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2001年5月4日(金) うきうき 根津〜谷中オフ


日の朝、すっかり支度をして、家を出る直前に最終メールチェックをしてた
ら、ぴよこゃんが小紋さんの「根津神社つつじ祭」へのお誘いメールを転送してくれてるのに気がつきました。
この日は、お茶の水の全電通労働会館ホールで開催される「SFセミナー2001」で「SFにおけるトランスジェンダー(性別越境)」という題の講演をした後、本郷の旅館で開かれる「合宿」に途中までお付き合いして、淡路町のホテルに泊る予定でした。
SFセミナーで講演
根津なら地下鉄千代田線で新お茶の水駅から2駅の近さです。
即座に参加のお返事をしました。
 
結局、3日夜は、2時に「合宿」から引き上げて3時に就寝。4日朝は、11時の集合に間に合うように8時に起きて支度をしました。
 
10時過ぎにホテルをチェックアウトすると、さわやかな良いお天気。新御茶ノ水駅を目指して「幽霊坂」を上っていくと、目の前の視界がパッと開けて、初夏の青い空を背景にニコライ堂がど〜んとそびえたっています。
ニコライ堂
この界隈は、今から四半世紀前、貧乏でコキタナイ服を着た大学浪人の男の子だった私が、気ばらしの散歩をよくしたところです。
それが、今日は白の塩沢紬の着物に、いぶし金地の帯を角出しに結んだ姿。
昔を思い出してなんとも感慨深いものがありました。
 
新御茶ノ水駅のテラス喫茶で時間を潰したのに、根津駅にはあたしが一番乗り。すぐにピンク色のかわいらしい塩沢紬を着た小紋さんが現れ「お揃い、お揃い」と喜び合っている内に、紫のお召のあつこさんが到着。
そして、はるばる九十九里から2時間以上かけてぴよこちゃんがたどり着き、勢揃いとなりました。
 
根津神社のつつじは、ちょっと盛りが過ぎていて残念でしたけども、その分、鳥居の前にお店を出していた『東京いま・むかし』『消えゆく日本』などの著者、桐谷逸夫・エリザベスご夫妻にお会いできたのが収穫でした。
根津神社で
あとは、根津〜千駄木〜谷中とぶらぶら歩き。
お蕎麦を食べて、「平井」で下駄を買って、「いせ辰」で小風呂敷き買って、あんみつ食べて、下町情緒たっぷりの谷中銀座商店街を冷やかして、つつじのきれいなお寺(延命院)の境内で写真を撮り合って、「ルノアール」でなんと4時間もおしゃべり。
ぴよこちゃんとお手々つないで・・・、とても楽しい初夏の下町散策の一日でした。
いせ辰さんのお店の前
谷中・延命院で
1ヵ月以上、けっこう根を詰めたお仕事が終った翌日に、思いがけなく、お遊びに誘っていただき、とてもうれしかったです。
絶好のストレス解消になりました。
小紋さん、ぴよこさん、あつこさん、ありがとうございました。