back
  
2005年11月03日(木) 「第2回 ニッポン全国 きもの日和」

ニッポン全国 きもの日和」は、「きものを遊ぼう」という趣旨のきもの好きの人
たちの自主企画イベントで、今年で2回目。昨年は、昼間の仕事が入っていて参加できなかったので、今年が初参加でした。
「きもの日和 TOKYO」の看板の前で。会場は恵比須駅東口の「EBIS 303」。
今日の私は、YUKOさんとの約束で、赤地に細い黄色の格子が入った、一見、大島紬とは思えないような大島紬。帯は、銀と黒の鱗柄です。
初めて自毛をベースに髪をアップに結えました。ううっ、うれしいよ〜ぉ(感涙)。
今日のメンバー、左から、YUKOさん、ふくまきさん、めめさん、順子。
YUKOさんは、約束通り、これが大島?と思ってしまう鮮やかなレモン・イエローの地に錆朱の格子柄の大島紬。
赤と黄色の大島紬、まったく別個に購入したものですが、デザイン、風合いが実によく似ています。
たぶん同じ時期に、同じ発想で、おそらく同じ工房で作られたものではないかと思います。
どちらも一般的な大島紬のイメージから遠くて、証紙がついてなかったら本物とは思わなかったでしょう。
めめさんとふくまきさん。めめさんは、黒地に十字絣の着物に、白地に紅色の細い横縞の帯。午後からお嬢さんが来るとかで、お母さんらしい雰囲気を出すためか、いつになく地味ないで立ち。
ふくまきさんは、藍大島でいつもの落ち着いた雰囲気・・・・。
と、思いきや、お太鼓に朝焼けの茜色の空に浮かぶ秀麗な独立峰が描かれている、とてもインパクトのある帯でした。
茜さんとYUKOさん。午後から合流の茜さんは、藍地に暗い紅色を格子に織り出した上に、明るい藍色で丸にカタバミの模様を捺染したと思われる着物と羽織のお対。一見、地味な普通の奥様に見えますが、よく見ると微妙に怪しい感じが・・・・。
参考展示の田中翼コレクション。この帯結び、真似してみたいです。
「宝綱引き」をするYUKOさん。このお姐さん、こういうレトロな風情がとても似合います。
かぐらちゃん(めめさんのお嬢さん)の帯結び。お太鼓から耳が立っているようで、とてもかわいらしいですね。めめさんの作品。
藤娘さん母子が、昭和前期の七五三ファッションで「きものファッションショー」に出演。
藤娘さんは、アンティークの「若草色地にバラの模様の二枚重ねの訪問着」に「扇の柄の丸帯」。
お嬢さんは「大正時代頃の緋色の振袖」、坊ちゃんは茶色の金銀模様の着物。
思っていたよりずっと充実した大盛況のイベントでした。
自主企画イベントでこれだけのものを実現されたスタッフ皆さん、楽しい一日を、ありがとうございました。

なお、当日の詳しい「
日記」は下記をご覧ください。
おしまい...