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2005年10月08日(土)〜10日(月) 北海道旅行
                        (支笏湖〜札幌〜小樽)

に1度の仲間との秋の温泉旅行。今年は、私にとって初めての北海道。
駆け足でしたけど支笏湖〜札幌〜小樽と巡ってきました。
10月08日(土) 支笏湖
新千歳空港からまず向かったのは支笏湖。シコツとはアイヌ語で「大きな凹地」という意味で、4万年前の大噴火で形成された大きな窪地(カルデラ)に水が溜まってできた「カルデラ湖」です。高台の展望台で湖をバックに記念撮影。
カルデラの外縁には、恵庭岳(1320m)、風不死岳(ふっぷしだけ 1103m)、樽前山(1041m)などの火山が噴出して、雄大な景観を作っています。写真は中央が風不死岳、左に平坦な山稜のドーム(溶岩円頂丘)が乗った樽前山。
山中の神秘的な小さな湖、オコタンペ湖へ。恵庭岳の溶岩が川をせき止めてできた地形学でいう「せき止め湖」です。
夕暮れの湖畔を散策。私の着物は赤地に黄色の細い格子が入った大島紬です。
恵庭岳の上に三日月が浮かんでいました。
お宿は、大正4年創業の湖畔の一軒宿「丸駒温泉旅館」。支笏湖の湖面と水位が同調する湖畔の露天風呂が有名ですが、入ったのが夜中なので残念ながら写真はありません。
10月09日(土) 札幌
翌朝は快晴。湖畔を散策しながら写真撮影。支笏湖は周囲40.3km、面積は78.76kmで日本8位というだけあって広々としています。
桟橋で。今日の着物は、黒地に銀と錆朱の折れ線模様の足利銘仙です。
札幌に移動して、お昼ご飯は定番の「サッポロビール園」へ。
レンガ造りの建物は、着物によく似合います。
食後は「サッポロビール博物館」へ。日本のビール醸造・販売の歴史がよくわかります。
ずらりと展示されているポスターは、和装から洋装へと移りかわり、風俗史的に興味深いものがありました。
北海道大学へ。広々と緑に恵まれた広々とした気持ちの良いキャンパスでした。まず、クラーク博士の胸像で「博士、お慕いしています」のポーズ。
有名なポプラ並木。梢が澄み切った秋空にまっすぐ伸びていました。すがすがしい秋の午後でした。
夜は、札幌在住の知人と「すすきの」繁華街に連れていってもらいました。ニッカ・ウヰスキーの大ネオンの前で。
10月10日(月) 小樽
3日目は小樽へ。北海道最初の鉄道「手宮線」の廃線跡が市内に保存されていました。
歌で有名な「小樽運河」。観光客が一杯でした。
演歌「待ちこがれて」のCDのジャケット風に、ちょっとポーズをつけてみました。
なぜか「小樽交通記念館」がコースに入ってました。キ550系(ラッセル車)の前で。
ここは北海道最初の鉄道工事(明治15年に幌内鉄道として全通)の起点で、平成13年(2001)には「旧手宮鉄道施設」として重要文化財に指定されました。現在も使われている転車台の前で
「鉄道停車場の女」。バックは、動態保存されているアイアンホース号(1909年 アメリカ製)です。
初めての北海道、新鮮でした。ぜひ、また行ってみたいと思いました。
お世話くださった、北海道の皆さん、ありがとうございました。
 
詳しい「日記」は下記をご覧ください。

1日目:支笏湖編
2日目:札幌編
3日目:小樽編
おしまい...