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2003年5月25日(日) 初夏の京都

都の国際日本文化研究センターのお仕事で京都に行ってきました。
日文研の図書館見学会&勉強会、京大会館での関西性慾研究会、そして連夜深夜までの懇親会というハードな3日間がやっと終った4日目、れえすの花さんとカクマさんにミニオフを企画していただき、関西のお姐さまたちに遊んでいただきました。
今日の私の出で立ちは
この日の私は、今回の旅行が初下ろしの黒地に濃い緑の大矢羽柄の伊勢崎銘仙に、樺色・錆朱・黒の横縞の帯、半襟は自分で染めた(石榴)薄黄色、帯揚と帯締は黄緑色という出で立ちでした。
「昔のえーもん、かいらしもん」展のチケット
まず、西院駅に集合して、駅近くの「CROSS」という町屋ギャラリーで開催中の染色家の山本智子さんの「昔のえーもん、かいらしもん」展をみました。メインキャラのアンティークなお人形「はなこちゃん」(れえすの花さん命名)は不思議な魅力がありました。
野蚕の糸
野蚕の繭
西院駅近くのお寿司屋さんでお昼をした後、花さんのご案内で北野天満宮の市「天神さん」へ。こうした大規模な露店市は初体験だったので、お店の数と山と積まれた着物・帯にびっくりしました。色柄的には目に留まるものはあるのですが、手にとってみるとやはり材質や状態に難があります。結局、青系の怪しげな帯を2000円でゲット。他に新中古の夏物の帯揚を花さんに値切ってもらって少し割引で2枚購入しました。

あちこちのぞき歩いてる途中、ベテランの露天商のおじさんに「いいねぇ。お姐さん、粋な着方してる。なかなかそこまで着こなせないよ」と言われたの、営業トークにしてもうれしかったです。

最後に、素材を扱っている露店で、インドの野蚕の糸をを見つけて、資料用に買っておきました(500円)。ともかくいろいろな物があって、歩き疲れるまで楽しい時間をすごしました。
北野天満宮の鳥居前の茶店で
花さんいつもありがとう
鳥居の前の茶店で、今年初めての氷を食べて、おしゃべりしている内に、帰りの新幹線の時間が近づいてきました。
皆さんと記念撮影
ともかくハードスケジュールの後だったので、とても良い息抜きになりました。それと、昨年10月の盛装オフでお世話になった西陣百小路のじゅんこさん(洋装)や旦那さまが私と同郷の出身という初音さんなど、いろいろな方にお会いすることができたのもうれしかったです。ありがとうござ
いました。
おしまい...