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2002年01月06日(日) 「うきうき きもの」新年会


年会ということで、会場はゴージャスに高級料亭「つきぢ田村」。
「盛装」という女将さんの指示だったので、あたしは、萌黄色の色留袖に緑銀の帯、帯揚は朱赤、帯締は金茶、めったに履かない白に金砂の礼装用草履という気合をいれた出で立ち。
 
定刻前の11時20分に会場に到着。
仲居さんに案内されてお部屋に入ると、そこはもう別世界のような華やかさ。
女将さんの紫地に大輪の菊と牡丹を描いたお着物のゴージャスさもさる事ながら千鳥姐さんの青地に古代鏡模様の振袖姿の艶やかさには、思わず目眩が・・・。
「たむら」にて
初抱擁?
気を取り直して赤系統の花柄のかわいらしい着物がよく似合うぴよちゃんの隣に着席。じきに開会。
僭越ながら「お職花魁」であるあたしが、年頭のご挨拶と乾杯の発声役をつとめさせていただきました。
後は、いつものオフ会の同じように「うきうき」ならではの「上品で高尚な」会話の花が咲き、お料理もさすがに「つきぢ田村」の名に恥じず、おいしゅうございました。
プレゼント交換は、宇田ママ持参のかわいい犬張り子の根付けがあたしに当たり、根付け好きのあたしはルンルン。
あたしが持ってった蘇芳染め(手染め)の半襟は、あたしに染色のおもしろさを教えてくださったと〜やさんに当たって、先生に作品を渡すみたいでちょっと照れくさかったけども、めでたしめでたしでした。
お座敷で集合写真
それにしても、こういう盛装ということになると、女性陣にくらべて、男性陣は地味です。
金次郎師匠、酔魚の旦那、まあちゃん、それぞれ個別に見れば渋く決めていて素敵なのに、全体として見ると花園の中の石灯篭みたいな感じで、ちゃっとかわいそうでした。
つくづく「女」に生まれて?幸せと思ったあたしです。
 
14時30分にお開き。すぐ向かいの築地本願寺にお参りして、「うきうき」の今年の繁栄を祈願。それからトコトコ歩いて銀座方面へ。途中、歌舞伎座前で撮影をして日比谷の帝国ホテルへ。
最上階のラウンジで午後のお茶とおしゃべり。
そして、帰り際にホテル内で撮影会。
 
色留袖の盛装で、「田村」でお食事、「帝国ホテル」でお茶なんて、以前のあたしには考えもつかなかった世界です。
これも女将さんはじめ皆さんのお陰。ほんとうにたのしい一日で、幸せな気分で1年のスタートをきれました。

築地本願寺で
歌舞伎座前で
あつこ女将と
金次郎師匠と
「細雪」ごっこ
ぴよちゃん、かわいい!
帝国ホテルロビーで