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2005年7月31日(日) 下丸子〜久が原オフ

い時期なのに、「夏物を着てお出掛けしましょ」ということで、いろいろ相談
の末、東京の南西、下丸子〜久が原あたりを歩いて自由が丘でお茶をすることになりました。
お昼ご飯は、下丸子の商店街を7分ほど歩いて、鰻の「日吉」へ。お店に近づいただけで、たれの焼ける良い匂いが鼻をくすぐります。2階の小座敷で鰻重を食べて幸せそうな顔の私。
午後は南久が原の「昭和のくらし博物館」へ。館長の小泉和子さん(生活文化、特に日本家具、室内意匠史の研究家)のお父様で建築技師だった小泉孝氏が、昭和26年(1951)に自ら設計して建てたもので、昭和20年代後半の典型的な木造住宅です。
ご門の前で。牛乳の受け箱も、据え置きのゴミ箱(右)も、いつの間にか見られなくなったものばかり。
門をくぐるとお玄関の脇に井戸がありました。手押しポンプ、なつかしいです。ポンプを押す めめさんのお着物は、白地に赤と黒の絣模様の縮でしょうか。
私の今日の着物は、深緑がかかった紺に渋茶色の縞の経絽(たてろ)です。
お勝手口の前で。「昭和のくらし博物館」は、昭和30年代の生活様式を可能な限り保存・復元しています。ちょうど私の子供時代に当たり、懐かしいものばかりでした。
館内を一覧した後、縁側と縁台に腰掛けて麦茶をいただき一休み。皆さんのお着物、昭和30年代の様子に実によくマッチします。
たとえば、藍染めの薄物(夏大島でしょうか?)の茜さん。まるでタイムスリップしたようです。
YUKOさんの大矢絣の明石縮も時代的にはぴったり。
藤娘さんは、水色の地に細い露芝を置き大きめの蛍が飛んでいる絽。涼しそうです。
みんなで記念撮影。左から、茜さん、ふくまきさん、本間さん、めめさん、YUKOさん、順子、藤娘さんです。
「昭和のくらし博物館」を見学した後、自由が丘に移動して、藤娘さんご推奨の古い建物を喫茶店にした「古桑庵」でお茶をして解散しました。
おしまい...