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2004年1月12日(月) 初春の京都嵯峨野

年も関西性慾研究会に出席のため年明け早々に京都へ。
私の入洛に合わせて、関西のお姐さまたちが、ミニ新年会を開いてくださいました。
会場は、れえすの花さんの地元、嵐山のお豆腐料理の名店「嵯峨野」。竹林に囲まれたすてきなお店でした。
花さんが予約してくださった皇族の方もご利用という落ち着いた「離れ」で、湯豆腐のコースをいただきました。大きな土鍋の中はほんとうにお豆腐だけ。逆に、お豆腐のおいしさがよくわかりました。
千両の赤い実がきれいなお庭で撮影会。
今日の着物は、黒地に青鼠色で不思議な幾何学模様(傘?)をあしらった付下げ(初下ろし)。長襦袢は緋色、半襟は芥子。帯は丸帯を解いた金・銀・黒・朱・橙の大きな亀甲かたばみ柄の袋帯。帯揚は茜染に更紗模様、帯締は黒と銀のねじり模様。
帯結びはこんな感じ。大きな亀甲が真ん中に来るように結びました。
お食事の後は、渡月橋際のお蕎麦屋さん「よしのや」へ。
景色の良い二階で、蕎麦がきぜんざいをいただきました。
嵐山渡月橋の冬景色をバックに。
成人式のこの日は、けっこう人出がありました。もう少し人が少なければ寂々とした風情がまさって良いのですけど。
嵯峨野〜嵐山は、学生時代に何度も訪れ、そして着付教室の修了旅行でも訪れた思い出の場所。修了旅行の時には、着付はまだまだぜんぜん初心者で、歩き回っている内に、下前が落ちてきてしまい、先生に隠れて腰紐を締め直して、なんとかしのいだ苦い記憶もあります。
桂川の岸辺を余裕でスタスタ歩いてる今の自分と考え合わせると、いろいろ感慨深いものがありました。
いろいろお世話くださった花さん、いつもありがとうございます。
ご一緒してくださった、カクマさん、ききょうさん、natuさん、tamiさん、雪輪さん、西陣百小路のじゅんこさん、華紋夫人、ご一緒できて楽しかったです。
おしまい...