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2004年12月11日(土) 新宿御苑の紅葉

つものお仲間(YUKOさん、めめさん、茜さん、本間さん、ももっちさん、ふ
くまきさん)で、新宿の天婦羅の老舗「つな八 つのはず庵」でランチ忘年会をしてきました。
椿柄の足利銘仙。実物は、葉っぱがもう少し緑色です。
私の着物は、椿柄の足利銘仙(きものACT 復刻)。
赤い縮緬の手毬柄の帯と合わせたら、いくらなんでも、ぶりっ子し過ぎで、「座敷牢お嬢様系」直前、という雰囲気になってしまいました。
西日を浴びて青い空をバックに透き通るような赤。
茜さんとYUKOさん。
おいしいお食事が終わった後、暖かい日差しに誘われて「内藤新宿歴史散歩」にご案内。
 
まず「新宿御苑」(信州高遠藩内藤家の下屋敷跡)へ。
ところが、12月の半ばというのに、燃えるような真っ赤な紅葉が・・・。
 
あれを見られただけで、十分に幸せ。思いがけない眼福でした。
ほらね。
この日がお誕生日の奥様風(でも微妙にあやしい)YUKOさんと。
レトロな銘仙の茜さんと、お召のYUKOさんが並んだところは、「それは、まだ戦争の足音が身近に迫ってくる前の昭和8年のことでした。仲良しの二人は、紅葉を見に新宿御苑に・・・」というナレーションが聞こえてくるような感じで、明らかに時空の歪みが・・・。
7年半前の『サンデー毎日』のグラビア撮影で一番、気に入っている写真。誌面には別のカットが載りました。
その後、内藤家の菩提寺太宗寺で、大きな閻魔大王像と塩かけ地蔵(願をかけて叶うとお塩をかける、あまり例のない庶民信仰)を、成覚寺で内藤新宿の飯盛り女(実態はお女郎さん)の合埋墓などを見て、追分に戻り、最後は「追分団子」の甘い物で打ち上げました。
 
考えてみたら、「御苑」は1997年の6月末に『サンデー毎日』のカラーグラビア撮影で行って以来、なんと7年半ぶりでした。
つい数年前までは、年間60日くらい新宿に行っていたのに・・・。
まあ、私が新宿に「出勤」する時間には、いつも「御苑」は閉まっているのですが(16時閉園)。
 
今回、あらためて「御苑」の良さを見直しました。
来年は、梅見・花見に、お出掛けしたいと思います。
おしまい...