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2004年3月28日(日)お花見(北の丸公園〜銀座)

日は、YUKOさん、小紋さんとお花見散策です。
暖かい最高の「花見日和」で、楽しい一日でした。
表参道でご飯を食べた後、北の丸公園に行ってみました。
実は、表参道で、二人に合流した時、小紋さんのファッションを見て、思わず「小紋ちゃんがコワレてしまった!」と叫んでしまいました。
 
知り合った頃(3年前)の落ち着いた「良家の奥様」風イメージから一転、地元の着物屋さんのデッドストックを探し当ててきたという銘仙の中振袖に、にぎやかな色柄の羽織をあわせたなんともポップなコーディーネート。しかもそれがよく似合ってて、かわいい・・・。
 
一方、YUKOさんは、知り合った頃(3年前)の「職業不詳・時代不詳」のあやしいイメージから一転、上品な白大島で「ちゃんとしたお家のお母さま」風に作っています。こちらも、見事に決まっています。
私は、黒の結城紬に藤色の帯で、いつものように地〜〜〜〜味に。
細巻のYUKOさんと太巻の私が並ぶときは、遠近法が必要なのですけど、これ以上、後ろに下がるとお堀に落ちる・・・。
北の丸公園の桜は、満開少し手前の見事な咲きぶり。桜ごしに見下ろすと、水ぬるんだお堀に浮かぶボート。
東京は、一年中で一番美しい時期を迎えています。
北の丸公園内のお池の畔で。水際に小手毬の花がきれいでした。
3人で。着物の路線はバラバラなんだけど、妙に調和してるような気がしませんか?
お茶を飲みに銀座に移動したら、中央通りに大きな花枠が設置されて見事な桜が生けてありました。
「きれいなお母さん」二人並べて写真を撮っていたら、「もしもし・・・」とあやしいオジさんが、声をかけてきました。
「おや?ナンパかな」と疑いながら、お話をうかがうと、この花枠の桜を生けた花卉業者(大田花き)の営業の方でした。「桜の生産者の人に写真を送ってあげたいので・・・」ということなので、写真をプレゼントするお約束をしました。
後日いただいた礼状の説明によると、あの桜は、山形県特産(県の花)の「啓翁桜」という花だそうで、あの時は、銀座1丁目から8丁目まで、約1キロにわたって64基の花枠を設置し、1100本の桜の樹を使用したそうです。
思いがけず、銀座でもお花見ができて、幸せでした。
おしまい...