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2002年03月31日(日) 碑文谷公園でお花見


元(目黒の鷹番&碑文谷)の行き付けの居酒屋「一善」(学芸大学駅東口
商店街)の常連さんのお花見で碑文谷公園へ。
居酒屋のカウンター席の隣り合わせというだけのお仲間で、何のしがらみも無い気楽さがあり、楽しいお花見でした。
 
今日の私の出で立ちは、唐桟(藍色の細縞)のきものに錆朱の帯でしたけど、カウンターでご一緒するとき、いつも明治の文学作品のお話をうかがう駒沢大学の高田知波先生が「唐桟」にとても興味を示してくださいました。
 
江戸や明治時代の文学作品にたくさん出てくる着物の名称(種類)、たとえば「唐桟」「お召」「銘仙」などが、実際どんなもので、当時の世界でどんなイメージをもっていたか、文学研究者は案外解っていないというお話でした。
例えば、「たけくらべで」有名な樋口一葉の時代「お召を着た女」といえば、当時の人たちは、それだけである程度のイメージを思い浮かべたはずなのに、現代の研究者(読者)には、それが解らないということなのです。
 
アンティーク着物に精通した近代文学研究者って、どなたかいないのでしょうか江戸文学なら法政大学の田中優子先生がいらっしゃるけど・・・)。

碑文谷公園で
駒沢大学の先生と
はいからさん?