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2001年4月7日(木) お江戸 墨堤のお花見


きらめていた桜の花も先週末の寒波のせいでなんとかもって、雨のち曇りだ
った天気予報も良い方に外れて、今日は、江戸時代以来の花見の名所「墨堤」
こと隅田川の岸辺で、遠くは仙台から駆けつけてくれたトランス仲間たち40数人
で楽しく賑やかに恒例の「大お花見」をしてきました。
 
今日の私の出で立ちは、お気に入りの緑の縞の小紋に、薄茶の地に明るい海老
茶の桧皮柄の帯を合わせて角出しに結び、長襦袢は袖と裾の返しに梔子色が入
 
園内風景
 
った薄紅色、それに緋色で麻の葉模様を描いた半襟を付けて、帯揚げは鮮やか
な芥子色、帯締はうぐいす色、黒に赤い鼻緒の下駄という感じで、場所柄、浅草
か向島のお姐さんをイメージしました。
 
この格好で、14時半頃、浅草側からトコトコ吾妻橋を渡って向島側へ。
言問橋との中間の向島1丁目町会さんの管理地の隣をお借りして陣取っている
仲間たちの所に着きました。
近くでお花見をしてた築地のお兄さんがおいしい鮪の中落ちをプレゼントしてくだ
さったり、毎度のことながら「お姐ちゃんたちの花見」は周囲の人達の人気の的で
す。
大川端でのお花見は、今年が初めてだったのですけども、桜の花が連なった墨
堤を背景に大川を上下するお舟がのどかで、「春のうららの隅田川」の歌そのもの
のまさに日本の「春」でした。
 
大川風景・昼
大川風景・夜
 
日暮れ近く、撮影にかこつけて、男友達と二人で花見集団から離れて水際まで
下り、写真を撮り終った時、男友達に抱き寄せられました。
誰も見てないから、まあいいや、と思ったら、川中の屋形舟からピューピュー口笛
や「ようよう御両人!」とひやかしの声が・・・。
ああ、恥ずかしかった。
 
佐藤うさぎちゃんと