別違和感が著しく強まれば、社会生活に不適合
を起こす性同一性障害(GID)に至ることを話しました。そして性別違和感の具体例をFTMTS
の人の実例を紹介しながら、@ 性自認と異なる性役割/性別表現を要求される、A 性自認が身
体的性徴によって証明されない、B 性自認と「性他認」が一致しない、などの観点から説明し
ました。さらに、Bの観点から異性装者の呼び方(第三人称)について、当人の性自認、呼ばれ
たい性別に従って第三人称を用いるのが、相手に対する思いやりであり、性自認の推測は、性別
表現(服装・化粧など)によって行うのが妥当であることを述べました。
ここで時間切れとなり性的指向性については次回となりました。聴講している友人から「どんど
ん内容が濃くなるわねぇ」という感想をもらいました。自分としては、まだ基礎編の基礎のつも
りなのですけど、初めて「性」を勉強する人には、かなりインパクトがあるみたいです。
[332] 仙台の夜、ありがとう 2000-10-18 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
理美さん、仙台ではお世話になりました。
ようやく「マーベラス」を訪問することができました。
理美さん始め東北の仲間たちの熱気に触れることができて、楽しかったです。
また『ニューハーフ倶楽部』の取材も、さつきママはじめ皆さんのお陰でスムーズに
完了する事ができました。
ご協力いただいた皆様に心から御礼を申し上げます。
仙台から帰って、その日にフィルムを送り、翌日には原稿も入れました。
掲載は12月20日発売予定の『ニューハーフ倶楽部』31号の「ネオンきらめくニューハーフ」
(お店紹介)のコーナーで現在のところカラー2頁を予定しています。お楽しみに。
サポーターの皆さんの熱い思いをしっかり受け止めて、すてきなお店になることを願っています。
関係の皆さんによろしくお伝えください。
今回は、忙しくて取材のみで、東北の食も温泉も楽しみませんでした。
次はぜひゆっくりしたいと思ってます、
これからもよろしくお願いいたします。
[331] ご来店ありがとう 2000-10-16 (Mon)お名前 = 小谷理美
email = satomin@roy.hi-ho.ne.jp
順ちゃん、13日は遠路はるばる仙台のT'sスナックMarvellousへご来店くださってありがとう
ございます。
Marvellousも開店2ヶ月になりますが、おかげさまでご来店の夜はこれまでにないぐっと
華やいだ、そして深みのある雰囲気になりました。ジェンダー界の第一線で活躍されている方
のご来店とあって地元のみんなそれなりに緊張しておりましたが、とても気さくに特に若い
女装者の方とも積極的に交流していただいて感謝しております。順ちゃんは全国の女装系の
店を取材しご自身もクラブフェイクレディを主宰されているだけあってこの世界の厳しさや
楽しさなど体験談も交えていろいろうかがうことができてとても有意義な夜でした。
Marvellousはまだ生まれて間もないお店ではありますが、どうかこれからもよろしく
おねがいいたします。
大学の講師として、またジェンダー活動家としてますますお忙しい日々とは思いますが、
お身体に気をつけてご活躍くださいますようお祈り申し上げます。
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/satomin
[330] 『性の冒険者たち』刊行! 2000-10-10 (Tue)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
新潮社の新企画文庫「新潮OH!文庫」の1冊として、
佐竹大心『性の冒険者たち』が刊行されました(619円+税)。
「性」の世界をひた走る14人のロング・インタビュー集です。
縄師の明智伝鬼さん、エロ漫画家の山本直樹さんなどに混じって、トランス関係では、
ニューハーフの松井玲子さん(ニューハーフ・ヘルス界のドン)、おナベの村中雄樹さん、
それに私が載ってます。
お買い求めいただければ幸いです。
[329] スワンの夢☆開局10周年記念オフラインパーティ 2000-10-10 (Tue)お名前 = 白鳥美香
email = shiratori@anet.ne.jp
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☆スワンの夢☆ 開局10周年記念 オフライン・パーティの お知らせ
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女装の関する情報交換と交流を中心に活動してきました☆スワンの夢☆も、今年で
10年目を迎えます。
その10年間の活動の一つの区切りとして、新たな☆スワンの夢☆の門出として、
そして、20世紀最後のイベントとして
「☆スワンの夢☆開局10周年記念オフライン・パーティー」を下記のとおり実施
いたします。万障繰り合わせのうえ、多数のみなさんのご参加をお願いいたします。
記
■日 程 2000年11月3日(祝・金)
■時 間 14:00〜18:00(メインイベント14:30より開始)
■場 所 大阪市北区某所 (非公開)
参加者の方には、詳細な場所を追って案内させていただきます。
■参加費 6,000円(食事・飲み物付き) ※20歳未満 4,000円
なお、釣り銭がいらないように予めご準備下さい。
■参加資格 「☆スワンの夢☆」の会員
および 会員の紹介がある方(会員同伴)で、女装に理解のあること。
■申込方法 「☆スワンの夢☆」のOFFボードにて参加表明されるか、または、
office.swan@anet.ne.jp までメールでお申し込みください。
追って後日、詳細の案内メールをさしあげます。
◆その他
(1)会場では円滑なオフ会運営の為に、スタッフの支持に従ってください。
(2)後片づけは恐れ入りますが参加者全員でご協力をお願いします。
(3)会場への持込み手荷物は、必要最小限に抑えてください。
(4) 貴重品等の手回り品は各自で管理してください。主催者側は一切管理いたし
ません。
(5)写真撮影につきましては、事前に本人の了解を得てください。
トラブルが発 生しましても 主催者側では一切責任は負いません。
(6)明らかに迷惑を掛けるおそれのある方(マスコミおよび興味本位の方)は
入場をお断りしたり途中退場をお願いすることがあります。
(7)恒例のオークションを開催いたします。今回は女装用品に限らず、広く出品を受け付けます。
出品される方は、予め品目リストを主催者側(office.swan@anet.ne.jp)まで
メールでお知らせ ください。
■お願い 開局10周年に際しまして、皆様からの「祝辞」「感想」のお言葉を頂戴したいと思います。
office.swan@anet.ne.jp までお送りください。
頂戴いただきました祝辞等は、当日配布のパンフレットに掲載させていただきます。
■問合せ先 office.swan@anet.ne.jp ☆スワンの夢☆(オフィス・スワン)
shiratori@anet.ne.jp 白鳥美香
■募 集 只今、当イベント主旨に賛同していただける協賛店を募集しております。
詳しくは、オフィス・スワンまでお尋ねください。
☆スワンの夢☆開局10周年記念オフラインパーティ
実行委員代表 白鳥美香
http://www.twin.ne.jp/~mikarin/
[328] 今日発売の『サンデー毎日』 2000-10-02 (Mon)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
中央大学での初講義関係の報道記事ですけども、
今日発売の『サンデー毎日』10月15日号に巻末グラビア1頁で紹介されています。
見出しは「日本初!女装大学講師が教える『性』の社会学」で、
写真は、順子の上半身のアップです。
本当は、あたしが編集者になっている報告書『戦後日本トランスジェンダー社会史T』を
手にしてるのだけど、写ってません。
という訳で、記事内容には満足、写真はちょっと?です。
それから、先週発売の『週刊宝島』10月11日号(宝島社)の29頁にも、短い記事と
小さな写真が載ってます。この写真が一番まともな気がします。皮肉なものですね。
先週の『FLASH』を見たらしくテレビ局から二つ出演依頼がありました。
テレビ朝日のお昼のワードショーとテレビ東京のクイズ番組「赤恥・青恥」です。
両方、お断りしました。
前者は一応まともな取材動機でしたけど、後者は???でした。
[327] 第2講(9月28日)の報告 2000-10-02 (Mon)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
9月28日の2度目の講義の報告です。
今日は、取材もなく通常パターンなので、ゆっくり家を出ました。途中の車窓からは、
すすきの穂波が揺れているのが見えて、秋の訪れを感じさせられました。
講義開始の50分前に3号館6Fの研究室に到着。ちなみに今日のファッションは、レモン
イエローの半袖セーターに黒のタイトスカート(膝上10cm)、Y子姉さまにいただいた
黒地に緑・青・紫の大きな水玉が浮かんだオーガンジーのブラウス・ジャケットです。
一息入れて、3Fの講師控室で配布プリントを印刷して後、研究室に戻って、買ってきた
「おにぎり弁当」を食べてスタンバイ完了。
受講生はほぼ前回並み(120名程度)。2枚のレジュメに加えて、取材協力の御礼の意味で
『FLASH』の記事のコピーも配布し、マスコミ利用の大切さをしゃべりました。
続いて、前回の「性社会学への招待」の残り部分を話をしましたが、基本イメージや用語の
解説に手間取り、時間をかなり費やしてしまいました。なにしろ「赤線/青線」と言っても
今の学生にはまったく時のかなたの話ですから、1958年の売春防止法施行の話とか、赤と青
が真ん中で背中合わせにくっついている色鉛筆の存在とかから語らないとイメージ化できない
のです。
やっと、今日の第2講「『性』の4要素(1)−身体的性と社会的性−」に入れたのは、
残り時間が30分程になった頃でした。
まず「『性』の4要素」として次の4つがあることを説明しました。
@ 身体の性 セックス (Sex)
A 心の性(性自認) ジェンダー・アイデンティティ (GenderIdentity)
B 社会的性(性役割/性別表現)ジェンダー・ロール/ジェンダー・パターン
(Gender Role/Gender Patern)
C 対象の性(性的指向性)セクシャル・オリエンテーション(SexualOrientation)
そして、最初に「身体の性」について、発生学的な知識を踏まえて解説しました。一口に
身体の性と言っても遺伝子(SRY)の性、染色体の性、性腺の性、ホルモンの性、内性器
の性、外性器の性、さらには脳の性や第二次性徴の性など様々なレベルがあること。また、
男女を明確に二分できないことは、インターセックスの存在などからも明らかであり、生
物学的性の実態は男性と女性を両極とした連続体で、その両極に多数の人が集中している
と考えるべきであることを話しました。
そして、人の身体的性は女性型が基本であり、SRY遺伝子が存在する場合のみ、精巣の
形成→アンドロゲンの分泌→内・外性器の男性化→脳の男性化というプロセスで男性への
分化が進行する(イブ原理 )こと。その分化の過程は受精から出産までの胎児期に女性
である母親の胎内で行われ、極めて複雑で微妙なプログラムにしたがって進行すること。
具体的には、男性への分化は、SRY遺伝子によって精巣が形成された後、胎児期の適切な
時期に適切な量のアンドロゲンが作用することによってなされるので、そのプロロセスに
何らかの狂いが生じた場合は、男性への分化が不十分になり、男性身体的性(脳の性を
含む)の形成に様々な支障が生じることなどを話しました。
人間は発生学的にイブ(女性)からアダム(男性)が作られるのであって、キリスト教
の神話のようにアダムからイブが作られたとするのは間違いです、と語った時、受講生
の一部がざわめいたように感じられました(声からして男子学生?)。
性別二元論の幻想を打ち破るためにも、インターセックスの話を少し詳しく話するつもり
だったのですけども、今回はできませんでした。また肝心の社会的性についても次回に持
ち越しです。
なかなか思うようなペースで進みませんけど、まあ、焦っても仕方がないので、受講生の
理解を最優先にゆっくり話していこうと思ってます。
[325] オトコばっかりでもないと思う 2000-10-02 (Mon)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
酔魚さん
「銀座de着物」、むさいオトコばっかり?う〜んそうでもないと思うんですがネ。
まあ、参加者のわたしが言うんですから、半分くらいは信じてください。
そりゃぁ、他の着物イベントと比べれば男女比は推して知るべしでが・・・・。
それより、他の人に言わせるとちょっと年齢層が高いとのこと。
これにはわたしも賛同します。
あ、いや、そのぉ・・・・オジさんオバさんばかりだって言ってるんぢゃありません。
誤解なさらないでください(笑)。
まあ、ご自分の目でおたしかめください。
なお、10月は仁美は欠席の予定です。
[324] 「着物de銀座」の新聞記事 2000-09-29 (Fri)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
仁美さん、酔魚さん、「着物de銀座」の件の書き込みありがとうございます。
この件については、9月23日の『読売新聞』朝刊の生活面に「男も着物 いなせに」という
記事が出てました。男性の着物ファンが集まって、今年1月から始まったイベントで、回を
重ねる内に、ご夫婦や女性の参加者が増えて、9月の回には男女約30人が集まって、銀座の
散策や着物談義を楽しんだとのことです。
酔魚さんの言う「むさくるしい男ばっかでしょ」はともかく、発足経緯を考えると、現在では
女性も参加しているもののやっぱり「着物de銀座」は「男性の着物」中心のイベントのよう
に思われます。
先日の酔魚さん企画の浅草のオフ会は、男2:女11(女の子1「女」1を含む)でした。
「やっぱ、アタシは美しき女性方に囲まれている方が、好きだよ〜」という酔魚さんのお気持ち、
もともと「素敵な着物のお姐さんが大好き!」の順子としては、よ〜おく解ります(笑)。
男性の着物の売り上げは、この5年間で5倍だそうで、とてもいいことだと思います。
あたしだって着物姿の時、着物姿が素敵な男性と肩を並べて歩けたらうれしいですから。
という訳で、たまにはジョイントもいいかもしれませんね。
[323] 「着物de銀座」 2000-09-29 (Fri)お名前 = 酔魚
email = t-mura@koseikohou.co.jp
仁美さんへ
「着物de銀座」……もちろん知っております。
「おいでよ〜」とも、誘われております。
でもねぇ……「男のきもの」でしょ。
むさくるしい男ばっかでしょ。
あっ、M田さんゴメン。
やっぱ、アタシは美しき女性方に囲まれている方が、好きだよ〜。
ッてなわけで、M田企画は避けていたの。
でもジョイントも面白いかも。
毎月第2土曜は、銀座に殴りこみ〜。
[322] これからも仲良くしてください 2000-09-28 (Thu)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
ぴよこ姐さん、書き込みありがとうございます。
おっしゃるっていること全然変じゃあありません。
こういうご自分をしっかり持ったお考えの方だから、先日の着物オフの時、
まったくの初対面だったにもかかわらず、なにかお互いピンとくるものが
あったのだと思います。
あの日の私は、やっぱり心理的にかなり構えてたのですけども、
ぴよこ姐さんとお話してる内に、すごく気持ちが軽くなりました。
「奥さん」の件は失言でした。おっしゃる通りです。ごめんなさい。
これからは全部「姐さん」でいきましょう。
今、支度が終ったところで、これから、2度目の講義に出かけます。
これからも仲良くしてください。
[321] 私は変? 2000-09-28 (Thu)お名前 = ぴよこ
email = piyokochan@mcn.ne.jp
私はまったく偏見がなかったです。
順子おねぇちゃんがオフ会においでになると聞いて 沢山話したい 友達になりたいと思いました。
とっても 楽しみでした。で 予想どおりとても 楽しかった。
私のまわりには SMを仕事としている友達 盗撮のおやじと 世間からは えーーっって
言われる方がいます。私は 何とも思いません。だって人間 欲望はいろいろ自分が自分らしく
あるために 自分が好きな自分でいるためのことなら なにやったって いいじゃないですか。
他人に迷惑をかけたり 法に触れさえしなければ。
個性があって 楽しい。私はそう思います。
他人と同じなんて誰もいないはず。
むしろ 欲望を押し殺して 後悔しながら 生きていくなんて 辛い。
自分が自分を好きじゃなかったら 誰が好きになってくれるの?ですよ。
私は 着物も洋服も好き。着たい時に着たいものをきる。コスプレとは思っていません。
順子おねぇちゃん ごめんね。一言 言わせて。 私、奥さんって呼ばれるの嫌い。
なぜなら 誰かのものって感じがして 私が なくなった様に感じるから。
誰かの付属品ではなく 一人の人間でいたいから。
生意気ですみません。また まとまらなくて勘弁です。
[320] 女装=着物=コスプレ論 2000-09-27 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
酔魚さん、こんにちは。
含蓄のある長文の書き込みありがとうございます。とてもうれしく拝見しました。
>「女装家」と「きものオヤジ」って、どこが違うのかと。
>女装=非日常 きもの=非日常 ってことは、同一線上にあるわけだ。
>女装家もきもの愛好家も、非日常を具現化するためにコスチューム・プレーを行っている
>のではないのか。
>ってことは、順子先生も酔魚も同類なのだ。
はい、そうですね。わかってくださって、とてもうれしいです。
あたしは、浅草で酔魚さんが「スーツ姿は仮の姿」とおっしゃってるのを耳にして、
「同じだぁ!」と思いました。
酔魚さんもあたしも、そしてあの着物オフにいらしてた方々も、なりたい自分、そうありたい
自分のイメージがあって、それを実現できるようにいろいろ頑張っているのだと思います。
そのなりたいイメージが、酔魚さんは「南町同心」であり、私は「ちょっと粋なお姐さん」と
いうだけの違いなのだと思います。
オフ会に参加された方の中にも、あきらかにご自分のイメージを持って作っていらっしゃる方、
例えば、「昭和の40年代以前のおばさま」「昭和40年代の小粋な小料理屋の若女将」とか
現実にはほとんど絶滅しかかっているイメージを再現している方がいらっしゃいました。
一見すると日常世界の延長のようでも、御当人にとっては非日常の世界なのだと思います。
日常、非日常ということですけども、怖いのはいつの間にか、それが逆転してしまうことです。
酔魚さんの心の中では、すでに「スーツが仮の姿」で「着物姿が本当の自分」という感じで
逆転しているようですけども、あたしも「男姿が世を忍ぶ仮の姿」で「女姿が本当の自分」という
感じで、しかも、「女」としての仕事が増えるにつれて「女姿の日常化」がかなり進行しています。
もし、酔魚さんが袴姿で会社のお仕事をされるようになれば、ますますあたしと同じパターンに
なりますね(笑)。
ところで、私の仲良しの女友達で一緒に着物の着付を習っている女性は、1970年代に
オープンな場では日本で初めてコスプレをしたという「伝説のコスプレ娘」です。
彼女の着物の着方を見てると、例えば、明治・大正期の女文士の雰囲気をやってみたいとか、
やっぱりコスプレの影響がかなり現れてます。私と仲良くなったのも、女装=着物=コスプレ
という共通する要素(「日常の自分とは別の自分になりたい」という意識)からだと思います。
そんな訳で、女装と着物とコスプレのお話、とても興味深く読ませていただきました。
これからも、どうかよろしくお願いいたします。
[319] 「女装家」と「きものオヤジ」の違いは? 2000-09-27 (Wed)お名前 = 酔魚
email = t-mura@koseikohou.co.jp
ガッ・ガツ〜ンッ! なのである。というか、「ヤッパリ」なのである。
なにがって……。認識を新たにしたのである。というか、確信を得たのである。
以前のアタシは、女装家さんもオカマさんも、ゲイさんもホモさんも、十派一からげにして
「気持ち悪り〜っ」と思っていたのである。(どこで線引きするかは、今もって不明だが)
「イテッ!」石を投げるなっての。最後まで、お読みっ。
でもね。ちょいとお待ちよ、お馬鹿さん。と、どこからか囁き声が聞こえてくるのである。
「女装家」と「きものオヤジ」って、どこが違うのかと。
で、考えるわけさ。無い知恵絞って。
きものを着るってことは、非日常なわけさ。一般的にはね。まぁ、「スーツ姿は仮の姿」
なんぞと、公言してはばからないアホ親父も中には居るけれど……あっ、アタシのことだ。
女装=非日常 きもの=非日常 ってことは、同一線上にあるわけだ。と、強引に結論付けられる。
つまりは、女装家もきもの愛好家も、非日常を具現化するためにコスチューム・プレーを
行っているのではないのか。
多分……順子先生は粋な女を目指し、紛れも無くアタシは南町同心を目指している。
その意識は同一のものではないのか? さらに言えば、コミケに集まるコスプレ娘たちとも、
同様の意識を持っているのではないのか?
娘っ子たちからは反発されるかもしれないが、そうなのだ。文句あるか。お前さんたちも、
オイラも同類なのだ。ざまぁ〜みろ。
ってことは、順子先生も酔魚も同類なのだ。迷惑だろうが。仲間なのだ。
もっとも、アタシとしては徒党を組んだり、枠にはめ込んだりするのは大嫌いなのだが……。
と、やっとのことで、ここまで思考をめぐらせたら、急に女装家に対する違和感が消失した。
コミケ娘たちにも。
むしろ、親近感さえ覚えている。これは、順子先生にお会いしたという事実が、きっかけに
なっているのだろうが……。
まっ、いずれにしても、今後ともよろしくお願いしますです。はい。
って、いったい何が言いたいのかな? 嫌いじゃなくなったってことね。早い話。
酔魚拝
[318] 銀座を着物で歩きましょう 2000-09-27 (Wed)お名前 = 仁美
email = GFD04204@nifty.ne.jp
酔魚 さん仁美です
>きもので行ったら、やはり目立つでしょうね。
>藍の縞柄を着ていったら、右翼の襲撃と間違われる>かも…(^^)
酔魚さんも着物ですか。
ぢゃ、毎月第二土曜の午後3時、「着物de銀座」という集まりをご存知でしょうか。
わたしは、10月はたぶん欠席だとおもいますが、ほぼ毎月出席(笑)です。
順子さんもいっしょに、ぜひ銀座の歩行者天国を着物で闊歩しましょう。
[317] 酔魚さん、ぴよこさん、ありがとう 2000-09-27 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
酔魚さん、ぴよこさん、先日はお世話になりました。楽しかったです。
また、『FLASH』読んでくださって励ましのお言葉ありがとうございます。
とってもうれしいです。
>きもので行ったら、やはり目立つでしょうね。
>藍の縞柄を着ていったら、右翼の襲撃と間違われる>かも…(^^)
目立つでしょう。でも、あたしは秋と年明けの2回、着物姿で講義するつもりです。
その時なら釣り合うかも・・・。
(解説)
酔魚さんとぴよこさんは、先週の土曜日(23日)に順子が参加した「きものくらぶ」の
「浅草・隅田川下りオフ会」でご一緒した方です。
酔魚さんは、幹事さんをしてくださり、すっかりお世話になりました。
いなせな袴姿(野袴または軽衫袴)がよくお似合いの優しいオジ様です。
ぴよこさんは、お話しててとても楽しい着物の似合う明るく元気な奥様で、
順子はなんだかとっても親近感を感じてしまいました。
[316] ご縁があればまた・・・ 2000-09-27 (Wed)お名前 = ぴよこ
email = piyokochan@mcn.ne.jp
順子おねぇちゃん 先日はじめてお会いして雑誌も読ませて戴きました。
お話ししてみると実にソフトで聡明な方と思いました。
私も是非講義を聴きに伺いたいと思っております。
陰ながら応援しています。ご縁があればまたご一緒したいです。
[315] 安心いたしました 2000-09-26 (Tue)お名前 = 酔魚
email = t-mura@koseikohou.co.jp
はじめまして……かな?
フラッシュ、拝見いたしました。
写真週刊誌ということで、面白おかしく、色物的に扱われるのではと、
心配いたしておりましたが……。
きちんとした掲載だったので、安心いたしました。
これからも、講義に執筆にとご多忙でしょうが、頑張ってくださいね。
機会があれば、一度受講させていただきたいと思いますが……。
きもので行ったら、やはり目立つでしょうね。
藍の縞柄を着ていったら、右翼の襲撃と間違われるかも…(^^)
酔魚 拝
[314] 『FLASH』の記事 2000-09-26 (Tue)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
今日、発売の写真週刊誌『FLASH』10月10日号(光文社)に、先週の中央大学での
初講義の記事が掲載されています。
メイン見出しが「中大で日本初の”女装講師”がドッキリ初講義!」、
サブ見出しが「教壇に立ったのは妻子ある「女装家」の三橋順子さん。
TG(トランスジェンダー 性の越境者)の視点から熱弁を・・・」となっています。
写真は、教壇の斜め後ろからのショット(私が振り向いてて、遠景に受講生が写ってる)と、
研究室で化粧を直してるところが小さいカットで載ってます。
記事も、まじめにきちんと書いてくれたので、私のしていること、したいことが、世の中の
人に伝わるということで「まあ、よかったなぁ」と思ってます。
取り上げてくださった『FLASH』のデスクと記者さん、取材に際してご配慮いただいた
中央大学文学部事務室、そして協力してくれた受講生の皆さんに御礼申し上げます。
[313] 応援ありがとう 2000-09-23 (Sat)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
リカさん、応援ありがとう。
>近いところなので一度潜入してみたいと思います。
楽しみにしてます。その時は大学の生協のカフェテリアでお茶でも飲みましょう。
[312] 講義、お疲れ様でした 2000-09-23 (Sat)お名前 = 香山リカ
email = licca_kayama@geocities.com
順子さん、中央大学での講義、お疲れ様でした。
無事終了というか、学生の受けもよかったみたいで、何よりです。
木曜日の午後だと行きにくいのですが、近いところなので一度潜入してみたいと思います。
http://www.geocities.com/Tokyo/Flats/4839/
[311] うれしい!頑張ります! 2000-09-22 (Fri)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
えびカツくん、メールありがとう。ちょっとびっくりしました。
そう言えば、配布したレジュメの中の私のプロフィールに、メルアドが入れてあったんだった。
すっかり忘れてました(笑)。
>先生のお話にぎづけになってしまいました。
>大好きな授業になることまちがいなしです。
>
>先生、なんだかステキですね。
>木曜日が待ち遠しい!
>がんばってノートとります!!
ありがとう。そう言ってもらえてとてもうれしいです。
受講生の期待に応えられるよう、聞いてもらって、いろいろな意味で損にならない
講義になるように、頑張ろうと思います。
それでは、また。
[310] 講義を聴いた生徒です 2000-09-22 (Fri)お名前 = えびカツ
email = bluebong@pop21.odn.ne.jp
はじめまして。
三橋先生の講義を聴いた生徒のひとりです。
カメラマンの人が来ていたりして、何だ何だ、と初めは思っていたのですが、
先生のお話にくぎづけになってしまいました。
大好きな授業になることまちがいなしです。
先生、なんだかステキですね。
木曜日が待ち遠しい!
がんばってノートとります!!
[309] 中央大学での初講義(報告) 2000-09-22 (Fri)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
昨日、中央大学での初講義、なんとか無事に終えてきました。
初講義の緊張感の上に、3社も入ってくれたマスコミ取材の対応が重なり、講義が終った
時には、疲労困ぱい状態でした。
ちなみに、初講義のファッションは、黒のタンクトップに黒のタイトスカート(膝上10cm)、
ベージュのストッキング、黒のパンプス、黒の縁取りラインの入った黄色のジャケット
(半袖)です。
秋物を準備していたのに思いがけず気温が高かったので、あわてて昔の衣装を引っ張り出して、
結局、順子のイメージ・カラーである黄色と黒でまとめました。
私が担当する「現代社会研究5]は文学部社会学科の専門科目ですが、教職講座の講義を兼
ねているため、他学科の学生を含めて149名の履修登録で、当日は130人くらいの出席でした。
それに大学院生や非公式聴講の方(ありがとうございました)が若干名加わるという感じです。
教壇に立って最初にマスコミ取材が入っている事を受講生に説明して了解を求めた直後から、
各社の3人のカメラマンが競うように私の講義姿を撮りはじめ、大学の講義としては極めて異例
の状況での初講義となり、受講生はさぞびっくりしたことでしょう。まあ、マスコミがどのような
社会事象を取り上げ、どのように取材が行われ、それがどのように記事としてイメージ化されて、
世の中に流布されるかという過程を生で見られた訳ですから、社会学の良いケース・スタディ
として受け止めてもらえればいいと思います。
肝心の講義の内容ですけど、総合テーマは「『性』を考える」、初回は「ガイダンス・性社会
学への招待」と題して、最初に「性」を考えることの意味を、@「生」と「性」の不可分性、
A「性」を内省することの必要性、B性別二分社会の仕組みを知る必要性、C女性と性的マイ
ノリティの役割、Dマジョリティ男性をも含めて「性」を考える事の普遍性と今日性、という
流れで、できるだけわかり易く語りました。
次に、日本の性社会学の展開過程をごくかいつまんで話をしました。1970年代のフェミニズム
思想の台頭と、生物学的性別と社会文化的性別の分化(性差の相対化)、1980年代の女性
による女性を対象とした女性のための「女性学」の出現、1990年代前半のジェンダー論とセ
クシュアリティ論の分化、男性学(メンズリブ)の提唱、そしてマイナー・セクシュアリティ
のフロントランナーたちの登場、そして1990年代後半のアカーの活動によるゲイ・スタディー
ズの成立、そしてクィア・スタディーズの登場、という流れをごく素描的に話しました。
そして、第三に、日本の性社会学の課題として、そもそも性を研究テーマに取り上げることを、
日本の学会(社会学・民俗学・歴史学など)が長らくタブー視してきて、現在でもその傾向が
根強く残っていることが根本的な問題であることを話した上で、具体的に4つの点を指摘しました。
(1)近代社会の「性」に関わる社会現象の歴史的分析の不足。とりわけ実態的な性社会史
研究の決定的な不足。
(2)ヘテロ・セクシュアルの男性・女性の「性」意識・行動に関する研究不足。とりわけ、
ヘテロ男性の研究対象からの疎外、研究領域の未確立。
(3)マイナー・セクシュアリティ領域の研究不足。具体的にはレズビアン・スタディーズの不足、
バイ・セクシュアルの分析不足、トランスジェンダー・スタディーズの未確立。
(4)ジェンダー・セクシュアリティを総合した「性」の構造論の不足
ただし、(1)を説明したところで時間切れになってしまい、(2)以降は次回に持ち越す
ことになってしまいました。
(1)についてはさらに具体的に研究が少ない分野を例を挙げました。
@近代の「買売春」(遊郭、赤線/青線、街娼など)の調査研究。
A近代の「水商売」「風俗産業」(待合い、カフェ、キャバレーなど)の調査研究。
B現代の「水商売」「風俗産業」の調査研究。
Cゲイ、レズビアン、女装などのコミュニティの調査研究。
まあ、私ひとりでは絶対にできないテーマばかりで「大風呂敷」と言われればそれまでです
けど、こういう視点で性社会学の課題を提示した人はあまりいないのではないでしょうか。
それぞれのポイントで参考文献(51点)を掲げましたので、「大風呂敷」が、受講生の
興味とやる気を刺激して、一人でも「性社会学」に取り組んでくれたらうれしいです。
受講生の皆さんが、思っていたよりずっとまじめに聞いてくれたのが、なによりうれしかったし、
安心しました。
初講義の様子は、26日(火)発売の『FLASH』、10月2日(月)発売の『サンデー毎日』、
それに12月中旬発売の『ニューハーフ倶楽部』に紹介される予定です。
[308] 「同性間結婚、合法化」の補足 2000-09-20 (Wed)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
緊さん、御無沙汰しております。
書き込んでくださった「同性間結婚、合法化」のニュース、ちょっと補足しておきます。
もちろん日本でのことではなく、オランダでのことです。
オランダでは、同性愛カップルの婚姻に、異性愛カップルの婚姻と同様の法的地位(養子縁組を含む)
を認めた、おそらく世界初の法律が、先ごろ可決・成立しました。
日本で実現するのはいつのことでしょうか。
以下は、朝日Comからの引用です。
http://www.asahi.com/0919/news/international19015.html
#########
オランダ下院はこのほど、同性愛カップルの結婚を認める法案を可決した。上院審議を経て、
来年には法律が施行される予定だ。国単位で異性間結婚とほぼ同等の法的義務と権利を認め
るのは世界で初めてという。
欧州では北欧を中心に数カ国が、同棲(どうせい)相手に遺産や年金を受け取る権利を認め
る同棲登録制度を設けており、デンマークなどが同性愛者の登録も認めている。
オランダも2年前に制度をつくり、同性愛者も登録の対象とした。だが、異性間の結婚と異
なり、養子縁組が認められないなどの不平等が残っていた。今回の法案が成立すれば、養子縁組みが国内に限定される以外は、異性間結婚と同じ法的地位を得ることになる。
[307] 同性間の結婚,合法化(*_*) 2000-09-20 (Wed)お名前 = 遠山の緊さん
email = mumusan@big.or.jp
同性間の結婚,合法化(*_*)
お久っ〜(^^)/~です。巷では,オリンピックか巨人優勝に向けての…
スポーツ関係に注目が集まっていますが(^_^;),そのどさくさに紛れ,
こんな(同性間の結婚,合法化)ニュースを流しておきました(^o^)↓
それでは,オヤスミなさい(_ _)
http://www.angelfire.com/ks/ACTRESS/main.html
[306] 「潜入」したいと思います 2000-09-20 (Wed)お名前 = たかみ・しおり
email = siotaka@yahoo.co.jp
しおりです。久しぶりのメールです。
中央大学での講義のこと、一度休みを取って「潜入」したいと思います。
中央大は不合格になっていらい10数年ぶりですねえ。
今、水泳部3人娘のシドニー五輪での活躍で、にぎやかなのでしょうね。
仕事がハードなときは、女性の服を身につけて一息つきたくなります。
男性のスーツっていかにも甲冑みたい。いかつくて肩がこっちゃう。
女性の服って、生地がやらかくて体を優しくつつんでくれるっていう感じですよね。
気持ちがすうっとおだやかになるのです。
[305] 画期的なことだと思います 2000-09-20 (Wed)お名前 = 宮崎留美子
email = r.miyazaki@ma4.justnet.ne.jp
中央大での講義開始、とても画期的なことだと思います。
当日、私は、今秋発刊予定の自分の本のことで、多摩センター周辺で、カメラマンによる
写真撮りがあります。
そして、多摩センターと中央大は近いので、その本の編集の女性と一緒に、三橋さんの講義を
聴かせてもらいにいく予定にしています。
そのときは、どうぞよろしくお願いいたします。
http://www4.justnet.ne.jp/~r.miyazaki/
[304] 今週から中央大学で講義 2000-09-18 (Mon)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
今週の木曜日(21日)から、いよいよ中央大学での講義が始まり、この数日、どういう構成で
話を始めようか、あれこれ考える日々が続いています。
一応、「日本初の女装の大学教員(兼任講師)」という触れ込みなので、マスコミ(雑誌)の取材も
『サンデー毎日』と『FLASH』それに『ニューハーフ倶楽部』が入る予定です。
男性の大学講師としては、もう10年以上も講義してるのに、また「女性講師」としても
単発の特別講義は、慶応義塾大・大阪大学・中央大学・早稲田大学と何度も経験してるのに、
マスコミの取材だって数え切れないくらい経験してるのに、今回に限ってはなんだかとても
精神的なプレッシャーがキツイくて、この数日、他の事に気が廻らない状態です。
やっぱり、自分の人生にとっての一つの節目になるという予感があるせいでしょうか。
講義の予定は、近日中にお知らせするつもりです。
大学の正規の講義ですから、立場上、「聴講歓迎」とは書けませんけども、100〜150人規模の
授業ですので、実際問題として、どなたが紛れ込んでもわかりません。
[303] 名古屋の 「T'sバー」 2000-09-18 (Mon)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
常盤佳奈さん、お返事遅くなり失礼いたしました。
相互リンクの件、もちょいろんOKです。よろしく願いいたします。
(ウチの工事はちょっと遅くなりますけども)
9月8日の金曜日、6月に名古屋の栄に開店した「T'sバー」に『ニューハーフ倶楽部』の取材を
兼ねてお邪魔してきました。
とてもおしゃれで明るい雰囲気で、女装娘たちが心からくつろげる感じのすてきなお店でした。
ママの深津由貴、レギュラースタッフの菊姫さん、ヘルプスタッフの常盤佳奈さん・田中葉月さん、
ほんとうにお世話になりました。
また、わざわざお出かけくださった藤沢弘美さんとFL東海の早瀬ゆうさん、ありがとうございました。
[302] 名古屋にお越しの際は・・・ 2000-09-11 (Mon)お名前 = 常盤佳奈
email = kanatwa@mb.infoweb.ne.jp
昨日は、お疲れさまでしたヽ(^o^)丿
また名古屋にお越しの際は、ぜひ寄って行ってくださいね。
相互リンク希望したいのですけど宜しいでしょうか?
ちなみにこちらからのリンクはもう張っちゃったけど・・・(^^;
宜しくお願いしまーす♪
http://village.infoweb.ne.jp/~kanarin/
[301] 昔のことは・・・ 2000-09-11 (Mon)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
真樹大姉様、RESが遅くなり失礼いたしました。
まったくもう、現在の「娘」たちにわからない昔のことを延々と書くから
皆なびっくりして2週間も書き込みが止まっちゃったじゃないですか。
いい加減にしてくださいね(笑)。
CFLが後南朝の系譜と関係あることや、CFLの儀式と真言立川流の密接な関係なんて、
知ってる人が知ってればいいのですから。
それにしても、後醍醐の帝の綸旨を軽んじるとは、相変わらず天を恐れぬ所行。
だから「メイクレディ」の外出の時にいつも雨に降られるのよ!。
[300] ご活躍、祝着至極に存じます 2000-08-26 (Sat)お名前 = 藤村真樹
email = maki0029@hotmail.com
お屋形様には、残暑の厳しい中各方面でご活躍のこと祝着至極に存じます。
またまた、納涼の宴でお楽しみのこと、さすがはお屋形様でございます。
私も先日は三回目の上州行きで、色々楽しむことが出来ました。
初めて訪れた桐生の町は中々良かったですよ。特に大川美術館はお勧めです。
隣の野州足利も、市立美術館が中々のもの。特に今回は先ごろ新宿で開催されていた
「ラファエル前派」展が来ていて、とてもよかったです。思わず図録を購入してしまいました。
ところで、前回の私の書き込みに対するレスでは、現在南北朝合一から幾世紀なりますのに、
お古い当時の令旨など持ち出して、上納云々と書かれますと驚いてしまう人も出るのでありませんか?
何しろ、南朝の財源が子猫の輸出だったなんて公表するわけにはいきませんでしょう。
フェイクレディが実は南朝の残党だなんて、公になると宮内庁が大騒ぎになりますから。
やはり後醍醐の帝と一緒に、真言立川流の奥義を究めたお屋形様には、思い入れが強いのですね。
フェイクレディの秘儀も実は、真言立川流の行法であるというのも無理からぬ話で・・・。
なお、先日は「寿音」で大黒屋恵瑠大夫さんとお会いしました。たしか文政12年以来と思いましたが、
まことにお元気で(笑)。
先ごろのイギリス東インド会社の襲撃で音信途絶したポカロッチ島はどうしたのでしょうね?
島の代官市川ル○子も生死不明とか・・・。
[299] ただいまぁ 2000-08-26 (Sat)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
2泊3日で伊豆の今井浜に家族旅行をしてきました。子供が3歳になった時からの我が家の
毎夏の恒例行事です。温泉付のリゾートホテルでのんびりくつろいできました。
ところで、「温泉やプールで出会うヨソのお父さんは、なぜ、色が黒くて、あちこちに毛がたく
さん生えてて、身体つきがゴツゴツしてて、胸が平らなの? ウチのお父さんは、色が白くて、
ほとんど毛が無くて、身体つきが柔らかくて、胸がふっくら膨らんでるのに・・・」と、
息子が言い出すのも間近なような気がします。(今年、6歳=小学校1年生)。
そうしたら「そうだねぇ、他所のお父さんは皆なおかしいねぇ」とちゃんと答えてあげるつもりです。
[298] 素敵な納涼船 2000-08-20 (Sun)お名前 = 老爺
email = roujii@mail.goo.ne.jp
素敵な納涼船 ありがとうございました。
また、来年も参加できるようにしたいと思います。
とりあえず御礼まで
老爺
[297] 「東京湾納涼船ツアー」御礼 2000-08-20 (Sun)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
昨夜の「東京湾納涼船ツアー」にご参加の皆さん、お疲れ様でした。
11名のメンバーで東京湾の海風に吹かれながら、飲み、食べ、踊り、一般人と交歓して、
夏の一夜を思い切り楽しんできました。
今年は、初参加の方も多く、新しい出会いがあったのもうれしいことでした。
ご参加いただいた皆さんに心から御礼申し上げます。
納涼船は、暑ささえ我慢すれば、安価で思い切り楽しめるお得なツアーです。
今年、ご一緒できなかった方も、来年はぜひご一緒しましょう。
【ご参加の方々】
1 久保島静香 さん (お着物)
2 南 麻衣子 さん
3 白鳥 亜紀 さん
4 川原 さち さん (今回は男モード)
5 ま さ こ さん (純女)
6 り え こ さん (純女)
7 老 爺 さん (男性)
8 香山 リカ さん
9 ま り あ さん (浴衣)
10 やまと さん (男性)
11 三橋 順子 (浴衣)
[296] 40000アクセス御礼 2000-08-20 (Sun)名前 =三橋 順子
email = junko-m@sb3.so-net.ne.jp
恵子さん、ご無沙汰しております。
40000アクセスゲットありがとうございました。
証拠の品もたしかに受け取りました。
賞品は何にしましょうか?
旧盆前までは「そろそろだなぁ」と覚えていたのですけども、
帰省後のあわただしさで、すっかり忘れていました。
5月1日が30000アクセスでしたから、111日で10000進んだことになります。
他の人気サイトに比べれば、牛の歩みですけども、これからもマイペースでやっていきたいと
思っています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/
[295] 40000アクセスジャストゲット! 2000-08-20 (Sun)お名前 = 恵子
email = femi@geocities.co.jp
御無沙汰シテおりま〜す(^^ゞ
んで、ただいまHP40000ジャストゲットしましたっ!
証拠のシナ送ります〜♪
ごほうびに、今度オゴってね〜(゚゚)\☆バキッ
納涼船の今ごろは3次会ころかな〜(^_-)
Marvellousの皆さま、がんばってくださいね〜!
アタシもそのウチ顔出したく存じます(^^)/~
http://://www.geocities.com/WestHollywood/Park/6268/