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2001年10月26日(金) 足立区立11中学習発表会&向島をどり


朝6時に起きて化粧と着付、7時40分に家を出て、足立区の五反野駅(東
武伊勢崎線)へ。
足立区立第11中学校の学芸発表会(文化祭)の生徒企画シンポジウム「男らしさ女らしさを通して、差異と差別を考える」にニューハーフ・タレントのはるな愛さんといっしょにゲスト出演してきました。
 
1ヶ月前の9月26日(水)、同校で継続的に行われている「総合的な学習」の実験授業「よのなか科」(杉浦元一教諭担当、藤原和博さんコーディネート)の特別講師をつとめたご縁で、その時のテーマ「差異と差別を考える」を全校生徒で深めようという企画でした。

講堂(体育館?)を埋めた600名近い生徒と200名弱の父母や近在の人を前にして、さすがに緊張しましたけど、少数者であることを弱みと考えずに、自分の個性・特性として堂々と強く生きて欲しいことを、はるなさんと共に語ってきました。
 
公立学校に私のようなトランスジェンダーやはるなさんのようなニューハーフが呼ばれるなどということは、数年前だったら考えられないことです。これから、こうした積極的な試みが広がることを期待したいと思います。
はるな愛さんと
 
足立でのお仕事が思いのほか早く終わり、昼過ぎからフリーになれたので、うきうき仲間のツアー「『向島をどり』(浅草公会堂)を見に行く」に急遽、参加することができました。
花柳界って、なんというか、非日常・異次元的な魅力があります。
着物姿のきれいなお姐さんたちをたくさん見られたし、つかの間、華やかな花柳界の雰囲気を味わえて、楽しい一時でした。
 
それと、私たちの大先輩である真佐緒姐さん(おそらく日本で最後の女装芸者さん)にお目にかかれたのは、大感激でした。
 
この日の着物は、海老茶の地に更紗模様の小紋、縮緬皺の銀の帯、帯揚は錆朱、帯締はうこん色です。
浅草公会堂にて
真佐緒姐さん(左)