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2001年11月06日(火) 大田区民講座で講演


田区民センター(蒲田)で開かれた、大田区民講座「わたしの優しさ再発
見!”おおた”人権塾」第8回講座で「性の多様性と人権−心の性を生きる−」と題する講演をしてきました。

会場では、40人ほどの方が熱心に私の話に耳を傾けてくださいました。
長らく隠蔽されてきた「性」の問題、とくに偏見と差別の視線でしか見られてこなかった性別を越えて生きる人たち(性別越境者=トランスジェンダー)の存在を目の当たりにして、戸惑った方も多かったようで、私が伝えたかったことがどれほど伝えられたか不安がないわけではありません。
でも、性的マイノリティ(少数者)の問題を、「人権」の観点から取り上げようという意識が、自治体レベルでも(東京都だけかもしれませんが)、ようやく始まったことは、性的マジョリティ(多数派)とマイノリティ(少数派)が社会の中で共生していくための、第一歩として、とてもうれしく思いました。

お忙しい中、わざわざご来聴くださった、あつこ女将、Akirako姐さん、宇田ママ、ありがとうございました。
ちなみに、今日の私の出で立ちは、緑色の縞の小紋、黒・樺色・錆朱の横縞に金で葡萄唐草をあしらった帯、帯揚げは淡い梔子色(菊模様)、帯締は鶯色でした。