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2002年06月15日(土) 浅草・うなぎで精を付けて・・・


良しのお姐さんと浅草に行ってきました。
 
待ち合わせの駒形堂に現われた姐さんは、渋い緑の地に亀甲枠を置き、その中にいろいろな柄を散らした銘仙の単衣に、薄桃色を基調にした縦縞の帯を文庫に結んで、鮮やかな浅葱色の帯締をかけるという落ち着いた感じの中にも「ただ者ではない」ほのかな色気を感じさせる出で立ち。あたしは、白地に黒の双子持ち縞のお召の単衣に、暗い青の地に芦の葉模様の夏帯、薄鼠色の帯揚、海老茶と薄茶のよろけ縞の帯締というひたすら地〜〜〜味な感じにまとめました。
 
お昼は、駒形橋きわのうなぎの名店「前川」へ。2階の大川を眺めるお座敷でビールを一本差しつ差されつした後、二人の好物の うな重をいただきました(久しぶりでおいしかったです)。

ビールで気持ちをほぐして、うなぎで精をつけて、いざ・・・。
 
 
少し薄日が差してきた中を吾妻橋を渡って、墨田区の区民ホールで開催中の「向島質屋有志会」のバーゲンへ。思っていたよりずっと広い会場にたくさんの着物や帯がありましたけども、良い物はやっぱりお値段も良くて・・・。結局、見切り棚で黒に赤と白の横縞模様の怪しげな名古屋帯が「連れて帰って」と泣いてるように思えたので、半幅帯に仕立て直せば、普段用に使えるかなと思い、拾ってきました(500円)。
 
その後は、仲見世を冷やかし、のんびりお茶をして、姐さんに江戸手ぬぐいの老舗「ふじ屋」さんへ連れていってもらいました。季節の柄を染めた手ぬぐいは、どれも江戸情緒たっぷりで、とてもじゃないけど、お風呂で身体をこするのには使えない、室内装飾として飾っておきたい素敵なものばかり。迷ったあげく朝顔柄とほおずき柄を自分用に、招き猫柄を猫グッズ好きの同居人のお土産に買いました。
 
浅草は、W杯開催中のせいか、いつもに増して外人さんが多く、美人の姐さんに視線を送る異国の男性も多かったです。そんなこんなであちこちのお店を冷やかしてる内に夕方に・・・。お互いに「また、遊びましょうね」と言い交わしながら家路につきました。

やっぱ
現風